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2020年06月25日
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テーマ: 十二国記(12)
カテゴリ: 読書
友人が「面白いよー!」というので読み始めたシリーズ。
「十二国記」小野不由美

​ 「魔性の子」 ​から始まるシリーズもので、「魔性の子」が書かれたのは1991年。
内容(「BOOK」データベースより)
教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。彼をいじめた者は“報復”ともいえる不慮の事故に遭うので、“高里は崇る”と恐れられているのだ。広瀬は彼をかばおうとするが、次々に凄惨な事件が起こり始めた。幼少の頃に高里が体験した“神隠し”が原因らしいのだが…。彼の周りに現れる白い手は?彼の本当の居場所は何拠なのだろうか?


この作品は、全体のプロローグのようなものだが、何の予備知識もなく読み始めたら、
これはどのような話になってゆくのかと、登場人物の人間像も含めてとらえどころがなかった。
読み始めた直後に母の入院とか色々あり、中断してしまった。
この時点では「面白そうだからもっと読みたい」という気分にはならなかった。
その後、一段落してから貸してくれた友人が少し概略を話してくれたので、
せめて借りた三冊は読もうと考えて再挑戦。

今の若者たちをとりまく諸問題などがリンクして、面白く読めた。

続けて読んだのが「月の影 影の海」(上下)
「月の影 影の海」(上)
内容(「BOOK」データベースより)
「お捜し申し上げました」―女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣には襲われる。なぜ異邦へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。


「月の影 影の海」(下)
内容(「BOOK」データベースより)
「わたしは、必ず、生きて帰る」―流れ着いた巧国で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、“半獣”楽俊との出会いだった。陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国の王を訪ねた二人に、過酷な運命を担う真相が明かされる。全ては、途轍もない「決断」への幕開けに過ぎなかった。


こちらは、女子高校生陽子が主人公。
次々と襲いかかる困難に果敢に立ち向かい闘い続ける姿は感動ものだが、この作品にも現代の問題があちらこちらに散りばめられている。
私はファンタジーはさほど好きなジャンルではないが、「ゲド戦記」「指輪物語」「モモ」などを読んで、ファンタジーは現実を生きる私たちに様々な隠喩や非現実的な物語を通して、様々な疑似体験の中で考えさせられながら心を耕すようなもののように感じている。
だから、この「十二国記シリーズ」も、これから人生を生きる人たちには読んでほしいと感じた。
それにしても、私はこの作品を全く知らなかったのだが、
かなりの根強い人気作品であるようで、読んでいて「これはアニメーション化を意識しているのかな」と感じたのだが、実際にアニメ化されてもいた。
また、この作品の肝は 「麒麟」 なのだが、ひょっとすると大河ドラマ「麒麟が来る」もこの作品の影響もあるのかもしれないと思った。
「麒麟」についても、今までは想像上の霊獣というような認識しかなかったのだが、この作品がきっけで調べて、あらためて知った次第。


この本の話をしたら、次男が「俺、全巻持ってるよ」という。
1991年の「魔性の子」以来、新刊が出たら買っているのだという。
それはびっくりであるが、次男は小さい頃から漫画やアニメが大好きだったから、この作品とは親和性が高いのかなと思った。

という状態ではあるが、私はどうもこの作品の世界にどっぷり浸って感情移入できない。
色々と余計なことを考えたりしてしまうので、心の底から面白がって没入できないのだ。

「自己との闘い」のような作品は好きなのだが、それに「他者との闘い」など赤い血が見えてしまうのは苦手なのだ。
ということで、この作品は次男から借りた「風の海 迷宮の岸」でちょっとお休みすることにする。





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最終更新日  2020年06月25日 09時19分52秒
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