わたしのこだわりブログ(仮)

わたしのこだわりブログ(仮)

2009年09月11日
XML
カテゴリ: 旅行

ウォルビス・ベイ・ラグーン(Walvis Bay Lagoon)の塩田  Part 2


ガイドによればミネラルが多いからピンクに見えると説明していたようですが、この塩田の色は、どうも細菌(Bacteria)によるもののようです。
ウォルビス・ベイの塩田 8

ドナリエラ(Dunaliella)と呼ばれる藻類の一種と高塩分濃度を好む対塩性が高い高度好塩菌、ハロバクテリア(Halobacteria)と呼ばれる細菌が原因のようです。

縁から徐々に塩の結晶に・・。打ち寄せる波の後が塩の形になっています。
ウォルビス・ベイの塩田 9

高度好塩古細菌・ハロバクテリア(Halobacteria)
増殖に高い塩化ナトリウム (NaCl) 濃度を必要とする高度好塩菌は、塩湖や塩田など高塩環境に好んで生育する生物、古細菌の一種。

ドナリエラ(Dunaliella)
真核藻類である緑藻の一種。生育条件によっては細胞内にβ-カロチン等のカロティノイドが蓄積され、赤色を呈する。

特に塩分濃度の高い領域ではドナリエラは、カロテノイドを大量に産生して、水面がオレンジがかったピンク色に染まるようです。
ソルト・レイクでも塩分濃度の高い領域のみ赤くなることがあるようです。
オーストラリアのピンク・レイクも必ずではないようですが、ピンクに見えるのは、これら同じバクテリアによる作用のようです。

また、高度好塩古細菌(ハロバクテリア)が産出するバクテリオベルリンやバクテリオロドプシンによりピンク色になる場合もあるそうです。

塩田の塩回収車が遠くに走る光景。
ウォルビス・ベイの塩田 11

まとめると、ピンク色の原因は、ドナリエラと、高度好塩古細菌(ハロバクテリア)とバクテリオベルリンやバクテリオロドプシンが原因のようです。(大部分はドナリエラによるもの)
比率関係によってピンクの色味が変わるようです。

回収車の集めた塩の山。
手前がすでに回収の終わった塩田。これからまた海水を注入するのかな?
ウォルビス・ベイの塩田 7

ここの塩は少し赤いと言います。カロティノイドが塩に付着しているのかもしれませんが問題は無いのでしょう。世界にはいろいろな塩が販売されています。
うちにもハワイの赤い塩もあります。また。ゲラントのように、まだ土や砂のまじったような汚れた塩もあります。用途で変えていますが、塩は辛い、しょっばいだけでなく、そういった塩には旨味があるのです。

ドナリエラの作るカロティノイドは細胞の再生を助ける抗酸化作用があるとされ、「アンチエイジング」(老化防止)として化粧品のな有効成分としても利用されているそうですし、がんの抑制、紫外線障害の予防、抗炎症作用などの効果も報告され、あえて、ドゥナリエラを栽培している所もあるようです。

ウォルビス・ベイの塩田 10

おわり






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年09月11日 21時29分27秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: