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職場には、小さなパック入りのフルーツジュースを毎日持参している。血圧が低い、血糖値が低いとちょっとした事でふら~っとなってしまう私は、朝の休憩時にジュースを飲む。というわけで、毎週食材の買い出しをする時ジュースも買うのだが、今回買ったジュースはなんと ハローキティのオマケつき!! 右は6パック入りの正面。 左は後ろのようす。オマケの種類について解説してある。ジュースは6パックが1セットで1,59 ユーロ。セール中だった。さて、気になるオマケだが、この外側の紙の包みをはがすと、裏側にオマケがくっついている。ひもを通して、ブックマークにするものとかツメにプリントするタトゥーとかただのシールとか、そんな子供だましのオマケだが、キティマニアの私としては是非ゲットしてみたい。それで、早速2セット買って、オマケを見てみる。 左は5cmx5cmの金ラメ入りシール。右はツメのプリントタトゥー。これって、復活祭の時に買ったキティのイースターエッグのオマケより数倍もいいような気がする。今までにポケモンのカードとか、Bratz だかのカードとかどうでもいいものばかりだったが、やっぱりキティグッズとなると集めてみたくなる。このオマケシリーズ、いつまで続くんだろう・・・と心配になる。早速ネットで検索する。その結果、2008年9月から、2009年2月までこのキャンペーンが続くようだ。 Viva イタリア! Viva フルーツジュース!!今までセールのもの、あまり値段が高くないものと決めていたフルーツジュース。2月までは、このメーカーのもの オンリーにしよう。
Sep 30, 2008
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イタオヤがちょいと生協に立ち寄って、買ってきたもの。 実際には箱にビッシリと入っていた。 お昼に少し食べちゃったもんで・・・・(~_~;)あ、また白ブドウだ。なんなの~~このでかい箱は!!「1箱2キロ入りで、2ユーロだから買ってきた。」と得意そうだ。8月下旬から、毎週ブドウを買っている。多分今が一番の時期なんだろう、こんな値段で売りに出されている。一粒食べてみたら、甘くて美味しかった。ブドウは外れると、味気のない不味いものもあるので、失敗するとがっかりする。そんな事を考えていると、こんな話を思い出した。青空市場に行くと、店のおにーさんが気をきかしてくれて、ブドウの味見をさせてくれる。1粒味見してみて、美味しかったらドーンと1キロ、2キロ買うのがイタリア人だ。ところがスーパーに行くと、味見コーナーがない。自分で好きなだけとって計り、値段のシールを袋につけるようになっている。しかし、青空市場に慣れているイタリア人にとって、味見もしないでブドウを買うのはどうもいただけない。だから時々、おばさんとか、おじさんが売り場の物を勝手につまんで味見しているのを、私は何度か目撃したことがある。私だって味見してから買いたい。でもスーパーでそれをやるのは、ハシタナイと思うので、まだ行った事はない。何年か前、さくらんぼが山のように売り場に出されている事があった。プラスチックのケースに入っているのではなく、さくらんぼをそのまま山盛り状態の量り売り。客は備え付けのビニール袋に好きなだけ入れて、計りに乗せ値段シールをつけるだけだ。そのさくらんぼ売り場で、私はある日お爺ちゃんが右向き、左向きでキョロキョロしながら、さくらんぼを何個かつまみ食いしているのを目撃した事がある。店の人は忙しくて、客の行動をいちいちチェックしてはいなかった。私は、「あの爺ちゃん、味見だな。」と思った。ところがその爺ちゃん、そこに粘ったまま袋にさくらんぼを入れるでもない。でも、時々さくらんぼを2~3個つまんで食べている。 (ー_ー)!! (ー_ー)!! (ー_ー)!!その翌年から、さくらんぼは全てプラスチックのケースにあらかじめ500gずつ入れてあり、自由に量って買うことは出来なくなった。いざこうなってみると、とても不便だ。500gも買って、もし不味かったらどうしようと思う。実際に今年の春、500g買って、おいしくなかった事が1度あった。量り売りだったら味見に買っておいて、美味しかったらまた2日後に買いに行くのに。イタリア中のつまみ食い常習犯のせいで、不便になってしまったものだ。そんな事を思っていると、イタオヤがこのブドウの入った箱を眺めながら言う。「こういう風にあらかじめ箱に入っていると、肝心の味見ができやしない。値段はいいけど、不便だな。実は上にかかっているラップをこじ開けて、味見しているヤツもいたんだ。でもさすがに、俺はそこまでできなかった。」と何となく、得意そうだ。やっぱり・・・・イタリア人と店先でのブドウの味見は切っても切り離せない関係なんだろうか。
Sep 29, 2008
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新田次郎の 「アラスカ物語」 を読んだ。去年一時帰国した時にゲットした、古本の文庫本である。新田次郎の本は初めて読んだ。八甲田山の映画は小学校の時、文部省推薦かなんかで夏休みに観に行き、子供心に激しいショックを受けたのを覚えている。さて、物語は明治元年に宮城県石巻町に生まれた安田恭輔(フランク安田)が外国航路の見習い船員となり、その後人種差別に遭い下船、その後アラスカのポイントバローに留まる。そこで現地のエスキモーの女性と結婚し、エスキモー社会に融け込んでいく。読みながら、アラスカについて、自分がどれだけ無知だったか思い知らされる。アラスカって、寒くって、大自然があって、エスキモーがいて・・・・そのくらいの知識しかなかったので、厳しい自然との闘い、エスキモーの暮らしや習慣など、読み進みながらなるほどねぇ・・・・と興味深い。時代背景は1800年後半から1900年の前半まで。海岸エスキモーの食料として、アザラシの猟に出かけたり、私の愛するくじらの漁に出かけるシーンもあるのだが、何故か読んでいて嫌な気がしない。生きるための食料として、命がけで猟、または漁にでかける様子は必然性が勝ってしまう。ハイテクの大きな船で、南極までわざわざくじらさんの育児を邪魔しに行くどこかの誰かさんとは話が違う。特に厳寒の極地でエスキモーと生活を共にする日本人がいたなんて、そしてその日本人が「アラスカのモーゼ」と呼ばれるまでになるなんて、あまりにも信じられないスケールの話でまさにアメリカンドリームを見ているような気がした。お勧め度: 100% ◎=二重丸ぅ~~~
Sep 28, 2008
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この前、麻生君のことについて書いたら、麻生君は失言、暴言ばっかりとのコメントがあったので、やっぱりここは You tube に頼るしかないなぁと思い検索してみる。うわぁ~~~出る出る!!いろんな事言いまくり。イタリアの報道では、麻生君の画像は見れてもどんな話し方をするとか、ちょっとしたエピソードは教えてくれないからすっかり日本の皆さんに遅れをとってしまいましたが、その中でも印象に残ったものをここでいくつか紹介。「キムなんとか」 「ソ連領」これ、もしかして寝起きしてすぐの時のインタビュー?イマイチ頭が回転していないような感じだけど・・・・ソ連領って、昔懐かしい言葉を久しぶりに聞きました。このビデオは長いけれど、肝心の発言は2分22秒を過ぎた所から。拳銃のことをチャカというチャカって何?拳銃って言い直してたけど、私、こんな言葉知らなかった。ヤクザの言葉じゃないの??それを当たり前のように口にする麻生君って・・・・・それにしても麻生君の声、初めて聞きました。すっごいダミ声。人相も良くないけど、これじゃ飯場の土方だな。いや、飯場のオヤジも真っ青。とても彼のバックグラウンドからは想像できない麻生君の様子に、日本の将来を思い、今夜は多分うなされそうです。
Sep 27, 2008
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先週マウリシャスに休暇に行ってた知り合いのおばさんから今日お土産を頂いた。 鮮やかなブルーのパシュミナのスカーフ。マウリシャス → パシュミナのスカーフ???と一瞬???だったが、デューティフリーショップで買ったんだな~~と気がついた。包装紙から出して、手にとって見る。う~ん、やっぱり柔らかで軽い。肌触りもいい。さて、こんなブルーは身に着けたことのない私。いろいろ工夫して楽しんでみようと思う。
Sep 26, 2008
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飛ぶブタさんの画像を見て笑ってたら、笑ってられない事態が起きた。麻生内閣発足である。麻生君、どんなクラスメートで内閣を作ったんだろう・・・って見に行ったら 何これ。みんなおとーちゃんか爺ちゃんが政治やってた人ばかりじゃん。ヤフーの「みんなの政治」という、意見を述べるページで見かけたある書き込み。ちなみに。麻生内閣は、 吉田茂の孫、鳩山一郎の孫、中曾根康弘の息子、小渕恵三の息子、中川一郎の息子、野田卯一の孫、浜田幸一の息子、塩谷一夫の息子、石破二朗の息子、河村定一の息子、二階俊太郎の息子など世襲政治家ばかりです。 temp0532さんの書き込みから。閣僚の中で個人的に心配なのは、中曽根君。がいむだいじんだって。海外での経験皆無。現在の日本、外交問題が山積みじゃないの?こんなお坊ちゃまに任せていいのかねぇ。多分アメリカ、中国、韓国、台湾、ロシアに振り回されるんだろうなぁ。アジアの大国では、閣僚の顔ぶれを見てもう 乾杯~~ってお祭りしてるかもよ。今の外交、ある意味で したたかな おじさんが必要だと思うけど。始まる前からもう既に終わっている、麻生君のクラス替えでした。
Sep 25, 2008
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ヤフーのフォトギャラリーで見つけた画像。 オーストラリアのメルボルンでの娯楽ショー。ブタが水に飛び込んだり、競争したりするショーは観光客に大人気。 ブタさんもサーカスで活躍する時代なんですね。ブタさんが水に飛び込んだり、泳いだりするのは見たことも想像した事もなかったので、ちょっと驚きました。こうして見てみると、前脚もきれいに曲げてあって、身体も一直線に伸びて、なかなかあのブタさんからは想像もつかない勇姿です。
Sep 24, 2008
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2日連続で日曜日に買い物に出かけた時の事を書いているが、今日もまた1つ。春先に黒いジーンズを買ったので、今回はブルーデニムが欲しいなと思って4店くらい入って試着してみたのだが、どうしても気に入ったジーンズが見つからない。何となくおしりがドテっと見えるようなカットだし、そうかと思えば、いまだに超ローライズ。いい加減あきらめかけていた時、いつもフランスに行く時立ち寄るお店がここにもあったので、最後のチャンスと思い入ってみた。このお店はいつも夏に行くので、買うものは大抵Tシャツとか、クロップトパンツなど。ジーンズはまだ試着した事がない。それで、だいたいのサイズを選んで試着してみたら おおおおっーーー ピッタリじゃん!!この日試着した10本のジーンズとは、全然はいた感じが違う。おしりドテっじゃないし、なんとなく痩せて見える気がする。(だけ)で、お値段を見たら、24,50 ユーロ。 かなりのショックだった。春先にブティックで買ったジーンズは、70ユーロくらい。あのジーンズ、何度かはいて洗ってみたら、何となくダブついてしまった。でもあの時も何着も試着して、80ユーロ、100ユーロなんていう恐ろしく高い値段のジーンズを見た後だったので、こんなもんだろうと思って購入したのだった。で、この24,50 ユーロって、一体何なの??これなら春に払ったお金で3枚くらい買えそうじゃないの!!もちろんこの安いジーンズは中国製。春に買ったジーンズはトルコ製だった。そうか、私には高価なジーンズより、安物の方が似合うんだ。次回から、ジーンズが欲しければ迷わずトリノまで行こうと心に誓う
Sep 23, 2008
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日曜日、ちょっと買いたいものがあったのでトリノまで出かける。朝9時半に出発で、まずはIkea へ。先月夏休みを利用して、カーテンやベッドカバーなどを買いに行った所だ。今回はイタオヤが使う卓上ライトと、キッチンの天井から吊るすライトがお目当てで行った。イタオヤはとにかく電気製品が好きだ。家電も好きだが、蛍光灯から始まって、庭に取り付けるようなライトまで見て歩くのが好きだ。私は目が疲れることもあって、電気売り場はほぼ拷問に近い。5分もそこにいると、何となく目が疲れてくるしそのまま居座ると頭痛もしてくる。というわけで、多分イタオヤは30分はそこで粘るだろうから、それなら・・・と私はクッションやシーツ類を見に行った時の事。売り場を一回りして何気なく前方を見ると、女性用のバッグが、シーツ売り場の商品の上にポツンと置いてある。ちょっと使い込んだ感じはあるが、ハンドルが2つついている、普通のバッグだ。多分誰かがそこにちょっと置いてみたんだろう・・・・とまず思った。そのバッグは私の場所から前方6mくらいの距離。辺りには・・・・誰もいない。シーツ売り場は結構人がいるのに、誰もこのバッグに気がつかない。女性にとって、バッグ類は体の一部ではないだろうか?持たない人は財布をコートのポケットに入れておしまい、かもしれないが、バッグを持つ人は普通は肌身離さずというのが当たり前ではないか?そのバッグ、シーツ売り場にちょこんと残され、誰も気がつかない様子。変だな~~~誰も気がつかないなんて・・・・・そんな事を考えているうちに、エアポートで置き忘れたスーツケースが爆発した事件などを思い出してしまった。どうしよう、やっぱり店の人を呼んだ方がいいかな・・・と思ったら、若い女性がそのバッグに気が付いたようで、近寄って辺りをキョロキョロし始めた。さらに近寄って、バッグを片手で持ち上げた。偶然通りかかった店の人に、多分このバッグが置き去りで・・・・と話しているようだった。周りに人が集まってきた時、バッグの持ち主が現れた。50歳くらいの女性で、両手にシーツやハンドタオルなどを抱えている。彼女はもう1人の女性と一緒で、自分の置き忘れたバッグがみんなの注目を集めているのにやっと気が付いたようだった。恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてバッグを取りに行ったのを見ながら、買い物に夢中になって、自分のバッグを手放すなんて、そんな女性がいたんだなぁ~~~と信じられない気持ちだった。とにかく、爆弾の置き去りでなくてホッとした。
Sep 22, 2008
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昨日スーパーで見かけたこと。土曜の朝で結構混みあっていた。レジで並んでいると、後からゴホゴホッっというような、痰がらみの咳が聞こえたので思わず振り向くと、何度か見かけたことのあるおじさんがいた。多分だいたい75歳くらいだろう。私のすぐ後ろにカートを置いて、レジの順番を待っている。すぐその後に、彼の奥さんがやってきた。髪の毛は真っ白だが、彼女も大体70歳くらいだと思われた。ここのレジはお会計する店員が2人で背中合わせになっていて、客はレジのベルトに品物を乗せていくという方式だ。このベルトが結構長くて、2m以上はある。さて、おばさんは私の隣、つまり真向かいのレジに移動することにした。見た感じ、私の後ろでも、真向かいにいる客の後ろでも待ち時間は同じくらいだ。でもあっちの方がよかったんだろう。私は自分の買い物をベルトの上に乗せ始め、私の前の客は会計を済ませていた。私の向かい側の30歳くらいの夫婦は、やっと彼らの番がやってきたようで、ベルトの上に品物を乗せ始めた。するといきなり、後ろにいたおばさん、前と後ろの客の品物を仕切るのに使うバーをいきなりベルトの上に置き、彼女のカートから品物を次々にベルトの上に乗せ始めた。前の夫婦は、カートがまだ半分も品物で埋まっている。それなのに、このおばさん、もう自分の番がきたようにやりたい放題だ。すぐに夫婦のご主人が、「すみませんが、まだ私達の品物を乗せてないんで。」と言うと、おばさんこう答えた。「私はこうやって仕切りを置いたでしょ。 ここからは私のものよ。」なんだこれ。このおばさん、全然わかってない。そういう間にもこのベルトはドンドン流れていく。若い夫婦はおばさんの仕切りが目の前に流れてくるのを信じられない顔で眺め、ご主人がまた言った。「だから、まず私達が最初なんです。もう少し待ってください。」 と。そしたらこのおばさん、キレてしまった。「そうなの、いいわよ、それなら。私は乗せた品物を全て戻して、別のレジに行くから!!!」おじさんはこの有り様を黙って観戦しているだけ。私は目の前で繰り広げられる、なんともいえない光景に、「またブログのネタを拾ってしまった。」とウキウキ。おばさんはサッサと横のレジに移ったが、このレジには既に何人か先客がいたので、さらに待たされる事になった。おじさんはやっと目覚め、「ここでいいだろう。」と前にいたレジから動かない。「あなた、早くいらっしゃい。 そんなところに居ちゃダメよ。」とおばさんはダメ押しの一言を発した。向かいにいる夫婦は、驚きと笑いで私を見たので、私は しっかりと、この目で一部始終目撃しましたよ。とでも言うように頷き、「あのおばさん、何なんでしょうね。本当にとんでもないわね~。」と言って参加した。1度キレたおばさん、何も考えずに近くのレジの列に並んだのだが、彼女の選択が間違っていたことに気が付いたらしい。なにせおばさんの前にいた先客達、2人ともカートはてんこ盛りだったから。後にした場所を恨めしそうに見ているおばさん。しかし啖呵をきった以上、もう後には戻れない。1分もしないうちに、そのレジには別の客が並び始め、おばさんも戻る事ができなくなってしまった。このおばさん、もし私の後ろに陣とってこんな事始めたら、土曜の朝からケンカだな~~と思い、別のところでやってくれて良かった・・・・とホッと胸をなでおろしたのも事実である。
Sep 21, 2008
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今日、私の部署のカテリーナおばさんが定年退職した。60歳である。彼女はみんなと気軽に話す、陰のお局様だった。私が8年前に今の会社に就職した時、初めはなんでもない風だったが、仕事に慣れてきて、上司からもちょっとほめられたりすると、ジワジワと私を敵視し始めたこともあった。もちろん噂話は彼女の得意な分野であるし、どうでもいいような、他人の生活を知りたがったりもする。ある同僚は、このおばさんの性質を逆手にとって、わざと噂を広めようと思う時、おばさんに何気なく言って、1日待てばもう社内のほとんどの人が知っているという超スピードの連絡網を利用したりもしていた。しかしながら、やっぱり何年も勤務してきただけある。ちょっとやそっとじゃ動揺しないし、上司にも間違っているようだとバシバシ指摘する。そんなこんなで、つかず離れずの8年間。面白いもので、みんなカテリーナおばさんとは気軽に話したり打ち明け話をしたりするのだが、おばさんがいない所で彼女の悪口を言いたい放題。カテリーナおばさんは、お世辞にもきれいとは言えない。口の悪いイタオヤは、「見たよ、君の同僚。 自転車こいで墓地に行ってたようだけど、すごいね。 ありゃ猿だな。」なんていう意地悪な事をいうくらいだ。おばさんは、まずお姉さんがお嫁に行き、その後お母さんを病気で亡くしてしまったので、残ったお父さんと2人暮らししているうちに、婚期を逃してしまった。そういうと、父親思いの・・・・と思うのだが、昔からおばさんをよく知っている人の話では、父親のせいで婚期を逃したのではなく、誰もおばさんをお嫁に欲しいという人がいなかった、らしい・・・・さて、というわけで、私も何度もこのお局様には腹を立ててきた。過去に他の同僚と、「いい加減、定年退職すりゃいいのにね。人の粗探しばかりで、もういい加減にしてもらいたいよ。」なんて、何度も文句を言い合ったくらいだ。そんなカテリーナおばさんも、今年に入ってから、年貢の納め時が近ずいていると悟ったのだろうか。少しずつ態度が柔らかくなって、感じのいいおばちゃんになってしまった。5月に60歳の誕生日を迎えてからは、ひっきりなしに同僚達が、「あれ、今年で60歳でしょう。定年退職はいつ?」としつこいくらいに聞いたりもしていた。私達が定年退職と聞くと、明日にでも!!と心が弾んでしまうのだが、おばさんの場合はそうではないらしい。暇になった時間をどうやって過ごすか。夏場は家庭菜園などで仕事があるが、ピエモンテの長い冬をどうやって過ごせばいいのか・・・・・など。思い切って旅行に行ったり、趣味を満喫すりゃいいのよ。と思う方もいると思う。しかしながら、今までほとんど旅行や趣味などの楽しみなしで生きてきた人に、定年退職だから何か始めたら?といっても、無理な話だ。そして今日、おばさんの最後の勤務の日が訪れた。1日中、他の部署からもおばさんに挨拶に来る人がやまず、出入りの激しい1日だった。時々挨拶に来た人と笑ったり、かと思ったら急に涙ぐんだり。終業のベルが鳴って、帰り支度を始めた時、私もおばさんに挨拶に行った。おばさんは私を真っ赤になった目で見て、もう言葉が何もでないくらいだった。昔何度もおばさんに対して、腹を立てた私だがイタリア式に両ほっぺにキスをして、お別れの挨拶をしたら私の目も、ウルウルしてしまった。お局様、長い間お疲れ様でした。
Sep 19, 2008
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乃南アサさんの「風紋」を読んだ。上・下巻に分かれており、文庫本では1000ページの大作だ。実はこの本を船便で送ってもらうまで、乃南アサという作家を知らなかった。お恥ずかしながら、名前さえ聞いたことがなかった。長編なので、読み始める前にどんな内容か知りたくて、アマゾンで皆さんのレビューを読んで来る。5星中4つ星半のなかなか良い評価だ。感想も、「素晴らしい描写」とか「重苦しい内容」とか「殺人犯の家族」「被害者の家族」など、興味がわいてくる。あらすじは、女子高校生の母親が殺される。そこから家族の苦悩、そして容疑者が逮捕され、その容疑者の家族の苦しみを中心に話は続く。で、読みながら思ったのは、1000ページもあるけど、何度か同じような事を繰り返しているし、何となく読んでいてもどかしい。もしかしたら、600ページくらいに収める事ができたんじゃないの?なんて思ったりもする。また不思議だったのは、容疑者が警察の取調べ中に自白する場面があるのだが、弁護士もまだ来ていないし、叩き上げのような刑事にちょっと脅されたり誘導尋問をされて、罪を認めてしまうなんて、いまだにこんな事があるのだろうか?と思った。アメリカの刑事物を読むと、容疑者として尋問されてもまずは弁護士を呼ぶ。金銭的に余裕のある人は、評判のいい弁護士を雇うし、お金がない人だって、国、または州から弁護士をつけてもらえる。だからたいていの場合、弁護士が来るまで口を開かないというのが鉄則だ。ところがこの本の容疑者は、泣きながら自白してしまい、後になって悪知恵を働かせるというような、ちょっと理解しがたい事をする。期待していた「重苦しい内容」だが、私の感覚が違うせいか、全体的に全然重苦しくなくて、これもちょっとガクリ。唯一いいところを突いてるなと思ったのは、マスコミの勝手さと残酷さについて描写してある場面。殺人犯の家族がマスコミに取りざたされて、隠れるように生活すること。また被害者の家族も同様、マスコミに色々な事を書かれ、電話にも出れない、ドアのベルが鳴っただけでビクビクしてしまうという実態。「報道する権利」といいながら、家族を窮地に追い込んでいく描写がリアルだった。この「風紋」のその後を描いた、「晩鐘」という作品がある。これも船便で届いている。上・下巻の2冊でとてもぶ厚い。長編ものが好きなので、少しは期待しているのだが、「風紋」より読み応えがあればいいなぁと思う。
Sep 18, 2008
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今日の午後、スーパーに出かけた時の事。今年最後であろうかと思われる桃がセールになっていた。早速見に行ったのだが、そこには既に若者2人の先客がいた。2人で桃を選んで、ビニール袋に入れているのはよいのだが、選び方がとても乱暴。手で取って、気に入らないと横にポイと放り出す。袋にはもう10個以上も桃が入っていて、2人とも1袋ずつ持っているので、かなりの数を選んでいる事になるのだが、まだまだ足りないようだ。ちょっと近寄って様子を見てみると、アラブ系のおにいさんだとわかった。桃を選びながら、2人でぶつぶつ話している。桃は箱のケースに1つずつお行儀よく並べられていて、それを客が選びながら袋に入れるシステムなのだが、しばらく見ていると、この兄さん達、いくつかの箱をひっくり返して桃を山のように積んでしまった。近くで見ていた私はビックリしてしまった。桃って、とてもデリケートなフルーツで、あんな風に放り投げたりしたら傷んでしまう。そのお兄さん達、桃を山積みにして、どんどん選んでいく。結局4袋に桃を詰め込み、重さを量って去って行ったが、彼らの去ったあとの桃売り場は台風が過ぎ去ったようだった。からになった箱は近くのフルーツの上に重ねて置いてあったし、桃は思いっきりちゃぶ台をひっくり返されたような状態。私も桃が買いたかったのだが、そのありさまを見て、買う気をなくしてしまった。平日の午後4時で客はあまりいないし、お店の人も回りにいなかったから彼らはやりたい放題だったが、こういうのって本当に迷惑だ。こういう類の客はどこにでもいるものだが、商品が食べ物だったので、何となく気持ちが悪かった。人のふり見て・・・・・私も気をつけようと思った。
Sep 17, 2008
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今日9月16日は、私のブログの開設日だ。今日で私のブログは1歳になった。それまでブログというものを巷で聞いていたり、実際に趣味関係のブログに遊びに行ったりしてはいたが、自分で始めようなんて思わなかった。熱しやすく冷めやすい事で通っている私が、毎日日記なんかつけれるはずないからだ。ところがどっこい。さすがに毎日書くことは出来なかったが、日記記入率は82%だ。ブログを始めた事で良かった事は何か、考えてみた。1.ブログ仲間が出来た事。2.日本にいる家族や友達に、長々とメール+画像で説明しなくても、 私がどんな風にイタリアで生活しているか、 ブログにアクセスするだけで大体わかること。3.写真に興味を持ちはじめ、写真の撮り方を少し学習したり、 PCで画像に手を加えることを少し勉強した事。4.退屈、つまんね~~と思っていたイタリア生活が、 こうして日記に書いてみると、そんなに捨てたもんじゃないと 思えるようになった事。5.かなり怪しかった私の日本語が、毎日日本語を書くことによって どうにかマシになってきた事。で、ネガティブな面についても考えてみた。1.はまり過ぎて、目が疲れる事。・・・・ってこれだけ?? 皆様、これからもよろしくお願い致します。
Sep 16, 2008
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今日眼科に行ってきた。予約は17時10分だったので、15分くらい早めに着くように出かけた。まず支払いを済ませ、(18ユーロ)待合室に行こうとすると、「実はちょっと診察の進行が遅れていますので、お知らせしておきます。」なんて言う。「どのくらい遅れているんですか?」って聞いたら、 「1時間くらいです・・・」えええ~~っと思ってふと待合室の方を見たら、同僚のパトリッツィオおじさん(以後パトおじさんと書く)がいた。「おお、にきーたじゃないか。」とやけにうれしそうだ。丁度パトおじさんは外に出て、喫煙しに行くところだった。私が待合室で落ち着いていると、早速パトおじさんがやって来て話し始める。「いっや~~、参っちゃったよ。今日はうちのおふくろの予約で来たんだけど、何時の予約だと思う?16時20分だよ。早めの方がいいからって、16時にはここに着いたんだ。もう17時じゃないか。 話によれば、1時間は遅れるって言うからもう今日のこの後の予定はダメだな。。。」奥のほうにパトおじさんのお母さんが座っていた。話によると82歳だという。パトおじさんに似て、背が高くやせている。そしてちょっと様子を見ていたら、隣に座っている患者さんになにやら文句タラタラのようだ。「こんなに待たされるなんて、信じられない。イラつくわねぇ~~~」というおふくろさんに、パトおじさんは、「イラつくのは俺の方だよ。 母さんは一日中何もしてなかっただろう。でも俺は朝から働いてるんだ。」パトママ 「でも私、最近あまり目がよく見えないの。 だから待つしかないのよね。 でもイライラするわ。」パトおじ 「どんなにイラついたって、もう支払いはしたんだから、 この際大人しく待つしかないだろう。」パトママ 「パーマ屋に行くんだって、こんなに待たされないのに、 一体どういうつもりなんだろうね、この眼科は。」パトおじ 「パーマ屋なんか行かなくても、俺が後でハサミで髪を切っ てやる。」とにかくこの親子、10人くらいいる患者の前で目立ちすぎ。パトママは隣の患者さんに文句を言っているのに、それを遠くで聞いているパトおじが、わざわざ母親にイチャモンをつけているのだ。それもイラつくお母さんに、パトおじさんが突っ込みをかけていってまさに漫才を見ているようだった。漫才が一通り済むと、パトおじさんは職場の問題について話し始めた。今度は私達だけに分かる内容なので、小声で、しかし長々と・・・・職場を出てまで仕事の話はしたくない~~でも私達は、これからしばらく眼科医の診察を待つ身。仕方なく15分くらい噂話をしていると、車を駐車して本屋に寄っていたイタオヤが待合室に入ってきた。イタオヤとパトおじさんは初対面だったので、そこからまた別の話に移り、どうにか私はパトおじさんの罠から逃げ出す事ができた。結局私が呼ばれたのは18時20分頃。いろいろ検査してもらったが、目の疲れ、それに伴う頭痛で「本を読みすぎないこと、PCも控えめにすること。」と言われた。本を読んだりする時、メガネが必要かと思っていたのだがそれも 必要ないの一言でおしまい。目の病気かも・・・・なんて心の中では心配していたので、なんともなくて良かったけれど今回は どーーっ と疲れる予約だった。
Sep 15, 2008
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最近食べ物ネタが続いているが、今日もまたこれで。しばらく前に手に入れた、プーリア州の郷土料理の本。先週はナスでパルメジャーナを作ってみたのだが、今日はこの料理本の表紙になっている、パスタ料理を作ってみた。 ↑ ↑ ↑ これですわ。 Orecchiette alle cime di rapaさて、なんて訳したらいいんだろう。Orecchiette(オレキエッテ)というパスタがある。 耳たぶのような形のパスタ形が耳たぶのようで、オレキエッテ(小さい耳、赤ん坊の耳=複数形)と呼ぶらしい。自宅で作る家庭もあるようだが、私はスーパーで見つけた、乾燥したのを購入。Cime di rapa ってなんだろう。北イタリアではあまり聞かない野菜だ。ウィキペディアで調べてみると、どうも「みずな」 とか「あぶらな」の仲間らしい。巨大スーパーに果たしてあるだろうか?と心配しながらお店の人に聞いてみる。 教えてもらって気が付いたのだが、ずっと前からお店に置いてあったようだ。今までこの野菜を探した事がなかったので、全く知らなかった。この野菜、北イタリアでは見かけないけれど、南部に行くと豊富にあるらしい。プーリア州の特産物と、料理本に書いてある。カルシウム、ビタミンC、A、B2、リン、たんぱく質が豊富で、肉の替わりに食べるといいそうだ。ちょっと苦い味がするという。 材料 2人分Cime di rapa 400gくらい くきはひと口サイズに切っておくパスタオレキエッテ 200gにんにく 1かけオリーブオイル 大さじ3くらい塩唐辛子 小さいの1つアンチョビ 2切れくらい1.塩を入れた水を沸かし、葉を5分くらい茹でる。 くきの部分が少し硬めなら、10分くらい茹でる。 茹でたお湯は捨てずに、とっておく。2.パスタを茹でる。 その間に、大きなフライパンにオリーブオイルを入れ、 にんにくを小さく切って少し炒める。 アンチョビ、唐辛子を小さく切ったものを入れてもう少し炒める。3.2のフライパンに茹でた葉、くきを入れ、炒める。 そして茹で上がったパスタをフライパンに入れ、2分くらい炒める。お皿に盛り、お好みでパルメジャーノをかける。 できあがり。 感想以前私のブログで紹介した、ブロッコリーのパスタと味は似ている。作り方もほとんど同じ。オレキエッテの乾燥したものは、13分茹でると書いてあったが13分ならとてもアルデンテで私の好みではなかった。時々様子を見ながら納得いくまで茹でると、15分を過ぎてしまった。そしてこの野菜、説明どおり確かに苦い味が口に残る。嫌いな味ではないけれど、次回茹でる時はお湯をもう少し多めにして見ようと思った。私は肉料理はあまり好きではないので、このCime di rapa という馴染みのない野菜についてもう少し勉強して食卓に取り入れてみたいと思う。で、おいしかったかって?まあまあかな?次回はアレンジして作ってみたい。
Sep 14, 2008
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昨日まで毎朝19℃くらい、日中は27℃くらいの気持ちのよい日が続いていたが、今日午後、嵐が2度もやってきた。3時間くらい大雨が降って、気温も夜10時には13℃に下がってしまった。そして今朝、起きてみたら気温は11℃。そしてまた雨が降ってる。おとといまで一日中窓を開け放していたのに、いよいよ秋の訪れか・・・・・・・また衣替えしなきゃなぁ~~~
Sep 13, 2008
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南アフリカに住んでいる知り合いが、今月に入ってからイタリアに帰ってきている。その知り合いから、南アフリカで取れたポルチーニ(キノコ)の乾燥したのをもらった。ポルチーニといえば、香り高く、とてもおいしい。なかなか高価なキノコである。そしてイタオヤの大好物である。ポルチーニに刺激されたのか、イタオヤはソワソワし始めた。そして今夜はリゾットを作ると意気込んだ。家に昔からあるお料理本を引っ張り出したが、それでは満足がいかなかったようでネットで検索して、やっと納得のいくレシピを見つけたようだ。今までの経験から、イタオヤが台所で奮闘している時は呼ばれた時以外は離れていた方がいい。というわけで、一度だけ撮影許可を得て撮った画像。 狭い台所に2人のナンチャってシェフがいると、ろくな事はない。ちょっとした事から、ケンカに発展してしまう可能性だって大アリだ。そして無事に出来上がったリゾットはこれ。 注: 撮影用に控えめに盛り付けてあります。 実際はこの倍はぺロリと食べてまする。 おいしい、おいしい。 やっぱりレシピを研究しただけあるねvvとヨイショを忘れずにしておく。でも本当においしかった。イタオヤも満足そうである。男料理の良いところは、ちょっと高めの食材でも、バシバシ入れてしまうところ。私のようなケチな主婦だと、高い食材を前にして、どうしてもケチってしまう。最近再び料理に目覚めたイタオヤ。次回は何を作ってくれるのだろうか。
Sep 12, 2008
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昨日のこと。土曜日に行った血液検査の結果が、もう 送られてきた。予定では、結果を取りに行くのは9月10日以後ということになっている。郵送なら、プラス2日はかかるはず。それなのに既に自宅に届いて、そりゃあうれしいけれど、全くイタリアらしくない。さて、ちょっとビクビクしながら封書を開ける。何せ今回の心配事は、コレステロール。もう何年もまともな血液検査をしてないし、結構好きなものばかり食べていたので、時々イタオヤが「こんなに甘いものばかり食べて、絶対に体に良くない。」とか「こんなデブもののチーズは、コレステロールが上がるぞ~~」などと、お小言オヤジになっていたからだ。私も心の中で、「1度検査し、結果が悪かったら今の自堕落な生活を思いっきり改めることにしよう。 この検査が私の転機だ。」なんて思っていた。さて、結果だが、数値は 191 mg/dL 〔145-200〕って書いてある。 191??これって正常値!!全く普通の数値ではないか!! うれしい!!でも信じられない~~~!!!お小言を用意していたイタオヤ、この数値にどうも納得がいかないようだ。「こういう事もあるんだなぁ・・・・」「あんなに散々好きなもの食べて、この数値かぁ・・・」などとブツブツいう。そういう彼も1月に血液検査を受けている。散々クリスマスや年末年始でハメを外してから3週間後。1月の下旬に血液検査を受けたのだが、その結果彼のコレステロールは250とかなり高かった。それにショックを受けたイタオヤ、その後は食生活を完全に変え、修行中のお坊さんのような食事をしていた。「あんたさ~~、いきなりそんな事やって数値を下げたって、長続きしなきゃ、また250になるんじゃないの?」という私のチャチャも気にせず、改善した食生活を1ヶ月半続行し再び血液検査に挑んだ。そしてその結果、なんと 230 まで下がった。その後も、時々高カロリーのものを食べる以外は、真面目な食生活を続け、現在 190 あたりをうろちょろしている。石のように固いイタオヤの信念で、コレステロールの数値はやる気になれば、本当に下げる事が出来るんだと分かった。慎ましい食生活をする事によって、健康のほかにもメリットを発見した。食費が前よりもかからなくなったのだ。毎週デリショップで買っていた、サラミとか、生ハム、その他の美味しいものをほとんど買わなくなり、その結果毎週5~10ユーロくらい節約しているようだ。あれば確かに美味しいし、うれしいものだけれどなければないでどうにかなる。たま~~に生ハムを買って食べると、久しぶりなもので以前より美味しくなった気がするから不思議だ。
Sep 10, 2008
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以前母から船便で届いた文庫本、もう何冊か読んでいるのだが今日はその中から2冊御紹介する。 まずは平岩弓枝さんの「この町の人」。東京下町の質屋の女主人、野沢秋とその家族や近所の人たちの人情あふれるお話。秋は未亡人で、1人で質屋を切り盛りしているわけだが、情にもろくて、お人好しなところがある。読みながら、「こういう下町の雰囲気、いいなぁ~~」と思う。後ろのページを見て、この本が昭和50年に刊行されたと知り、あの時代なら、こういう感じだったんだろうなぁ。今でもこういう下町の心って残っているんだろうか・・・と何となく気になる。とても読みやすくて、最後にホロっとくる1冊だ。のろまな私が1日で読んでしまった本。もう1冊は宮本輝氏の「五千回の生死」。タイトルがすごいなぁと思いながら、手にする。この本は9つの短編からなっている。作品のほとんどが、古い昭和の思い出話を読むようだ。共産党の話とか、新潟港から北朝鮮へ帰還など、私の知らない時代の話がどんどん出てくる。宮本輝の長編を前に読んで、泥臭さがかなり気に入ったのだが、短編もかなりおもしろい。これもお勧め。
Sep 9, 2008
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先週日記に書いた、イタリアの郷土料理のお料理本。その中に、簡単に出来そうな、久しぶりに食べてみたいメニュがあった。なすびのオーブン料理、パルメジャーナだ。パルメジャーナといえば、エミリア・ロマーニャ州の郷土料理だと思っていたのだが、このプーリア州の本にも載っている。よく見ると、プロヴォローネというチーズが入っているから、プーリア州風味にひとひねりしたという事だろうか? Parmigiana di melanzane con il provolone (なすびのパルミジャーナ、プロヴォローネ入り) 材料なすび 大きめ2つ小麦粉 50gくらい揚げ物用の油パルメジャーノ130gくらい おろしておくプロヴォローネ(辛い味)100gソース用の材料熟したトマト 400g玉ねぎ 1個バジル 3~4枚塩オリーブオイル1.まずトマトソースを作る。 トマトの皮をむき、ダイス状に切る。 玉ねぎをみじん切り。 鍋にオイルを入れて玉ねぎを炒め、その後トマト、バジルを入れて ゆっくり弱火で煮る。 塩加減をみる。2.なすびを洗い、大体5ミリ程度の厚さに切る。 切ったら大きめのお皿の上にペーパーナプキンを敷き、 切ったなすびを並べ、塩をかける。 その上にまたペーパーナプキンを敷き、残りのなすびを並べ、 塩をかける。 そのまま約30分置いておき、なすびの水分を出させる。3.その後ひとつずつ、なすびの水分をよくふき取り、乾かす。 大きめのフライパンに揚げ物用の油をいれ、切ったなすびに軽く 小麦粉をたたいて両面をよく揚げる。 揚げたなすびは、ペーパーナプキンの上に並べて、 油をよく切るようにする。4.オーブン料理に使う容器に、バターを塗っておく。 そして下から、まずなすびを一面に敷き詰め、 トマトソースを満遍なくかける。 その上にプロヴォローネを細かく切ったものを乗せる。 そしてその上に、おろしたパルメジャーノをふりまく。 この手順をなすびがなくなるまで繰り返す。(大体3層になる) 最後になすびの上にソースをたっぷりかけ、 パルメジャーノも多めにかける。200℃のオーブンで大体15~20分くらい焼く。その後オーブンから出し、5分くらい冷まして出来上がり。 焼き上がりました。 チーズがとろけてねぇ~~~ (^^♪熱々のを食べるより、5分くらい冷ました方が、おいしい。 感想。自分で言うのも恥ずかしいが、とてもおいしいかった。昔、似たようなものを作った時、手間を省くために、自家製トマトソースではなく、出来合いのものを使った事があるが味が全然違う。これはトマトソースが勝負の決め手になるようだ。面倒だったのは、なすびを揚げる事。今の季節、キッチンの窓をあけっぱなして揚げればいいが、寒くなったら気がすすまない。半日キッチンに油ものの匂いがたちこめてしまったのには参った。しかしながら、このメニュは寒くなったら絶対に食べたくなる料理だ。う~~ん、迷う~~~ぅ
Sep 8, 2008
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土曜日の朝、血液、尿検査に行ってきた。クリニックの検査の時間は、7時から11時までということなので、できればクリニックで検査を済まし、その足でスーパーに寄ると無駄がない。と前日に予定を立てる。でもスーパー、何時に開店だったか覚えていない。9時だったような、いや、8時半から開いていたような気がする。。。。さて、検査の朝は朝7時半過ぎに家を出て、クリニックには15分で着いた。土曜の朝なので、途中の道路も駐車場もガラガラ。ゆっくりと場所を選んで駐車し、クリニックに入る。待合室で番号を取る。813番だった。呼び出しの電光板をみると800番の呼び出しをしている。お会計窓口は4つ開いていて、流れが早い。なんだ~~、これは思っていたより早く進みそうだ。待合室で待つ事10分。私の番になり、支払いを済ませに会計に行く。そしてまた待合室で待つ。電光板はお会計の番号と、検査の番号の2部分に分かれている。血液検査は、大きな部屋をカーテンでしきってあって、一度に5人まで患者が入れるようになっている。ここでもまた10分待ち。2年前市立病院に行った時は、たかが血液検査のために1時間近くも待たされた。血液検査は朝食は取らないで行くので、低血圧の私はしばらくすると何となくフラフラしてくる。コーヒーを飲まないと、頭がボーっとしてくる。そんな感じで検査を待っていたのだが、検査室から子供のするどい叫び声が聞こえてきた。それも叫んだ後に、大泣きし始めた。それが続くことほぼ5分・・・・・・この泣き声は、注射器を見た小さな子どもが怖さのあまり、叫んで大泣きしているのだろうとはわかったのだが、とにかくその声が待合室、いや、玄関まで届いている。朝食を食べていない、フラフラした頭でその声を聞いているうちに、不安になってきた。今私の番号が呼ばれたらどうしよう。もし私の検査の時座るイスが、この子供の横で、大声で泣かれたらどうしよう・・・・・なんていつもなら気にもしない事を、何となくボケーっと考える。空腹とは変な想像をさせるものだ。そんな事を考えているうちに、大泣きの本人が出てきて、ママに頭をなでてもらっていた。やっと私も一安心。周りの皆さんも、「かわいそうだったわね~」「こんな小さい子がねぇ・・・」とブツブツ・・・・そしてすぐに私の番になり、2分もしないうちに検査は終わってしまった。尿の方は、自宅から持ち込み。ああ、良かった。まずは車に戻って、持ってきたクッキーでも食べよう。そしてスーパーの中にあるバールで、コーヒーも飲んじゃおう。そしてスーパーの駐車場に着いたのは8時20分。車が1台もない。えっ? もしかして、 開店は9時から????一瞬、このまま家に帰ろうかと思う。10分で着くし、家でコーヒーも淹れちゃえ。しかしながら、またスーパーに戻って買い物しなきゃならない。往復してたら時間はともかく、ガソリンの無駄。近くにバールはあることはあるが、日本の喫茶店とは違ってイタリアのバールって行きなれていないと、なんとなく入りにくい。そんな事をクッキーをボリボリ齧りながら考えていたが、結局開店は9時なら、30分くらい車の中で待つ事にしよう。幸い文庫本も持ってきた。というわけで、臆病な私は近くにあるバールには行かず、ボーっとした頭のまま車の中で開店を待ち、9時にスーパーが開くなりバールにダッシュして、美味しいコーヒーを飲んだのだった。何となく複雑な気分。旅行中とか、知らない場所に出かける時は知らないバールに入って立ち飲みするのに、何故かこの町で、1人でなじみのないバールに入るのはどうしても気が乗らない。ひょんな事から今まで気が付かなかった自分の臆病さに気が付いたのだった。
Sep 7, 2008
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告白。私は高校時代、ミッキーロークのファンでした。甘いマスクにボソボソっと話す感じ。ニヤリとした含み笑い。仲良しのMちゃんもミッキーのファンで、学生時代、そしてその後もミッキーの話題で盛り上がっていました。その後、ミッキーはヒット作もなく、映画を捨てボクシングに転向したと聞いていましたが、日本で行った試合もなんとなく八百長くさくって、「猫パンチ」なんて呼ばれるようなパフォーマンスだったようです。飲酒運転で逮捕されたり、奥さんを殴ったりと、とても荒れた生活をしていたようで、時々ゴシップ雑誌にしけたネタ を提供していました。さて、先週ベネッツィアで国際映画祭が開催されました。そして、なんとミッキー主演の「ザ・レスラー」が金獅子賞を獲得!イタリアのテレビのニュースでミッキーのインタビューやポーズを取るさまなどを何度を観ました。私の覚えているミッキーは ・・・ゴクリ・・・・いい男やねぇ・・・・ これです。20年前くらいの写真。 当時30歳くらい。そして現在のミッキーはこれ ぎゃ~~っ!! あんた、誰!!??ニュースの時間、私は丁度台所で夕食の用意をしていたので、ミッキーのインタビューのビデオを観ながら、「誰、これ?」と思っただけでした。そして、イタリアのテレビのアナウンサーが、ロークの発音をルオウクって言ったので、ミッキー・ルーニーの事かと思いました。そのあと、イタオヤが、「にきーた、大変な事になってるぞ。キミの過去のアモーレがテレビに出てる。」と呼ぶので、ソファに座ってテレビをジックリと観たら、このワンコを抱えたオヤジは、なんとあのミッキーだったのです。私の好きだったあの柔らかい声は、ダミ声に変わっていました。体重増量、整形手術失敗疑惑、リポサクション、そして飲酒。現在51歳。俳優はこのくらいの年齢から、味わいが出てくると思うのに、私のミッキーは既におわっていました。たった20年。されど20年。月日の流れ、そして日ごろの不摂生がどういう結果をもたらすかを今日はシミジミと学習いたしました。
Sep 6, 2008
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街角で見つけた、こんなポスター。 おばあちゃまの消極的なパンチポーズが気になり、思わず立ち止まって眺めてみる。Poste Italiane(イタリア郵便局)からのお知らせで郵便局を名乗る詐欺を防ぐための、キャンペーンポスターだった。日本では考えられない事かもしれないが、イタリアにはいまだに年金は郵便局に毎月届けてもらって、毎月直接現金を受け取るという、昔からのシステムを続けているお年寄りが多い。イタリア郵便にも銀行のような口座もあるし、そこに直接振り込んでもらえばいいものを、やっぱり毎月1日か2日に郵便局へ行って、年金の一部、または全額を現金で引き取り持ち帰るという、本当に危なっかしいお年寄りが沢山いる。悪さを企む者は、もちろんそこに目をつけたのであって、月初めは郵便局の入り口付近にたむろし、現金で膨らんだ財布を狙った犯罪が多い。また1人暮らしのお年寄りの家庭に、郵便局の者と名乗り、口座番号を聞いたり、その他の情報を聞き出そうとする詐欺も多発しているようだ。日本でもお年寄りを狙った詐欺があとを絶たないようだが、イタリアでも同じ事。このポスターは、そんな詐欺に注意をするようにと呼びかけるポスターだ。でも何となく弱々しいおばあちゃまが、心細くさせるわ。
Sep 5, 2008
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昨日のイタリア紙に掲載されていた記事。 米国下院議長のナンシー・ペロシー氏、広島平和記念公園を訪問。今日になって昨日の新聞を読みながら、「あれ、こんな事があったなんて。ネットでは見かけなかったなぁ・・・」と思ったもので、ちょっとここに書いてみる。下院議長という、米国で大統領、副大統領に続く3番目にパワーのある役職についているペロシーさんが、プライベートではなく公式に広島平和記念公園を訪問したことで、米国国内で論争を巻き起こしているという。今までニクソン、カーター元大統領が訪問しているが、引退してからの事で、あくまでプライベートな訪問だった。しかし、今回の公式訪問によって、今までアメリカ国内で通っていた「アメリカがした事は正しい。」という考えを覆すのではないかと論争になっているようだ。そして、この論争の中で、「日本の首相、または皇族のメンバーはいつパールハーバーを訪問して、被害者、そしてその家族に謝罪するのだろうか。」という声も上がっているという。ペロシー氏が訪問したのは、多分9月2日。日本では、福田くんの辞任ニュースと一緒に報道されたのだろうか。どなたかご存知でしょうか? La repubblica 紙より
Sep 4, 2008
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月曜日、仕事から帰ってきて、ちょいとキッチンテーブルの上を見たら、新しいお料理レシピ本が置いてあった。 イタリアの La repubblica 紙が、今週からイタリア各州の郷土料理をレシピにしてきれいにまとめたお料理本。第1号はプーリア州だ。右上に 特別価格 1,90ユーロ とシールが貼ってある。「新聞を買いに行ったらさ、第1号はこんなに安くしてるから、なんとなく買っちゃったよ。」と、最近再び、お料理に興味を持ってくれているイタオヤの衝動買い。私は、いつものように、「ふーん、お料理本ねぇ・・・・プーリア州・・・・・全然縁のないとこじゃん・・・・」と消極的だった。最近はレシピといえば、ネットで検索、雑誌でみかけたやつ、パスタの箱の後ろにあるやつなどと、本まで買おうとは思わないからだ。さてこの本、26cm x 20cm で、重さは1,4kg。中は全てカラーページでなかなかの存在感がある。なんとなくページをめくっていて、目についたレシピを見てみよう。 ウサギの肉のリゾットとか、右側のオーブン焼き。ウサギは、私はどうしてもダメ。でも、オーブン焼きはこれからの季節いいんじゃな~~いと何となくワクワクしてくる。ページに既にしるしが付けられていたので、見てみたら、 「ムール貝とジャガイモのオーブン焼き」これはイタオヤが既に食べたいものとしてチェックしたものだった。難しそうだけれど、おいしそうだ。そしてこれは絶対に作るぞ~~!!と思ったのがこれ。 名前がすごい、「聖木曜日のカルツォーネ」カルツォーネってピッツァの中に具が入ったもの。イースター前の木曜日に食べるものなのか??具がプチトマト、玉ねぎ、オリーブ、チーズなどで見るからにおいしそう!!これは具は私が用意して、カルツォーネの生地はイタオヤにこねてもらおうか・・・・などと想像が勝手に一人歩きし始めた。この本の気に入ったところは、写真がきれい、説明が分かりやすい、後ろの方に、その土地の特産物の説明がある、そしてその土地の有名レストランのシェフのレシピが載っているということだ。来週はまた違う州のお料理本が出るらしい。第2号めからは、価格ももっと高くなるはずだ。このプーリア州は思いがけない発見で、私達はとても気に入った。しかしながら、続けて買うかは思いっきりびみょう。
Sep 3, 2008
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今日は先週木曜日のリベンジをしてきた。村の診療所にまた出かけていって、今回はいろんな検査、専門科医などの予約に必要な書類をもらってきたのだ。今日のF医師の診療時間は、午後4時から5時まで。たった1時間の間に、診療できるのは6人がせいぜいだろう。いろいろ考えたあげく、3時に行って待っていても、必ず既に何人かのお年寄りがスタンバイしているだろうから、それならギリギリに行って、もしF医師が帰りそうになったら、「この書類が どうしても 必要なんです!!!」と一演技打つか、なんて事まで考えた。それで診療所に着いたのが、4時50分。待合室には5人も・・・・・・そのまま待つ事15分。5時はとっくに過ぎている。でもF医師が診療室から出てきて、帰ってしまう様子もない。そこで、近くにいたお年寄りに聞いてみた。「あの、今日の診療時間は5時までですよね。今診療している患者さんを終えたら、先生は帰ってしまうんでしょうか?」 と。そしたらおじいちゃん、こう言った。「いや、時間は指定してあるけれど、患者がいたらこの先生はそのまま帰ったりしないよ。 6時頃まで延長してくれるさ。」その言葉に近くにいた患者さん達も「そう、そう、大丈夫。」みたいな事を言ってくれたので、我慢して待つ事にした。 そして5時半。私の番がやってきた。普通なら、ここで眼科の書類だけもらって帰るところだが、木曜日はダメだったし、今日も待たされて欲が出てきた。せっかくここまで来たんだ、これから必要になりそうな専門科医の書類、全部もらってしまえ!!と。というわけで、今日の収穫は眼科、血液、尿検査婦人科パップテストと4枚ももらってしまった。 見よ、戦利品じゃ!!F医師は、私のこの貪欲さに驚き、「体の調子、悪いの?」と聞いた。まさか、「いいえ、ここに来て待つのが面倒くさくって、だからまとめて。」なんてやっぱり言えない。そこで「毎年秋口にいろいろ検査するようにしてます。」と上手く弁解してきた。家に帰って早速、眼科の予約を入れる。今週土曜日は血液検査もやってしまう予定。なんとなくコレステロールが心配だ。とにかくこれで、心配だった眼科のチェックができるので安心した。
Sep 2, 2008
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先週、バン・ギムン(Ban Ki-Moon)国連事務総長がトリノを訪問した。以下、勝手に私が思ったことを書いてしまうので、何だこれ~~!!と思った方は、どうかスルーして下さいまし。コフィー・アナン氏のあとを継いだギムン事務総長であるが、人が良さそうで、物腰も柔らかく、印象はとてもいい。でも中学校の教頭先生というイメージで、イザっていう時頼りになるのか? なんて聞かれたら、口が裂けても「はい」なんて言えない。私はアナン氏が好きだった。話し方だろうか?とても厳かな雰囲気で、彼が演説する時は、「一言も聞き漏らさないように頑張って聞こう。」なんて、私らしくもない事を何度も考えた。2004年に起きた、スマトラ沖地震津波災害の時のこと。被災地を援助するため、世界各国から寄付金が集まったのだが、お金持ちであるはずのアメリカ合衆国が、どうも寄付金をしぶっていた。正確な金額は覚えていないのだが、各国の寄付金が公表される中、どう見てもアメリカの寄付金の額が低すぎた。それを知ったアナン氏、「先進国の一部で寄付金をしぶっている国があるようだが、こういう時こそケチらないで協力してもらいたい。」と仰った。そしてそれから5日位して、アメリカが寄付金をもう少し引き上げたというニュースを観た。アフガニスタンやイラクに侵攻して、戦争を始めていたアメリカに、寄付金がないわけがない。でもインドネシアやその他の被災地は、石油国ではないからお金を出したくないんだろうな・・・・・と意地悪で正直な私はイタオヤと話していた。こういうインターナショナルな場面で、ケチる大国、アメリカを間接的ではあっても、叱ってくれたアナン氏。見ていて心がすっきりとしたものだ。さて、ギムン事務総長に戻ろう。国連事務総長に就任してから1年8ヶ月が経っている。どうもロープロファイルで目立たない。多分猫背で、姿勢がキリっとしていないからそういう風にみえるのかも知れない。「アメリカのいいなり」なんていうコメントも、目にした。国連のあり方に疑問を持つ事がよくある。しかしながら、それでも 国連だ。アナン氏のようになれ、なんて言わない。でももう少し頑張って、ここという時には、頼りになれるのをみせてもらいたい。
Sep 1, 2008
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