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もうどなたも記憶にないと思いますが、私のブログのジャンルは『音楽』でした。
なので、私的音楽の重要テーマであるバンドの、これまた重要な話をします。
バンドの存続が、危機的状況です
事の発端は去年のライブ。
ご報告したように、100人を超す、たくさんのお客さんが来てくださったのですが、半分以上を動員しているのは、我がバンドのギターリスト君。
パワフルで行動的で、顔も広い。
その彼が呼んだお客さんが、十数人、会場に来たのに席がなくて帰っていたことが、ライブ終了後に発覚しました。
正確に言うと、席がなかったわけではなく、会場となった店の人が、受付や席への案内を全くしてくれなかったから、お客さんはなすすべもなく、あきらめて帰ったのです。
今回の会場手配をすべて仕切ったのはベーシスト君。
例年はギターリスト君がやってくれていたのですが、去年は何故かベーシスト君がやるとおっしゃいまして、ギターリスト君は「ちゃんと交渉してくださいよ」とかなり念を押していました。
というのも、ベーシスト君はちょっと浮世離れしたところのある人で、どうもそんな交渉事は得意ではなさそうだったからです。
彼は交友関係もあまり広くないようで、いつも集客は10人以下か、良くて10人くらい、、、という感じです。
でも、ベーシスト君は自信満々という感じで、大丈夫だと言いました。
結果、いつもの費用の倍以上のおカネを払うことになりましたが、これまでのライブハウスとは違い、会場となったお店がライブが始まってからの受付やその他諸々をすべてやってくれると言うので、高いのも仕方ないと思って払いました。
それが、終わってみると、お客さんをすごすごと帰らしてしまったという体たらく。
普通なら店に「金返せ!!」って話ですが、ギターリスト君の怒りは、店ではなく、ベーシスト君に向かいました。
ちゃんと交渉ができていなかった、甘すぎる!
自分がこれまで培ってきた人間関係を失うような出来事だ。
そんな甘い交渉になるのは、ベーシスト君がそういう人脈の大切さをわかっていないからだ!!
ライブにも自分が呼ぶ人は少ないから、人を呼ぶことがどれだけ大変で重要なことかわかってないんだ!!
そう面と向かって言われても、ベーシスト君はどうもピンと来ない様子で、お客さんが帰ってしまったことについては申し訳ないとは思うけれど、交渉はちゃんとした。ギタリスト君と違うポイントで頑張ったんだ、どこを重要視するかの違い、価値観の違いだ、と言って、特にちゃんと謝るでもなく、と言って、カッとなって反論するわけでもなく、なんだか淡々としていました。
というようなことがありまして、ギターリスト君は、こんな気持ちでは今は一緒にバンド活動はできない。冷却期間が必要だから、とりあえずこれから一年はバンドを休みます、と宣言したのでした。
それが去年の秋。
長年連れ添ったギターリスト君に休養宣言をされてしまい、残されたのは私達3人。
さぁどうする?
次回につづく...