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早いなぁ…明日から師走か。世の中がものすごく速いスピードで回り始めたこんな時期に、特に何をするわけでもなくのんびり家で過ごしてる。本当なら今頃は会社で、いつもどおり時間に追われ、赤ペン握って雑誌の色校と格闘してる時期。歯を抜いたから、社長のご好意により、長~い休みをありがたくいただく。 うっかりこのまま干される恐れもなくはないが(汗)、まだ気候により傷もズンズン強弱疼くので、外出も控えめにゆるゆるとただ、日々をやり過ごしてる。不謹慎だが、この前遠方の旧友から喪中ハガキが届き、初めて年末がそこまで近づいてるのを実感。いよいよ年賀状の準備から逃げられなくなってきた。今年も思い切って出す数を減らそう。悲しいことだが、年々人との縁が薄れてく気がする。若い頃みたいに運命共同体よろしく“深い付き合い”ができる程、時間も体力も気力ももうない。ちょっと前まであれ程沢山の人と出逢い、共に泣いたり笑ったりしながら過ごしてきたのに、気づけば随分距離ができてしまった。関わりを避けるよに“見えないバリア”を張った人達も。多分、今ではほんのひと握りしか、心許せる人がいない。オトナになるって、歳を取るって、寂しいなぁ………って、私が寂しい人間なだけ、か?(汗)さて、ブルーな話はもうやめて。ゴキゲンなことをひとつ。これからの寒さに備え、新しいコートを手に入れた。服の大きな買い物、何年ぶりだろう?最近は質より量で“職場で浮かない・汚れても諦めつく・日常にも使える”をコンセプトに、お買い得品しか買ってないから、近年の私にしては珍しく流行を取り入れた“きちんと感のある(女性誌風味)”モノで、尚且つ長く付き合えそうなスタンダードモノを選んだ。きちんと、と言ってもカジュアルにもモチロン対応できる堅苦しくないデザインの。クラシックツイードのを、新しく何か一品欲しいと思ってた。今ブームだから猫も杓子も状態にどんな店にも一応あるんだけど、イマイチ惹かれるモノがなくって…。やっと見つけたのは、ネット上だった。そんなに高くない某ブランド直営のショップで、初のお買い物。アウターをネットで買うのはこれが初めてだったんで、届くまで心配だった。けど梱包も丁寧で、縫製もデザインも細かい気配りも文句なし! 着てみたらサイズもピッタリ♪ これはなかなか、いや、買い物大成功だったのかもしれない。残念ながら、まだ“デビュー”ならず。ハンガーで吊るしたまま部屋に飾り、時々触って、むふむふしております。箱から出した時、かなり派手かなーと焦ったけど、しみじみ見ると、かっ、かわい~♪(照) だからと言って甘すぎないしーみたいな。モロ私好みなヤツです、ええ。寒いのは大っ嫌いだけど、早くそれを着る日が来ないかなぁ…と心待ちにする今日この頃。土曜の抜糸の時、来て行こうかな? って、それもなんかちょっと悲しすぎる気がする…(苦笑)。★ ★ ★ ★ ★今日のふたこと。その1「採れすぎたから廃棄だなんて…どうにか救う道はないものか?」 その2「ドゥトラをチームに!」
2006.11.30
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2回めとは言え、怖いものは怖い。過去色んな病気でその都度痛みや苦しみを乗り越えてきた私だって、近すぎて全てが見えてしまう&音や痛みがダイレクトに脳に響いてくる歯の治療は、苦手なもののひとつである。土曜日の夕方。10年ぶりに親不知を抜歯をした。随分前から疲れると時々歯茎が腫れて、気づいた時には白いモノが表面を突き破り、うっすらその姿を覗かせていた。親不知なんだとは判ってたけど、前の手術があまりにも災難続きだったので、何年も見て見ぬフリをしてたのだ。けど、この前精神的に参った時期にひどく腫れてしまい、もう逃げられなくなった。覚悟を決めて臨んだ週末。空はとても澄んで青かった。当分まともに食事できないだろうから、ということで。昼には豆腐懐石料理屋で、満腹ランチを食べて“その時”に備える。手術は、いつものS先生が予約で手一杯なのもあって、大学の恩師という“助っ人先生”に特別にお願いすることに。腕のいい立派な先生なんだとS先生から繰り返し聞いてはいたけど、メスを持つ手術で、しかもS先生曰く「ちょっと厄介」という私の親不知の抜歯で、初対面の先生に任せていいものか…内心不安もあった。それに10年前の“恐怖な想い出”も一気に蘇ってきたりして…シートに横たわり裸眼だったので、先生の顔はよく見えなかったが、とても優しい声で話すほんわかした先生だ。喋り方の雰囲気から、その先生が“信じられる人”だというのはよく伝わってくる。それでも、麻酔の注射をされる直前、全身ものすごい震えがきてしまった。緊張なのか、怖さなのか。どちらのせいでもあったのかもしれないが。手術はとてもスピーディーで、切開して歯を取り出すのも縫合するのも、とにかく早い!!動作に無駄がないのが、素人の私にも判るくらいに。「はい、終わりましたよー」と言われ、その後安静にして止血ながら腕時計を見たら、手術時間は僅か15分程度!覗きに来たS先生も「早ーっ!」と感心の笑い。当の本人は私の手術を終えたら、サッサと次の患者さんの元へ行って作業開始。何事もなかったかのように、とてもスマートな流れで。10年前に受けた手術は、とても苦い想い出になっている。当時かかりつけの歯科に紹介されて行った都内の大学病院。手術の最中に教授のようなオッサンが突然登場、と同時に白衣の卵達がペンとノート持参で私をぐるり取り囲んだ。みんなに覗き込まれながら、オッサンは偉そうに「こういう中に埋まった歯はテコの原理を利用して…」と説明しながら力任せにメリメリ取り出し、再びどこかへ消えてった。私はそれに耐えながら、抜歯の痛みにも耐えた。今なら“患者の承諾もなしに公開手術する”のは、訴えてもいいくらいの問題になってるはず。しかも抜かれた歯は歯肉がついたままホルマリンの瓶に入れられ、どっかに持ち去られた。知らぬ間に“ラット”にされてた惨めさ。あの時の屈辱は、歯を抜いた痛みをとっくに忘れた今でも、言葉も動作も映像も鮮明に覚えてる。しかもあの後、何ヶ月も唇の付近が麻痺してた。「神経に触れてるから、長くて1ヶ月程麻痺が残る」とは事前に言われてたけど、何ヶ月経っても正常な感覚は戻らなくて焦ったものだ。そんなだったから今回、本当に怖さでいっぱいだったのだ。S先生が同じ大学病院の出身者だって聞いた時の衝撃…何か悪い夢でも見てるんだと思った。でもS先生は若いけれど、間違いなくその辺の歯科医より技術レベルが高い。彼が「尊敬してる」という先輩先生に運よく手術してもらえるのだから、信じていいのかも?そうは思っても実際始まってみないことには…手際のよさと動作の鮮やかさは、さっき書いたとーり。手術後。単純だが「ゴッドハンド」「神業」という言葉が、頭の中を駆け巡ってた。術後の気遣いにも、ホロリとさせられた。アシスタントの技師さんに「(手術で触れた)口の端が荒れるといけないから、(ワセリン)塗ってあげて。女性だもんね」と、そっと頼んでくれたのだ。全てを終えて帰る時、初めて先生の顔を少しだけ見れた。白髪交じりの前髪揃った銀ブチ眼鏡の先生は、意外にも小柄で、思ったより若かった。ジャガー横田のダンナに似てなくもないひ弱さ(苦笑)。私の想像してた“大先生”のイメージと違うー! けど、その先生で助かった。やや横向きで埋まってる状態(歯表面1.1cm、長さ1.7cm)で、位置も微妙なので難易度は高く、抜歯後も注意が要ると言われてたのに、術後の痛みも10年前とは大違い。ほぼ同じような症状の歯だったのに、過去のあの痛みと苦しみは何だったのだろう。消毒に行った昨日。S先生はポツリと小声で言った。「あの病院の誰よりも上手な先生だもん。恥ずかしい話だけど、僕より巧いから(苦笑)」いや、S先生もなかなかいい腕してますよ? そのS先生も頭の上がらない助っ人先生…………彼は一体、何者なのだ?★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「P天功まだ“結婚する”って言ってるし(笑)。」
2006.11.27
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必要に迫られてじゃないと、家具も雑貨も滅多に買わないし、海外旅行もロンドン・パリに1度しか行ったことのないこんな私ではありますが。インテリアショップや雑貨屋さんを覗くのが大好きで、ココロの余裕と時間とセンスと回せるお金があれば、「次はこれを買おう」とあれこれ夢を膨らませてみたり、緑豊かな海外の“自然と共存する・時間に縛られない”そんな伸び伸びとした暮らしにも惹かれてみたり…。で。昨日思わず衝動買いした『旅だけでは見えないリアルな暮らし イギリス 本物のくつろぎインテリアを訪ねて』を眺めては、ただ今むふふと想像中。イギリスの古民家に暮らしてるつもりになって、我が家の今を考える。いかにお金をかけないで、手の中に在る物を愛しみ、この暮らしを楽しむか?本を眺めてるだけで、刺激を受けることがいっぱい。何百年も受け継がれてる家や雑貨や家具や庭…それを自分流に居心地良く、アレンジしながら生きる知恵、それを見習いたいし、身につけたい。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「どうか無事でありますように(拝)。」
2006.11.24
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まいりました。風邪しつこいわー。先月末ぐらいに一度ひきかけてたんだけど、仕事もあったから二日で治してやったのに。また金曜から調子が悪くなり。木曜にボジョレーで浮かれてたバチが当たったのか?いやたぶん、その日若者ぶって薄着で出歩いたのが悪いのだ。そして週末ダウン、の巻。出かけるつもりだった土曜に寝込んだので、お蔭でちょっと気になってたスペシャルドラマをリアルタイムで観ることができた。『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』 ドラマ実現を願ってた久世光彦さんが亡くなったり、出演芸人の例の事件で一部撮り直しもあったり、度重なる不運に見舞われ、やっとオンエアに辿り着いたわけだが。直前のメイキング番組やクドイぐらいの番宣CMを観すぎたせいか、ドラマ自体、正直あまりパッとしなかった気がする。田中裕子はオカンに決まった時「オカンのイメージより歳が若すぎる」と感じてた。でも結局は彼女の演技力で最後まで引っ張ってくれたから、エンディングまで観ることができた。オカンが言う台詞のひとつひとつに胸がキュンとしたし、最期のシーンではウルウルもした。けれど、先にリリーさんの本を読んで号泣してしまった私には、ドラマは物足りなかった。1冊の本、そして約40年もの人ひとりの人生をたった2時間に凝縮するのは、とても難しい。だから本で大切に描かれている部分を、端折ってしまうのも仕方ない。最近、ドラマ脚本に恵まれないのか、どこの局もベストセラー小説や人気コミックを実写化したドラマを作りがち。話題の本を読む機会がない人達が気軽に楽しめるように、ドラマ化して流してくれるのは、とてもありがたいことだが、ドラマになる前に原作を読んだりしてると、それぞれの中でイメージされた主人公像が既に出来上がってるから、いざ実写となると、夢を崩されてしまう。どんなに原作が良かろうと、例えば嫌いな役者が主人公を演じてたら、どんなにいい作品でも感情移入は難しい。観る者をグイグイ惹き込む魅力がある人なら、別のモノとして割り切って楽しめるけれど。主演の大泉 洋も、キャラ的には決して嫌いではない。演技も精一杯頑張ってたのは認める。ただ、まー君(=リリーさん)を演じるには、役者として経験の浅い彼にはとても荷が重すぎた。せめて同じ九州出身の俳優を起用してほしかった。時々飛び出す北海道訛りの台詞が、イチイチ現実(=大泉 洋という芸人が演じているということ)に引き戻してしまったから。恋人役の広末涼子は、まー君とオカンの強烈な母子愛を印象づけるためにドラマ用に作られた架空の人物だったが、彼女ナシでもそれは十分描けたのではないかと、疑問が残る。バカボン役の塚地も、突然の代役ということでか、どこか遠慮がちに映り、あの役として少しも弾け切れてなかった。オトンの登場シーンも、蟹江さんの良さが出し切れてない感じで、とてももったいない気がした。このドラマで唯一心に残ったのは、Beginの歌「東京」 だ。あと、オカンの作った美味しそうなオフクロの味の数々…(笑)。来年には映画版が、大泉 洋→オダギリ ジョー、田中裕子→樹木希林、蟹江敬三→小林 薫、広末涼子→松 たか子で上映される。こっちのまー君も、リリーさんとは別物(公式サイトの髪型、すごいことになってる(汗)な気がするけど、掴みどころのない脱力系、という点では意外と似てるかもしれない。脚本で松尾スズキが絡んでるし、キャストもかなり個性的(※若オカンは希林の実娘!)なので、ひとつの作品として観る価値はある、のか? 映画版も観てみたいが、書き手本人の言葉を越えるリアリティなど、きっとないんだとも思う。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ミキティの触覚眉。」
2006.11.20
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雲がどんよりと重く垂れ込めて、いかにも冬の空みたいだ。朝からよく晴れてはいたけど、いきなり日が翳ってまた日が差して…猫の目くるくる繰り返し。この数日で急に寒くなったからか、風邪を引きかけているみたい。ヤバイ。喉がヒリヒリして、ちょっと全身に熱っぽさを感じる。のど飴と水分補給では物足りず、またユンケルの力を借りた。生ぬるい生放送をぼんやりと観てたはずが、ソファで毛布に包まりいつの間にか寝てしまった。目を覚まし、気分転換にアロマを焚く。夕方のニュースまでテレビを消し、音楽でも聴こう。静かに冬に向かうこの季節は、じんわりと温まる声を求めてしまう。ダニー・ハサウェイ を、引っ張り出して最近よく聴いている。リラックスしたい日は結局、昔好きで聴いていた音楽に戻る。本当に最近のモノには、滅多に動かされなくなった。それを生業として真新しい音を片っ端から浴びるように聴いてたあの頃が、嘘のよう。今の聴き方は嫌いじゃない。たぶん…音楽とは、こんな風に付き合う方が自然なのだ。ココロが温まったら、今度はオナカが減ってきた。年中遅起きな我が家の昼ごはんは、平日の場合、夕方のニュースの時間帯。大体私ひとり分なので、食べ過ぎないよう簡単にチャチャっと済ます。今日は外に出なかったので、家にあったモノでかなり地味。“カゴメ×紀文”のコラボにより誕生し、先月リリースされた『大地の恵みを食べるスープ』http://www.tou-sai.com/product/soup.html の『つぶつぶ五穀のカレースープ』 に昨夜の残りのフランスパンをちょこっと添えて。デザートにブルガリア・ヨーグルトのブルーベリーを。今夜は最愛の豊後牛を活かして、この前ダンナに大好評だった肉じゃがか、関西風すき焼き。今はこのくらいでやめておこう(苦笑)。今週はなんだかとても長かった。楽しかったこともあったけど、気がかりなこともある。明日は天気がいいらしい。日・月は残念ながら傘マーク。今日のうち風邪菌を追い出して、美味しい空気、吸い貯めしたい。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「今月って藤○紀香支持率取り戻し月間なの? どこ観ても出てるんだけど…結婚ネタはこのために仕組まれた?!」
2006.11.17
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今年も遂にこの時を迎えたわけで。2006年ボジョレー・ヌーヴォー解禁!でございます。体調や体型のこともあるので、このところずーっと禁アルコール生活を貫いておりますが、それも全てこの日のため! 年に数度のイベントだけは、ワインをしっかり飲む! 飲んでやる!そう決めて構えているのです。夕方はそのための買い出しに。去年も書いたのだけど、この町に越してちょっとだけ残念なのは、都心ほど盛り上がってないってこと。あっちが異常だったのだと思うけど、どちらかと言えばビールや日本酒の方が似合わなくもないエリアなので、こんなもんなのかもなぁ…私の中では巷のクリスマスと同じくらいウキウキな日なんだけど。もうすぐ親不知を抜くつもりだが、解禁日が抜歯日より先で、どれだけ本気でホッとしたことか(苦笑)。以前は気合入れて料理も作ったけれど、最近はほとんど外で見つけたモノをメインで。とりあえず、具沢山サラダとコンソメスープぐらいは作る予定。今回もポンパドウルのフランスパン、数種のチーズ、生ハムをゲットし、ローストビーフのいいのがなかったので、毛色違うけど焼き鳥専門店でレバー串焼きなど。いやね、ワインと焼き鳥、意外にも合うんです。鉄風味のレバーならなおさら。レバーもチーズも嫌いだった私が、好んで食べるようになったのも、実はワインのおかげ。ワインには、そんな“魔力”があるのです。ひと口めとは明らかに違う、ふた口めから始まる魅惑のワンマンショー(意味不明)。料理との合わせ方ひとつでこんなにも変わってしまうのかー!とゆー驚きに目覚めたら、ひとつオトナになった印かも(笑)。まー、ボジョレーはとても若いので、そこまでのビックリ体験はないと思う。これは新着ワインのフレッシュさを思い存分楽しむのが、毎年の目的なので。数年前からフランスは夏暑かったおかげで、ブドウの出来がかなりいいらしい。2000年ぐらいが一番美味しかったと思うんだけど、今年のもなかなか。去年も買った某デパートの係の品のいいオジサンにお酌?してもらい、ちゃっかり試飲。うーん。シアワセ♪美味しいワインを飲むのが、あまりにも久しぶりすぎて、小さなコップ一杯で一瞬クラッとしたような?(恥)もっと安いのでもいいのは沢山あるので、それでいいと思ったんだけど、オジサンとってもいい人だし、たまたま客が周りに他にいなかったし、会員カードで割引にもなるし、結局飲んだワイン、1本買っちゃった。ブルゴーニュの名門【ロピトー フレール】社、ガメイ種。@2,380円。 ヴィラージュ・ヌーヴォーの方が限定エリアの中で作られたワインということで、グレードが高く味もいいんだけど値段もその分上がるので、今回はケチってこちらに。試飲の印象では、フルーティな香りと味はモチロンなんだけど、舌にややピリピリとしたスパイシーな感触が残ったのが意外だった。栓を抜いて暫く空気にふれさせてたら、それもだんだん違った表情に変わるだろう。楽しみー。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「手荒れの季節、ふたたび(涙)。」
2006.11.16
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ご機嫌なまま家に帰って来た昨日。1枚のハガキに衝撃を受ける。長年私の通う美容室のロゴマーク付きのそれは、私をどん底に突き落とした。20年近く私のスタイリングを担当してくれてた店長が、11月初旬に退社した、と。大嫌いなダチョウ倶楽部の“つまらない台詞”がぐるぐる頭を駆け巡る。「業務を続けられない状態になった」って…何だ、それ?!! 「一身上の~」ってお決まりのヤツならまだしも、この“意味深なフレーズ”が気になって仕方ないじゃないか。「後任・新担当者としてトップスタイリストを用意している」とか「施術を割引する」とか、そんなことで私の気がおさまるわけがない。代わりがいればいいだろって問題じゃないぞ。私とОさんの築いてきたこの20年近い信頼関係を、どーしてくれるのだ??所詮美容師と客に過ぎないことは、よくよく解かってる。だからこそ、どんなに家が近かろうが、個々の連絡先を交換し合ったり、プライベートで付き合ったり…そんなことはしなかった。それが礼儀だと思ってたから、それにあの場所に行けば必ず、当たり前のようにOさんがいてくれるものと信じて疑わなかったからだ。彼が店舗を移っても、彼のいる町について行った。彼にしか髪を切られたくないから。彼ほど私を、よく解かってる美容師さんはいないから。先月店に行った時。その翌日から1週間遅い夏休みを取ると言って、いつもの笑顔で楽しそうに話してくれたのに。「じゃあ、次は年末だね! お待ちしてます~♪」「良いお休みを~!」って、いつものように笑顔で手を振って、帰りに言い合ったじゃない?あれは一体、何だったの? 休み中に何があったの??こんな別れ方って、ひどいよ。何でだよ、ずるいよ。もうあの笑顔に癒されることないなんて…これからどうすればいいんだよ、私は。電話して店かハガキくれた本社に聞こうかとも考えた。さっきまでそのつもりだった。でも誰もホントのことは教えてくれないだろう。ああ、どうしたら…私がどうすべきなのか、どう受け止めるべきなのか、誰か教えてください。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ヴェルファーレも閉店か…。」
2006.11.15
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夏辺りからずーーーーーっと観たかった映画を、やっと観ることができた。日頃はハリウッドものなど洋画しか観ないとゆー友達が、「自分じゃ選ばない映画を観てみたい!」と言ってたので、今日は私のワガママに付き合ってもらって。オダギリ ジョーと香川照之の主演で、ちょっと前に一部マスコミでも話題になった『ゆれる』http://www.yureru.com/top.htmlなのだが。オダジョファンを自称してながら、彼の出演作をわざわざ映画館に観に行くのは、これが初めてのこと。大きなスクリーンでオダジョを拝めるワクワク感もモチロンあるが(恥)、実力派・香川照之の演技にも大いに期待していた。それより何より監督が30代の女性であることが一番興味深かったので、とても観たかった。ストーリー展開は公式サイトやマスコミの特集などである程度は分かってたので、「あー、なるほど」ってくらいのわりと軽め感想でしかないが、ごく一部を除いて(誰とは言わないが)出演者それぞれの個性がプラスに表れていて、“人間臭さ”を感じることができた。一番印象に残ってるのは、やはり女性監督の細かいこだわりが、シーンのあちらこちらに散りばめられていたこと。何気ないワンシーンにも小さな発見や共感があって、それがまた私達観る者の日常との距離を、上手に縮めてくれたので、自然と物語に感情移入することができた。あまり抑揚もなく淡々と静かに進行していくので、退屈な人にはとても退屈に映る作品だろう。まだ経験の浅い監督なので、「もっとこうすれば…」とケチをつけたくなる所も幾つかあった。それでも、すべてが終わる頃には、じんわりと胸にこみ上げてくる何らかの感情が。人として家族として本当に守るべきものは何なのか、それを問われてるような気がした。で。愛しのオダジョは演技はおいといて、ちょっとやんちゃなライトエロ系で、なかなかよござんした。いやでも、はっきり言ってこの映画。香川照之の演技のうまさ!を堪能する映画だ。彼に助演男優賞をあげたいくらい。惚れてはないけど、完全に惹き込まれてたわ、知らぬ間に。※どうやらDVD化決定したらしい※ 【おまけ。】女性監督ならではの繊細な仕上がりは、昔試写で観た『落下する夕方』の雰囲気に、なんとなく似てると思う。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「かーさん、誕生日おめでとう♪」
2006.11.14
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今朝、笑顔でお義母さんが実家へ戻って行った。夕方には「色々お世話になったわね」と、実家到着の報告Telがかかってきた。ドタバタと余裕のないままの11月前半が、この行事?をもって、ひとまず終了~♪ そんな感じ。疲れが溜まってるせいか、昨日から激しく頭と目の奥が痛む。私の仕事期間に協力してくれてたダンナも、疲労度はピークに達してたようで、昨夜はお義母さんが寝てしまった後、テレビを観ながらふたり揃ってリビングでうたた寝してしまった。そのまま午後11時半には就寝。私達がこんなに早く寝るのは、ホント珍しい。それだけ寝たのに、朝はいつもどおりの遅起き。たっぷり寝たけど、まだ眼痛も(涙)。頭や眼は痛むんだけど、妙におなかが空く。しかもジャンキーなモノとか甘いモノを、無性に食べたくて仕方ない。これも疲れのせいなのか? まーそんなではあったけど、親孝行もできたし、無事終わったので、めでたしめでたし。毎回お義母さんはどこかの行商のおばさんみたいに、小さな身体に沢山のお土産を背負ってやって来る。昨日もまたすんごく具の詰まったリュックを持ってやって来た。中から出てきた一部がコレだ。『加島屋』http://www.kashimaya.jp/の瓶詰め2種。上品なオトナ味で、アツアツご飯の上にのっけるとうふふ、な気分になれる。 それから、義弟からの海外出張土産のベルギーチョコ詰め合わせ。これまたオトナな味わいの、濃厚チョコである。一気に食べたらかなりヤバそうなので、チョコチョコ食べよう(ベタなオヤジギャグになってますが?)。 そのお返しに、私なんかよりギャル並みな味覚を持つ(好き嫌い多し。ご飯と緑茶よりパンとコーヒー。甘いお菓子好き)お義母さんのために私達がお茶うけに選んだのは、鎌倉の老舗『秋谷(べにや)』のアップルケーキ。 縦8cm×横20cm×高さ3.5cmぐらいで、税抜き450円くらい。有名店のケーキ1個分より断然安いけれど、味はいやいや全然負けてない。お義母さんも喜んでくれ「美味しい!」と言ってくれた。彼女はとにかく食の細い人で、しかもこの数年あまり主食を摂らなくなっているので、遠く離れて暮らしてると嫁として心配になってしまう。独りで食べるのは寂しいし美味しくも感じないのは、私も長年独り暮らししてたからよ~く解かるけど、高齢になってそんな偏食気味な食事では、身体にいいわけがない。せめて我が家に来た時だけでも力になる栄養ある食事を…とダンナとふたりあれこれアイディアを出し合うのだが、今回も結局、「(義弟宅で)昼食べ過ぎたから、夕飯いらない」と、ほとんど食事らしいものをせずに帰ってしまった。それなのに私が見せたベルギー・ワッフルは、ちゃっかり。数年前迄は私が作ったすき焼きとか鍋を囲んで一緒にご飯食べてたのに……彼女には彼女の暮らしがあるし、歳のせいで食欲が落ちてるのだろうから(健康診断での胃は健康)、こっちの心配がかえってストレスになるのなら、これ以上は口出しできないけど…。家族が揃ってるのに一緒に食事できないこと程、寂しいものはないんだなぁと、この数年で急激に老いたお義母さんを見る度に、最近ちょっと哀しくなる。★ ★ ★ ★ ★今日の長~いひとこと。「都内某駅にて。茶髪ボブ(どっから見てもヅラ)でグラマー(どっから見ても詰め物)なミニスカ(どっから見ても体育会系)の、おしろいの上にお髭くっきり(どっから見ても朝剃ったまま)なお嬢さん?に遭遇。」
2006.11.13
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あと1日でやっと解放される。昨日はやたら細かい作業(思わず発狂しそうなほどの活字ビッチリな特集ページ)が続いて、しかも戻しの時間が迫ってたので、夕方の休憩直前まで、一分一秒とゆー時間との闘い。おまけにまた例の若い担当者との意思疎通にやや難あり、だったりして疲労度も倍増。水分補給を怠ったせいか、帰りの我が足は見事な鍋用大根に成長。そんなこんなで、今朝はいきなり左足の“こむら返り”で、賑やかに目が覚める(泣)。けど1日休みを取ったので、今日は完全“主婦モード”。わーい!と喜ぶ暇も実はなく。週末お義母さんが上京するので、それ用の準備をせねばならず。ダンナは「いつもどおりでいいよぉ」、と言ってくれるけど、嫁と息子は“立場”ってモノが違うでしょ。来客用布団一式の準備とか部屋の掃除とか、溜まってる洗濯物とか新聞とかも片付けて、嫁としてできるだけのことはしてお招きしなくては!頑張ってみた、できるだけ。でもこれ以上は無理みたい。電池切れ。あとは土曜にパパッとしてしまえ!とばかりに片付けたぶん残り半分以上放棄。幸い?今夜はダンナが外食なので、ひとりきりの夕飯は実に簡単に済ます。久しぶりにドカ食い。お菓子まで。ごっつぁんでした。食事改善してから胃が小さくなったのか、前ほどは食べれない。なのに今日は疲れてるせいもあるのかな、久々に無茶をした。うー、おなかいっぱい。電池は切れ気味だけど、帰りの電車は相変わらず貴重な“立ち読み”の時間、となっている。重松さんの本限定な私の読書ブーム、なんとかまだ続いております。昨日読み終えたのがコレ。これはタイトルに惹かれて買った。某雑誌に連載された短編小説を集めたものなので、軽~い気持ちでサクサク読める。電車で読むには丁度いいボリュームなのかも。けどちょっと「狙いすぎかな~」と思う部分も多く、今までのよりは読後感も浅め。あと1冊、お楽しみのが残ってるが、それは時間をとって家で集中して読みたいから後回し。今週末にでも本屋の平積み重松本を、まとめ買いしたい。最終日の明日は、ダンナが随分前に買って、あっという間に読み終えた『セピア色の鎌倉』(※重松氏とは無関係)を、電車に揺られ、読むつもり。そしてまた週末、あの場所に…足が向いてしまうのかもなぁ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「北村一樹が小室に見える…。」
2006.11.09
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やっと休める。先月末からまた仕事が始まった。編集部は年末進行の流れに突入した模様で、今回はいつもよりスタートが早い。内容もやたら細かくてボリュームもあり、かなりへヴィ。せっせせっせとこなしてるけど、全然終わりが見えないくらいに。心なしか社内の音が少ない。みんな余裕がないのか? いつも以上に沈黙が漂ってる…風味。 ちょっと油断したせいで、初日前夜から扁桃腺腫れ気味で微熱上昇。これには、まいった。長引かないよう気合で2日で治す。やればできるじゃん、私も(笑)。病み上がり間もない日曜、気分転換しにまたいつもの場所へ。今回は由比ヶ浜直行で夕陽を拝み、肺に潮風を思いっきり吸い込んだら、そのまま長谷方面を目指す。民家の路地裏、W大ボード部の合宿所?(この日の夕飯はカレーライスだ、間違いない)そばを通り抜け、角にある老舗和菓子屋『力餅家』へ。味のあるいい建物だ。暖簾をくぐって『力餅』を5個ゲット。 その先の江ノ電踏切を跨いで『御霊神社』境内へ。さすがに真っ暗。すぐ後ろを江ノ電が通過~。ああこのレトロっぷりがなんとも。路地をずんずん進み、大通りまで来たら右。長谷駅から江ノ電に乗る。旧型の車両だ、ラッキー。海はもう見えないけれど、すぐそばに潮と波を感じる。軒先スレスレを走るから、夕飯時のこの時間、あちこちから色んな香りが。カレイの煮付けに、魚の塩焼き…あ、また煮付け。海の近いこの昔ながらの町は、やはり魚が主食のようだ。おかげで急におなかが空いてきたので、この前友達にオススメされた中華料理屋まで早足。行列覚悟で行ったけど、運が良すぎ。すぐに奥の席へご案内~♪ 噂には聞いてたけど、これまたすごい盛りですな。しかも溢れてるスープ、おまけで1杯よ。何てサービス。日本ではとても貴重な“まこも茸”をたっぷり使った牛肉料理を試してみた。うっはー、笑う。何でしょう、これ、クセになるわ。 ※画像にふれるとコメント出ます※ そんな息抜きもあったおかげで、なんとか今週分の仕事を遣り遂げた。家のことも山盛り色々溜まってるんだけど、この週末はまたのんびりしたいなー。残りの仕事を乗り切るためにも、とりあえずウマイモノ(これが一番の幸せの素かも)を食べに行くぞ!と。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「自分のことは、自分で。」
2006.11.02
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