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2021年04月26日
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テーマ: つぶやき(12105)
先程、msk222 さんのコメントへのお返事を書きながら思い出したことを書いておこう。
数日前に、近所の自転車店で同世代の店主と世間話をした時のことである。
私より少し若い彼は、今年古希になるという。
「なんだか年寄りになっちゃうような気がして、70代になるのに抵抗がある」と言う。
そして私に、「みらいさんは、そんな気持ちにならなかった?」と聞く。

私は昨年古希を迎えた。
息子や孫たちがささやかなお祝いをしてくれたせいか、古希を迎えたことをありがたいとこそ思っても、嫌だとは全く思わなかった。
だから、
「うーん、私は古希だから老人になったなんてガッカリはしなかったな。

まだ、自分がやりたいことができないままに年老いていくような気がしてね」と答えた。

それは本当にそうだったのだ。
仕事はやりがいはあったけれど釈然としないことが増えてくるし、自分の能力と実力のバランスは悪いし、吐き出すだけで充電できないような枯渇感というか息苦しさがあった。
その後、仕事を辞め、通信課程で大学で学ぶようになり、同時に地域活動・ボランティア活動を求められるままにやるようになり、意図はしなかったけれど第二の人生のような日々となった。
その時その時、なすべきことを一つ一つこなしながら、いつの間にかこの年になったという感じだ。
その間に、祖母と父を見送り、多くの親戚たちを見送り、何人かの友も見送った。
だから、次第に順番が近づいてくるという実感がある。
だから、老いることも逝くことも自然の流れだし、それに抗ってもどうしようもないという気持ちが常にある。
老人になるのは当たり前だし、必要以上の苦痛だけはイヤだけど、人間として味わえるものは味わってしまおうという気もある。
老いることへの負け惜しみなのかもしれないが、このようなことには多少のミエも負け惜しみも許されるだろう。

自転車店の店主は、高校時代に下級生で当時からの顔見知りだった。

今でも、白髪にはなってきたが見た目は悪くない高齢者だ。
「貴方は何も心配いらないでしょ。いくつになっても自分の判断で仕事はできるし、見た目も悪くないし、カッコいいおじいちゃんになれるよ」
実は彼は、数年前に奥さんを亡くしている。
それだけは気の毒だとは思うが、それもよくある話で残念で悲しいだろうが仕方のないことだ。
「年寄りになるのに抵抗があるなんて、若い証拠だねえ。私はもう年寄りになっちゃったせいか、後は何年元気に自転車乗れるかなと思うだけだよ」と笑った。

「まだまだ自転車なら乗れるよ。自転車の面倒だけはみてやるよ」。

自転車が少し軽くなったような気がした。





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最終更新日  2021年04月26日 09時00分33秒
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Re:年を取るのは怖くないよ(04/26)  
msk222 さん
ぼくも古希を幾つか越えたけれど、“老いること”を楽しむつもりで過ごしています。
今、障がい者たちの作業・休憩用に購入した古い家のリホームをしていますが、内装はもちろん配線、給水配管なども自分ですると、職人さんたちの偉大さを体感できます。
たぶん本職の方々の3倍は時間が掛かっていると思うけれど、頭と身体を動かすことによって思わぬ余録もあります。
タニタの体重測定器で、体内年齢が58歳→56歳、50歳前半の利用者が測ったら65歳。
まあ気休め程度のことだけれど、同級生たちの年寄り臭さと接すると愕然とします。(これも、わが身を鏡に映すとやはり愕然ですが、 ・∀・)
死ぬ寸前まで、身体を動かしていようと思っていますが、長生きをすることは辛い別れの数も増えますから、メドは何歳くらいにすべきが迷うところです。
(2021年04月29日 23時08分37秒)

Re[1]:年を取るのは怖くないよ(04/26)  
msk222さんへ

>“老いること”を楽しむつもりで過ごしています。

それがとても大切だし、そうできたら老いる過程を面白がれるような気がします。
何事でも、マイナス要因を数えるよりも、プラス要因を探すことがお得ですよね。

60歳を超えると、見た目の年齢幅がとても大きくなりますね。
それには心と体の健康が大きく作用するように思います。
やはり、体調が悪かったり病気を持っていたりすると、久しぶりに会うとビックリすることがあります。
私はおかげさまで、今のところ心身ともに健康なので、若く見えるようです、
何かで測定したわけじゃないですけどね。
お互い、命あるあいだはせめて心は元気でいたいものですね。
(2021年04月30日 08時34分47秒)

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