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無事に、オツトメが昨日で全て終わった。ウン年ぶりに“仕事納め”な雰囲気を味わう。退職してフリーで働いてる時期は年越しで締め切り抱えてたりしたから、シメらしいものはこれと言って感じなかったし。だから昨日はとっても新鮮な気持ちだった。全部が終わって社長に「来年もよろしくお願いします!」って挨拶してても、まだちょっと早いよな気もしてむず痒くもあったけど。一昨日、仕事中に社長が私のデスクにやって来て、新年度のカレンダー(有名旅番組特製)とテレビ番組情報誌(年末年始合併号)をくれた。どちらも私が担当したものじゃないけど、どうしてだろう。1年お疲れ様って意味なのか? もちろん来年も今年以上、頑張らせていただきますとも!ちなみに担当してるファッション雑誌はもう、春色満開。薄手のひらひらやパステルタッチの春服やコスメ…見てるだけでワクワクする。そこに辿り着くまでに、これから今以上寒い季節がやって来るけど…やっぱり1年が早いー。なぜって私がこの会社で働き始めたのが、去年の12月だったんだから。実際には今年の春2ヶ月間だけブランクあるから、通い始めてまだ10ヶ月めなのだが。それでも早い。淡々と毎日が過ぎてくから、もう随分前から、そこで働いてるよな気さえする。会社を出て駅に向かったら、ほろ酔いの会社員があちこちでゴキゲンになっていた。電車も駅構内もどこまでも酒臭い(泣)。ひとりひとり、それぞれの駅で扉が開くとホッと肩を落として家路へと急ぐ。背中にしょった重い何かから解き放たれてくように。今、我がダンナも忘年会から解放されたようだ。「やっと帰れる~」と嬉しそうなメールが。仕事納めの後の忘年会…これが意外と疲れが溜まる。きっとヘトヘトで帰って来るだろう。夜食でも用意しておくかな。今夜はぐっすり眠って疲れを落とそう。明日から大掃除と年賀状に気合入れなくちゃ。玄関とポーチをキレイにして、しめ縄と鏡餅を飾ろう。ホントにあと少しだ。頑張った自分を実感できた分、今年は去年より“きちんと”1年を終われそうな気がしてる。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ファンキー爺さんJ.Bへ。天国でも唄って踊っててちょーだいね(拝)。」
2006.12.28
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暖かい日が続いたし、今年もまだまだ大丈夫だろうと余裕で行ってみたものの。見頃は去年と同じく20日がベストだったらしく、タッチの差、と言った感じか。それでもギリギリ間に合った。今日は午後から鎌倉で、1年1ヶ月ぶりの紅葉狩り。寒くもなく青空が心地よいお散歩日和。この前行ってお気にに追加したイタリアンで、ガソリン満タン(※胃袋)にして、いざ!歩いた。歩いた。地図も持たずに、あっちだこっちだふたりで言いながら(なんと往復徒歩(笑)。混み合う車を横目で見ながら少しの優越感?に浸りつつ、ずんずんと進んでく。いつもと違うルートで新しい町を抜けて前進しながら、沢山の発見と新鮮な感動を手にしつつ。円覚寺に到着した頃には、いつもの場所に人力車のお兄さんもおらず、観光客もまばら。「クリスマス前に寺は来ないか(苦笑)」と呟くダンナ。いや、でも、人少ない方が、神社仏閣の本来の魅力が楽しめて、いいじゃない?マニア?としては、今日のような閑散とした寺の方が嬉しかったり。さすがに一番美しいハズの紅葉スポットは、どこもピークを過ぎてしまい、息を飲む程の美しい時期を越えて静かに風になびいてるだけ。それでも所によって遅く色付いたものもあり、また風と共に銀杏が蝶のようにハラハラくるくる舞い踊ったりして、それはそれで愛しくなる。なんていうか、ピチピチのお嬢さん達にはまだない熟女の哀愁?みたいな色香さえ感じる。こんなトコで自分を励ましてどーするって気もしないではないが(苦笑)、その時々の美しさって、あるのだなぁと、カサカサと風にそよぐ紅葉を目を細めて眺めながら。突き当たりに在る円覚寺の梅の名所のエリアは、今日観た中で一番の美しさ。運よく私達ふたりだけになった数分があって、その時間、時が止まったかのように別世界が私達を包んだ。見上げると澄んだ青。二羽の鳶がひと鳴きして輪を描く。そして頭上に足元に降り注ぐ赤と黄のコントラスト。そこに言葉は要らない。ただただ、五感に委ねるのみ。ふと気づいたら、門から人が続々と入ってきてザワザワし始めたので、急いでその場を後にする。あのおばさん達はきっと、あそこの良さに気づかないままだろう。お口が一番働いてたから。来た道を折り返し、途中で左折。急な石段を登ってくと、見晴し茶屋がある。去年来たのは初夏だった。暑さに疲れた身体を、ところてんで鎮めた。今年は甘酒と柚子ジュースでひと息。ぼんやりと山々を眺めながらの休憩。時々ボ~ンとどこからか鐘の音が聞こえる。ああ、なんて平和な…と思ったらまた、周りにカップルが続々とやって来て、あっという間に満席(苦笑)。店内の空気全く読まずに“ガハハ笑い”続ける彼女なんかもって災難だね、彼氏も。うるさくなったので、後片付けをして店を出る。階段を下りても、まだ馬鹿笑いは止まらず。寺の入口に近づく頃には、だいぶ日が翳って少し肌寒くなった。既に正門は閉められていたので、裏門からこっそり退出。まだまだお名残惜しいけど、これで今年は最後だろう。諦めずに観に行ってよかった。再びてくてくと歩きつつ、思いがけず線路越しに、うっすらと浮かぶ富士山を確認して大興奮。最後にちょっと得した気分。何か好いこと、あるかしら?【画像↓にふれるとコメント出マス。】 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。「ヨソサマのお墓前でハグしてチューってどうなのよ、おい、そこの若者?!」
2006.12.23
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ナンダカンダとしてる間に、今年も残すところわずか11日となりまして。朝起きて、寝室の窓を開けた先に見える一戸建ての住人が、白いタオルで窓ガラスを拭き拭きしてるのが目に入ってしまい、焦る。街じゅうのクリスマスの盛り上がりを越えないと、年越し準備する気分になれないんだよなぁ。けど先週末は、デパートに買い物に行ったついでに“おせち”を予約して、お気に入りの天ぷらの名店で、ふたりきりの“忘年会”も済ませた。おととし去年に引き続き今年も『日本海荒波修行(=ダンナの実家へ里帰り)』は、取り止め。この寒くて帰省客やスキー客でごったがえす時期の大移動や、旅支度や冷蔵庫一掃(=生ものの処分)とか、そーゆー面倒なことを全部しなくて済むのは、ありがたい。義母をひとり、3年連続年末年始に雪国に残しておくのは、“長男の嫁”としてさすがに心苦しいけれど。その分年明けに上京した時に、充分義母孝行をしなければ。日に日に少しずつ気温は下がりつつあるが、身の縮むほどの寒さをまだ感じない。都内よりココは暖かいので、寒がりな私も快適に冬を過ごせてる。家の周りの紅葉も、ようやく見頃を迎えたという感じ。名所に行かずして、旬の美を堪能。天気も良いことだし、そろそろ大掃除でも始めようかしら? 今日は年賀状のコメント書きに専念するつもりだった。が、そっちを後回しにすることに。ここ1ヶ月くらいメンテとか義母お泊りとか色々で来客続きだったせいもあり、その都度気合入れて珍しく家じゅう掃除してたので、年末大掃除もそんなに苦労しなくて良さそうで嬉しい。来週仕事が2日入ってしまったから、それが終わってからでもいいや的気分に既になってる(笑)。とりあえず今日は紙類の整理を一気に。知らず知らずに溜まっていた新聞やDMやカタログや雑誌…読み終えてすぐ捨てればいいものを…どうしてこんなになるまで放置してしまうんだろう。と反省しつつも、古い記事に見入って何度も作業中断。これもまた掃除の楽しみ、ってか?戌年の年賀状もついでに読み返す。「今年こそ会いたいね!」という言葉を、また新年に読むことになりそな人達が目立つ。この1年、みんなは幸せだっただろうか。便りのないのは元気な証拠、と言うけれど。ぐるぐると回り回って早1年。私も今年は走りまくった1年だった。あと11日。除夜の鐘の鳴るその瞬間まで、息切れせずに駆け抜けよう。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「いじわるばあさん、ムーミン、死す。昭和がどんどん消えてくなぁ…。」
2006.12.20
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懲りもせず重松本オンリーの読書強化期間続行中。このブームは来年も引き続きマイペースに楽しみたい。この前の仕事の最終日に、1冊読み終えた。「ひとの心にビタミンのようにはたらく小説を」(※後記より)という彼の想いが込められた短編集。7つの家族に起きる7つの出来事。そこには人と人とが関わってこそ生まれる繊細な感情が、人肌の温度を持った重松語となり巧みに散りばめられている。特に最後の『母帰る』。今まで読んだ重松ストーリーの中でも、私のお気に入りのひとつになった。重松清作品は、家族やそれ以外との人間関係をクドイくらい繰り返し取り上げている。続けて読むとどの話だったか時々うっかり間違ってしまいそうになるが(苦笑)、そのどれもに何かしら心当たりはあって、何度もハッとさせられてしまう。たぶん私じゃない誰が読んでも、どこかに自分を見つけるのではないかと。そして読んだら必ずこう思う。「人は1人では生きていけない」ということを。人を想うこと、人に想われること。それにより命は日々育まれ、それぞれの使命を果たしているのだと…。昨日今年の世相を表す一文字が、『命』に決まったらしい。命を軽んずる事件が毎日のように起きている。悲しいニュースを聞きすぎて、感覚が麻痺してしまいそうなくらいに。重松清はそんな世の中だからこそ、人と人とが関わることの難しさと大切さにこだわり等身大の人間を描き続けているのかもしれない。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「今年も我が家の万両色づいた。」
2006.12.13
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5ヶ月ぶりに去年の春まで住んでた町の病院へ。数ヶ月前から気になる症状が続いてて、いつもより1ヶ月早く婦人病の定期健診を受けるため。4年前の手術後(1年め)に新たに生まれた筋腫ちゃんは、今のとこ“おとなしくしてる”らしい。でも“念のため”ということで、二度目の子宮体がん検査をすることに。前回も飛び上がりそうになるほど苦痛で、途中何度か吐きそうな気分にもなったけど、今回の方が最初から耐えられない痛みで(涙)。やっぱり気分は落ちる一方。内臓を掻き回されてるよな鈍い痛みと不快感に、また吐きそうになる。必死に歯を食い縛った。カーテンで隠れてるのをいいことに、ものすごい形相で声を殺してひたすら魔の時に耐える。腸の内視鏡も胃の内視鏡も親不知抜歯も、今年体験した痛みの全てが今日ので帳消しになった。2006年ラストを飾るのに相応しい?激痛だったりして(イヤ過ぎ)。H先生(♀)は「ごめんなさいね~」と何度もすまなそうに謝りながら細かく検査を続ける。「かなり痛いのに、びー。さん我慢強いから黙って堪えてくれて…すみません」と呟きながら。先生のイメージする私って人は「タフ」なんだってのは、入院する前の検査で散々聞いた。ものすごい人気の先生でものすごい数の同じような苦しみをしてる患者さんを抱えてる先生に、「タフ」と言われるんだから、私って相当…(苦笑)。しかも「体重の急激な増減はないか」と聞かれた時「暴飲暴食で太ったから食事改善で減量した」と言ったら、「びー。さんが暴飲暴食するなんて…考えられないんだけど~」と先生。私って一体、どんな風に先生の目に映ってるんだろ? 問診の最後に「他に聞いておきたいことありませんか?」と聞かれたので、思わずそれを聞きそうになってやめた(笑)。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「まさお君、天国へ…。食いしん坊でやんちゃな姿、ずーっと忘れないよ(拝)」
2006.12.12
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山を越えた。年末はもう仕事を入れないつもりでいるから、きっと金曜が私の“仕事納め”ってことで。意外にも今回はそんなに切羽詰った感じじゃなくて、逆に暇すぎるぐらいの内容だったから、最終日も1時間早く上がれてしまった。お蔭で夕飯作りにも余裕を持てて、美味しい寄せ鍋が完成。親不知抜歯後間もない連続出勤ということで、疲れは毎日多少あったけど、美味しいモノを食べるだけで、あっという間にケロッと“回復”してしまう単純さ…(恥)。けど、こーゆー自分で助かっている。仕事を頑張ったご褒美にと、昨日はダンナがランチデートに誘ってくれた。我が町の外れにある“地元民に人気のイタリアンレストラン”。この町に暮らすようになってからその噂を聞いて、いつか行ってみたいと思っていたのだが。ちょっと不便な場所?にあるから面倒臭さもあって、行くチャンスがなかった。ランチの時間はいつも満席で並ぶと聞いて覚悟してたが、身も凍えるような冷たい雨が幸い?したのか、扉を開けたらすぐに窓際の居心地のいい席へ案内された。前菜から始まってメイン(パスタ+ガーリックトースト)、ドルチェ3種とコーヒーでシメる。1500円だっけな? パスタはダンナと別々のを頼んだが、他店では味わったことのない味で。ボリューム満点で噂どおりの美味な料理に、身もココロもすっかり温まる。 ゴキゲンなまま店を出て、帰りに欲しかったハナレグミのアルバムもゲット。彼の声は冬に聴くと最高にハマる。家に帰り早速、熱いコーヒーを飲みながら音タイム。今日もランチは外で食べることに。近所の“地元民で賑わうカレー専門店(スタッフ全員本場の人々)”に初めて入る。ここもいつも満席で、今まで何度も諦めてきた。今日はラストオーダーぎりぎりの時間に、滑り込みセーフ。1200円ちょっとのランチをオーダー。グリーンサラダにいきなりタンドリーチキン1本付き。これにナンとカレー2種にコーヒー。かなりのボリュームで、途中から2人して沈黙の時間が増える(苦笑)。満腹になったので、少し運動しようかってことになり…そのまま鎌倉まで行った。 1ヶ月ぶり…いやそれ以上経ったのか。私達にしては珍しく、なかなか行けない日が続いてた。ホントは八幡宮に御参りだけして帰るつもりだったけど、ダンナが急にまた「海行こう!」と(笑)。由比ヶ浜は夕陽なしの風景が広がっていた。海に着く前にパラパラと小雨が降り出したので。目の前に広がる茜色の水平線。そしてその下にグレーの海が在る。夕陽ウォッチャーのおじさん軍団は、ちょっと残念そうに茜空にカメラを向けていた。ウインドを楽しむ海人達は、寒さも感じていないのか、黙々と波と闘っていた。潮はだいぶ奥まで引いていて、いつもより浜は広く、人もまばらに感じた。こんな由比ヶ浜の夕暮れは、初めてだ。けどなんか珍しいものを見れて得したような。八幡宮から小町通りを抜けて、駅まで戻る。いつもの場所で安い温かいコーヒーを一杯。豆が新しくなったとかで、前よりグンと美味しくなっていた。ラッキー。家に帰り着く頃、少し続いてた頭痛も身体のだるさも消えていた。美味しい空気を吸って、美味しいモノを食べて、そして好きな事に浸る。当たり前のことだけど、疲れた時は、これが何より効くんだな。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「昨夜せっせと書いた日記が、メンテのせいで消えてるし…(凹)。」
2006.12.10
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仕事も明日で一段落。師走ということで今月末は依頼来ても断るかも。そうなると明日が私の“仕事納め”になるのか…な。とりあえずそのつもりで、気を抜かず丁寧に仕事しよう。今回、毎日私のデスクの隣に座ってるのは、同じ派遣会社スタッフ(=過去日記に登場)で偶然にも同い年のMさんである。彼女は相変わらず人懐こい笑顔で、私に声をかけてくる。とても明るくて健康的な可愛い女性で、決して私の苦手とするタイプではない。話しかけてくれるということは、私に興味も好意も持ってくれてるのだろう。それは全然悪い気はしない。こちらがそのつもりはないのに最初から意味なく冷たくされたり無視されるより、好きでいてくれる方が働きやすい。別に誰かと組んでするような仕事じゃないけど、できれば隣は“気を遣わない”人の方が妙なストレスを溜めなくていい。けれど必要以上に私に構われると、それがかえってストレスのモトになりかねない。向こうは単に私との“会話のきっかけ”を探してるだけなのかもしれない。が、正直ほっといてほしい、と思うことがある。昨日も2つ、引っ掛かることを言われた。だからと言って彼女に対し決してカチン!とはきてない。ただ「ほっといてほしい」と思った。「だから何なのか?」とも。私の仕事用のバッグは、いつも同じモノを使ってる。バッグに限らず装飾品や身の回りの物を私は、あれこれ買ってセンスよく使い分けるとかゆータイプではなく、気に入ったらその機能が果てるまで使い続ける人間だ。血液型で安易に分けるなとお叱りを受けそうだが、「興味のないことには全くこだわらず、1度興味を持ったらとことんハマる」のがB型の性格らしい。そのまんまが私にも言える。 で。仕事バッグの話。昨日仕事中にいきなりMさんに「びー。さんのバッグ大きいですねぇ!」(にっこり)と言われた。いつだったか前にも「これから旅行にでも行くんですか?」(にっこり)と真顔で言われたからこれで2度め。彼女の言葉に悪意は全く感じられない。だから私も内心「ほっといてくれ~」と思いながら「具が詰まってないと不安になるんですよ~」とホントのことをちゃんと伝え微笑で返す。これが私のオトナとしての精一杯。今すぐに旅に出そうな大きさの黒いバッグは、結婚前ダンナと行ったファミリーセールで半額で買った。当時ハマってた“バーニーズ・ニューヨーク”の特製ナイロンバッグ。ロゴは内側にこっそり入ってるが、パッと見どこにでも売ってそうなナイロンのショルダー型である。内側はファスナー付きの貴重品入れも含み三つのパーツに小分けされ、外側も両サイドに十分なスペースがある。編集者時代からライター時代にかけて、私と共に色んな所に取材に行った愛着の品。中にいっぱい詰め込んで歩くので使い方は雑だと思うが、雨に濡れても染みないし汚れもつかないし皺もよらないし、底も抜けないし解れもしない。しかも軽いから肩にもかけやすい。高級ブランド・プ○ダのナイロンバッグなんかよりはるかに丈夫で型崩れしなんじゃないかと勝手に思ってる。プ○ダを持ったことないから、実際どーなのか知らないが(汗)。けど私にとっては、プ○ダ以上に魅力的。ホントに文句のつけようのない万能選手なのである。だから今でも仕事の相棒にしてる。他のバッグでこれを越えるモノが、いまだ出てこない。この前、初めてバッグの取っ手のひとつが取れた。経年劣化?と言うヤツか、ミシンの縫い目が緩んで肩かけ紐が抜けたのだ。“8年め”にして初の出来事に「遂に手放す時が来たか…」と一瞬諦めかけたが、修理代700円ちょいであっという間に元通り。そして今回めでたく職場復帰?した。そんな矢先にMさんのひとこと。まー確かに昨日は、コートをバッグに軽く折り畳んで押し込み気味で不恰好に膨らんではいたけれど。だからって何だとゆーのだ? そう思いながらまた笑顔で返す。「椅子の後ろにかけると邪魔だから、コート入れてるんで…」と。彼女も納得した笑顔で付け加えた。「これからスポーツジムにでも行くのかと思った」(にっこり)中距離通勤で連日働いてヘロヘロで、夜9時過ぎに仕事終わって、ダンナの食事も作らずジムで汗を流す主婦……………に見える…のか、私は?(苦笑) んなヤツはいないだろ。Mさんのことは嫌いでも何でもない。だけどホント、頼むから、バッグのことはほっといて。私が好きでこれを使ってるんだ。あと何年先までか私にも分からない。けどものすごく気に入ってるのよ、愛しちゃってるの。このバッグがいいの、仕事するのは。それを解かってそっとしてて。もし3度同じこと言われたら…さすがにもう、笑顔でいられないかもしんないから。私がアナタに仕事以外のことを根掘り葉掘り聞かないように、アナタも私にそうしてほしい。今以上の関係も今以下の関係も、何も求めてはいないから。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「茶柱立った♪ 」
2006.12.07
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「もしもし、あのー美容室でお世話になっておりますОと申します。またお電話します」抜糸を無事に終え、買い物をして家に戻って来た時。男性の声でメッセージが録音されて、電話が切れるところだった。はっきり聞き取れたのは最後の「します」ぐらいだったから、宅配便の事前連絡かセールスか何かだと思いいつつも、なんだかすぐに電話を取らなくちゃいけない妙な予感がして、慌てて留守録のボタンを押し、耳を傾けつつ着替えを始める。「?! これは!!」声の感じが電話のせいで変わってはいたが、間違いなくあのOさんだ!(※11月15日付『青天の霹靂』参照)彼と分かったからには、次の電話を待ってられない。すぐにディスプレーのナンバーを確認して、そのまま私から。スリーコールぐらい経って、「もっしもーし!」と男性の弾んだ声に変わった。いつものほんわかとした柔らかい笑顔のOさんが目に浮かぶ。あの日突然、本人じゃない会社名で“Oは退社しました”という衝撃のハガキを貰って、どれだけ私がショックを受けたか、これからどうすればいいのか途方に暮れたこと…溢れ出した言葉は1度出たら止まらない。「ごめんねー」すまなそうに言うOさんの、ハの字眉がまた目に浮かぶ。「びー。さんも含めて(前の店で)何人か気になるお客さんがいて…」前の美容室を辞めてから彼は、私の連絡先を色々調べてもらってたようだ。担当の顧客名簿はルールで持ち出せないからか、私に辿り着くのに時間がかかったみたい。「いやー、繋がって良かったですよー」そんな話を聞いてたら、一瞬うるっとしてしまった。「もー、ほんとに。私これからどうすればいいのか分からなかったんですからー!」声を震わせながら、似たような言葉を何度も繰り返してた。「色々とあってさ…(遠い目)」と相変わらず、多くを語らない彼ではあるが、今は都内の別の街に在る美容室で、元気に忙しく働いてるようだ。スタッフが少ないみたいな口ぶりだから、もしかして自分の店を持ったのかもしれない。詳しくは数日中に分かるはず。新しい店の挨拶状を送ってくれるらしい。ああ、良かった。20年近い年月を重ねた2人の絆?は“ホンモノ”だった、ということが分かって。私の片想いや勘違いではなかったのが、とても嬉しい。電話を切る時、「『新しいスタート、おめでとうございます!』でいいんですよね?」と言ったら、「そうだねぇ…」とひとこと。照れ臭そうに小さく微笑む彼の顔が見えた。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「祝!レッズ初優勝。」
2006.12.02
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