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ボルドー(Bordeaux) 3 (サンテミリオン)
ボルドー 3 (サンテミリオン)
ボルドー(Bordeaux)
サンテミリオン(Saint-Emillion)
サンテミリオンの街の外(城壁の外)の畑 
ボルドー地区にはAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)を名乗る地区が21あ
る
そうです。
※ AOCの説明は「ポルドー2」を見てね。
有名なAOCの地区は、
5地区
メドック (Médoc)
クラーヴ(Graves)
ソーテルヌ (Sauternes)
サンテミリオン (Saint-Émilion)
ポムロール (Pomerol)
下に主なボルドー・ワインの生産地の地図を載せました。
その中でも、メドック、クラーヴ、ソーテルヌ、サンテミリオンの4地区は独自のシャトーの格付けを行っているそうです。
今回は、サンテミリオンを紹介
サンテミリオン(Saint-Emillion)
ドルドーニュ川右岸にあるサンテミリオンは、ジロンド川左岸の メドック地区と双璧をなすボルドーの高級赤ワイン産地
です。
そして、ワインのみならず、この地域は 、「サンテミリオン地域」の名でサン=テミリオンのコミューン共同体になっている8つの市町村とブドウ畑も登録の対象とされ、1999年に世界文化遺産に登録
されています。
サンテミリオンの街の中心から撮影
街は少し小高い山に集落を作っていて、山の頂の教会を中心に広がっています。
サンテミリオン (Saint-Émilion)は、中世に盛んになったサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼コースの札所にあたる。
巡礼者の間でここのワインは大変評判となった。
サンテミリオン城壁のすぐ外のブドウ畑
教会のブドウ畑でしょうか?
もともと サンテミリオンの村の名は、8世紀にこの地の洞窟に隠遁した僧侶聖エミリオ (Saint Emilion) から由来。
この地の土壌がワイン醸造に適していた事から、エミリオに付き従った僧侶たちによって、ワインが作られ始めたと言う 。
先にも紹介したが、サンテミリオン(Saint-Emillion)はキリスト教の三大巡礼地に数えられる サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)の巡礼路に位置する 。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)の巡礼路を示すマーク。 巡礼札所の教会の近くに必ずある聖ヤコブのホタテ貝モチーフにしたマーク
。
中世に高まった巡礼地めぐり。巡礼者の数は半端なかったはず。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼は、巡礼地に至るコースにも意味があったからだ。現在も巡礼者は非常に多い。
実際、この撮影も
サンティアゴ・デ・コンポステーラに行く為にわざわざフランスから入ったコースなのである。
聖ヤコブ(十二使徒)の聖地巡礼途上に立ち寄った巡礼者によって優れたワインの一つとして
サンテミリオン(Saint-Emillion)の名が広まったのである。
リンク サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼 1 (巡礼)
サンテミリオン城壁の外のブドウ畑
ブドウの畑の植え付け方がメドックのシャトーと違って密集している気がしますし、ブドウの樹形も違うようです。
土壌
主要品種はメルロ種とカベルネ・フラン種。
この地域の土壌は、表土が粘土質ですぐ下に石灰の分厚い白亜質の層があり、石灰の分厚い層が余分な雨水などの水分を吸収し、ブドウに水が少なくなるとその石灰層が逆に水分を与えてくれ
る
のだそうです。
この 石灰の古い層の中にミネラル質が多く含まれていて健康で、味のある良質なブドウを育てる
ようです。
また、畑によって 土壌の違いを作り出す栄養も異なり、風味が違う
のだそうです。
土壌は、メルロにはふくよかな豊かな果実味を与え、カベルネフランには繊細で上品な華やかさを与える。このブドウの絶妙なブレンド、バランスの良さがサンテミリオンなのだとか・・・。
たくましさと、きめの細かさ、複雑な風味を兼ね備えた長期保存に向くワインになるそうですが、メドックのワインよりはアロマの変化が速いそうです。

ブドウの実のなり方もほぼ同じ高さに横に並んで実が付いています。
メルロ(Merlot)かな?
なんとなく素人でもメドックと畑が違うのが解りますね。
最も、土壌も品種も苗木も違うのですから同じわけないですね・・・。
サンテミリオン街につづく。以下はまだ未編集です。 m (
)
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リンク ボルドー 4 ( サンテミリオン、モノリス教会)
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