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2016年6月23日、英国のEU離脱の是非を問う国民投票の日。Brexit(ブレグジット)
2016年11月8日、アメリカ大統領選挙の日。Amexit(アメグジット)
共に大方の予想を裏切った驚くべき結果に終わった。
同時にそれらは世界を驚愕させた事件となり共に株式も当事国の為替も結果直後には大暴落し世界経済に影響を与えた。
今回はトランプ氏が就任する2017年1月20日までは様子見があるかも知れないが、その後何が起きるか解らないのでどこの国も戦々恐々となっている事だろう。
Brexit(ブレグジット)とAmexit(アメグジット)は共にそれらを揶揄(やゆ)した造語で
ある。
Brexit(ブレグジット)は「Britain」と「Exit」を合わせた造語
。英国のEU離脱を意味する。
英国のEU離脱による欧州経済への影響が心配される事件であった。
これについては英国民は結果に驚き 後悔(Regret)した事からBregret(ブレグレット)と言う造語も出た。
Amexit(アメグジット)はBrexit(ブレグジット)にひっかけた語で「America」と「Exit」を合わせ造語
である。
「 America」と「
Exit」は完全なるこじつけであるが、民主党候補のヒラリー・クリントン女史に対して共和党候補のドナルド・ジョン・トランプ氏は今までのアメリカの政治を否定し、破壊する過激発言で世間を驚かせた。
従来のアメリカからの離脱? と言うような意味あいに寄せているのかもしれない
。
それにしても今回のAmexit(アメグジット)が実現した事には本当に驚いた。
人種差別を前面に打ち出すドナルド・ジョン・トランプ氏が人種のるつぼであるアメリカであんなに支持されるとはとうてい信じがたかったからだ。
どんな人種をも受け入れる偉大なアメリカは嘘だった?
たとえ彼らが「変革を望んでトランプ氏を選んだ」と言ったとしても、アメリカ人の本音に白人優位の差別主義がやっぱりあるのか・・と思わずにいられない。
彼はKKK団を思い起こさせる。
南北戦争終結後に結成された米白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan) (KKK)」の事である。
黒人を憎む(今はユダヤ人、アジア人やヒスパニック系も含まれるのか?)過激な秘密結社である。
今風に言えば人種差別の暴力を起こす危険なテロリストだ。しかも現在も存在し今回の選挙でトランプ氏を支持したらしい
トランプ氏は勝利宣言で「アメリカは再び手を取り合おう」と言ったが彼が国民の闇を引き出し裂いたのだ。アメリカ分裂の修復が彼にできるのか疑問だ。
さて、今回は京都を紹介。先週行ってきました ![]()
2016年京都 1 (五条通りから茶わん坂)
Brexit(ブレグジット)とAmexit(アメグジット)
五条通り
茶わん坂
清水焼きの発祥
京阪電車の清水五条駅から五条通りを上り、茶わん坂を登って清水寺を参詣し、清水坂から途中産寧坂(さんねいざか)、二年坂を通り高台寺を参詣。そして寧々様の圓徳院(えんとくいん)までがルートです。
イエローのラインが茶わん坂
。
右の 濃いピンクの円が清水寺
左の 藤色が高台寺
五条通り
上の地図 ブルーのラインが五条通りであり、国道一号腺
です。
陶板でできた路地案内の地図が五条通りに並ぶ。
ヒビなのか? 貫入なのか? ところどころ割れていたりするがオシャレではある。
こんな案内版の他にも、四ヶ国(日本語、英語、中国語、韓国語)対応の地図が目に付くようになった。
ところで五条通りは陶器屋さんがけっこう多い。
それもそのはず、実は五条坂から茶わん坂界隈は清水焼きの窯元が多かったからだ。
上の陶板の案内もアピールの一つなのだろう。

景観条例と言うのがあるが、京都は特に厳しいガイドラインがあるらしい。
京都らしい家ですね。景観条例と言っても、隣のようなマンションなどあるので見た目はがだがたです。
むしろこの中途半端が京都か?
さすがに派手なネオンとか看板は条例で厳しく規定されているようです。

屋根の上の祠の様な物は室外機を囲った物。
商品の展示も昔方式? 奧の中庭が見える所が風情。
屋根には焼きものの守り神? 土瓶を持っている。
彼は迦具土神(かぐつちのかみ)か?
火難除けの神のみならず、鍛冶や陶器(焼物)の神様として信仰されている。
五条通りから東大路通り少し手前に 若宮八幡宮
がある。
別名は陶器神社。写真左の柱には「清水焼発祥の地」
と書かれている。
創建は9世紀頃とされる鎌倉時代から武家尊崇の大社だったらしい。
それが清水焼き
発祥の地になったのは近年の事。
1949年、相殿に陶祖神 椎根津彦命(しいねつひこのみこと)の合祀された事による。・・と看板に書かれていたが、なぜ椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が陶祖神なのか? が、今一つ解らない![]()
もしかすると屋根の神様は迦具土神(かぐつちのかみ)でなくて椎根津彦命(しいねつひこのみこと)か?
毎年8月7日~10日には清水焼き発祥の地として? 若宮八幡宮大祭、陶器神社大祭(陶器まつり)が催されるそうだ。
茶わん坂
五条通りの突き当たりに大谷本廟があり、その左の脇道が五条坂である。
五条坂は清水坂に伸びているが、途中茶わん坂とに別れる
。
標識には清水寺への近道と記されていた。
近い方がいいか・・と茶わん坂を登ったが、正解だった。
清水坂は清水寺の正面にまっすぐ向かう道で、観光化されすぎている。
一方茶わん坂の方は、かつての窯元があった場所だけに陶器の店が多く穏やかであった。
途中から着物の女性が目立つようになった。
なぜなら、この通りは陶器屋だけでなく、レンタル着物屋も案外多いのだ。


今回は本当に着物を着ている人が多いのに驚いた。
こうしたレンタル屋さんのおかげであるが、驚くのは着ているのが日本人ばかりではない・・と言う事だ。
観光で来た外国人の方がペアで着ていたりする。男性の着物姿は、ほぼ外国の方であった。
清水焼きの発祥
五条坂から茶わん坂のどこか(
五条坂建仁寺町)に清水焼きの祖とも言われる清水六兵衛(きよみずろくべえ)(1738年~1799年)の釜があったとされる。
彼は江戸中期の陶工で、金、赤、青を彩した陶器を作り、これに清水焼きの名を冠したのが始まり・
・と、茶わん坂の看板には書かれていた。
が、説はもう一つある。
陶工の焼き窯 自体はどうも室町時代中期からあったようだ
。
どこから清水焼き・・と呼ぶのかが問題だ。
洗練された美しい清水焼きの発祥は、確かに江戸時代中期
のようだが・・・。

リーズナブルから高級路線の店まである。
考えるに、地形から登り窯だったんだろうな・・と思う。
買い物しているのは日本人より外国の方
外国の方を当て込んだ商品が増えたと思う。
昔はなぜかキティとかのキャラ物と八つ橋が多かったのに・・。
外国人が増えて京都の土産も洗練されたのかも。
扇子もそうだが、明らかに着物の柄もカジュアルになって受け入れやすくなったかもしれない。

人力車が本当に増えたと思う。以前は嵐山くらいしか見なかった気がする。
今回は寺の中で観光案内までしている人力車のお兄さんもいた。
笑えるのは、女性3人連れを、僕ガンバッテてひきますから・・と口説いていた事だ。ガンバッテひくのはいいけど3人も乗れるのか? と思う。
しかし、確かに着物きて歩いている女性を見ると、たいてい3人連れなのである。不思議![]()
3人乗れる人力車、確かに必要かもね。
京都・・つづく
大阪ミナミ 戎橋界隈と法善寺横丁 1 (ミ… 2017年10月23日
2016年京都 5 (二年坂) 2016年12月15日
2016年京都 4 (産寧坂・さんねいざか) 2016年11月30日