わたしのこだわりブログ(仮)

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2010年06月03日
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カテゴリ: 旅行

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モニュメントバレー 3 (聖地・・エネルギー・スポット)

アメリカ合衆国アリゾナ州、ユタ州
モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク
(Monument Valley Navajo Tribal Park)
聖地・・エネルギー・スポット・・ボルテックス

よくよく考えるとかなり危険な場所のようです。
モニュメントバレー 24

アメリカ・インディアン
500あまりの部族が存在 するそうで、実は 多種多様な民族の集まり なのだそうです。
(一口に「インディアン」とくくるのは大きな間違いと言う事です。)

彼らファースト・アメリカン(最初にアメリカに来た民族)は最初にどこの部族出身かを聞くと言います。それは彼らにとって民族のアイデンティティー(民族の中にある独自の本質)が何よりも重要視されているからなのでしょう

ナバホ居留区で再現されている昔の彼らの住まい。
モニュメントバレ- 30
こんな住居では冬の寒波はかなりこたえたようです。

モニュメントバレー  29

19世紀初頭までは、白人達と対等の位置にいたはずなのに、 現在彼らは居留地と言う特別の土地に追いやられています 。(良い土地は白人に取られて悪い土地だけが彼らに与えられたのです。ナバホは観光収入が見込めるだけラッキー。)

以前も紹介していますが 、「インディアン・テリトリー」とか「インディアン自治区」、今は「リザベーション(reservation)」と呼ばれています。
ナバホ居留区はアリゾナ、ユタ、ニュー・メキシコの3州にまたがる広大な居留地ですが、 居留地は西部の州(ミシシッピー以西)に多く、東部には少ないのだそうです 。(東部にいた部族はオクラホマに追いやられたからオクラホマに集中)
モニュメントバレー 28

アーバン・インディアン(Urban Indian)
最近は居留区の住民以上いると言われるのが、「アーバン・インディアン」と呼ばれる 都会居住者のインディアンです。
第二次大戦後、共和党政権が 居留地に対する「保護とりやめの打ち切り政策」をした為に、多くの人々が居留地から都会に移住 した事によるようで、さらに近年もめぼしい産業もない居留地からの脱出組みが増えているからのようです。
(サウスダコタ州にある居留地は、全米一貧しくて、失業率9割と言う。)
白人からはあきらかに差別されているのが現状です。

モニュメントバレー 25
紀元前百年頃にはアリゾナ州にも大規模な潅漑農業を営む農耕定着民族が村落を作っ
ていたと言います。

インディアン発の食物
彼ら アメリカ・インディアンの最大の功績は、すぐれた農耕技術による農作物の品種改良 だそうです。
「新世界発見」以降世界中にもたらされた インディアン発の食物はトウモロコシを筆頭にカカオ、豆類、カボチャ、落花生、馬鈴薯、薩摩芋、メロン、トマト、ズッキーニ、セロリ、チリ・ペッパー、七面鳥、牡蛎、タバコ、ゴム等 多数、多岐にわたるそうです。

ところで、コロンブスの新世界到着以降、世界人口が突如増えているそうです。
それはインディアンらの農作物が欧州にもたらされた事により欧州の食糧事情が良くなった事にも起因しているようです。(食料品種が増えて、飢餓が減ったらしい。)


モニュメントバレー 26

彼方に見えるテーブルマウンテンはメサになり、やがてはあのようなビュート(残丘)になって消えて行く・・その過程最後の姿です。
モニュメントバレー 21

「風前の灯火」・・・山、最後の姿は何とも感慨深いものがあります・・。
モニュメントバレー 22
信仰・・グレイト・スピリット(Great spirit)
平原部族のインディアンの社会では、 人間の力を越えた超自然の中に見えない何者かの意志が存在し、それが自分の運命を支配するものと信じられた そうです。
白人の言葉でそれは「グレイト・スピリット」と呼ばれているようですが、ハワイアンの「マナ」と近いような気がします。

ハワイアンの「マナ」は、信心の強さやそれを持つ人物の純粋さで性格や効果が変わると言われていますが、インディアンの「グレイト・スピリット」は 運不運も含めてその意志を素直に受け入れる謙虚さが求められたようです。

夢の探求
成人の儀式に相当するのが、「 夢の探求」と呼ばれる、いわゆる荒野の苦行 があります。
前述した 超自然の意志から授けてもらうスピリットの一つ で、最初の夢の探求では自分の祈りの象徴となるものを授けてもらう為の夢を見に行くのだそうです。
そして、夢のお告げはメディシン・マン(巫女)に謎解きしてもらって、それを解明するのだそうです。

ボルテックス(エネルギー・スポット)
近年は流行している パワー・スポットはスビリットを受けやすい場所 なのでしょう。
ボルテックス」と呼ばれるエネルギースポットは、実際、電磁場の渦がある場所 だそうです。(そこをインディアンは感じとる事ができたようです。)

同じ アリゾナのセドナ(モニュメントバレーより少し南)にはそうしたエネルギースポットが20数カ所ある と言われています。
安室ちゃんが行った所で、観光でもにわかに人気の場所ですが、ここ、 モニュメント・バレーもパワー・スポットが存在するようです。
聖なる土地・・と言うのはそう言う意味の場所なのでしょう。

モニュメントバレー  23
角度を変えて見ると神殿の跡か何かの宗教儀式の跡のように見えますね。ここもパワー・スポットかもしれません。

モニュメントバレー 27
前に紹介したアンテロープ・キャニオンの神秘さもそうですが、モニュメントバレーも、その全てがパワースポットのような気さえする興味深い場所です。

モニュメントバレー おわり
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リンク ​ モニュメントバレー 1 (ナバホ・ネイション)
リンク ​ モニュメントバレー 2 (バレー・ドライブ)






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Last updated  2020年12月16日 03時01分49秒
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