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今日の和菓子は「ブッシュドノエル」。フランス語ではクリスマスの薪を意味するそうです。なぜクリスマスに薪かというのは諸説あるようです。洋菓子ではロールケーキなどでおなじみのものを練りきりで作りました。白餡ではなく小豆こし餡を使った練りきり生地で栗餡を巻いてあります。このお菓子は「赤鼻のトナカイ」や「クリスマスツリー」に続いて仲間入りした古株です。当初は粒餡を巻いていたのですが試行錯誤の末、栗餡で落ち着きました。
2014.11.29
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今日の和菓子は「木守」。クリスマスの和菓子ではありませんが毎年この時期に10日間だけ作ります。うちのきんとん生地は白餡に練り薯蕷を加えたものです。季節によってそれに色をつけて四季折々の植物や風物をイメージして作ります。「木守」はきんとん生地に熟した柿をすりおろして加えて荒目の籐のとおしで抜いたものを粒餡の芯つけていきます。柿の甘味と香りが良く見た目にも優しい色合いのきんとんです。「木守」とは柿の木の枝に最後に一つ採らずに残しておく柿の実のことです。来年の豊作を祈るため、鳥の餌として残しておくためなど諸説ありますが自然への感謝の気持ちを感じます。まもなく12月、この一年の感謝を込めて作ります。
2014.11.27
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今日の和菓子はきんとん製の「クリスマスツリー」。芯は丹波大納言の粒餡です。クリスマスの和菓子を作り始めた当初は昨日のトナカイとこのきんとんの2種類だけでした。
2014.11.25
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今日の和菓子は「赤鼻のトナカイ」。丹波大納言の粒餡を包んだ蕎麦薯蕷です。少し早いと思われそうですが私の更新ペースではそろそろスタートしないと紹介できなくなりそうなので今日からクリスマスにちなんだ和菓子の紹介ですうちの店ではクリスマスの和菓子を作り始めて29年になります。最初は販売用ではなく、ちょっとした遊び心でしたこの「赤鼻のトナカイ」は最初に考えたものの一つです。毎年12月に作っていた蕎麦薯蕷に以前に紹介した「鹿の子餅」に使う鹿の焼き印を押して、赤い練りきり生地で鼻を、黒胡麻で目をつけました。丸みのある形も愛嬌があって今も気に入っています。
2014.11.24
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お客様からお母様の誕生日にと注文をいただいて作った「和・ケーキ」です。栗餡をこし餡で包んだ餡玉を練りきり生地で包んだ土台にきんとんの花束をのせ、練りきりの花で飾りました。和・ケーキのご注文を時々いただきますがデザインを考えるのも作るのも楽しいです。細かい細工をすると乾いて食感が悪くなるのでちょうどいい加減で華やかの雰囲気になるようとに考えて作っています。
2014.11.16
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今日の和菓子は「亥の子餅」。平安時代の宮中行事「玄猪」では亥の月亥の日亥の刻に餅をついて無病息災や多産を祈ったそうです。この季節になると和菓子屋には亥の子餅がならびます。お店によって素材や形は違いますが当店では大納言を包んだ練餅に炒って半分くらいすった黒胡麻をしっかりまぶします。また陰陽五行では亥は水にあたり火難を逃れるとして江戸時代には亥の月亥の日に炬燵や囲炉裏などの暖房に火を入れたそうです。これが炉開きで茶道の炉開きもそうなのでしょう。裏千家の炉開きではやはり亥の子餅が使われます。このお菓子が出てくるとそろそろ冬だなぁと思います。
2014.11.14
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今日の和菓子は「みのり」。練りきり製の柿です。練りきり生地でこし餡を包み成形します。ヘタの緑は抹茶で色付けしてあります。「やっぱり柿の味がするね」とおっしゃるお客様がありますが柿は入っていません
2014.11.09
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今日の和菓子は「彩~いろどり~」。この季節、何回か紹介している練りきり製の栗餡ロールです。2008年の秋にあれこれ考えて創ったお菓子です。その時のブログにも書きましたが素材もデザインも私が考えた初めてのお菓子です。それだけに思い入れも強く、作る時には気合が入ります。紅葉の色合いや配置にも気をつかいます。小豆こし餡の練りきり生地と栗餡の相性は絶妙でぜひ食べていただきたい和菓子です。 販売期間 11月3日~11月23日
2014.11.06
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こちらは昨日,今日と気温が上がらず寒くなりました。炬燵を出して冬支度です。今日の和菓子は「鹿の子餅」。練り餅の生地に粒餡を練りこんで鹿の子柄をだしています。芯は丹波大納言の粒餡です。「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」紅葉の季節ですね。この鹿の角の焼き印はクリスマスにはトナカイに変身します
2014.11.04
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今日の和菓子は「紅葉狩り」。道明寺羹の芯を小豆餡と栗餡で包んだものをお団子風に仕上げました。3・4月に販売している「花の友」というお団子の秋バージョンです。春は花より団子ですが秋も紅葉狩りのお供にいかがでしょう。食欲の秋ですから 販売期間 11月上旬~中旬
2014.11.02
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今日の和菓子は「銀杏餅」。裏千家宗旦忌(11月19日)に用いられるお菓子です。14代淡々斉好みのものは餡が入っていないそうですがうちはこし餡を白餡で包んだ餡玉を芯にしています。道明寺製で楕円に成形して銀杏をあしらってあります。道明寺生地で餡玉を包んでからさらに生の道明寺粉を表面にまぶして徐々に戻してから蒸しあげます。手間はかかりますが外の道明寺には砂糖が入っていないのであっさりと食べていただけます。 販売期間 11月
2014.11.01
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