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登山電車・ピラトゥス鉄道 3 (ピラトゥス山頂)
ピラトゥス(PILATUS)鉄道、
山頂駅、標高2070m
ピラトゥス(PILATUS)山、標高2121m
下は、最後のトンネルを出てからの登り坂です。ピラトゥス山の峰(ホテル側)から撮影。
駅は左の方
A
下方中より少し右に見えるのがトンネルです。(前回の)そこから左に走る線が鉄道路線です。(やはり上から見下ろすととんでもない坂です。歩いて登るのも容易じゃないです。)
アルプナッハシュタット(Alpanachstad)駅から山頂のピラトゥス・クルム(Pilatus・Kulm)駅まで4.8km、標高差は1600mを一気に登って来ました。
下は、山頂駅から出て行く? 電車かな?
B
到着は手前のボックスの方に入ります。
下がビラトゥス山頂駅のピラトゥス・クルム(Pilatus・Kulm)駅 構内
C
天井の絵はピラトゥス鉄動の会社(Pilatus Bah)のロコ゜マークです。グリフォンぽいですが、なぜこれがシンボルかは解りません。会社はルッツェルンにあって、ホテルを2件経営している事は判りましたが、ホームページに創業年の説明が無く?、鉄道は1889年ですが、創業当初から同じオーナーなのかは解りませんでした。
(駅は以外にモダンですね。)
下は、写真Bの、駅の上の方から峰向こうのホテル方面を撮影。
D
山頂にホテルが2つあると言う事でが・・。経営は鉄道会社のPilatus Bahだと思います。
呪われた魔の山伝説
山には、魔の山? 伝説があります。
そもそも山の名は イエスの処刑に関与したことで知られる
ポンテオ・ピラト(Pontius Pilatus)に由来しているらしい。
ポンテオ・ピラト(Pontius Pilatus)は、古代ローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督(在任26年~36年)。
彼の亡霊が、山稜に近い小さな湖をさまよっていると言われ、それ故、この呪われた場所に近づくと、恐ろしい嵐が起こるのだとか・・。
ビラトゥス山は、そんな迷信で永らく恐れられていたようです。
歴史的確証何もありませんが、 ピラトはカリギュラ帝(第3代ローマ皇帝)の時、ガリアに派遣? あるいは流刑? そこで
自殺したと言われている
そうです。この山の麓フィーアヴァルトシュテテ糊に所縁(ゆかり)でもあったのでしょうか・・。
※ ガリアは現イタリア北部からスイス、ベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、あたり。古代ローマ帝国の植民地にあたる。
下はこのあたりの景色です。いつも雲が多くてあまり下は見られないようです。(何だが雲の上の仙人の気分ですね。)
下山ですが、登山電車でもと来たアルプナッハシュタット(Alpanachstad)駅に戻るか、あるいは、ここからロープウェイで、ルッツェルン郊外のクリエンス(Kriens)まで降りる事もできます。
帰りの登山電車の傾斜も魅力ですけどね・・。
※ 帰りの登山電車は40分で、行きより時間がかかります。
下は、ピラトゥス・クルム(Pilatus・Kulm)駅ですが、ロープウェイの駅でもあります。左下からゴンドラが出る所です。登山鉄道は右から出発。
山上駅からはまず40人乗りのロープウェイで、フレクミュンテーグ(Frakmuntegg)(標高1415m)jまで行きます。長さ1400m、所要6分。
そこからは4人乗りくらいの小型ゴンドラに乗り換えて、山麓であるクリエンス(Kriens)(標高492m)へ降ります。全長4968m、所要30分。途中駅もあるようです。
ピラトゥス(PILATUS)山は、春遅くそくまで雪が残るようです。夏しか運行していないようなので(ロープウェイも)、行くのはやはり夏場ですね。
氷河急行、ユングフラウ、ゴルナーグラートが三大鉄道だそうです。氷河急行もいづれ・・ですね。
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