わたしのこだわりブログ(仮)

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2014年11月02日
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31日、美容院の帰り、都心行きの電車にジャック・スパロウ(Jack Sparrow)が乗っていました。
ものすごくリアルでものすごく似ている外国の方です スマイル
ああ、ハロウィーンのパーティーに行くのかな?
それにしても電車の椅子に一人でおとなしく座っているリアル・ジャックは違和感ありありで、とても間が抜けて見えました 大笑い

さて、日本でも年々仮装が激しくなるハロウィーン。
ハロウィーン(Halloween)はもともとケルト由来でキリスト教に取り入れられたイベントだった・・と言う話は今まで何度か紹介していますが(昨年の 煉獄思想とジャック を見てねウィンク)、異教の祭りがキリスト教の典礼に変換された例は他にもあるようです。
変換? と言うよりむしろ キリスト教が公認されるとあらゆる宗教のイベントがキリスト教の典礼にすり替えられた ・・と言った方が正しいかも・・。

毎年あるお祭りが今年もある。しかし名目は変わっている。
最初は違和感があっても、何年かすれば知っている人は少なくなる。(100年も過ぎれば昔の事など知る人はいなくなるのだ。)
キリスト教の関係者はゆるやかに異教の祀りを排除して行ったのである。

が、 失敗した例もある。1年12ヶ月の暦や1週間7日の割り振りしたローマ暦である。
キリスト教では最初は新しい呼び名を考案したものの、定着できずに結局ローマ神や皇帝の名前が残ってしまったそうだ。
因みにクリスマスに贈物をする習慣も、実はローマ時代の冬至に贈り物をする慣習から来ているらしい。

バロック(baroque)のサルコファガス(sarcophagus)

サルコファガス(sarcophagus)
カプツィーナー納骨堂 (カプツィーナ・グルフトKapu zinergruft)の柩

ハロウィーンに因んで柩(ひつぎ)の髑髏(されこうべ)だけピックアップしていたのですが、過ぎてしまったので内容を全面的に変えましたぽっ

サルコファガス(sarcophagus)
遺骸を納める柩をさらに納める彫刻のほどこされた石棺(石の容器)の事。
例えばエジプトのミイラは何層もの柩に収められているが、 一番外側の石の柩(ひつぎ)をそう呼ぶようです 。

直訳 だとサルコファガス(sarcophagus)は石 棺
ですが、実はもっと深い意味があるようです。
言葉としては ギリシャ語由来で「肉を食らう」と言う意味 からきているようで 石棺自体が死体を分解する・・と言う意味から「食う」が転じたようです 。
また 遺骸を分解すると言う石棺は本来は石灰岩でなければならなかったようです。

金属のサルコファガス(sarcophagus)
サルコファガス(sarcophagus)はどうも時代と共に進化し、素材も多様化して行った ようです。
何しろ カトリックでは遺骸はそのままできるだけ残さなければならない 。最後の審判後に天国に行く時に元の体が必要だからです。(石に食われては困るわけです)

さて、石棺ではないから
、 そもそもサルコファガスとは呼べないのかもしれませんが、この中にさらに柩が納められている・・と言う意味 においてはやはりこれはサルコファガス(sarcophagus)です。
今回は豪華な装飾が付いたバロック時代全盛の金属製のサルコファガスを3櫃(き)紹介します。

特にこの カプツィーナー納骨堂では歴代ハプスブルグ家の人達の柩がたくさんありますが、ブロンズ製や後半は質素な鉄 になってきていて、栄華盛衰を感じるラインナップでした。


神聖ローマ皇帝 ヨーゼフ1世(Joseph I)の柩
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ヨーゼフ1世(Joseph I)(1678年~1711年)
神聖ローマ皇帝(在位:1705年~1711年) ハンガリー王、ボヘミア王。
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亡くなった時代順に載せていますが、時代とともにより豪華に変遷してます。

神聖ローマ皇帝 カール6世(Kaiser Karl VI)の柩
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カール6世(Karl VI)(1685年~1740年)
神聖ローマ皇帝(在位:1711年~1740年) ハンガリー王、ボヘミア王。
ヨーゼフ1世が若く亡くなり即位。彼は弟で本来はスペイン王を継承する予定だった。そしてマリア・テレジアの父である。
pict-カール6世 1.jpg
もはや写真一枚におさまらないのである。
pict-カール6世 3.jpg

pict-カール6世 4.jpg

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神聖ローマ皇帝妃 エリザベト・クリスティーヌ(Elisabeth Christine)の柩
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エリザベス・クリスティーヌ(Elisabeth Christine)(1691年~1750年)
神聖ローマ皇帝カール6世の皇后。マリア・テレジアの母。
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pict-エリザベス 4.jpg

pict-エリザベス 2.jpg


pict-エリザベス 5.jpg

最初の2 櫃(き)はハプスブルグ家出身の神聖ローマ皇帝の柩。3櫃(き)目は神聖ローマ皇帝妃の柩でした。
いずれもゴージャスな装飾がほどこされていますが、 特徴的なのは、やたらに髑髏(されこうべ・ドクロ)の装飾が多い事 です。
見ている限りでは、このバロック期に増えている気がします。

実際 墓だけでなく、バロック時代によく描かれるようになった静物画、バロック・ヴァニタス(barocker Vanitas-Stillleben)では頭蓋骨が必ずと言って良いいくらい登場 してきます。
死、死神、はかなさ、虚しさ、悲しみをイメージさせる 頭蓋骨(スカル・Skull)は死を象徴する寓意表現の素材であり死の記号 です。
(絵画においては、十字架と共にある時は死後の永遠の生命を瞑想している時だとか・・。)


15世紀以降に欧州でしばしば猛威を振るった ペストの発生と大量死 。どうやらそれらにも起因しているようです。 死が最も身近にあった時代だったからでしょうか?


私の知らない別の解釈がきっとあるのでしょうね しょんぼり






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Last updated  2014年11月03日 11時35分50秒
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