PR
New!
令和維新さん
New!
あき@たいわんさん
New!
Shige&Happyさん
たがめ48さんComments
Keyword Search
Calendar
Shopping List


2
枚の写真は、
1968
年
4
月に立川駅で見かけたマヌ
34 13
と、マヌ
3413
に流用されたボイラーの提供元となった
2171
と同形の
2120
形蒸気機関車の写真です。
マヌ 34 は、暖房車です。暖房車は、蒸気暖房用の蒸気を発生させるためのボイラーを積んだ車両のことです。車両表記「ヌ」は、「ぬくめる」や「ぬくもり」が由来という説があります。
マヌ 34 は、 1949 年から 1950 年にかけて 29 両が制作され、東海道本線で使用されました。その後、中央本線や北陸本線に転属し、 1972 年(昭和 47 年)まで稼働していました。
蒸気機関車が牽引する列車の場合は、蒸気機関車が発生した蒸気の一部を配管を通じて客車に流すことが出来ましたので暖房車の必要はありませんでしたが、無煙化が進み、蒸気を発生する装置が付いていない電気機関車やディーゼル機関車の登場に伴い暖房車が必要となってきました。
当時日本を占領していた連合国軍最高司令官総司令部は、暖房車の新製を認めなかったので、改造名義で既存車の資材を流用して暖房車を作ることとなりました。
マヌ 3413 は、当時休車中だった 2120 形蒸気機関車の 2171 ( 1903 年ノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社グラスゴー工場製)のボイラーや無蓋車の台枠や連結器等を流用して 1950 年に制作されました。 1971 年に廃車となっています。
なお、暖房車は、燃料に石炭を使っていますので、電化路線でもトンネル通過の際に窓を開けていると、暖房車から出る煤が入ってくる事がありました。
クハユニ56形、クモユニ81形 1969年 2025.11.25
名古屋市電 1969年 2025.11.23
C57牽引列車の車窓から撮ったD51とC57 19… 2025.11.21 コメント(2)