わたしのこだわりブログ(仮)

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2010年02月03日
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カテゴリ: 旅行

ヴァイキング・ネタをはさもうかと思ったけれど・・・フレデリクスボー城をサクサク終わらせてからにしましたスマイル

フレデリクスボー城 5 (アンディ・ウォーホルのリト)
デンマーク王国(Kingdom of Denmark)
フレデリクスボー城(Frederiksborg Slot) Part 4 
王女の棟とマルグーテ2世女王の肖像画
マルグレーテ・アレクサンドリーネ・トーヒルドゥア・イングリッド(マルグレーテ2世)


フレデリクスボー城の東棟が女性達の棟のようです。

廊下もかなりカワイイ造り
フレデリクスボー城 33
実際これらの調度がすべて廊下にあったとは考えににくく、展示として廊下に並べているのかも。

ベットがあるので寝室でしょうが王女のものかは不明。
フレデリクスボー城 34
火災で修復されているのでもとのままにはなっていないはずです。

一応この宮殿は国史博物館であり、国王一家が集めた芸術コレクションの保管庫としても使用されています。
調度はどれもすばらしい品ばかりですが各説明が書かれていないので(自然体で公開しているので)何の部屋かは推察の域です。

シンプルに見える調度は、よくよく見るとデンマーク東インド会社からの賜のようです。
フレデリクスボー城 35
気付くとどの部屋にも飾られている陶磁器の壺。そしてサイドボードは黒檀なのです。
遠くインドや中国から運ばれた家具のようです。
クリスチャン4世のデンマーク海上帝国が華々しくスタートを切った頃に建てられた宮殿だからなのでしょう。

一角に絵画のコレクション・ルームがありそこで見つけたアンディ・ウォーホルのリトグラフはこの国の女王様でした。

アンディ・ウォーホル作 マルグレーテ2世女王の肖像
フレデリクスボー城 32

マルグレーテ・アレクサンドリーネ・トーヒルドゥア・イングリッド(マルグレーテ2世)
(Margrethe Alexandrine Torhildur Ingrid)
現デンマークの女王 気さくで美人で才女で国民の人気は絶大なのだそうです。
1940年4月16日にコペンハーゲンで誕生し1972年即位
当時のデンマークでは王位継承権は男子のみで彼女にはその権利さえなかったそうですが、フレゼリク9世には女の子しかいなかった事とフレゼリクと娘たちの国民的人気が非常に高かったことで王位継承の変更を求める国民の声が高まり、これに後押しされる形で、デンマーク憲法と王位継承法の改定が行われ父王の死後彼女が女王となったようです。(日本の問題と一緒ですね。)

アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)(1928年~1987年)
アメリカの芸術家でポップアート界の旗手として生前から活躍。
20世紀アメリカの文化的アイデンティティーを視覚化した作品を多く発表。

この作品は シルクスクリーンでも有名な著名人の肖像画シリーズ のものです。
彼による肖像画は高額なギャランティーから当時の有名人らのステイタスとされ、多くの有名人が自分の姿のプリントを希望 した。(ウキペディアより) ・・ようですが・・
本人希望でなく、アンディ自身の好みによる作品との境が解りかねますね・・・。
マリリン・モンローは特に有名ですが、マルグレーテ2世女王があったのは驚きました。女王のご所望か、アメリカ訪問のおりにアメリカが贈り物にしたのか・・・びっくり

他にこんな方が、プレスリー、エリザベス・テイラー、イングリッド・バーグマン、JFK、ジャクリーン・ケネディ、M・ジャクソン、チェ・ゲバラ、毛沢東、エルビス・プレスリー等
マリリンモンローを見る限りではマルグレーテ2世女王のものとほぼ同じです。個性の部分以外は他も似たような作品です。(動物もあります。)

さて、フレデリクスボー城もこれでラストです。
雪の中で始まりましたが、写真は夏のものです。夏はまた別の城に見えますね。
フレデリクスボー城 36
バス停を降りて最初の島に渡る入り口から撮影したものです。
やっぱり湖の上の城とは解らないですよね。(塀が高くて・・)

フレデリクスボー城 おわり
Back number

リンク ​ フレデリクスボー城 1 (雪の中の城)
リンク ​ フレデリクスボー城 2 (教会堂)
リンク ​ フレデリクスボー城 3 (ノルマン人とヴァイキング)
リンク ​ フレデリクスボー城 4 (クリスチャン4世と海軍)
フレデリクスボー城 5 (アンディ・ウォーホルのリト)

リンク ​ エレファント勲章 とデンマーク王室の王冠
リンク ​ ニュー・カールスベア美術館(Ny Carlsberg Glypotek)
リンク ​ ヴァイキング 1 (民族移動と船)
※ ヴァイキングは1~15まで書いています。最終的にアメリカ大陸のニューフアンドランド島まで行くのです。






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Last updated  2020年11月25日 02時04分43秒
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