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2006年04月13日
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昨日は、この3月で定年退職した知人(先輩というか友人というか)と会い、
本当に久しぶりに色々と話をした。
彼女とは、30年前に一年だけ同僚として働いた。
私が障害幼児に関わる仕事をしていた、最後の年だった。
たった一年間だったけれど、
彼女にはとても多くのことを教えられた。
その中でも一番わたしが影響を受けたのは、
「子ども」に対する視点と、子どもの全体を把握する感性と、
成長を促す保育技術を含む力量だった。


そのあたりでも共通する悩みや苦労があり、
仕事の合間合間に、そんな話をしたこともあった。
その後私は転職したので、ずっと働き続けていた彼女も多忙で、
ゆっくり話をする機会はほとんど無いままに月日が流れた。
それでも私は、彼女の仕事のことなどには常に関心を持っていたので、
その仕事や職場、家庭の状況については多少は知っていたし、
その中での彼女の苦労や努力もわかる気がしていた。
だから、いつかそんな様々なことをゆっくりと話せる日が来ることを
とても楽しみにしていたのだ。

さて、話の具体的な内容は書かないけれど、
彼女の共働き生活の35年は、大多数の働く女性が直面する問題との

家庭においては、子育てと家事と夫との関係。
これは、「家庭でのジェンダー問題」との葛藤の連続であったようだ。
職場においては、彼女の仕事への使命感や目標との現実のギャップ。
年齢が上がり、管理職的な立場になると共に、
男性の部下との様々な課題、


彼女は、とても柔軟でしなやかな考え方が出来る人だ。
私から見ると、彼女の悩みや苦労は、まさに「ジェンダーの壁との闘い」に見えるが、
彼女自身はあまりそのような観点では考えていない。
だから、なぜ自分がそのように責められたり不快な思いをするのかと、
その都度驚いたり、問題の打開のために悩んだりと、
現実的に「今、何をすることが一番良いのか」というところで、
一つ一つ問題をクリアーしてきたのだろうと思う。
それは、まさに彼女が子どもと相対する時の態度と
共通するものだったのではないか。
何が問題なのかわからない人には、わかるように話し、
プライドや嫉妬での人間関係のもつれには、
それぞれの思いを受け止めておだてたり励ましたり、
彼女自身に降りかかる火の粉には、
「私も悪かったのだから」と時には下げたくない頭も下げ、
ヘトヘトに疲れきっていても、最低限やるべきことは処理し・・。
そんな彼女だからこそ、何とかプライドの高い男性部下達や、
机上での仕事が現場の仕事より大切だと勘違いしているような人にも、
具体的に何が大切なのかを説得しながら、
自分の理念を崩すことなく仕事を続けてくることができたのだろう。
今更ながら、彼女の素晴らしさに感服する。

彼女と話をしていると、これこそがジェンダーフリーというか、
バリアフリーの考え方なのだろうと感じた。
私なんぞは、まだまだ「こうあるべきだ」という思いに捉われているということを、
彼女と話していると痛感させられる。
それにしても、精神がフリー(自由)であるということは、
何と苦労が多いことだろうか。
彼女の今までの頑張りに拍手すると同時に、
今までの経験を別の形で生かして欲しいと心から願っている。





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最終更新日  2006年04月13日 10時34分51秒
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