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この夏初めて、日本の小学校に一年生として体験入学をしました。<アメリカの学校>アメリカでは、公立の学校でもとてもオープンで、時間があればアポなしでもボランティアに入れます。日本に比べて「風通しの良さ」があると感じます。お手伝いが必要なときはプリントで「ボランティア募集」がかかります。ボランティアもママやパパ、学校がお休みの高学年の子供やおじいちゃんおばあちゃんまで幅広くこられます(笑遠足の時のボランティアも多いです。(このとき、ボランティアのコストはボランティア持ちです)日本の学校もPTAだけが、1年間などと決めて学校運営を手伝うのではなく、幅広く、その都度お手伝いできる人を受け入れることができたらいいかなと思います。子供たちは「話を聞いて、聞いて」なので、担任の先生だけでなく、ボランティアの人がいれば、もっともっと子供の話を聞いてあげられるような気がするんです。「いじめ」に関しても、もっと子供の声を学校以外の大人が、普段から聞いてあげられたら早期に解決できることもあると思う。出来る人が出来ることを積極的にというのがもっと広がったらいいなーと思います。でも、そうするとしない人が出てくるから、問題なんでしょうけどね。また、いろいろな文化やイベントを私のような日本人や他国の親が出向き、子供たちに紹介する機会があります。学校側も、不安や心配ごとがあるときはとにかく学校へ来て、子供の様子を見て下さい、と親が学校へ入ることを歓迎しています。セキュリティーはかなり厳重。下校時間も学年または全校生徒が一斉に下校するので、安心感があります。普通、小学校4年生になるまでは、子供だけで帰宅することが許されていません。その他では、洋服や持ち物に規制がない。体育のあるときは動きやすい洋服で、もし差し支えがあるようなら(スニーカーじゃない等)見学、タイムアウトなどがある場合も。でも、こういうことで、親も子供も、学校は動きやすい洋服で、ということを学べる気がします。日本では決められたものを用意して、どうしてか?本当に必要か?ということを考えなくなっている気がします。「指示に従っておけば大丈夫」というのが、ここから来てる気がする。。。効率を求めるお国柄なので、最小限の持ち物での登下校がいいです。その日に必要なものだけ持ち帰る、宿題に必要なものくらいかな。教材や道具もクラスで共有ということがほとんどなので、持ち物は少ないです。あとは、教材や雑貨ですが、新学期の始めにリストが配られて、それを用意していくのですが、全部で2000円くらい。のり、クレヨンや鉛筆が足りなくなった場合は、担任の先生から「これが足りません」というプリントが入り、持って行ける人が買って行くというシステムです。必ずしも、全員ではないんです。それで問題なくやっています。みんな同じが必ずしも、平等ではないし。自分はしたいからする。したくないひとがいても自分とその人を比較しないから、私ばっかりなんて気持ちも、問題も起こりません。学習面では日本と比べてしまうこともあるので、それは親として私が凛に求めることですから、私が教えるとか、将来的には塾や家庭教師を考えることもあるかもしれません。ただ、大学のレベルなどを考えると、アメリカって、後半の頑張りがすべてになってくるのかなと感じます。低学年の今は生活習慣や勉強に対する姿勢といろいろな価値観をしっかりと伝えてやりたいと考えています。良くないところとしては、アメリカの先生はとても感情をあらわにするので、子供が戸惑うことがよくありました。日本のように先生は頼る人という感覚はないように思います。私も戸惑いどうしたものかと考えましたが、凛には「これがアメリカの普通だから」と教えた記憶があります。いろいろな人がいる、先生もいつも正しいわけじゃない。どんな環境にあっても、自分は自分らしく、学校生活を送って欲しいと考えたんです。日本でもアメリカでも自分の子供ですから、最終的には親に責任があるということだと思います。
2012.07.19
この夏初めて、日本の学校へ一年生として体験入学しました。私は日本で育ったので「心の準備」は出来ていたつもりですが、いろいろと驚くことがありました。まず、思った通りだったのは、先生のクオリティーが高い!!字がきれいで、先生って感じですよね。アメリカでは字の綺麗さは求められません。履歴書やリポートも全部タイプしますから。ただ、先生は一人で30人前後の生徒さんたちをみているので、いっぱいいっぱいではないかなと思います。ミスをすれば先生の責任になるし、それを思うとアメリカのようにボランティアを入れることを考えて欲しいなと思います。子供たちは「聞いて聞いて」と話を聞いて欲しいばっかり、私が学校へ伺っても、みんなが話かけてくれます。そのときに、もっとボランティアとかの大人が子供たちのまわりにいれば、もっともっと話を聞いてあげられるのにと思いました。深刻な問題の「いじめ」もこういった子供の声、先生の目の届かないところを、私たち学校関係者以外の大人が拾い、見守ることで初期に断ち切ることができるのではないかなと思うのです。あとは、おそうじや給食当番など、子供に感謝の気持ちと責任を持つように指導されているところが、日本人として素晴らしいと思います。アメリカでは、お掃除は、生徒の仕事でも先生の仕事でもありません。でも、小さい頃は特にものを大切にするとか、食べ物に感謝するとか、そういうことってすごく大切だと思います。そしてカリキュラムがやっぱりいいですね。朝顔がずらーーーーーーーーっと並んでいて、初めて花が咲いたよーとか、ひまわりも大きくなったとか、子供が自然に会話してたんです。すばらしい!!音楽なら学年ごとに違う楽器を習うことができる。ご挨拶に伺ったときは「千と千尋の神隠し」の曲が縦笛で聞こえてきました。「あーーーーー、日本の学校だー」という感じでした!!体育はいろいろな競技を体験できるし、水泳も教わる。アメリカでは体育はどちらかと言うと、体をとにかく動かす。特に高飛びや幅跳びとか習うということはあまりないですから。日本と言えば、学校給食。すごく不安で、凛も全然食べられるものがなかったのですが、昨日は大嫌いなプチトマトを2つもがまんして食べたとか。。。おそるべし、学校給食です。凛は日本の学校へ行って、日本の挨拶(頭を下げること)、規律を守ること、グループで頑張ることを学びました。学習面では日本語のボキャブラリーが格段に増えたことと、「せんせい」「おねえさん」など発音とひらがなが異なる場合の法則のようなものがしっかり根付いた気がします。とにかく、日本の小学生はがんばっていますね。一年生でも6時間あったり、小さいからだで大きなランドセル、たくさんの荷物をその日によって分けて持って行く。。。すごいと思います。アメリカのように、毎日が体育があるかないかだけの違いとは大違いですね(笑少し不安だったのは、やっぱり登下校、特に下校の時に学校から遠い子のこと。ウチはかなり遠いです。自分の住んでいる地域ではなくても、市の中では毎日のように「不審者情報」がとどきます。昨日は通学路ではないのですが、近くで「お母さんのところへ行こう」と誘われた一年生がいるという情報がありました。不審者情報では必ずと言っていいほど、一人になったときに。。。とあるので、そこをどう対応するか、真剣に考えないといけないのではないかと思います。何か起こるまではなかなか動かないのが日本の特徴なのかな?私は途中まで送り、途中まで迎えに行っていたのですが、後半はお迎えは学校まで行きました。これは、女の子数人で帰ってくるようにしているのですが、やっぱり遊んじゃう子も急ぎたい子もいて、どうしてもまとまるのが難しいんですね。凛の単独行動があったり。。。この辺はやっぱり凛の危機感が薄いのが原因だと思います。なので、途中で待ってイライラして、凛を怒るよりは、学校まで(遠いですけど)迎えに行けば済むことだと考えてそうすることにしました。だけど、学校まで迎えに行くと、子供たちが「英語でクイズ出してー」とかリクエストがあって、いろいろな動物の名前やここ数日は使えそうな動詞とかを教えながら下校しました。[see ou tomorrow.]と言うと[see you tomorrow, bye bye]となんとbye-byeと付け足して帰ってきました。しかも英語の発音で。。。みんなRやLの発音もきれいにできるんですねー。一年生でフォニックスなんかやっておいたら、日本の子供ちゃんと英語できるようになるのでは、と感じました!!こんなことなら、初日から汗流れても、学校まで迎えにいけば良かったですーーーーーーっ。来年は「灼熱」ですが、迎えに行こうと思います。私と凛はラッキーなことに、担任の先生が世界に目を向けていらっしゃる方で、とても心地よく学校生活を送らせていただきました。正直、はじめは「楽しめるのか?来年もあるのか?」という気持ちでしたが、今は「来年もよろしくお願いします」という気持ちです。日本の良い所、アメリカの良い所をしっかりと選び、世界を舞台に活躍する大人に育って欲しいです。
2012.07.19
6月の25日から日本の学校へ体験入学させていただいています。初日行ったと思ったら、次の日から熱、嘔吐でお休みしたりと、いろいろありましたが、夏休みまであと3日。担任の先生と学校のおかげで、毎日楽しく登校しています。背が高いのでランドセルも違和感なく。。。こなれた感じです(笑荷物の多さと、この湿気のある暑さに親子で少しバテていますが、毎日充実しています。また、日本とアメリカの学校の違いなど気付いたことを後日日記にしたいと思います。さて、うれしいことが昨夜ありました。主人がメールしてくれた、凛の成績表。1-4段階の評価で29項目。読むレベル1-3もしくは3以上。書くレベル1-8。という32項目にわたっての成績表です。凛は。。。29項目すべて4。読むレベルは3以上。書くレベルは8。書くレベルは凛の歳では8が最高でこれ以上のレベルは記載されていないのですが、追伸に凛のレベルは10と書かれていました。前に担任の先生が8だと思うけど、8というレベルにはなかなか判定を出さないので、分からない。でも8をつけられたらつけたいと思うとおっしゃってくれたんです。それが、レベル10なんて。。。なんてすばらしい!!!アメリカにいても、補習校に行かせていないんだけど、日本語は自宅で学習してきました。日本の学校へきて、細かい言葉のひらがな「おねえさん」「せんせい」「おうこく」など、微妙なところも完全にクリアしているところを見ると、がんばってきてよかったーと心から思います。また来年も体験入学させていただく予定なので、「2年生になって来てもちゃんとみんなと同じように、お勉強ができるようにがんばろうね」と凛と話しました。初日の算数の時間に「はいっ」と一番に手を挙げて先生を驚かせたり、本人もすごくやる気!!今はいい感じで先取りしているので、本当に楽しいみたい。なにかご褒美を考えないといけません。
2012.07.18
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