わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年09月30日
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カテゴリ: 生物

料理の合間に違うネタを・・・。

アルパカ(Alpaca)

クラレの企業CMに出たクラレちゃんの種です。
アルパカ 1
南米原産の偶蹄目ラクダ科の家畜だそうです。
セーターの素材として、貴重なのは知っていましたが・・・クラレちゃん人気でアルパカの知名度は上がりましたが、南米でくらしているのは、あんなに毛づや良く、キレイではないですね。それに、全てのアルパカが可愛い訳では無く、人相いろいろ・・・。
上の写真は超美形・・。でも、頬(ほお)骨から下の毛が抜けると頬がコケて可愛く無いです。

頬の毛がない方が、ビクーニャの顔に近いのかも・・。
ビクーニャが家畜化したのがアルパカだそうです。上の写真のクラレちゃん似の方が品種改良のたまものかも知れません。(単に毛足の長さ?)
アルパカ 4

ペルー、ボリビア北部、チリ北部の、海抜3500~5000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧されているとありますが、ここに紹介しているのはペルーのチチカカ湖の湿原地帯で放牧されているアルパカです。
常に群れをなし、草や苔を好んで食べると言いますが、本当ですね・・・。
アルパカ 2

ラクダ科、ラクダ亜科 にはラクダ属、ビクーニャ属、ラマ属がいます。以前「ラクダの隊商」でラクダを触れていますが、面白い事に気がつきました。種類と生息地がくっきり分かれているようです。共に、昼と夜の寒暖の差が激しい環境ですが、それなりに適応して進化したからなのでしょうか?

ラクダ属     ヒトコブラクダ・・・・・・・・・・・ 西アジア原産
         フタコブラクダ(野生種)・・・ 中央アジア原産
         フタコブラクダ(家畜種)・・・ 中央アジア原産

ビクーニャ属  アルパカ (家畜種)・ ・・・・・・・ 南米原産 ・・毛が重要視
                         毛の品質と量が優れている
         ビクーニャ(アルパカの祖)・・ 南米原産 ・・毛が重要視
                                 柔らかさ、きめ細かさ、希少さ
                                 高品質の点で珍重
ラマ属      グアナコ(リャマの祖)・・・・・・ 南米原産 ・・毛
              ビクーニャより劣るが量は多い
         ラマ(リャマ)(家畜種)・・・・・・ 南米原産 ・・荷役と毛

首がやけに太く見えますが、毛足の長さと量のせいみたいです。本当はこの半分くらい?
アルパカ 3
アルパカの寿命は、約16年。美しい毛がとれて商品価値があるのは10~12歳 くらいだそうです。
そして、アルパカの毛は刈り取るまで伸び続けるため、2年間も切らずに放置すると地面に届くほど伸ぴるそうです。(だから個体の毛の量がまちまちなのですね。)

毛質
いちばん品質がよいランク
ランク1、サドル(背)の毛。
ランク2、首の毛。
ランク3、足とおなかの部分の毛。

目の前に広がるチチカカ湖。
チチカカ湖 1
チチカカ湖は、ペルー南部とボリビア西部にまたがる淡水湖。標高は3810m。
十万年以上存続している古代湖(ancient lake) なのだそうです。

1998年8月にボリビア側の領域8000km²がラムサール条約(湿地保存に関する国際条約)の登録地となったそうです。






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Last updated  2009年10月01日 01時23分24秒
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