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幽のページにリライト版が出るという告知が・・・!これは小野主上ファンには嬉しい!古本とかで買うとめっちゃ高くて、さすがに手が出せなかったもんなぁ。期待!
2010年09月30日
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コミケでグレパラ本を多く買ってきたので、本編もネットで探して視聴。個人的には林明美さんのが好きだが、あまりグレンのキャラに見えないのは残念といえば残念。まぁ、グレンのデザインのままでやってこのような雰囲気が出ていたかといえば甚だ怪しいのですが。すしおの「キタンゼロ」やサトの「キヤルのマジカルタイム、3分前。」も良い出来でした。佐伯さんのもメカだけであそこまで見せられたら十分。他のは途中で見る気が失せてしまって見ませんでした笑。まぁ、本買ったのは、林さんのとすしお、サトなので、問題なしでしょう。
2010年09月09日
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昨日の映画感想まとめで書き忘れていた笑。「おとうと」ってとらさんの第二段的な存在だと思っていたので、ラストの展開は衝撃を受けました。こりゃ、とらさんみたいな長寿シリーズにはならないなぁ。最近の家族にはこういうのが足りないのではないかと思いました。ニュースで問題になっている高齢者の失踪って、一つはもちろん家族が死んだのを隠して年金を不正に受給しているというのがあると思うけど、家族間での連絡が取れていないだとか、そういった家族というコミュニティの崩壊によって起こっている面もあると思うのです。吉永小百合みたいな優しい姉がいれば万事解決なのになぁ。いくらダメなやつがいても家族なんだから、その辺はしっかり思いやりを持って接することができるような人間になりたいものです。全体的に思ったより辛気臭い映画なのですが、悪い映画ではありませんでした。山田洋二監督は顔だけではなく、手など身体にも表情があり、言葉がなくても語ることができるのだ、ということをよく知っている監督さんなのではないかと思いました。台詞や顔の表情だけでなく、仕草からも姉の優しさがにじみ出ていて良い映画でした。
2010年09月09日
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アニメ様がアニメスタイルで聖闘士星矢の劇場版について書いていて、そもそも興味があったのでこれを機に見てみた。TVアニメ放映当時に封切られたものは全部で4つあるのだが、今回はとりあえず1作目(邪神エリス)と2作目(神々の熱き戦い)を見た。邪神エリスは良くも悪くもTVシリーズを踏襲した形になっている。この作品の監督だけでなく、TVシリーズのSDも務めた森下さんの色が出ているといえるのかもしれない。敵こそ違うが、聖闘士星矢ってこういうアニメだよ、と分かってもらうにはこれを見せるのが一番良いのではないかと思う。アニメ様が、作画は男っぽさを出すよう気を付けているように思えると書いていたが、神々の熱き戦いと比べると確かに無骨な感じがする。個人的には出崎監督と組んだ時の荒木さんの作画を見ているような感じだった。女性キャラに関してもベルばら19話のシャルロットっぽいと思った。神々の熱き戦いはアニメ様大プッシュの話なのだが、それも納得な出来だった。山内監督らしく音楽を重視したつくりで、映像も美麗。カットカットがかっこよくて痺れる。話自体の骨格は邪神エリスと大きくは違わない。「アテナが攫われる→聖闘士たちが助けに向かう」という流れはTVシリーズから一貫しているものだし、ラストに黄金聖衣が現れるのもお約束。見せ方だけでもこんなに面白さが違うのか、と感動した。聖闘士星矢で山内氏が絶賛されたというのは頷ける。DVDマジで買いたいと思うくらいに良かった。自分の中で山内さんといえばカエル石だったのだけど、星矢のほうがさらに好きかも知れない。話は違う方向にずれるが、星矢の劇場版のおいしいところの一つはやはり豪華なゲスト声優陣だろう。特にゾイサイト・・・じゃなかった笑、難波さんが全ての劇場版に登場するというのが嬉しい。まぁ、難波さんはゾイ系統の役をやられているときがノリノリで一番好きだが、ポセイドンだとか普通の二枚目をやられているときもいい。個人的には一番有名なカッちゃんが一番微妙なぐらいだ笑。そういえば伊東家も終わってしまったし、最近は難波さん何か仕事されているのだろうか。また調べてみよう。
2010年09月08日
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今日は日記ラッシュだな。PC触れていなかった代わりに、いろいろなものを見たりしていたから、感想を書くものは多い。これは東京に行った時に知り合いの先輩に借りたもの。春にはあの湯浅監督がアニメ化した。アニメのほうは残念ながらまだ1話しか見ていなかったのだが、印象としてはとにかく「私」が話まくる話だと思った。自分が思っていることをだーっと述べていく。ポンポンと思いつくままに。だからそんな小説なのだと思って読んだ。文章が特徴的だというのは森見氏を特集した記事か何かを昔に読んだので知っていたし、近年のラノベ的に脈絡ない部分とかも多かろうと、文章力に関してはさほど期待せずに読んだ。内容も京大出身だし、ネタっぽいのではないかと思っていた。しかし読んでみると、予想に反して知的な文章だった。もちろん文の書き方というか出てくる言葉自体は大袈裟でラノベ的。普通の人は使わないような比喩や言い回しをする。しかし、それでもバカっぽくない。実に知的なのだ。まず、選ばれている言葉自体が知的である。分かりやすくいうと、普通の会話には出てこないような難しい言葉や画数の多い漢字を使った熟語がしばしば見られる。しかしこれはちょっとした文章技術である。難しい漢字を含んだ文を作ればどことなく知的に思えるし、小説家であるならばある程度はこういったものは書ける(はず)。なので、たいしたことではない。単なる小手先の文章技術ではなく、「私」(ひいては森見氏自身)が堕落した大学生活を送っていても知的だと感じられるのは、表現や言い回しにあるバックグラウンドの知識、それに尽きる。豊富な知識を持っているからこそ書ける文章というものがあるのだ、ということを森見氏の小説を読んで思い知らされた。内容のほうもなんだかダラダラと大学生の煩悩が続いていくように見えるのだが、読んでいくうちにその構成の緻密さが見えてきて、ぞくりとする。最後まで読むと、こりゃすごかった、と言わざるを得ない。しかし、面白い小説だったかというと個人的には、ぼちぼち、といったところ。ラストまで読んで全てが繋がれば面白いと思うのだが、物語を構成する一つ一つのエピソードというか、シーケンスというか、そういったものには指して面白味を感じなかった。こんな話よく考えたなぁ、と思うし、(文学的な文章ではないが)文章も悪くはない。何より構成がうまく、評価される理由は分かるのだが、必ずしも好きな作家ではないかな、という気がした。
2010年09月08日
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忘れないように秋新番をそろそろチェックしてみる。○バクマン。原作がまず大好きなんですよ。ああいう青春漫画は良いです。んでもって、制作が手堅くJ.C.ですからね。監督もカサヰさんとは手堅い。○STAR DRIVER 輝きのタクト我らが五十嵐×榎戸コンビですからね!期待しちゃいますよ。プロモではなんだか少年版ウテナな空気も一部感じられてさらに期待度アップです。○俺の妹がこんなに可愛いわけがないなんといっても話題作ですからね。川口さんがスーパーバイザーだということを今調べていて初めて知りました。面白くなりそうです。○荒川アンダー ザ ブリッジ*21期が割と好きだったので。声優陣がいいと思うアニメ。○おとめ妖怪 ざくろ久々の長谷川眞也投入ですからね。期待です。でも長谷川さんには是非タクトのほうをやってもらいたかったなぁ。まぁ、J.C.専属だから仕方がないのですが。監督が今さんで、脚本が岡田さんなのもポイント高し。○侵略!イカ娘今、調べていてこのアニメ知った笑。監督が水島努ってのはなんか分かる気がするな。音響監督若林さんもいい。とりあえず見てみようとは思う。○探偵オペラ ミルキィホームズ見る気はなかったのだが、監督が森脇さんだと聞いて。ちょこちょこ拝見させていただいているブロガーさんが森脇真琴を一時期プッシュしていたので見てみようかと思う。○それでも町は廻っているシャフトですからとりあえず見ます。○咎狗の血友人が大好きなゲーム。私は原作はほとんど知らないのですが、監督が紺野さんなら押さえておきたいですな。○海月姫大森監督作品は地味に好きなんですよ。スタイリッシュでかっこいいし。ということでこれも期待。○神のみぞ知るセカイ原作好きな友人が多いので、これは期待。今知りましたが、キャラデザは渡辺明夫さんなんですね。確かにいわれればそんな気もしなくもない。いや、気のせいかもしれないが。マングローブもわりとクオリティ高いイメージなのでいいですね。■オマケあとはプリキュアの映画が楽しみ。TV版はいつ噂の松本理絵が来るのかと期待していたのに全然来ないから、あれ?と思っていましたが、まさか劇場版とは・・・。楽しみです。
2010年09月08日
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アニメスタイルで色彩設計などを生業とされている辻田さんが劇場版美少女戦士セーラームーンSの苦労話をされておられた。それで気になって動画を探して視聴してみた。ネット上の動画なので画質が怪しいが、確かにスノーカグヤには白カーボンが使われている。スノーダンサーの青までは正直見にくかったので自信がないが、色彩設定をされた本人がそう言っているのだから間違いはないだろう。辻田さんがSは非常に原作者のロマンティシズムが全面的に押し出されていて、正直やりにくかったといったことを書かれていたが、見ていてそれは納得した。原作(竹内先生が劇場用に書き下ろしたかぐや姫の恋人)ではそこまで感じなかったが、正直台詞でこういったロマンティックな言葉を耳で聞くと痛い笑。アニメ版でも榎戸脚本とかロマンティックな言葉遣いがあるじゃないといわれそうだが、榎戸氏の書く脚本からほんのり香ってくるロマンティシズムとは方向性を異にしている。榎戸脚本でロマンティックな言葉を発するのははるみちがメインであるし、その台詞の裏には重いものが隠されている感じがする。そのどこかダークな部分も含めた甘い言葉が榎戸脚本の魅力である。一方、今回のSのロマンティックというか、甘い、と感じるような台詞は乙女趣味全開である。うさぎがキスの味を語る時とかなんだか、う・・・ううん・・・と唸り込んでしまった。普段のTVのうさぎと違いすぎる。TVだともう少しおちゃらけた感じの演出を付けるだろうが、今回は話が話なので割とまじめに演出されているのが、さらに拍車をかけていて辛い。竹内先生の書かれる話は少女マンガとして読むのはいいのだけれども、こういったギャグも含めたアニメに用いるのは不適切な気がした。(うーん、原作は漫画のほうなのになんだかアニメのほうが先にあるような発言をしてしまっているのに我ながら違和感を感じるが、劇場版のベースは間違いなくTVアニメであって原作漫画のほうではないのだから、と言い訳しておこう。)あと残念だったのは尺が短すぎたと感じたこと。まずいろいろ詰め込んでいるせいで、音楽の切り替えなどが雑になってしまっている。タキシード仮面登場する時とか、あんな音楽の変わり方でいいのかと思わず苦笑。戦闘シーンの音楽の切り替え方も稚拙だとしか思えなかった。上手く音楽を使えるだけの尺がなかったのはもったいない。また、ラストの戦闘は無印の最終回を想起させるものだったが(決戦の地が氷に覆われていて、ムーン、敵がそれぞれ繰り出した超巨大ビーム?がぶつかり合う)、TV版ほど盛り上がれないのもなんともなぁ、という感じ。TV版は演出が幾原得意のミュージカル方式だし、主題歌にのってセーラー戦士たちが「○○パワー!」とそれぞれ叫んだり、相手も多少は踏んばったりとテンションが上がる要素が多々あるのだが、この劇場版にはそれらがない。スノーカグヤはスーパーセーラームーンの必殺技をあっさり破ったくせに、ここではこんなあっさりやられちゃうのか、と残念な気分。やっぱり尺がもっとあればなぁ、と思ってしまう。でも作画は頑張っていた気がする。戦闘シーンの回り込みのある作画は劇場っぽくてよかった。かっこよい。まぁ、ちょこちょこもうちょいオーバーに動いてもいいんじゃない?劇場だしさ、と思うシーンもなかったわけではないが、それはどちらかというと演出の指示的な部分が大いにありそうな気がしているので、問題にしていない。美術もよかった。特に宇宙関連は最高。さすがムクオの美術スタッフだ。椋尾さん本人がなくなっても、きちんとその技術を受け継いでいる。監督は芝田さんだけれども、スーパーセーラームーンの必殺技のシーンの音楽の使い方は芝田さんが演出した111話を思い出させる。というか、全く同じ。芝田さんはもう少しここのテンポを引き締めればよいのにな、と個人的には思ってしまう演出家さんなのだが、まぁ、文句はつけまい・・・。今作はどちらかというと、アニメ版と原作は違うのだということを実感した作品だった。アニメ版は原作をまさにアニメ仕様に変えて作っていたのだということを改めて理解した。
2010年09月08日
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1期でも違和感は感じていた。わりとゆるゆるとした感じで息抜きとして見るのにはいいな、と思っていたし、なんといっても京アニのクオリティはすごい。文句なしだ。でもやっぱり自分が好きな作品かというとそうではない。1期での自分の中に生じた違和感はラストにあると思っていた。むしろラスト以外には特に違和感がなかった。当時思ったのは、それまでただゆるゆるとした生活を見せていたのに、ラストに向けてそそくさと話をまとめようとするのが面白くない、ということだった。けいおん!は何も考えていないのが良かった。誤解を招きそうな言い方なので補足しておくが、これはスタッフが何も考えていないという意味ではない。ただ何もしていないのに最終的にはうまくいってしまうという、ドラマのなさがよかった。そのお気楽さが魅力だったし、キャラも立っていた。それが終盤に進むにつれ、なんだか話をまとめなくちゃ、という方向になっていったのは個人的には残念でならなかった。けいおん!で見たいのは「成功」ではない。生き生きとしたキャラクターとそのキャラクターが織りなす、そう、それこそ辛いことがないようなお気楽な世界なのである。なんだか結果に結び付けてしまったのが個人的につまらなかった。そして2期。2期は1期より面白さが落ちた、と考えている。そもそも2クールというのが長すぎた。1期は「え?もうこんなに進んでんの?」というスピード感がよかった。むしろスピード感があるからこそ、辛いシーンを描く必要がなく、お気楽なシーンだけを見せることができた。2期では受験勉強に励むシーンがちょこちょこと見られる。そして唯たちが3年生であることが強調されるようなエピソードも挟まれる。このように節目節目にお気楽だけではないことが示唆されているが、けれども決してしんどそうではなく、あくまでお気楽に見せる。けいおん!!らしい見せ方で、けいおん!!という物語の方向性としてはこうするのが一番だろう。つまり勉強している唯たち、努力をしている唯たちは視聴者の印象に残りにくくしてあるのだ。そういった過程の印象を薄くする一方で、結果のほうはきちんと見せている。例えば受験合格のエピソードを挙げてみると、梓の視点からではあるが、それなりに感動的に見せるように仕組まれているように思える。お姉ちゃんのためにお百度参りする憂。祈る梓。頑張っている唯たちを描写する代わりに周りが唯たちのために頑張っている姿を見せ、本人たち以上に喜んでいる姿を見せる、という手法がそこには見出されるように思えるのである。ただ結果はこのように見せるのに経過を描かないのは、個人的には感動を覚えなかったし、むしろ落胆すら感じてしまった。結局は好みの問題ではあると思うのだが、私は頑張っている人を見るほうが好きなようだ。カレイドスターだとか出崎アニメだとか。がむしゃらに頑張ったという過程には結果の内容はどうあれ、感動的な結果が用意される。例えば、あしたのジョー2だと、パンチドランカー症状に悩まされながらもホセに向かっていくその姿勢こそがもう感動だし、最後の白熱した戦いはジョーが白く燃え尽きてしまっても、心を動かす何かがある。勝つか、負けるかではない。頑張るか頑張らないかが、自分の中での面白さの基準の一つになっている。けいおん!!はそれを改めて認識させられたアニメだった。とはいえ、けいおん!!も最終回をまだ迎えたわけではないので、このアニメがどうなるかはきちんと見届けたいと思っている。
2010年09月08日
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夏休みだからというのも手伝って、近所のレンタル屋でいろいろ映画を借りてきた。その感想を忘れないうちにメモする。ちなみに今回借りた映画のテーマはイタリア。「天使と悪魔」ですっかりイタリアに魅了されてしまった模様。本当にイタリア建築はすごいと思う。そのうち軽くイタリア建築に関する本も読んでみたい。☆ロミオとジュリエット(1954)ご存じシェイクスピアの代表作の一つ。舞台はイタリアのヴェローナということらしいですが、この映画自体はおそらくイタリアで撮られていないのではないかな。セットを組んで撮っているという印象が強い。そのせいもあって、どちらかというと映画よりも舞台を見ているという感覚が強い。まぁ、もともと戯曲なんだから方向性的にはそれでもいいのかもしれない。私はシェイクスピアは「ハムレット」くらいしかまともに読んでいないので原作に近いのか分からないのだが、以下に感想を書くデカプリオ主演の「ロミオ&ジュリエット」と比較する限りでは原作に忠実に作られた作品なのではないかと推測している。それにしても出会ったその夜に愛を語り合って、次の日には結婚、そしてすぐに乱闘勃発で怒りに狂ったロミオがジュリエットの従兄弟を殺すという、この急ピッチな展開はすごいな。お互いをよく知らないうちから勝手に結婚するのもどうかと思うし、いくら怒ってても妻の身内を殺すのがちょっとおかしい。思ったより突っ込みどころ満載な作品だった。ただ台詞はさすがシェイクスピア。非常に洒落ているし、ロマンチック。「ロミオ、どうしてあなたはロミオなの」という有名な台詞はもちろんだが、個人的には「月に私への愛を誓わないで」といったジュリエットが最高。月のように満ち欠けして、移ろいやすいのはダメという論理にはなるほど、と感心させられた。☆ロミオ&ジュリエット(デカプリオ主演)個人的にはなんでこれ脚本そのままで舞台だけ変えてしまったのだろう?という疑問が残る作品。舞台背景が現代に置き換えられているのだが、明らかに時代に合っていない。なんだか見ていて気持ち悪い。さすがに手紙が届かない理由はペストではなくなっていたが、もう少し時代に合うよう、面白く脚色できたのではないだろうか。脚本をそのままにするなら、昔の舞台設定でやった方がいいのは間違いない。☆ヴェニスの商人これもシェイクスピアの一作。アル・パチーノがユダヤ人の金貸しシャイロックを演じる。Wikiによると台詞などは基本的に原作どおりらしい。舞台はタイトルにある通りヴェニスことヴェネツィア。交通網としては船(ゴンドラ)が発達しており、移動にはそのようなシーンが頻出する。裁判の判決は見事だな。ただあまりにもユダヤ人がかわいそう過ぎる。正直理不尽だとも思う。Wikiにもあるが、差別問題を克明に描こうとしている映画であることは間違いない。技術的な意味で個人的に面白かったのはちょっとしたシーンでもカメラって意外と動いているのだな、ということ。人物の大きな動きはほとんどなくてもカメラを客が気付かない程度に動かすことで、その人物の心情の揺れとでもいったものを表現しているように感じた。☆冷静と情熱のあいだ邦画だが舞台はフィレンツェとミラノ。原作は江国香織と辻仁成の執筆による小説。原作が小説なのに原作者が二人?と、奇妙なことになっているが、江国さんが女性側の視点、辻さんが男性側の視点でそれぞれ書かれたらしい。詳しくはWiki参照。邦画らしくゆったりとした映画だった。基本的に長回しが多いのだが、構図がきれいに決まっている印象。映像を見ているだけでもしみじみとする映画だった。ハリウッドとは違う魅力が日本映画にはあると思う。エンヤの主題歌もよかった。☆ヴェニスに死すルキノ・ヴィスコンティ監督による名作映画。個人的な感想をズバリ言うと、名作だが映画館で見ないと辛い。あまりにも静かに、それこそほとんど台詞がなく、映像によって物語が紡がれていく。それ故、家のTVで見ているとしんどい。集中力を保つのが大変だ。私も一度途中で寝てしまい、結局二回見た。ただ音楽家の美少年への想いは画面から染みいるように溢れ出ているし、映像も凝っている。一カット一カットが長いのだが、それをズームやドリーなど様々な撮影技法を組み合わせることで見せるのがすごい。人物の位置が少しでもずれたり、物の配置を間違えると映像が見にくくなってしまうものだが、ヴィスコンティ監督の指示は的確なようで見ていて違和感がない。トーマス・マンの原作では主人公は音楽家ではなく作家だそうだが、主人公の名前のグスタフはマーラーから取られているということもあって、映画では変更されたそうだ。映画音楽もマーラーを使っており、それが非常に映画の雰囲気に合っていてよい。以下、個人的にWikiを読んで腑に落ちたこと。映画終盤で主人公が化粧してもらうシーンがあるのだが、あまりにも白く塗り過ぎだろうと思っていた。そこだけ妙におかしくてつい笑いそうになってしまったのだが、それは死に化粧をイメージしていたらしい。なるほど。分からないよ笑。
2010年09月08日
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