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「オサムとムサシ」という作品をご存じだろうか?原作・監修:手塚眞、監督:りんたろう、絵コンテ:平田敏夫、演出:うえだひでひと、音楽:富田勲、キャラデザ&作画監督:杉野昭夫、美術監督:西田稔、撮影監督:高橋宏固とそうそうたるメンバーが制作している作品なのである。とはいえ、この作品のことをご存じの方はおそらく少ないであろう。というのも、手塚治虫記念館のみで上映されている作品だからである。これが実に勿体ないと思ったので、今回この場を借りて紹介させていただく。ストーリーは至極明快。時はまだ第二次世界大戦まっただ中の頃、手塚治虫は虫取りに夢中になっていた。オサムシを捕まえ、喜びに足取りが軽やかに弾む治虫だったが、いじめっ子たちに出くわしてしまう。持っていたカバンの中身をばら撒かれ、その時持っていた漫画を描いたノートを奪われてしまう。そこにさらに警官が現れ、「戦争中にくだらない漫画を描く奴は根性が腐っている!」と叱責を受ける。しょんぼりして家に帰った治虫に捕まえたオサムシが話しかける。「オレの名前、オサムシのムサシ」「ボクの名前オサム、よろしく!」こうして仲良くなる二人・・・いや、一人と一匹だったが、ムサシは治虫の漫画には足りないものがあると言う。それを教えるためにムサシは治虫に飛ぶ能力を与え、ムサシと治虫は旅に出る。途中、鳥になったり、魚になったり、昆虫になったり・・・と二人の姿は次々と変わっていく。その中で治虫は生命とは何か、自然とは何かを学び、・・・ふと気がつけば机にもたれた状態でいた。どうやら眠ってしまっていたらしい。ムサシは・・・?と思って机の上を見やると、瓶の中でピクリとも動かないムサシの姿が。治虫は慌ててムサシを自然に返す。ムサシは死んだかと思われたが、水を一滴優しくかけてやると、弱弱しいながらも息を吹き返し、そして自然へと戻っていく。治虫は悄然としていたが、心打たれたもののほうが大きく、家へ帰ってすぐ漫画制作に取り掛かる。オサムとムサシの物語だ。その後、治虫は再びいじめっ子たちに出会い、ムサシとの物語を描いたノートをまたもや取り上げられてしまう。治虫は悲しくてうなだれていたが、たまたまいじめっこたちが自分が描いた漫画を読んで号泣しているのを目撃する。そしてそこにあの警官が現れ、漫画をいじめっ子たちから奪い、それに目を通す。怒られると思っていた治虫に警官は優しく声をかける。「いつか、自由に漫画を描くことができる時代が来る。その時までこの漫画を大切に取っておきなさい。戦争が終われば平和になる。人間にとってのだけどね。本当は他の生物にとっても平和にもなるようにしなければいけないのだけれどもなぁ。」(若干言葉づかいは違うかもしれませんが、大意はこんな感じ)冒頭のオサムシのディズニー的な動きと富田氏の音楽が見事にマッチしているのも素晴らしいし、手塚治虫的なメタモルフォーゼが織り込まれているのもいい。だが、何といってもラスト。ここの台詞だけで泣きそうになった。実際には耳でこの台詞を聞いたわけではない。目でこの台詞を聞いたのだけれども、それが却ってしみじみと心に沁み込んできて、あぁ、そうだな、と思わせられた。私にとって、アニメに限らず、作品としてすごいと思える基準って、結局心に届くか届かないかなんだな、と思った。なんとなく心の上を滑っていくものではダメなんだ。心の芯まで、それこそズキって傷つくくらいに踏みこんでくる作品。それが自分にとって意義のある作品なのだと痛感させられた。とりあえずオススメです。もし、手塚治虫記念館に行かれることがあれば、是非見ていただきたいと思います。冒頭だけはここで見られるのでよければどうぞ。http://tezukaosamu.net/jp/anime/91.html
2010年05月30日
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ニコニコ動画で鉄人兵団のEDを聞いていてふと、鉄人兵団のしずかちゃんって実はブラックなのではなかろうかと思い至った。もちろん全編を通してしずかちゃんがブラックなわけではないし、鉄人兵団は多くの人がご存じのように「しずかちゃんとロボットの少女リルルの女の友情物語」である。以下、ブラックだと思われる箇所を抜いてみる。思い出しながら書いているので、多少の台詞の違いはあるかも知れない。その辺りはご勘弁を。・・・しずかの部屋。しずかが怪我をしたリルルの手当てをしている。怪我はもう治りかけである。リルル「人間のすることって分からない。どうして敵を助けるの?」しずか「ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ」ドラえもんからもらった眠り薬をリルルに手渡すしずか。しずか「これを飲んでぐっすり休めばすぐ良くなるわよ」リルル、飲んで眠る。(実際には眠った振り)しずか「もう寝ちゃった。よく効く薬ね」・・・どうにもブラックである。どの辺がかというと、しずかは理屈に合わないようなこと(敵の手当て)をしつつ、じつは理屈にあったこと(眠り薬の投与)をしてしまっているからである。もっと具体的に言うと、この時、しずかは表向きには敵の手当てというなんとも理屈に矛盾した行動を取っている。しかし実際はそうではなく、ドラからの指示でしずかはリルルを仲間とのやり取りができない状態、つまり眠った状態にしようとしたわけだ。これは“敵”に対する行動であり、理屈に合った行動なのである。理屈に合わないことをするのが人間だと言った直後に、こういった冷徹な行動をさらっとやってしまう辺り、リアルだな、と思ってしまう。しかも、このことにリルルが気付いてしまっている辺りが憎い。やっぱすごいよ、F先生は。鉄人兵団無性に見なおしたくなってきた。次回のリメイクは間違いなくこのタイトルだろうし、近々実家に帰った時にでも見るか。
2010年05月29日
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たまたまyahooのページを見たときにGyaO!に目が行き、そのままずっと視聴。以下、見たものについて適当につらつらと。「パタリロ!」とか懐かしすぎる。パタリロはDVDを借りて昔見たのだが、あの何とも言えないギャグのノリは今でもやっぱり好きだなぁ。土田さんの背景もよいし。そして曽我部さんボイスに腰が砕ける笑クンツァイト、クンツァイト!(アニメ違っ)「プティアンジェ」はOPは金田さんだからよく見てたけど本編は初めて。それにしてもOPの主題歌で「アンジェにおまかせ」といっている理由がよく分かった。本編は大して面白くなかったが、声優的に曽我部さんと潘さんって組み合わせは某悪の組織を思い出して嬉しくなってしまった。「純情ロマンチカ」はアニメは初見だったのだけど、いいなぁ。原作をうまくまとめているし、普通に面白い。全話見たくなるレベル。無料配信してくれればいいのに。「プリキュア5」ってこんな始まり方だったのか。初っ端からあれってちょっとウケてしまった笑ココかっこよすぎ。成田さんの脚本は知り合いが割とプッシュしているのだけど、5の1話は普通だったなぁ。ハートキャッチのつぼみ回はかなり良かったけれども。「ミンキーモモ」の空モモのほうのOPヤバいなぁ。作画めっちゃいいのだけれども。わたなべひろしさんが描いてるのか。わたなべさんといえば最近は「アイ!マイ!まいん!」くらいしか出てこないなぁ。今度からチェックするようにしよう。それにしてもミンキーモモは最終回がすごいという話は昔から聞くので最後まで見たいなぁ。なんといっても脚本の首藤さんの本気を体感せねば。「天使になるもんっ!」は今OP見たけど、めっちゃかわいいなぁ。ウテナの後だけあって長谷川色が強い絵だけれど、動き的には違う良さがある。あと芝居も細かくて、自転車乗ってるシーンとかすごいなぁ、と思ってしまう。リアル。加藤さんは最近はCLAMPキャラを描かれることが確か多いはずだけど、こういうタッチの絵も見てみたいなぁ。
2010年05月26日
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今日は実験が雨で中止になったのでいろいろアニメを見ていました。以下、簡単な感想。☆いちばんうしろの大魔王知り合いのアニメーターさんが原画やられたということなので、とりあえず3話まで視聴。1話はかなり面白かった。魔法を使う世界観や90年代チックなキャラクターデザインは渡部監督にまさにぴったり。次から次に展開するスピーディーなストーリーとメリハリの利いた画面が素晴らしい。ただ話数が進むにつれ、エロシーンが増えたりと話の展開的には無駄なシーンが多くなってきたため全体的にテンポダウンしており、残念な感は否めない。私はもともとエロ成分はそこまで得意な人ではないため、3話の不二子先輩は見ていてしんどい(苦笑)伊藤さんの声は好きなのだが・・・。それにしても服部絢子ってハットリ君の声優の堀絢子さんを思わせるネーミングだなぁ、と思っていたら、なんとそもそも藤子ネタオンパレードな作品だということがネット巡っていて発覚。ころねはもうドラえもんにしか見えんwww☆ハートキャッチプリキュア最近の分が溜まっていたので視聴。小川孝治の演出は個人的に好みかもしれない。生徒会長回も好きだったし、母の日話の演出も光と影の扱いが巧くてよかった。そして川村回の作画はめっちゃかわいい。馬越回より好きかも知れない・・・!技術的には絶対馬越が上なのだけど、なんといっても表情が豊かで見ていてキュンとなる。☆四畳半神話体系知ってる地名がどんどん出てくるwwwこれ、地名分かっているか分かっていないかで面白さが全然違うだろうなぁ。湯浅監督のコンテはさすが。面白い。それにしても伊東さんのキャラクターデザインは本当に線が命だなぁ、と思う。ちょっとずれただけでも印象がずいぶん変わってしまいそうだ。☆けいおん!!7話がすごいと聞いて視聴したのだけど、確かにすごかった・・・。今までのけいおん!!とは一味違ってた。まず、最初のカットから「おぉ!」という感じ。いきなりアップから入るなんて珍しい。最近ではあおきえいのらっきょ一章のコンテくらいでしか見ていない。☆Angel Beats!7話のあの悪趣味なギャグはあまり戴けなかった。ギャグだと分かってはいるのだけれど、人生の素晴らしさを伝えることをテーマとして掲げているのにあれはないなぁ、と思ってしまう。そもそも人生の素晴らしさを伝えるのに舞台が死後の世界だというのが気に食わない。死後の世界から人生の素晴らしさを説くにはどうしても生きていた頃、つまり過去の話が重要になっていくわけだが、過去の話をされてもなぁ、と思ってしまう。辛かった過去を乗り越えて今「生きている」というのなら分かるのだが、主人公たちは表向きには「死んでいる」わけで、そこがどうにも気持ち悪い。しかも自分の中で「これが自分の人生だ」というものが分かり、それを掴んだ途端、消えてしまうのもどうなんだろうか。それは素晴らしいと思える人生は結局のところ儚いものだし、手に入ってもすぐ消えちゃうもんですよ、と突き放されているような気もする。とりあえず私はAngel Beats!という作品を掴みあぐねているなぁ・・・。
2010年05月24日
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以前から描きたいと思っていたプリキュアをようやく描きました。大学のサークルの名簿用のものです。本当は今日は出かける予定だったのですが、どうにも体調が良くなかったので家にいようと思い、だったら久々に絵を描くか!という具合になった次第。それにしても衣装を若干間違えてしまった苦笑色塗っているときに気付いたけれど、描き直すのも面倒だったのでそのままです。暇つぶしにでも、どこがおかしいか探してみてください。それにしても絵を描くのはいいなぁ。楽しい。次は「Angel Beats!」のキャラでも描こうかなぁ。ゆりっぺかわいいよ、ゆりっぺ!天使も好きだよ!花澤ボイスがよい~かわいすぎて犯罪としかいいようがない。でも一番好きなのは岩沢さんだよ!早々と消えちゃったけど好きです。あおきえいコンテにしてやられた感も無きにしも非ずですが・・・。こう思うとやりたいことは山積み。でも時間がなかなかない。どうにかして作っていくしかないか。無為に過ごしている時間は多い気がしますし笑
2010年05月07日
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自分が実習で行っている嵐山のモンキーパークが「けいおん!!」に出てたらしい笑そりゃGW混むわけだ。
2010年05月06日
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ジョニー・デップやアン・ハサウェイなど、私が知っているような有名どころの俳優を多く使った本作。監督はティム・バートン。「バットマン」や「猿の惑星(リメイク)」、「チャーリーとチョコレート工場」などを手掛けている監督だ。堂々と監督作なんかを挙げているが、これはネット上で調べただけで、私はティム・バートン作品をこれまで見たことは実は皆無。どちらかというとジョニー・デップを見に行こうと思って行ったクチ。それにしてもこの作品は微妙だった。いい役者もいい脚本がなければ画面の中で輝くことはできない。まずストーリー。ネタバレになるが、19歳に成長したアリスがもう一度「不思議の国」へ行くお話。当初アリスは自分の将来を自分では決められない、ある種優柔不断な性格を持つ女の子として描かれる。そこへ「不思議の国」への案内人、白ウサギが現れる。子供のころと同じようにウサギを追ってアリスは穴から落ち、「不思議の国」へ。アリスは連れてこられたのにもかかわらず、その世界の中で偽物扱いされる。芋虫の言葉を借りると「ほとんどアリスではない」らしく、見た目が成長して変わっているのはもちろんのこと、中身も弱虫になってしまっているらしい。以前来た記憶をなくし、さらには現状を夢だと考えたアリスは、どうせいつかは目が覚めるし、実際に自分に危害が及ぶことはない、と判断。敵に立ち向かう。ここで一度優柔不断さが吹っ切れているわけだが、もちろんこれは夢だと思い込んでいるから。実際に優柔不断でなくなっているわけではない。この後、アリスは様々な冒険をし、かつての記憶を思い出す。本物のアリスへと覚醒する。そして、再び戦うことを選ぶかの判断を強いられることになる。言うまでもなく、ここでアリスは戦うことを選ぶわけだ。そして実際に敵のドラゴンを倒し、さらに自信をつける。この経験が現実の世界に帰った後でも活かされ、テキパキとしたよい女性に変身する。このように、ストーリーは何て事はない、単なる成長物語である。アリスである必要があったのか、どうにも分からない。第一、アリスにアクションシーンがあること自体気に食わない。個人的にはストーリーはむしろ全くなくてもいい。もっと不思議な雰囲気を前面に押し出した映像が見たかった。よく分からないけど、見てきれいだった。不思議な気分になった。そういう感想がいえる映画を期待していた。次に3D。私はアバターを見ていないので初の3D体験だったのだが、まだまだ開発の余地がありそうだと感じた。3Dに見えるのはごく一部で、人物なんかは飛び出して見えるのだが、背景など全てがこちらに迫ってくるわけではない。個人的には2Dにオマケがついた程度のものだと思った。(ただアリスが穴に落ちるシーンは秀逸だった)今後、技術が進歩すればどんどん3D表現は変わってくるのだろう。とりあえず今はそれに期待しておくにとどめる。最後にまとめると、「アリス イン ワンダーランド」はストーリーは面白くなかったが、3Dの今後の可能性を見せてくれた映画であった。以下、話はそれるが、原作の「不思議の国のアリス」の話。従姉妹に聞いた話なのだが、これが面白い。ルイス・キャロルは実はロリコンだったというのだ。アリスという少女が知り合いにいて、その子をモデルに書いたのが「不思議の国のアリス」なのだが、そのアリスが作中で縮んだり伸びたりするのは誰もがご存じだろう。では何故アリスはこれほど何度も伸び縮みするのか?それはルイス・キャロルの心理状況と深く関係しているという。なんでもルイス・キャロルは知り合いの少女のアリスと結婚したいと思っていたそうだ。しかし、結婚するにはアリスが大人でなければならない。だから大きくする。とはいえ、大きくするとロリコンのルイス・キャロルにとっては、理想の人ではなくなってしまう。だからまた小さくする。こういった葛藤の繰り返しだというのである。よく考えてみれば、「アリス イン ワンダーランド」にもそういったことを思わせる記述があった。ロリコンの逆バージョンだが、赤の女王に使える騎士が、大きいから、という理由でアリスに惚れてしまうのである。何とも面白い。そのうち、アリスをオリジナルで読んでみようかなぁ。オリジナルのほうが洒落とかが効いていてよいみたいだし。英語の勉強にもなるしね笑
2010年05月05日
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