PR
Keyword Search
Category
Freepage List

第1区間のシャモニー駅(標高1036m)からプラン・ド・エギーユ駅(標高2317m)行きのロープウエイは鉄製の骨組み3本の柱のみでささえられているようです。(大丈夫?なの?)
この乗っていても凄いと思うロープウエイの建設は、まさしく人と自然との闘いだったそうです。シャモニーのガイド達により、直径14ミリ、長さ1700mのケーブルを分割せずに山頂までかついで引き上げたと言います。1人30キロのリュックを背負い30人の山男の一隊が2日かけて・・・。(下りも石や氷の落ちる北の岩壁を降りるのに命がけ。)
いざ、ケーブルを張る時になると、今度はケーブルが岩壁の間に挟まったり、動かなくなったりし、それをガイド達が大変な離れ業ではずし、引っ張り上げたそうです。Part 1の最後の写真を見るといかに急斜面(絶壁に近い)なのかわかると思います。
極地の気象条件の中、2人の死者を出し、ロープウエイが完成。現在そのロープウエイはスキー客や登山客、観光客にはなくてはならない交通手段になっています。
下は中間地点プラン・ド・エギーユを出発したロープウエイです。
シャモニー駅(標高1036m)よりプラン・ド・エギーユ(標高2317m)まで、一気に1281mを8分で登った後は乗り換えて、プラン・ド・エギーユ駅より山頂のエギーユ・デュ・ミディ駅(標高3812m)までの1495mをまた8分で登りきります。(本当に凄いぞ・・。)
下の左が駅の下の骨組みで、かすかに見える糸みたいなのがケーブル。ゴンドラは山で見えにくくなっていますが、右の山の山頂の駅に向かって進んでいます。柱は全くないようです。(日本じゃ考えられないと思う・・。)
写真ロープウエイの下にみえるのがペルラン氷河。
ロープウエイより右手にボストン氷河とクレパスが見える。
水が下に下るように雪の固まりが落ちて行っているように見えますね。写真は水平で撮影しています。傾斜角は45度以上ありそうです。
さて、次はいよいよモンブランの見える展望デッキのあるエギーユ・デュ・ミディ駅(標高3812m)に到着です。
お勧めブログ・バックナンバー5 (Navajo Nation… 2020年12月26日
カプリ島 青の洞窟(Grotta Azzurra) 2020年03月25日
デン・ハーグ(Den Haag) 1 2016年08月06日