全22件 (22件中 1-22件目)
1
イタリア紙のサイトを見ていたイタオヤが、こんな記事を教えてくれた。 「日本の老人の間で、万引きが流行る 生きている事を実感するために盗むのか・・・」アメリカのワシントンポストによると、北海道での65歳以上の万引きがあとを絶えなく、2006年の統計によると、若者の万引きと比較して880件対665件という異常な事態になっている。経済的な原因はもとより、万引きする事によって起こる店の人との会話、警察での取調べによる、「他の人にかまってもらえる」ということが目的で万引きをするという老人が多いようだ。Corriere della sera 紙よりこれはワシントンポスト紙の記事を、イタリア語にして掲載したものだ。ネットで検索すると、何度も同じ店で万引きして「出入り禁止」になっているお年よりもいるという。それだけいつも同じお店に出入りして、そこで何度も盗むというわけだろう。確か去年、イタリアの市、カリアリで75歳の老人がお店で1キロのパスタとチーズを盗んだというのが報道されて、かなりのショックを受けた。丁度去年の秋ごろから小麦粉の値段が高騰し、パンやパスタ類の値段が上がったのが毎日のように報道されていた頃だ。パンとパスタというと、イタリア人にとっては主食。日本人の米のようなものだ。その値段がドンドン上がって、少ない年金で生活しているお年よりは確かに経済的に困難だろう。高価なものを盗むのではなく、1ユーロくらいのパスタを盗んだということがとても悲惨で、哀れでニュースを見ていた人たちからの反響がかなりあった。我が家でも、職場でも、このニュースを聞いてショックを受け、何度も話題になった。その後どこかで、こういう経済的に困難な老人達のために募金をするとか、食料品を集めて寄付するとか何かの動きがあったような気がする。でもこの話はここで終わらない。数週間後、ニュースを見ていたら、「あのパスタを盗んだ老人に寄付しようと食料品を集めたのだが、あの老人が見つからない。いろいろ話を聞いているうちに、あれはでっち上げの話だったのではないかという結論に至った。」なんてやっていた。お腹がすくから、お金がないから盗むと思っていたけれど、やっぱりイタリアでも 「話題探し」 でこういう話を作ってしまうんだなぁ・・・・・・・
Nov 30, 2008
コメント(14)

昨日の天気予報が珍しくバッチリあたって、今朝起きたら雪が降っていた。辺り一面銀色の世界で・・・・とロマンチックに書きたいのだが、降るわ降るわ、どんどん降る。北海道生まれの私は、雪をみると何故か元気が出る。朝っぱらから武者震いのような、気合いが入る。だって、この雪の中を普通のタイヤのままの私の車を運転して仕事に行かねばならないからだ。いつものようにボケ~~~っとしてたら絶対に危ないもんで、朝からいきなり冷や水でも浴びせられたように目が覚めた。時刻はまだ6時である。 あはは~~先日の初雪の日に見えた村の教会、 今日は雪でほとんど見えなくなってるわ~~ これは先日の初雪の日の画像外の状況を見て、イタオヤが言う。「だめだな、今日は俺が会社まで送っていく。きみの車のタイヤ、それにきみの運転なら、たとえ会社が近くとはいえ、今日はムリだ。一日中雪が降るという事だから、仕事が終わっても、もしかしたら駐車場から車を出す事が出来ないかもしれない。除雪中に埋もれる事もあるし・・・」というわけで、イタオヤに送ってもらって出勤する。定刻になっても出社したのは5人くらい。不景気なので、有給休暇を強制的に取っている期間とはいえ、今日は20人は出社するはず・・・・そんな中で仕事を始めた。雪は止まない。時々忘れた頃に、ポツポツっと社員が出社してくる。今年は私達はまだタイヤをスタッドレスに替えていなかった。毎年11月の初旬にイタオヤが交換するのだが、今年は術後ということもあって、延ばし延ばしにしていた。そんな時にやってきたドカ雪。後で聞いたところによると、30cmは降ったらしい。 う~~ん、マンダム (^ム^) ここまで変わってしまう景色 ・ 初雪の日結局仕事が終わった後、我が家の近くを通る同僚のマーラちゃんに送ってもらうことにした。でもね、まずマーラちゃんの雪で埋もれた車から 素手で 雪を払い落とし、タイヤの後ろに積もった雪も素手で取り除きそしてマーラちゃんが車を移動しようと試み、「あ、まだダメだ。」というんで、また2人で雪をタイヤの後ろから取り除き・・・・・なんてやっているうちに、ベタ雪がブーツの中に入ったりして冷たかった。で、マーラちゃんはやっぱり雪には慣れていない。私がウールのボロッちい手袋をして、素手でかがみこんで雪を取り除いてるのに、彼女は傘のはじっこで、まるでゴルフでもするように、雪をどけようとしている。「ちょっと、あんたそんなんじゃ今夜はここでキャンプだよ。その傘をどけて、こうやって手でどんどん雪をよけなきゃ。」と、にきーたはマーラちゃんに喝を入れる。で、もしかしたらマーラちゃんは手袋がないのかも・・・・って思い見上げたら、 ・・・・・・スキー用の頑丈な手袋をしていた。その後やっと車を移動させて、送ってもらったのだがたった1キロくらいの道のり、歩いて帰った方がどれだけ早かったか・・・・でも久しぶりに雪を取り除きながら2人で大笑いしたから、ま、いいか~~~ゆ~きやこんこんちなみに、明日もまた降りそうだ。食料品の買い出し、どうなるだろうか・・・・
Nov 28, 2008
コメント(18)
昨日は近くで工事があったらしい。そのせいかどうかはわからないのだが、朝からネット不通。私の住む人口2000人の村全体がそうだったらしい。数時間の不通ならともかく、いまどき丸1日ネット不通なんてちょっと信じられない。そういうところが、やっぱりイタリアなんだろう。仕事から帰ってきてメールチェックしたり、夕食後にネットで遊ぶのが習慣になっているわたし。かなりのネット依存症かもしれない。テレビはなくてもいいの。でもネットがないとダメ。そんな私は夕食後、一体どうしたらいいのだろう。というわけで、仕方ないので まず洗面所の掃除。面倒だけど片つ゛けちゃえ!!そしてその後、読み始めようと用意しておいた本を開く。1800年代の中国のフィクションで、おもしろいかな~~とちょっと不安だったが、話の内容が「テンソク」になったのであまりにも残酷でそして興味深く、2時間ぶっ続けで読んでしまった。Lisa See という女性の小説で、オリジナルのタイトルは「Snow flower and the secret fan」という。日本語にも訳されてるかな??というわけで、先日のコメントのレスが遅れてしまいました。ごめんなさ~~い
Nov 27, 2008
コメント(11)

先週末、北ヨーロッパから寒気が降りてきて、北イタリアの気温もガクンと下がった。そして今朝起きてみると、1cmくらいの雪が積もっていた。 初雪だ!! 10月下旬から雨が降り続き、各地で被害を被っていたのだが低気圧のおかげでそんなに寒くはなかった。そんな感じで11月の中旬になっても、最低気温5℃くらいの比較的温暖な晩秋だった。でも今週末からは最低気温-2℃。今日は最高気温1℃だった。 建築中の家と、その後ろにはわが村の教会。こう寒くなってくると、ますますオーブン料理が楽しくなる。そろそろ冬のお楽しみセットを用意しようかなぁ~~~~~冬のお楽しみセット???即席でつけちゃった名前だが、いわゆる「寒くて退屈な冬をどうにか乗り切るためのセット」である。読書中毒な私は、本を数冊オーダーしたり目がどうにか大丈夫だったら、編み物とかクロシェの編み図を引っ張り出して検討したりオーブン料理のレシピを引っ張り出したりそして今年のニューフェイスは、水彩画を始めてみようかな~~とか。本当はクロスカントリーのスキーも始めてみたかったけれど、イタオヤの体調の都合で、この冬はダメそうだ。できればもっと運動豊富な「冬のお楽しみセット」にしたいんだけど。みなさんは冬をどうやって楽しく過ごされるのでしょうか?
Nov 25, 2008
コメント(16)
ネットニュースで見つけた記事。注: 虫関係が苦手の方は、読まないほうがいいかも・・・・(ーー;) 「電車内に幼虫200匹バラまいた男逮捕」走行中の京阪電鉄の特急電車内にミールワームと呼ばれる昆虫の幼虫約200匹をばらまいたとして、大阪府警枚方署と鉄道警察隊は24日、威力業務妨害の現行犯で兵庫県西宮市の会社員、水田学容疑者(35)を逮捕した。水田容疑者は「驚いた乗客の女性が足をばたつかせる姿を見たかった」と供述しているという。同電鉄では今月だけで同様の被害が他に18件あり、府警で余罪を追及する。 調べでは、水田容疑者は同日午前10時ごろ、大阪府寝屋川市内を走行中の中之島発出町柳行き臨時特急電車の2階席で、座席の下にミールワームをばらまいたところ、警戒中の鉄警隊員らが確認、逮捕された。 ミールワームは全長約2センチ。水田容疑者がもっていたリュックサックからは他にミールワーム約3600匹が入ったケース約10個が見つかっており、府警はこれらもばらまくつもりだったとみて調べている。 ミールワームはゴミムシダマシ科の昆虫の幼虫の総称。小鳥など小動物のエサとしてペットショップなどで市販されている。ヤフーニュースより転載 世の中に変人がいるとはわかっているが、こんなやつもいるなんて・・・・・200匹ばらまいたというのも気持ち悪いが、彼のリュックに3600匹入ってたというのにはめまいがしそうになった。第一、そんなに沢山幼虫を買って、それをばら撒くなんてもったいないような気がするけど・・・・あっ、そんな問題じゃないか。容疑者の水田学容。これまた浦島な私には読めないような名前。ガクヨウでいいのだろうか?で、「女性が足をバタバタさせるのが見たかった。」って?そんなんタップダンスのクラスでも受講して、みんなでバタバタやって頂戴!!この電車の後始末、大変だろうな~~~腹をすかせたすずめちゃんを電車の中に誘導するのが手っ取り早いかも???
Nov 24, 2008
コメント(16)

去年の11月、ホームベーカリーを購入した。オランダ製の、その名も 「プリンセス」。 去年の画像から。 こんな箱に入っていた、箱入り娘♪ これも去年の画像。あれから何度もパンを焼いて、散々楽しんでいたのだが、7月のある日、パン生地をこねている時故障してしまった。2枚ついている羽が、片方はクルクル回るのに、もう一つの方は完全に止まってしまっている。まだ保障期間だったので、イタオヤは早速量販店に電話し、夏季は8月の終わりに一まとめにして、修理に出すからと言われ8月末にプリンセスを購入した時の箱に入れ直し、量販店に持って行ったのだった。夏場はオーブンを使うのも嫌だったので、自家製パンはあまり考えなかった。でも10月に入ってから久しぶりにプリンセスで焼いたパンが食べたくなった。10月になっても量販店から電話はかかってこない。10月末にイタオヤのヘルニアの手術もあったので、プリンセスの事はすっかり忘れていた。そして11月。先週の月曜日、量販店からついに電話がかかってきた。プリンセスは修理を終えて、量販店の棚で待っていますと・・・・・その翌日、小雨の降りしきる中、レシートを持って量販店へ出かける。術後30日は物を持つのも気をつけるようにと、イタオヤはドクターストップがかかっているので、私1人で量販店のカスタマーサービスに乗り込む。レシートを店のにいちゃんに渡して待っていると、奥のほうから、にいちゃんが ボロボロになったプリンセスの箱 を持ってきた。えっ??!!新品同様だった箱が、底も抜けるようにボロボロになって返ってきたの??ちょっと納得がいかなかったが、にいちゃんが箱を開けて、「これですね?」という。確かに中には、見覚えのあるプリンセスが入っている。「箱の底が抜けそうだから、注意して。」とそのにいちゃんは、そのままボロボロの箱をカウンターに乗せて、私が持ち去るのを待っている。せめてガムテープで底を閉じてくれればいいものを・・・・ムっとした私は仕方なく、そのボロボロ箱を引き取り、「本当、ボロボロの底抜けね。」と捨てゼリフを残して店を出た。 「イタリアだもん、仕方ないさ。要はプリンセスが修理されてりゃいいんだよ。。。」と心の中で考えながら、車に戻りイタオヤに説明した。箱を見たイタオヤは、「それにしても、修理先で乱暴に扱われたものだ。8月に持ち込んだ時は、新品同様の箱だったのに。」とコメントしたまま、それ以上は何もいわない。そして、土曜日の朝、試しにシンプルな食パンを焼いてみる事にした。私は朝から食材の買出しで、イタオヤが一切のパン焼きをすることになった。スーパーから帰ってくると、イタオヤが渋い顔をして待っていた。「にきーた、今日の午後、あの量販店に行こう。羽は回ることは回るけど、変な音がする。このまま引き取って1ヶ月もしないうちに壊れるのは確実だ。それならまだ保障が効いているうちに、クレームを入れて抗議した方がいい。」7月に壊れ、8月下旬に持ち込み、2ヶ月半かかって修理したはずのプリンセス。なのに、いまだに壊れたままなのね。一体どうなってるんだ、この修理センター!!!そして土曜日の午後、またプリンセスをボロボロの箱に戻して量販店に乗り込む。今回は私が運ぶ人。イタオヤは話をつける人。カスタマーサービスには、この前のにいちゃんがいた。アンドレアという名前らしい。私はカウンターに箱をドンと置いたまま、関係ないふりをして近くの商品を見ていた。時々にいちゃんとイタオヤの会話が聞こえてくる。イタオヤが何故再び持ち込んだか、メカニカルなことも説明し始めた。にいちゃんは、「いや~~機械的なことはボクぅ、わからないから~~」というように返事をしていた。そしてまた押し問答があって、いきなりイタオヤが「にきーた、行くぞ!!」と私を呼んだ。両手にはプリンセスの箱を持っている。会計をすり抜けて、もはや出口まで歩いていっている。私は何がなんだかわからなかったが、イタオヤの後を追って駐車場に出た。何故かイタオヤは急いでいる。車をすぐに出し、道路に出たところで説明し始めた。「押し問答をしていたら、あのにいちゃんが、奥にもう一つプリンセスが修理センターから届いていると、この箱を持ってきた。ちらりと中身を見たら、きれいに包装されているし、箱も新品同様だった。そしてにいちゃんが、『修理センターの手違いで、どの製品がどの客のものかを記した番号を紛失してしまった。もしかしたら、このプリンセスがお客様のものかもしれないので持ち帰って試してみてください。』というんで、あのにいちゃんの気が変わらないうちにそのまま箱ごと持ってきた。でも、こんなにきれいに包装されてるなんて、うちのものではないような気がする。」家についてから、ゆっくりと箱を開けてみた。新品同様、全てにビニール袋がかかっている。計量カップとか、こねる羽もプチプチ包装されていて、まだ使用されていないのでは?と思ってしまう。そして箱の底に、説明書、保証書などの書類まで入っている。イタオヤと私は顔を見合わせこう言った。「ね、もしかして、新品???」その後電源を入れて、壊れていないか作動させてみる。しばらくしてこねる段階になり、このプリンセスはクルクルと両方の羽を動かしたのだった。結局何ヶ月かプリンセスは不在であったが、新品同様になって戻ってきてくれた。 というわけで、説明書が2冊ありますの。 右が新しいもの。 左は前からあったもの。(^◇^)何という展開!!これって9回裏、逆転ホームラン勝ちっていうやつじゃない?そして、あのアンドレアにいちゃん、ふふふふふふ・・・・・・あやつめ・・・・量販店では、新品同様の商品が1つ消えたことでどうにか採算をあわせなくてはいけないだろうと思う。そんなこと、私達の知ったことかいっ!!テキトーなサービスをしていると、こういう目に遭うのだよ。 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!ああ、すっきりしたわいっ!!
Nov 23, 2008
コメント(18)

お昼ごはん用のサラダを用意しながら、普段あまり開ける事のない食器棚の下を開けてみた。サラダにツナ缶を入れようと思ったのだ。ツナ缶の後ろに、ポルチーニというキノコを乾燥してパックにしたのがあるのを思い出した。今年の夏、南アフリカに住んでいる知り合いがおみやげにと持って来てくれた物だ。彼らの知り合いがキノコの栽培のビジネスをしていて、乾燥させたものを友人におすそ分けしているようだ。この乾燥キノコの事はすっかり忘れていた。何気なく袋を取り出して、見てみる。 ・・・・・・・・変だな・・・・・・そして もっとよく見てみたガの幼虫と、成長したガが、袋についてる・・・・ (袋の右側 ・ でもはっきり見えないように写真を撮りました)幼虫は2ミリにもならない大きさだが、動いていた・・・・そしてこの透明の袋の中には、白いくもの巣のようなものが何重にもなって出来ていた。多分袋につめた時点で、虫が卵を残していったんだろう。そしてそのまま袋につめて、夏の間我が家の食器棚で眠り、秋になって幼虫になったんだろう・・・・・ぎゃ~~~っと叫んで、すぐにゴミ箱行きになったのは言うまでもない。しかしながら、この非常事態におよんで、どうにかしてポルチーニを救い出そうとするイタオヤには冷や汗が出た。300gはあったろう、この乾燥ポルチーニ。惜しかったけど、やっぱり今回はゴミ箱に直行してもらった。これで思い出したのだが、昔チュニジアに行った時、マーケットでスパイスを4種類くらい買ってみた。でも別に使うわけではないので、小さなビンにいれて、飾っておいた。それが年末の事。そして3月頃何気なく部屋の掃除をしながら、このビンに目をやると、中は幼虫だらけだった・・・・・・・これも上のポルチーニと同じ事。いつの間にか虫が卵を産み付けておいて、それが何ヶ月かあとに孵るんだろう。工場で生産されたものが100%安心とはいえないが、なんとも複雑な気持ちになる出来事だった。
Nov 22, 2008
コメント(8)
今週始めに書いた、下請けの会社の女性2人を教えるっていう話、覚えていらっしゃいますか?月曜日に書いたんだっけ?で、あれからまた意外な展開がありました。水曜日の午後、この下請けの女性2人が上司に呼ばれて説明を受けていた。2人とも驚いたような顔をしていたのが見えたので、何だろう? とは思ったものの、まさか「ちょっとすみませんね、どういう話を・・・?」なんて井戸端のおばちゃんのようなマネはできないのでダンボ耳のまま 仕事をしていた。その後しばらくして、私が教えていた女性がこう言った。「にきーたさん、突然ですが、明日から私達こちらに来ない事になりました。」 一体、そりゃ どういうわけだい? \(◎o◎)/「話によれば、仕事の量が激減したので、とても他の社員を教える段階ではないということで、ひとまず1月までは全て保留だということだそうです。」 複雑・・・・一時停止とは一体どういう事なんだろう。来年になって仕事量が増えたら、またこの2人がやって来て指導が始まるというわけだろう。この2人を教えた1週間半。もし1月に戻ってきても、今まで教えた事は大半忘れているだろうに・・・・というわけで、水曜日が彼女達の最後の日になった。やっぱり安堵は隠せない。私達、そして彼女達も実はホッとしているのだ。そして昨日木曜日、こんな通知が出回った。「激減する仕事量の関係にともなって、溜まっている有給休暇を消費するように。この見通しが明るくなるまで、ロテーションで休暇を取ること。来週休暇を取るものは以下・・・・」そしてその下には各部、課の社員21人の名前が書いてあった。中には課、丸ごと1週間閉めちゃっているところもある。私の部は来週は普通どうりのようだ。そうか、こういうわけで、あの下請けの女性達を帰したんだな。イタリアの労働者は、1年におよそ6週間の休暇がある。毎年それを消費しきる人はあまりいないのではないだろうか?私も散々休暇を取っても、去年、またおととしの残りが少しずつ溜まって、毎年3週間または2週間くらいのくり越しになる。うん十年も働いているお局様なんか、5週間くらい溜まっていて、こういう社員はまず2週間は休暇を強制消費だろうな。不景気なのはわかっているけど、こんな事態この8年間ここで働いて初めてのことなので、私としてもショックだ。1週間のうちに、下請けの女性達がいなくなった事、そしてこの強制休暇消費令。また社内のおしゃべり、噂を取り仕切るお局様達は、フル回転で忙しそうだ。って、忙しいのはあんた達だけやん・・・・・
Nov 21, 2008
コメント(6)

10月の下旬に上手くリベンジ出来た、にんじんケーキ。 その時の思い出日記この時は、オリーブオイルを入れ、バターなしだったのでイタオヤに 「工夫するように」と指摘があった。おいしかったのだが、後で何となく油っぽい感じが口に残る。それに手で掴みながら食べると、手が油っぽくなる。カロリー1/2以下という謳い文句もあるのだが、私としては もうひとひねり欲しい!あれから3週間。何度かアレンジしてみて、今回やっと納得のいくにんじんケーキが焼けたので、レシピを書いてみる。 キャロットケーキ にきーた風 材料にんじん 140g (すりおろす)卵 1個オリーブオイル 30cc砂糖 60g小麦粉 200gベーキングパウダー 4gシナモン 適当塩 2gバター 15g (室温にしておく)プレーンヨーグルト 大さじ2くらい1)型にオーブンシートを敷き、オーブンを170℃に余熱する。2)ボウルに卵、砂糖、バター、オイルをいれ、泡だて器で混ぜる。 にんじんを混ぜいれる。3)2.のボウルに小麦粉を振るい入れる。 その後、塩、ベーキングパウダー、シナモンを入れ、 木べらでよく混ぜる。4)ヨーグルトを少しずつ入れる。 ヨーグルトを入れながら、生地の硬さを調節。 トロリとなるくらいが丁度いい。5)用意しておいた型に流しいれ、40分くらい焼く。 オーブンによって焼き具合が違うので、気をつけること。 今回のキャロットケーキは、卵2個→1個に砂糖 70~90g→60gにオイル 60ccを半分の30ccにでも小麦粉を175g→200gにバターを15g追加ヨーグルトも追加とほとんど別ものレシピになっている。私は特に、卵を減らした事、砂糖を減らした事、オイルを半分にしたことで油臭くない、バターを少し入れて風味を加える、足りない水分はヨーグルトで補うということで、なんとなくヘルシーになったような気がする。というわけで、今のところ朝食はこれを食べてます。
Nov 19, 2008
コメント(12)
日本のみなさん、こんにちは。ボク、イタリアの首相、シルヴィオです。ご存知の通り、ボクは大金持ち。陰でマフィアがらみだとか、賄賂で人を操るとかいろいろ言われているけれど、そんなの貧乏人の焼きもちだと思って、気にしてない。今日はイタリアの北東にある、トリエステという市で、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と対面しました。彼女はちょっとカタブツだから、今日は和やかな対面にしようと面白いことを思いついちゃったよ。何をしたかって?ふふふふ・・・・実は対面する広場にアンゲラが付き人を引き連れて現れた時、ボクはその場所で待っていたんだけど、彼女がこちらに向かって歩き始めた時、新聞記者やセキュリティで混みあってるのを上手く利用して、広場の像の後ろにちょっと隠れてみたの。案の定、アンゲラはボクに向かって一直線に歩いていたのに、シルヴィオがいなくなっちゃったんで、あれっ??!! って驚いて、ボクを探していたよ。そこでボクは颯爽と現れて、にこやかにアンゲラを迎えたというわけ。アンゲラはもう驚いて、でもニコニコしていたよ。やっぱりボクのチャームにはかなわないんだろうな~~~でね、隠れている時、「Cucu, cucu」(クク~、クク~と、子どもがかくれんぼする時に使う言葉)とアンゲラを呼んだのに、気がつかないで歩いて行っちゃったの。ボクのこのビデオ、観てみたい?仕方ないなぁ~~じゃ、ここからね~~にきーたのコメント: もう一度言う、頼む、逝ってくれ~~!!イタオヤのコメント: 吐き気がする。イタリア人に未来はあるのでしょうか?
Nov 18, 2008
コメント(10)
この2週間くらい職場に何となく不安な空気が流れている。というのも、10日くらい前のこと。いきなりわが社のある課での仕事が、下請けの会社に移動する事になったと告知されたから。この不景気な世の中。トリノのニュースを見ていたら、90社でリストラとか社員を一時自宅待機状態にさせているところがあるらしい。そのくらい最近は不景気なのだ。わが社のこの課は、いつも忙しく、ネコの手も借りたいくらいだなんて言っていたのだが、経費を安くするため、下請け会社に1月から1部の仕事を、そしてスムーズに進んだら4月までには全てこの仕事を引き渡す予定だという。この課は私も一時期働いていた事があるし、仲良しのマリーさん、そしてあのカテリーナおばさんもここの課に何年もいた。突然のトップの決断に、私達は驚いてかなりのショックを受けた。そしてこの話にはオマケがついている。というのも、この課で経験の長いマリーさんと他の社員が、下請け会社から来る2人の女性に仕事を教えてあげなくてはならないというのだ。私達の仕事を持っていってしまう人たちに教えるなんて、あまりにも酷ではないか???2週間前にこの話が出てから、職場はもうこの話題ばかり。私は別の課なので、直接関係はないのだが、仲良しのマリーさんの動揺を毎日見ていると、かなり辛いものがある。そして先週の月曜日に、この2人の女性達が出勤してきた。この2人の指導には、マリーさんと他の女性が割りあたっていた。ところが丁度この日、私の仕事量が少なかったため、なんと私がマリーさんと教える事になってしまった。 この気まずい雰囲気、そちらにまで伝わっていってますよね??私は教えるなら丁寧に教えると決めている。でも心の中にはやはり葛藤がある。でも、この2人の女性達もひどく居心地が悪いと思う。もし私が上司に、「来週からあの会社に行って仕事を教えてもらうように。上手くいけば、私達がこの仕事を全て引き受けることになるかもしれないんだから。」なんていう風に言われて、嫌とも言えず、敵のテリトリーに踏み込むなんて、私だったらストレスが何万倍も溜まってどうなることか。幸い私の教えている女性は若くて、素直なタイプのよう(に見える)なので、教えていても気が楽だ。もちろん最後まで気を許せない相手だけれど、せめて最低限の優しさをもって接しようと思う。先週は水曜日から体調が悪かったのだが、こういう事情もあって欠勤はしたくなかった。マリーさんと一緒に教えるはずだった、社員が私にこう言った。「にきーた、教える事になったんですってね。 助かるわ。 私、悔しくて、どうやって落ち着いて教える事ができるもんかって困っていたの。」私だってね、こういうの嫌なんだけど・・・・・
Nov 17, 2008
コメント(12)
先週から何となく調子が悪くて、水曜日には 「こりゃインフルエンザだな。」とまで思わせた症状。でもやっぱり熱は平熱。時々頭が熱くなる感じがあるので、「熱だな。」と思うのに、平熱。そしてお腹の調子も良くなったと思ったら、土曜日の朝4時にお腹が変で起床。その後、また胃がキリキリ。こんなことを繰り返しているが、どうにか今日、日曜日は頭痛と喉の痛みだけで収まりつつある。木・金曜日は仕事に行ったが、職場の上司がドローンとした顔で出勤。真夜中に酷い寒気がして、熱を計ったら37.5度だったという。吐き気、頭痛、ゲリピーの症状があるそうだ。熱まであるのに、なんで職場に来るの??とみんなで噂していた。結局上司は正午まで働いて、その後ミイラのように帰宅した。金曜日は休暇を取ったようだ。というわけで、私も薬を飲みながら通勤したのだが、幸か不幸か熱が出ず、結局曖昧な症状で治りつつある。私としては、こういうのって何となく心配。また2週間くらい経って、出てくるんじゃないだろうか??
Nov 16, 2008
コメント(20)
いや~~なんか調子悪い。今週は月曜日も火曜日も午後はだるくて、ちょっとお昼寝。そして今朝は朝4時に胃がキリキリ痛むので目が覚めた。朝からちょっとお腹がゆるいし、コーヒーを飲むのも気持ち悪いし。巷では、24時間の胃・腸関係のインフルエンザが流行っている。熱は出ないけれど、ゲリピーと胃が痛むという面倒な症状。今日の午後、雨の降る中、予約しておいたヘアカットに行ったのもまずかったかなぁ・・・帰る頃はどしゃぶりだったし。帰宅して、熱いシャワーを浴びて、暖房もしっかり入れて温まったけど、夕食はおかゆにしておいた。薬も飲んだので、明日はちょっと治るかなぁ。ってね、病気なら病欠できるんだけど、木曜日に病欠したってつまんないんです。どうせなら月曜日に病欠を始めて、1週間くらい休んでみたいものです。 ・・・・・・って何を調子のいい事を・・・・・ (・。・;
Nov 12, 2008
コメント(8)
早いもので、イタオヤがそけいヘルニアの手術を受けてもう2週間が経った。その後イタオヤは3日後に手術後の診察、その時は私が一緒に病院まで行った。9日後にまた病院に行って、その後の状態を診てもらった時は、イタオヤも自分で運転し、創口もきれいにふさがっているという事だった。さて、今日手術の日を思い返して、後でブログに書こうとメモ帳に書き込んでいたものを引っ張り出したので、それについて書こうと思う。 手術日の朝は、患者は7時に集合だった。患者達は4人部屋のベッドを割り当ててもらい、早速パジャマに着替えたり手荷物を整理したりしていた。4人の患者のうち、1人は40代のトラックの運転手、1人は山に住む50代のおじさん。そしてもう1人は60歳くらいの定年退職したおじさんだった。山に住むおじさんは、手術慣れ、病院慣れしているようで緊張感が全くない。そしておしゃべり好きだ。そのおじさんの奥さんが付き添いで来ていたのだが、彼女もおしゃべりで、朝の7時だというのにトラックの運転手といろいろな話で盛り上がっていた。8時前に定年退職のおじさんが手術室に運ばれた。第1号である。リストによるとイタオヤは2番目なので、何となくソワソワしている。山のおじさんは3番目、トラックの運転手は最後というわけでこの2人は時間に余裕があるからか、話がドンドン盛り上がる。私とイタオヤは、心の中は不安でとてもおしゃべりに参加する気にはなれない。というわけで、廊下で時間を潰していた。一応病室のドアは半分閉じてあるのだが、中からは笑い声、大きな話し声が聞こえてくる。 ちょっと・・・・ ここは病院なんですけど・・・・ 青空市場じゃないんだよ~~~ (-_-)/~~~ピシー!ピシー!と何度も言いそうになるが、今日だけの付き合いの人達、放っておきゃいいや~~と距離をおいて観察していた。その後イタオヤが手術室に運ばれ、その40分後に山のおじさんも運ばれていった。イタオヤが運ばれていってから、まず1時間は出てこないだろうと私は自動販売機のコーヒーを飲みに行く。バッグの中にクッキーも入れておいたので、改めて朝食を摂る。その後ちょっと病院の中を歩き回る事にした。病室に戻っても多分まだ宴会が続いているだろうし、不安を取り除くためにも体を動かした方がいい。30分くらい経ってから病室に戻ると、山のおじさんが運ばれて行ったところだった。その後、山のおじさんの奥さんが何かと話しかけてきたのでちょっと話してみたのだが、・・・・・どーでもいい事をブツブツと話す。私が短い返事をすると、ちょっと沈黙があるのだが、その後、奥さんはまたどうでもいい事を話し始める。そんな拷問が15分くらい続いたあと、いい加減イタオヤもそろそろ出てくるだろうと、手術室の前で待機することにした。そしたら、その奥さんもストーカーのように私のあとをついてくる。そしてまたブツブツ話しかけてくる。 うざいよ、あんた!!しかしながら、この奥さんにそういう事も出来ず、今度はトイレを探しに行く事にした。 そんなこんなで、イタオヤがやっと病室に戻ってきた時はホッとした。病室には1番目のおじさんとその奥さん、イタオヤと私という、ひっそり静かな、いかにも安静という環境だった。術後はやっぱり少し寝て、ゆっくり休んで・・・と思ったのでちょっと話をした後、私はイタオヤに背を向けて雑誌を読んでいた。それから1時間もしないうちに、山のおじさんが帰ってきた。奥さんも入ってきた。30分くらい大人しくしていたこの夫婦。やっぱり術後はねぇ・・・・と思ったのもつかの間。2時間後には夫婦でいろいろ話し、奥さんのケータイは3度くらい鳴り、そのたびに奥さんはでかい声で報告をしていたのだった。山のおじさんは脇の下のしこりを取る手術だった。でも1番目のおじさんと2番目のイタオヤはもっと重い手術で、ゆっくりと眠りたかったようだ。本当に、こういう非常識な人たちは一体どうしたらいいんだろう。日帰りの手術の病室だったので、まあどうにか収まったが、2~3日入院するような患者のいる病室でもこの夫婦はこうなんだろうか???そしてそれを注意しに来るような、強面の看護婦さんもいない。いろいろと考えさせられる1日だった。ところでこの山のおじさん、何度も手術を受けて病院慣れしていると言っていた。でもね、他の3人の患者がパジャマと一緒にスリッパを持参したのに、山のおじさんはトレッキング用のシューズでやって来て、スリッパを持ってこなかったので、パジャマにトレッキングシューズというお姿でトイレに何度も出かけて行っていた。常識がないのもここまでくると滑稽だ。
Nov 11, 2008
コメント(12)
昨日の日記のコメントにレスをしながら、そういえば子供の頃、いろんな伝記を読んだなぁ・・・と思い出した。勉強は嫌いだったのに、何故か本は好きだった私は、学校の図書館で借りた本や、自宅にあった姉の本をよく読み、気に入ったものはしつこく何度も読みかえした。私が子供の頃何度も読んだ伝記について書いてみる。まずはフローレンス・ナイチンゲール。クリミア戦争で活躍した、看護婦のパイオニアとも呼べる人だ。実は良家のお嬢さんだったらしい。それが戦争中にボランティアで看護をし始め、近代看護教育の生みの親といわれる人となった。真夜中、ランプの明かりを片手に負傷した戦士の様子を見回るナイチンゲールに感動し、 「私は大人になったら看護婦になる!!」と心に誓った事もあった。妹が病気になると、張り切ってナイチンゲールのように看病をし、「看護婦は私にとって天職だ。」などと、とてつもない事を信じ込んでいた。なんという生意気な小学生だったんだろう。それから発明王、トーマス・エジソン。白熱電球、蓄音機その他の多くを発明したアメリカの偉人である。エジソンの本は家にあった。何気なく読み始めたのだが、とても面白くて引き込まれた。第2章目辺りに、「知りたがり屋のアル。」というタイトルがあったのを覚えている。そしてそのタイトルの下に、耳のイラストが書いてあった。何故かこのタイトルがツボにはまって、その章を何度も開いてみたのを覚えている。で、アルってなんなんだ?今から思えば、エジソンの子供の頃のニックネームが「アル」で好奇心の多い子供だったという。少年だった頃、列車の中で化学実験の火災を起こして、乗務員にひっぱたかれ、耳が遠くなってしまったというエピソードも覚えている。そして日本の偉人で忘れがたいのは、野口英世。黄熱病や梅毒の研究学者である。子供の頃、野口英世の伝記は図書館に必ずあったと思う。なんでまた野口英世なのか・・・???私は子供の頃、手にやけどを負った。そのやけどの痕は今でもあるのだが、子供の頃はこのやけどの痕が恥ずかしくて、大きなコンプレックスになっていた。そんな時読んだ、野口英世の伝記。野口英世は貧農の家系で育ち、1歳の頃、囲炉裏に落ちて左手に大やけどを負った。医師にかかることが出来ず、左手の一部が癒着してしまった。そんな野口を他の子供達はからかい、ひやかし、何度も悔しい思いをしたり、泣いたりしたという。その場面を読んだ時、私の子供心にひどく共感するものがあった。野口の気持ちが手に取るようにわかった。そして後、世界を代表する医師、研究者になった野口英世。身体にハンディキャップを負っていても、それに負けず勉強し、そして立派な人になれるという証明だった。そういう意味でも、ただ単に日本人だからというだけではなく、私の心の中に一番に残る伝記、偉人なのである。こうして見てみると、3人とも1800年代に生きた人達。偶然かなぁ・・・・みなさんは、子供の頃どんな伝記を読んだりしましたか?そして今でも心に残る偉人は?
Nov 10, 2008
コメント(22)

先月2日に渡って、イタリアの国営放送 Rai1で物理学者 アインシュタイン の生涯をテレビドラマ化したのを放映していた。1回の放映、約2時間。私は夜遅くまでテレビを観るのがいやなので、録画しておいた。この週末、録画しておいた事を思い出し、土曜、日曜日に分けて時間がある時観た。あんなに有名なアインシュタインだが、実のところ彼についてはほとんど知らない。というかあまり興味がなかったので、調べようとも思わなかった。 ドラマの1場面からテレビドラマはアインシュタインがスイスで大学生活を送っているところから始まる。観ながら彼がユダヤ系だということを知る。1900年の初期、欧州でユダヤ系というのはやっぱり差別の対象になっていたらしい。実際、このスイスの大学にもユダヤ人を嫌う教授がいて、アインシュタインは差別にあっている。何年か後、アインシュタインは母国のドイツに帰国してベルリンで教授となり、その後ノーベル賞を受賞するのだが、ユダヤ人の迫害が日ましに激しくなり、ついにはアメリカ合衆国に移住する。ドラマはアインシュタインの死までをたどっていく伝記風に仕上げられている。いつもはほとんど見ないイタリアのテレビ番組だが、久しぶりに興味深いものを観たなぁという気持ちになった。もっと偉人の伝記風ドラマを作成してくれればいいのに。
Nov 9, 2008
コメント(14)
イタリアにはシルヴィオ・ベルルスコーニという首相がいます。彼はイタリア内でのメディアの70%を所有していると言われています。民間放送4局のうち3局、そして新聞も私の知る限りでは2つ所有しています。それからサッカーチームのミラン。あれも彼のものです。さて、昨日シルヴィオがロシアの大統領と会見した時、こんな失言をしました。「オバマは若くて、かっこよくて、日焼けしていて。」これが世界中のメディアから反撃を受けました。イタリア国内の野党からも散々批判されました。それに対してシルヴィオは、「新聞読んだよ。 本当に思ってた通りの反応だ。オバマのことは、私のユーモアだ。それもわからないなんて、本当に馬鹿なやつらだ。」シルヴィオは国内に限らず、国際舞台においても何度も失言を繰り返しています。そして彼はもう3回もイタリアの首相を務めています。こんなシルヴィオ率いる政党に投票してしまう、イタリア国民の約過半数・・・・・・そんなイタリア人の理解に苦しむにきーたです。そして シルヴィオ、頼む 逝ってくれ~~~~!!!世界各紙の批判はここから日本語版の報道も見つけました~~
Nov 7, 2008
コメント(14)

今朝起こった事。11時前に郵便配達の車の音が聞こえ、その後何かにぶつかる音が聞こえた。それも2回・・・・・ちょうどキッチンにいた私は、バルコニーに出てみる。なんと郵便屋が私の住むマンションの入り口に置いてあるプランターに車をぶつけたらしい。 入り口付近に、「駐車禁止用」 として置かれているプランター。今年の7月、雹が降った時、植えてあったものが全滅し、その後植物を取り除いてそのままになっていた。多分来年の春にまた何か植える予定だったんだろう。外で何かがぶつかる音がした時、すぐに出て行ったので、ぶつけたのが郵便車だと私は目撃したのだが、運転していたのはマリンおじさんではない。マリンおじさんは10月末に長年同居していたアルジェリア人の女性と結婚し、今新婚旅行中だからだ。この2週間、見たことのない若造が配達していたようだった。そのあと10分も経たないうちに、郵便車がもう1台の郵便車をともなって戻ってきた。雨の降る中、事情を説明しているようだった。多分後でマンションの管理人に相談に行くんだろう。私は郵便車2台が去った後、早速外に出てデジカメ撮影をしたのだった。ブログやってなかったら、デジカメ持って外には出てないだろうな~~と心の中で思い、にやり としてしまった。
Nov 6, 2008
コメント(18)

今朝起床すると、イタオヤは既に朝食をとっていた。そして耳まで届きそうなくらい ニッコリして「オバマが大統領になったよ!!」と報告してくれた。心の中では、多分オバマ、大丈夫だろうな・・・・と思っていたものの、最後の最後までわからないのでやっぱり不安だったアメリカの大統領選挙。何せ、4年間散々ジョージ・ブッシュがやりたい放題で、絶対今回はジョン・ケリーに投票するだろうな・・・と思っていた4年前。私の期待はまっぷたつに切り裂かれ、またジョージが当選してしまったからだ。本当にアメリカ人は何を考えているのかわからない。今回の選挙も、最後の最後までオバマの「肌の色」が話題になった。移民の国アメリカで、そして今になってもやっぱり人種がキーワードになるなんて、なんともやるせない。私なんかほとんど毎日オバマの画像をテレビなり新聞なり、ネットなりで見ているうちに肌の色なんて見えなくなってしまっている。それより、この倒れ掛かっている大国をどのように再建するとか、ボロボロの経済をどうするのかとかほとんど存在しない医療福祉をどうするのかとかそういう事のほうが気になる。8年前、ジョージが当選した時のイタオヤの言葉。「にきーた、ブッシュが、いや共和党がアメリカを仕切っている限りは2度とアメリカ合衆国の土を踏むつもりはないから、覚えていてくれ。あんなヤツを大統領に選ぶアメリカ人の理解に苦しむ。」それにしても、この8年間散々世界中を引っ掻き回したジョージ政権。戦争をいろんな所ではじめて、勝手に勝利宣言したり、罪のない市民を爆撃で殺したり。そしてそれに引きずられたアジアや欧州の国々。はっきり言って、私はオバマにあんまり期待してない。よくテレビでオバマを熱烈に支持している人達を観るが私はとてもそこまで、政治家を夢中に支持したりは出来ない。でも経済的にも、軍事的にもどん底のアメリカ。ここまで墜ちたら、後は少しずつ回復していくものよね???
Nov 5, 2008
コメント(16)
11月3日の朝、9時前に私のブログが40000アクセスを迎えました。またぁ~~ 40000くらいで日記に書いて~~って笑われそうだけれど、私は4という数字が何故か好き。それに40000って果てしなく遠い未来のように思っていたので、なんとなくうれしくなりました。40003 2008-11-03 09:10:26 ***.ad.jp 40002 2008-11-03 09:03:23 gyhbeewさん 40001 2008-11-03 08:58:08 WELL BEINGさん 40000 2008-11-03 08:49:32 william_morrisさん 39999 2008-11-03 08:37:12 フジっ子さん 39998 2008-11-03 08:30:41 マイパワーさん 39997 2008-11-03 08:19:37 miki-taka08さん 39996 2008-11-03 07:58:45 マロの母さん 39995 2008-11-03 07:49:23 booptreさん 39994 2008-11-03 07:34:43 a2botha2kihonさん 40000番目にアクセスしていただいた william_morrisさん、ありがとうございます。そして常連の マロの母さん、39996番目のアクセスでした。もうギリギリで惜しかったです~~4がずらっと並ぶ日を目指して、これからも頑張ります~~
Nov 3, 2008
コメント(22)

ちょっと前に味見してみた、ミルカのスイカ味チョコレート。これと一緒に 「チリ風味」 のチョコもある。昨日買い物に出かけた時、スイカ味を探したのだが、既に売り切れ。仕方ないので、ちょっと不安だが 「チリ風味」 を試す事にする。 スイカ味が 「Water」 で、チリ味は 「Fire」 っていうところが・・・・チリ風味のチョコレートは、決して珍しくない。店頭にはありとあらゆるメーカーの、チリ風味チョコレートが売りに出されている。チョコレートが好きな私だが、いつも買うのは 「甘系」でスパイシーなのは敬遠していた。さて、味見。ひと口サイズ、パキっと割って食べてみる。ブラックチョコレートの替わりに、外はミルクチョコレート、そして中にカカオ風味が入っている(様な気がする。)どんなに辛いんだろう・・・と心配したのがウソのよう。ゴクリと飲み込んだ後に、じんわりと薄辛い味がする。なーんだ、平気じゃん。とまたひと口。そしてまたひと口。ああ、おいしい。それから10分くらい経過しただろうか。歯を磨きに洗面所に行く。歯を磨き始める。口の中がミントの香りで一杯になる。・・・・・そして忘れかけていたチリペッパーの味が口中の広がる。どうして??!!どうやら香辛料は、歯と歯の間に滑り込んで隠れていたようだ。食べ終わってしばらくした後、口の中は辛くなり、結局この辛さを取るため、歯を2度磨く事になってしまった。リピートは・・・・ないな・・・・
Nov 2, 2008
コメント(10)
ちょっと古ネタ。10月27日付けのイタリアの新聞社のサイトで見つけたもの。先週はちょっとゴタゴタあって、これをアップするのを忘れてました。 中国: 高速道路に魚の山高速道路でトラックがひっくり返って、積んでいた魚がトラックから高速道路一面にばら撒かれたらしい。中にはまだ生きている魚も・・・・これを清掃するため、何時間も高速道路が閉鎖されたそうです。ビデオはここからね~~ビデオの前に5秒の無理やりCFが入ってます。それにしても、規模がすごい。魚だらけの高速道路なんて、村上春樹の本に出てきそうなシーン。野良猫の天国と化した高速道路。そして気になったのは、シャベルで集められた魚達。多分トラックにまた積まれて、目的地に到着したんだろうな。ちゃんと洗ってから食べて下さい~~~
Nov 1, 2008
コメント(4)
全22件 (22件中 1-22件目)
1