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2019年12月25日
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テーマ: クリスマス(3020)
私の子ども時代にサンタクロースはいなかった。

あまり周囲のことを気にする子ではなかったので、
クリスマスという言葉は知っていたと思うし、
それがキリスト様の誕生日のようだとはわかっていたと思うが、
それを祝っている人たちが周囲にいるかどうかも気にしていなかった。
我が家は田舎だったが、町には教会もあったし、
教会の日曜学校に行っているクラスメートもいるらしいと知っていたけれど、それだけだった。

どうもクリスマスにはサンタが来てプレゼントが貰えて、クリスマスケーキとやらを食べるらしいと知ったのはいつの頃だっただろう。

多分、職場でとりまとめたのか、仕事柄付き合いのあったお店から買ったのだろう。
初めて食べたクリスマスケーキは、バタークリームのケーキだったが、
とても美味しくて妹たちと喜んで食べた。
ぼんやりとその光景を思いだせる。

その後も、私自身はクリスマスプレゼントはもらわずに成長し、やがて結婚した。
わが子が育つ頃には、親や祖父母がサンタさんに成り代わってプレゼントを用意するのが普通になった。
クリスチャンでもないのに玩具屋や菓子屋の商売に協力しているような気分はどこかにあったが、
子どもたちは保育園時代からクリスマス行事に洗脳されているので、
我が家だけはサンタさんは来ないというわけにもいかなかったし、
やはり子どもを喜ばせたい気持ちは十分にあるので、何とかサンタさんを信じさせようと頑張ることになる。
息子たちがサンタを信じていたのは、多分保育園の頃までだろう。

クリスマスっぽい料理やクリスマスケーキは、年中行事の一つだった。
それはそれで、やはり楽しい思い出だ。

子ども達が成長し、学校や就職をして家を離れてしばらくは、私たち夫婦だけになる。
だから、せいぜいショートケーキを買い、鳥のから揚げなんぞで世間に同調していた。
当然ながらクリスチャンではないので教会には行かないし、クリスマス商戦にも乗らない。


それはそれで、やはり楽しいことではあった。
イブのほとんどは孫たちとクリスマスケーキやクリスマス料理を食べ、その夜は泊まり、
次の日の朝、クリスマスツリーの下にプレゼントがあることを発見した孫たちの狂喜乱舞を見て、
孫がいる幸せを味わうことが出来た。
しかしそれも、孫たちが小学校低学年までのことだったと思う。

最近では、孫の好きなチョコレートセットをクリスマス用にプレゼントするのが定番。
年末年始には、餅つきや正月料理準備、そして年越しなどと息子たち家族と過ごすので、
クリスマスを盛大に楽しむことは全くない。
昨夜は、スーパーで買ったショートケーキを食べたのが少し世間に合わせたということか。
(とにかく、スーパーに行ったらそんな商品が並んでいるので…)

少子化が進み、さらに結婚しない人や子どもを持たない人が増えている。
様々な状況から、私はこの流れは当然だろうと思う。
しかし、クリスマス一つとっても、私は子どもがいたおかげて沢山の楽しい思い出を作ることが出来た。
もちろん、子どもを育てるということは楽しいことばかりではないし、想像できないような苦労を背負うことになるのかもしれない。
だけど、身近に子どもの声が聞こえない社会は、とても寂しいことだと思う。

朝の番組で、病児保育をする施設が少ないと報道されていた。
私はそれを見ながら、どうして病気の子どもを保育施設に預けなくてはならないのだと思った。
子育てをしていたら、子どもが次々と病気になるのは(ほとんどは風邪などのウィルス性の病気)当たり前で、
そのような時には親が安心して休むことのできる体制を作るのが先だろうと思う。
病気で体調が悪いのに、なじみではない保育施設に預けられる子どもの視点がないことに、
私はテレビに向かって「何考えてるのよ!」と腹立たしかった。
そんな職場環境も作ろうとせず、子どもを生めとか女性も働けなんて、人をバカにしている。
「安心して預けられないのは困りますねー」なんて、大人の勝手な言い分だ。

話がずれたが、人が生きてゆく社会には子どもは宝なのだ。
大人の都合に合わせた子ども像ばかりを押し付けられる社会に、子どもだって生まれてきたくはないだろう。





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最終更新日  2019年12月25日 10時41分40秒
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