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気がついたら1月も最終日である。今月はいろいろなことがあったので、この記事をアップするのが遅くなってしまった。学生時代からのお友達、 Mちゃん。彼女とは毎年カレンダーの交換をしている。彼女から、今年に入ってすぐ大判の封筒が届いた。郵便屋のマリンおじさんが、ベルを鳴らし、「きてるよ、いつものやつ。」と言ってニヤリと笑う。またアマゾンからDVDや本が届いたかと思ったら、日本からのものだった。なーんかね、いつものやつって言われるといつも日本から郵便物が届いているような感じじゃないかい???さて、大判封筒を開けると、 きゃーーーー(●^o^●)こんなかわいい包装紙。で、よく見たら 「Maruzen」って書いてある。丸善といや、文房具屋じゃないか?昔は渋いお茶屋のような包装紙だったような気がしたが、こんなかわいいのもあるんだね~~~早速中を開けてみる。 うふふふ~~~こーんなにかわいいクロスステッチのカレンダーが入ってた。バックの刺繍は本当に布に刺繍してあるもので、真ん中のカレンダーの部分は月ごと。 用紙である。Mちゃんと私、昔クロスステッチで盛り上がっていた時期があった。その後私は目の疲れが酷くて刺繍から遠ざかってしまったけど、Mちゃんは今でもクロスステッチに命をかけているんだろうなぁ・・・・・このカレンダーと一緒に、自宅で録画してくれたDVDが4枚も入っていた。サムライものや文学ものなど、興味深いものばかり。早速イタオヤがサムライものを喜んで観ていた。もちろん言葉はわからないのだが、江戸時代の様子を見て「ほほう、なるほどねぇ・・・」とそういう事で喜んでいる人なのだ。(しあわせだね、あんた)ちなみにMちゃんから去年頂いたカレンダーはこんな感じ。 和紙でできた、とても和風な素敵なカレンダーだった。ありがとう、Mちゃん。今年も大切に使わせていただきマッスル
Jan 31, 2010
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シュールストレミングという、スウェーデンの食べ物があるそうだ。ウィキで調べたら、ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた漬物の一種ということで臭いが強烈なことから 「世界で一番臭い缶詰」 という異名までとっている。そんなに臭いって、どんなに臭いんだろう。生ゴミを直射日光の下に数日放置した臭いとか、魚が腐った臭いだとか表現がかなり強烈で、それなら納豆やゴルゴンゾーラなんてかわいいものじゃないか、なんて思ってしまう。缶によっては発酵が続いてガスによって缶詰がパンパンになるそうだ。そういうのを開けると、すごい勢いで中の液体が飛び出したりする。You tubeで見つけた動画によるとシュールストレミングを開けるこの女性はかなりキャーーーーとはしゃいでいるが、こんな臭い液体とガスが飛び出てきたら、やっぱり大騒ぎしてしまいそうだ。下手に家で開けて、キッチンが取り返しのつかない状態になるよりも、外でおそるおそる開けて見たほうが無難な食べ物のようだ。このおにーちゃんもかなり気持ち悪がってます。(>_
Jan 30, 2010
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今日はイタオヤの抜糸の日だった。朝11時の予約だったので、10時ちょっと前に出かける。外は霧が出ていて、なーんとなく嫌な予感。町や村を通るのには構わないのだが、郊外に出てしまうと畑だらけなので雪で真っ白。そして霧で真っ白でどうも運転しずらい。それでも10時40分頃着き、予約は11時だから余裕だなと思っていたら、整形外科で番号の券を取り、そこで退院時にもらった書類などを提出して番号が呼ばれたら治療室に入っていくというシステムだった。番号は・・・・52番。で、今治療しているのは・・・・?30番だった・・・・・(>_
Jan 29, 2010
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「 Se non lo visiti, lo portiamo via.」=「見に行かないんなら、持ってっちゃいます。」何のこと?って一瞬思ったら、 ミケランジェロの 「ダビデ」 とか レオナルド・ダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」など、イタリアにある有名な芸術、遺産についての広告だった。美術館やイタリアの建築物への入場がかなり減っているようで、その対策として、イタリア政府がこんな広告を打ち出したようだ。やっぱり見に来てくれなきゃね。維持費もかかるし・・・・・・・アメリカやドイツあたりが「それなら私達がお預かりしましょう。」なんて出てこられても困るけど。 私の大好きなコロッセオ。リッチなアラブの国から、「引き取らせてください。」なんていわれそうで心配だなぁ。イタリアの財産は、やっぱりイタリアでみなさんの訪問を待つべきなのよね。
Jan 28, 2010
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ネットでこんなニュースを見ました。 動物園のペンギン盗む、 ペット店主がバッグにいれ長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」からペンギンを盗んだとして、県警西海署は27日、福岡市西区女原、ペットショップ店長本田旭容疑者(24)を窃盗容疑で緊急逮捕した。発表によると、27日午後3時半頃、フンボルトペンギン1羽をキャリーバッグ(高さ約55センチ、横約35センチ、奥行き約25センチ)に入れて盗んだ疑い。本田容疑者は、容疑を認め、「ペンギンを返しに来た」などと供述しているという。同署は、いつ、どのようにして盗んだか追及している。同パークが「挙動不審な男がいる」と同署に通報。捜査員が出入り口で本田容疑者に声をかけ、バッグを確認したところ、ペンギンが入っていた。雌で体長約50センチ。けがはなかった。フンボルトペンギンは、南米に多く生息。ワシントン条約で売買が禁止され、飼育するには環境省の許可が必要という。同パークでは2009年7月から8羽を飼育。屋外の水路に囲まれた敷地で放し飼いにしているが、水路の外の通路に出てくることもあるという。大宅貴之業務部長は「人懐っこいのかもしれない。巡回強化など対応を検討したい」と話している。 (^◇^) (^◇^) (^◇^) (^◇^)バカだね~~~~~っいくら出来心だからといって、ペンギンさんをお持ち帰りしちゃあいけないよ。キャリーバッグに入れられたペンギン、バッグの中でバタバタしてたんだろうなぁ・・・なんて想像がまた一人歩きしてしまう。ペンギンをペット屋で売ろうとでも思ったんだろうか。でも大笑いさせてもらったからいいかっおまけペンギンの赤ちゃんのビデオかわいいな~~~~産毛がふわふわして、 あらら、ちょっとゲリピーかもね
Jan 27, 2010
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今日はイタオヤの入院中に起きた珍事のネタで。(@_@;)イタオヤの手術の日は朝から夕方まで、ずーーーーっと待たされた。待ち時間の大半を、病棟がある3階の待合所で過ごした。そこにはスナックやコーヒーの自動販売機やイスが並び、エレベーターからも近い。晴れた日だったので、私は窓を背にするように座る。そこでコーヒーを飲んだり、本を読んだりして時間をつぶす。朝10時半頃で丁度医者の回診のため、私達家族や付き添い関係の人間はこのあたりでたむろする事になる。本を読んだり閉じたりしていると、車椅子に乗ったやせたかわいらしいおばあちゃんが肩にウールのショールをかけ、パジャマ姿で近くに寄ってきた。それも少しずつ窓に近寄って、陽を浴びたいというような感じだった。私のすぐ近くまで来て、おばあちゃんは「陽は暖かいわよね。」と言った。丁度本も読み飽きたし、話でもしてみようかと私もおばあちゃんの話に付き合った。おばあちゃんはなんとその日で1ヶ月も入院しているらしい。整形外科関係の病気なのだが、病名がうまく聞き取れなかった。「わたしね、クリスマスや元旦、そしてエピファニアもここで過ごしたの。病院で祭日を過ごすのって、本当に嫌なものだわ。でも今週末には退院できるかもしれないって医者が言ってた。早くうちに帰りたい。」それを聞いて私も同情してしまい、簡単に切り上げないでもう少し付き合うことにした。年齢も70歳ということで、札幌の母を思い出してしまったこともある。10分くらい話していると、おばあちゃんはあたりを見回した。待合所には15人くらいいてザワザワしている。おばあちゃんは腰の後ろに置いてあったポーチを取り、ゆっくりと開ける。中にはタバコとライターが入っていた。「あのね、悪いけど、窓を開けてくれない?私タバコが吸いたいのよ。 窓のすぐ近くで吸うから、そして 煙は外にふぅーーーってするから」 (@_@;) (@_@;) (@_@;) (@_@;) (@_@;) (@_@;)病院内はもちろん禁煙である。見つかったら罰金を払わされる。そんな事誰でも知ってるのに、それでもタバコを吸いたいおばあちゃん。私はこう言った。「ここ、禁煙だからやばいっすよ。それに人もこんなに沢山・・・・」それまで落ち着いて、きれいなイタリア語で話そうとしていた私も、これにはどこかのアンチャンみたいな言葉になってしまった。「そうね、もう少し待つことにするわ・・・」とおばあちゃんは私の態度にあまり押してはいけないと悟ったのかここで一応引いてみる。それからまた10分。話をするのはいいけど、私はなんとなく落ち着かなくなってきた。このおばあちゃんが勝手に吸ってしかられるのは構わないけれど、巻き添えにはされたくない。10分もたつと、辺りは4~5人くらいになったのでおばあちゃんはまた私に催促する。仕方がないので、私はおばあちゃんを窓際にピトっとくっつけるように車椅子を動かし、少し窓を開けた。風が冷たい。こんな風にパジャマを着ているおばあちゃんがあたったら身体に良いわけないのに・・・・そう思いながらも喜んでタバコを吸っているおばあちゃんを見ると、どうも 「ダメ!!」 って言えない。「おばあちゃん、それじゃ吸い終わったらそのままここを離れてね。窓は私が後で閉めるから。」そういって私は早速退散することにした。イタオヤが午後4時に手術に運ばれ、それから6時半に戻ってくるまで私はまた待合所で待機することになる。6時を過ぎれば待合所はほとんどカラになる。そこでゆっくり本を読んでいるとき、今朝のおばあちゃんが息子さんに車椅子を押されてやってきた。ほほう、息子さんはなかなかの美男だ。会釈するようにして挨拶し、私は本を読み続けた。おばあちゃんは息子さんとなにやら話している。本を読みながらタバコの匂いに気がついて、顔をあげてみるとおばあちゃんが1人でのんびりとタバコをくゆらしている。今度は窓のそばではなく、エレベーターのまん前。辺りには誰もいないので隠れる様子もない。息子さんはどこかに行ってしまった。「さては、あの息子逃げたな?」そう思いながら私は知らんふりして本を読み続ける。おばあちゃんが吸い終わったあとも待合所にはタバコの匂いがしたのだが、私は窓を開けたりもせず、そのままだった。エレベーターが開き、男女の看護師2人が降りる。そして2人ともタバコの匂いに気が付いたのか、あたりを見回している。でもそこにいたのは、ポツンと1人で本を読んでいる東洋人(あたしさぁ)と車椅子におとなしくネコのように座っているおばあちゃん。2人ともイノセントに見えたのであろう、別に質問もされずに看護師は行ってしまった。参った・・・・・私は無実だけれど、こういうシーンに下手に巻き込まれるとろくな事がない。その後3日間の入院の間、何回かおばあちゃんを見かけたが私は待合所では出くわさないようにしていた。あのおばあちゃん、無事退院できただろうか?1ヶ月も入院してたんだもの、禁止されている喫煙も常習犯だったんだろうなぁ・・・・
Jan 26, 2010
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先週から北イタリアにまた寒波がきているようだ。イタオヤの入院中、朝晩と寒いとは思ったけれど、気温がどのくらいなのかわからなかった。金曜日は朝から霧が立ちこめ、朝の気温は-8℃。日中も-4℃までしか上がらず、道路は凍結してしまうし木々は霜で真っ白になるしで本当に寒い思いをした。 近所の様子。 郵便局前にある、ザクロの木。枝に氷がはりついて、とてもきれい。私達は冬場でもキッチン内の換気もかねて、よく窓を開ける事がある。キッチンにはバルコニーに直接出る大きなドアがあり、開け閉めのできる網戸もついている。 塩を盛ったんじゃありません。画像からだと見えないかもしれないが、霧がこの気温で網戸に凍りつき、網戸を開けると塩のようにサラサラと網戸から落ちた様子。金曜、土曜、日曜と毎朝-8~9℃だったが、今日月曜日、どうにか気温が上がって-3℃だった。この週末、しばれる外を見ながら、「病院から退院するのが、こんなに寒くて霧のある日じゃなくてよかったね・・・・」と私達は何度も言い合ったのだった。
Jan 25, 2010
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1月21日木曜日、今日はイタオヤの退院の日だ。私は昨日と同じ時間に起床して、昨日と同じような朝食を摂る。今日も自家製プリンを食べた。(^^♪さて、チェックアウトも済ませ、8時に病院に向かう。朝7時の検温によると、イタオヤは37.2℃の微熱があったらしい。普通の体温が36℃なので、この微熱が心配になる。朝食はいつもどおり紅茶とドライトーストなのだが、今朝は持参しておいたイタオヤの好物のクッキーも2枚食べたので安心する。9時半に回診がある。今日の回診はやけに長く、11時頃まで病棟に入れなかった。回診が終わると、イタオヤがソソソ・・・と待合所まで来た。「退院していいって。 でもレントゲンを撮ってからと言われた。実は昨日のうちにレントゲンを撮るはずだったのに、看護師が忘れたんだってさ。」うーーーーむ、こういう所がイタリアらしい。(-_-;)待っている間に、イタオヤが回診の様子を説明してくれた。ガーゼを取り換えて、肩の後ろにつけてあった管を取り外したのだが、「気絶するくらい」 痛かったそうだ。「創がふさがる前に出る、血や膿などを外に出す管を手術の時につけられたんだけど、今朝この管も取ったんだ。信じられないくらい痛かった。 戦争中ナチスがユダヤ人にした拷問というのはこういう痛さのものではなかったか?」なんて、変な言い回しで説明してくれた。この後30分くらい待って、やっとレントゲンを撮りに行く。その間、私はイタオヤの荷物などをバッグに詰めて帰宅の用意をする。無事12時過ぎに退院でき、帰宅したのは1時頃。天気もよく、道路状態も良かったので帰りの運転も大丈夫だった。遅い昼食を摂る。とても疲れているというので、病院で食べたような軽食を作る。その後イタオヤは2時間くらい仮眠し、私はスーパーに買い出しに行く。夕食はアーティチョークのリゾットと野菜炒めを作ったら、全て平らげた。この分なら大丈夫だろうと、私もやっと安心できたのだった。その後。今日は日曜日で退院してから3日経つのだが、食事は完全に普通に戻り体力も付いてきているのがわかる。今日は洗髪をしてあげて、身体をスポンジで洗うのを手伝い、本人もやっとスッキリしたと喜んでいた。金曜日に抜糸するため、また病院に行く事になる。それまでにはかなり回復するのではないだろうか。
Jan 24, 2010
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1月20日水曜日、イタオヤが手術された日の翌日である。私は朝6時起床、7時にホテルのブッフェでたらふく食べる。いつもなら食べないような、ジャムやチョコの入ったクロワッサンとカプチーノを飲み、自家製プリンもあったのでそれも食べてしまう。外の気温は-4℃くらいということだ。晴れの日になりそうだが、車のガラスに霜がたくさん降りていた。病院での朝食は8時半ということなので、8時に病院に着く。イタオヤは既にベッドに座っていた。点滴の管が付けてあり、鎮痛剤が入っているので痛みもどうにかおさまっているようだった。朝食は紅茶と、手のひらにすっぽり入ってしまうような小さなドライトースト。ジャムもあるというのでもらっておきゃいいのに、イタオヤはいらないと言う。紅茶に砂糖を入れたり、ドライトーストを小さく割ったりする単純な作業が術後の患者にはかなりキツイ。そういうちょっとした事を手伝うためにも、やっぱり近くにホテルをとって良かったと思った。9時半に医者の回診があり、付き添いの家族達は一斉に病室から追い出される。病室だけではなく、医者の回診の時は 「病棟からも」 追い出される。これが前の病院と大きく違う。この回診が長くて、1時間半とか2時間にもなる。私は待合所で本を読んだりして待つだけである。この日は1時間で回診が終わり、10時半にイタオヤが待合所まで顔を出した。歩き方がちょっと弱よわしいが、病室には行かず病棟内にある談話室で話そうと言う。テーブルやイスもあるので、そこに座って少し話すことにした。3分くらい経ったであろうか、イタオヤが「なんか、めまいがする。」と言った。そしてゆっくり目をつぶった。めまいって目をつぶってしばらく待つと通り過ぎる事もあるので、私は横で様子を見守る。そしたら、イタオヤの頭がフラっと横に揺れ、次の瞬間、目が白黒とキョロリとなる。そして頭が前に落ちかかったので、私は飛び起きてイタオヤを支えた。目玉が白黒だなんて、そんなの初めて見たのでかなり焦ってしまった。そして大声で看護師と医者を呼び、その声を聞きつけて看護師たちがやってきた。その後1分くらいでイタオヤは意識を戻し、立ち上がって車椅子に座り、病室に運ばれた。病室では足を高くあげるようにして横たわり、室内が暖房で暑すぎるので窓を少し開け、着ていたパジャマの前も少し開いた。その後痛み止めの点滴を取り、水分補給かなんかの点滴に替える。5分もしないうちにイタオヤは落ち着いたが、私は本当に慌ててしまった。看護師によると、前日はほとんど絶食で手術を受け、今朝紅茶とドライトーストを食べただけなので身体が弱くてめまいがする事はよくあることらしい。イタオヤは肌の色がちょっと日に焼けているのだが、その顔が 黄色っぽく なっていた。肌の色が白い人は、目まいで倒れると顔が真っ白になるそうだが、日焼けしている人は黄色くなるんだ・・・・と変なことに感心する。12時になって、イタオヤも落ち着いたし、何か食べておいでというので病院の入り口にあるバールでサンドイッチを買って速攻で食べ、病室に戻った。12時半頃お昼の食事が運ばれたのだが、イタオヤはコンソメに小さなパスタが浮いているスープとグリシーニ、りんごのピュレを食べただけだった。メニュには、チキンやたまご焼きもあったのだが、あまり食欲がないようだった。午後2時から5時まで私はホテルに帰って仮眠することにした。5時にまた病院に戻り、7時半までいて夕食時のお手伝いをする。この時も、またコンソメとパスタのスープとグリシーニ、りんごのピュレという軽食で、マッシュポテトもあるから食べればいいのに。。。。。と思う反面、食べたくないものは仕方がないと思う。私はホテルに電話して8時にルームサービスが届くようにする。明日は一応退院の予定だが、もしまだイタオヤが弱いのならもう1日滞在する方がいいなと思った。弱いまま家に帰って、まためまいで倒れたりなんかしたら私はどうしたらいいのか・・・・・なんて真剣に考えてしまった。余談だが、この日のルームサービスのメニュはセット料理にし、赤ワインとコーヒーもついてきたので、明日の退院を祝う気持ちでちょっと飲んでしまった。
Jan 23, 2010
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1月19日火曜日、イタオヤの手術の日。朝7時に病院の整形外科に行く。手術は午後から・・・とは言うけれど、早めの午後か、夕方の午後かははっきりとせず、長ーーーい待ち時間が始まる。晴れてはいるけれど、外はかなり寒い。お昼にサヴィリアーノの街に出て、ズッキーニとチーズの乗ったおいしそうなフォカッチャを買う。ちょっと量が多かったけれど、今日はどんな1日になるかも検討がつかない。食べとけ、食べとけ~~~昼になって医者が、イタオヤの手術は4時頃と教えてくれたので私はそのあと予約しておいたホテルにチェックインする。病院からは1kmも離れていないのでとても便利だ。3時頃病院に戻り、イタオヤの様子をみる。朝、軽く食べただけで水も飲んでいないので、おなかが空いていたようだ。でも本人は、「腹が空くのは仕方ないけど、水が飲めないのが辛い。」と言っていた。午後4時前についにお呼びがかかり、手術室へと運ばれる。手術は1時間半ということだ。待合室での待機が始まった。そして6時半頃イタオヤが戻ってくる。既に麻酔から覚めていたのだが、かなり疲れた顔をしていた。病室に運ばれてからすぐに「寒い、寒い。 身体のふるえが止まらない。」というので、看護士が 「熱ブランケットを持ってきます。」と言って持ってきたのがアルミホイルのようなペラペラのもの。消防士が火事場で使うようなものだった。私は電気毛布を持ってくると思ってたので、ちょっと驚いた。このペラペラブランケットをシーツと毛布の間にはさんで10分もしないうちにイタオヤのふるえは止まり、温かくなったと言った。そのまま1時間。喉が渇いたというので、看護士さんの許可をもらって口をぬらす程度の水を飲ませる。過去に他の市立病院で、耳の手術やそけいヘルニアの手術をしたとき、麻酔のせいで喉が渇いたのだが、そのときは「絶対に、絶対にダメです!!」と術後2時間は水で口をぬらすこともできなかったのは、一体なんだったんだ・・・・・と思う。夜8時前にイタオヤが「何か食べておいで。」というのでホテルにルームサービスの電話をして、いったんホテルに戻り食事を摂る。9時過ぎにまた病院に戻ると、イタオヤは水を飲むのも許可されたので少しずつ水を飲ませた。10時半頃まで付き添ってホテルに戻った。これで4回イタオヤの手術に付き合うわけだが、そけいヘルニアは日帰りだったので軽かったが、耳と今回の鎖骨の手術はかなり辛そうだった。手術後、じーーーっと横になっているイタオヤの横顔を見るといつもはあんなに活発で、元気なのにこんな風に横たわるなんて・・・とちょっと悲しくなった。
Jan 22, 2010
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今日木曜日、イタオヤが無事に退院しました。お昼1時に帰宅し、そのあとミニパスタの入ったコンソメとクラッカーという軽い食事を摂り、かなり疲れているようなのでそのあと1時間半仮眠しました。私もコンソメとパンを食べて、イタオヤが仮眠している間にスーパーで食料品の買いだしをしてきました。手術はプレートを入れてネジでとめるという簡単なもので、ギプスもなく、包帯グルグルでもなく大きなガーゼと絆創膏がはってある状態でした。病院では、またもや変な患者さんがてんこ盛りで、この話を始めたら長くなってしまうのでまた後日。不謹慎ですが、病院ってブログネタの宝庫とでもいうか、信じられないことばかり・・・・・とにかくイタオヤが無事に回復できるよう、私もがんばります。励ましのコメント、とても感謝しています。みなさん、ありがとうございます~~~~
Jan 21, 2010
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いよいよ明日、イタオヤの手術です。(とは言っても、日本のみなさんがこれを読む頃は既に手術が終わってるかも)パソコンは持っていかないことに決めたので、数日ブログはお休みします。それでは、おやすみなさい~~
Jan 18, 2010
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2002年の11月のある日、イタオヤが自転車でいつもどおりのトレーニングをしている時、転んでしまい左の鎖骨を折った。救急病院で手当てしてもらい、そのときはギプスではなくバンドのようなものを両肩にかけ、40日間くらい矯正して直した。その間何度もレントゲンを撮り、経過もよく完治したと言われた。しかし、骨の折れて接いだところがあまりきれいではないからもし外見を気にするなら、将来整形手術したほうがいいかも言われた。それから5年。時々折った鎖骨が痛くなる。ちょっと力仕事をしたり、自転車で坂道を登るとき痛くなるらしい。いつかまた病院で診てもらわなきゃね・・・・とは話していたものの、1年半前にそけいヘルニアの手術を2度して、去年の6月は耳の手術と、とにかく 「痛いリスト」 を作ってみて我慢できないものから退治していった具合。そして去年の秋、手術した耳も完治したようなのでやっと鎖骨の番になったというわけだ。市内にある病院の整形外科は評判が悪いので、他の市の病院に行くことにする。11月中旬に診察してもらったが、結果はやっぱり手術ということだった。どうやら折れた部分が上手く接いでなかったらしい。その後病院から電話が来るのを待つ日々。そして12月中旬に手術前の検査に出かけた。その時だいたい1ヶ月くらいで手術になるといわれたのだが、何せスキーシーズンで怪我人が多い時期。緊急の患者が入ったら、待つ期間は長くなるかもしれないといわれた。そんなわけで2月中に手術できればいいね、と話していたのだが金曜日の午後、仕事から帰ってみるとイタオヤが「さっき病院から電話がきた。火曜日の午後手術だって!」という。ええええええーーーーっっ??もう???はっきり言って慌てた。その後私は会社に電話して、来週は1週間休暇を取ろうと試みたのだがあいにく仕事がてんこ盛り。法律ではこういう時、3日間家族介護のために休暇が取れることになっているのでそれを許可してくれただけ・・・・・・・手術日の火曜日と翌日、そして退院する日の3日間の休暇をゲットする。医者の話によると、骨の状態が良かったら、「金具」 みたいなものでつなげてしまうようだ。この場合2~3日の入院で、そのあとは普通に生活できるらしい。ところが骨の状態が弱くなっていた場合、ギプスを30~40日間つけることになる。入院期間は3日間くらいだが、退院したあとが厄介だ。我が家から病院まで車で40分、今の時期雪が降ったり、霧が出たりと道路状況もあてにできないので、私は火曜日と水曜日は病院の近くのホテルに泊まる事にした。土曜日に出かけた時、イタオヤのリクエストもあって、デザートを購入。この前お菓子食べたばかりだから、控えめにしたいと思ったものの、やっぱり手術前だからイタオヤのワガママも聞いてあげようとケーキを付き合うことにする。 左側にある4個はシュークリーム、手前にあるのはリキュールが入ったクリームの上にチョコレートの削ったものが巻いてある。右側の2個は栗のクリームがホワイトチョコレートのカップに入っている。その横の2個は、テラミスのクリームがチョコレートのカップに入っているもの。過去に1回しか行ったことのないケーキ屋なのだが、あんまりにもおいしくて、ビックリ。あまり甘くなくて、口当たりがよい。ちなみに画像からはわかりにくいけれど、全てひと口サイズである。というわけで金曜日の午後、仕事を終えてホッとしたのもつかの間、慌しく週末は過ぎ去ってしまった。
Jan 17, 2010
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こんなニュースを目にしました。イタリアの北部、ヴァレーゼで104歳のおばあちゃんが大たい骨頚部骨折の手術を受けました。手術は人工骨頭置き換えで、術後の経過もよくレントゲン写真からも手術は成功したとわかるそうですが、なんとこのおばあちゃん、手術した 翌日に 歩行器を使って歩き出したそうです。病院関係者はビックリ。「非常にまれなケースだ。」とコメント。このおばあちゃんには、76歳と69歳の息子さん2人がいるそうですが、経過が順調なので、あと数日で退院して老人ホームに戻れるという事。世の中にはすっごいおばあちゃんもいるんですね!めでたし、めでたし~~~ちなみにイタリア語の報道はここから~~
Jan 15, 2010
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今日の午後、ちょっと買い物があったので、イタオヤとコープに行ってきた。市内のコープにはイタオヤの元同僚をはじめ、知り合いが結構行くので顔見知りと会う機会も多い。挨拶くらいならいいんだけれど、話好きなイタリア人・・・・・それも元同僚となると、なかなか簡単にスルー出来ないことがよくある。今日は買い物もちょっとだし、雪も降り始めたので早くすませようねっ!!と事前に打ち合わせをしていたのだが、く く く ぅぅぅぅ~~~やっぱり知り合い、計3人に出会ってしまい、その中のアントニオさんとは30分の立ち話になってしまった。 (-_-;)(-_-;)(-_-;)アントニオさんはイタオヤの元同僚で、かなり前に定年退職した人である。年齢は64歳くらいらしい。アントニオさんは昔、コスタリカから養女を向かえることになりそれにあたって奥さんがなんと8ヶ月もコスタリカに滞在して養女の家族やコスタリカの様子などをちょっと勉強したようだ。アントニオさんは仕事があったので、この8ヶ月の間に2回くらいしかコスタリカを訪れる事がなかった。さて、今日の話のメインはアントニオさんの身の上話なのだが、8年前に奥さんがガンで亡くなられたそうだ。その時この養女さんはまだ高校生だった。養女さんは子供の時から太めさんだったようなのだが、お母さんが亡くなってから落ちつきがなくなったらしい。それでも高校は卒業して、大学にも通い始めた。1年くらいして、体調が悪い事が多くなる。体重も増える一方である。物事に興味がなくなって、ウツになってしまった。病院通いが始まり、大学から去ることになる。そして2年間、病院通いをしたり、家でなんとなく暮らす日々が続いた。「家にいても何にもしないし、ボーイフレンドはいるようだけれど気がついたら彼氏が変わっているようだ。とにかく何ごとにも集中できない。 飽きっぽくて続かない。それでも、おしゃべりが好きなので、コールセンターにアルバイトに行っている。コールセンターではとにかくしゃべるのが好きな人が重宝されるので彼女にはピッタリのようだ。」これはアントニオさんの言葉。アントニオさんは奥さんが亡くなられてから、新しいパートナーを見つけようともしたそうだがやっぱり養女さんのことがあるから、今は養女さんが普通に生活できるようになることに専念すると言っていた。30分の長話のあと別れたのだが、その後イタオヤとこの事について話してみる。アントニオさん自身も過去に前立腺ガンを経験していて、治療も受けたそうだ。今日見た感じでは、過去にガンを患った人には見えないくらい回復していた。アントニオさんは実家が農家だったので、土地なども所有して暮らしぶりは良いということだが、それでも人生にはいろいろある。多分養女さんが落ち着いて暮らすようになれるまで、安心して眠る事ができないかもしれない。当たり前のことだけど、人生さまざまだなぁ・・・・と思ってしまった。
Jan 14, 2010
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ひょんな事から You tube で懐かしいものを見つけた。悲しい色やねこの歌、すっごーーーーく懐かしい。1980年代の歌だとは思うんだけど、いつの頃の歌だろう。若い頃時々耳にした歌なんだけれど、歌詞も覚えてなくって歌詞の意味も考えたことはなかったんだけど、こうしてあらためて聴いてみると、ジーーンときちゃう。優しい大阪弁で歌うのもいいなぁ・・・・上田正樹さん、他にもいろいろ歌っているようだけれど、私はこの歌しか知らなかったなぁ・・・・・・・・ちょっとしわがれたような声がこの歌には似合っているような気がする。ところで、歌のサビのところで、「Hold me tight、大阪べいぶるーす~~」とありますが、何を勘違いしていたのかべいぶるーす=アメリカの野球の選手だと何年も信じていた私はアホでしょうか?
Jan 13, 2010
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この前コープで買い物した時、出来心で冷凍食品の「海の幸スープ」というのを買ってみた。500gで2人分。10分温めればいいというのが気に入った。価格は5ユーロくらいしたので、ちょっと高めだったのだが、外から見える透明パックには、白身魚の大きいのがゴロンと入っていたので背中を押される。電子レンジか大きめのフライパンで温めるようにと書いてあったので中華なべにオリーブオイルとこのスープパックを入れてフタをして中火で5分、 フタをとって中火で5分と説明どおりに温めてみる。途中で味見をして、なんとなくイマイチだったので白ワインを入れて味を調節してみる。 出来上がりはこんな感じ。イケアで買ったお椀、こういう時に便利だ。確かにエビも入ってるし、ミュール貝や白身魚、イカも入っていたのだがトマト味がベースで、なんていうか私の好みではなかった。イタオヤも、「まあまあだな。」と、魚介類には喜んでいたのだが、スープの味があまり好きではなかったらしい。もう少しして暖かくなったら、リグーリア州の小さな町でおいしい魚のスープを食べてみたくなった。やっぱり冷凍食品じゃ、だめだよなぁ・・・・・・(-_-;)オマケ我が家の今年のカレンダーは、タイトルが 「キッチン」 というイタリア製のカレンダーなのだが、毎月食べ物の写真が変わる。1月はパスタ。 本当にいろんな種類のパスタがあるもんだ。昔は面白半分にいろんなパスタを買ってみたけど、気がついたらスパゲッティと、貝を半分に割ったようなパスタが我が家では定番になっている。右側に写っている赤いパスタ。これってトマトを練りこんだパスタなんだろうか?どういう味付けで食べるのか気になる。
Jan 12, 2010
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スーパーでこんなん見つけました。 大豆のクッキーである。「Misura」 というのは、健康食品っぽいブランド名でコレステロールを気にする人、高血圧を気にする人、糖尿病の人、ミルクや卵のアレルギーがある人などをはじめ、健康を気にかけている人のためにいろんな食品を提供している。私は今までこのブランドの食品はほとんど買ったことがなく、 「繊維たっぷりクッキー」 みたいなのが過去にセールで安かったので試しに買ってみたくらい。味はまあまあだった。知り合いのおばあちゃんは、このブランドのパスタやお米なんかを買っているけど、白い米やパスタじゃなくて、繊維たっぷりで身体にいいそうだ。私がなんとなくこのクッキーを買ってみようと思ったのは、「大豆」 が気になったから。大豆のよさはイタリアでも評価されているけれど、商品としてはまだまだというところ。数年前に豆乳を買ってみたけれど、味はともかく2日飲んだら顔に湿疹が出た。4日続けて飲んで、湿疹が出たままだったので、もしかしたらアレルギーかもしれないと思った。その後豆乳を飲むのをやめる。しかしどうしても大豆製品を摂りたくて、1ヶ月くらいしてからまた豆乳パックを買ってみる。メーカーも変えてみる。結果は同じだった。詳しく検査はしていないけれど、なんとなく豆乳は私には合ってないようだ。でも納豆や豆腐は食べても大丈夫だったのを思い出す。心の奥でちょっとあきらめていた大豆製品、今回このクッキーを見つけたので朝食用にいいかな、と買ってみたのである。350g入りで、値段は2,40ユーロくらいだったと思う。カロリーは100gで460キロカロリーと、ありゃりゃ、結構高め・・・・(-_-;)イタオヤが食べている、中にりんごジャムが入ったクッキーの方が低カロリーだ。身体によいかはビミョーなところだが、もう少し大豆製品を探してみようと思った。
Jan 11, 2010
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クリスマス休暇中に変なものにはまっちゃいました。「k2」 という地デジチャンネルで毎晩 「Takeshi's castle」 という番組が放送されている。何かと言えば、1980年代後半に放送された、「風雲たけし城」 のダイジェスト版。何度か噂には聞いたことがあったけれど、実はこの番組を見た覚えが全くない。このダイジェスト版は、1回の放送が約25分に省略されていて、イタリア人2人のコメントと共にゲームを紹介していくわけだけれど最初はどういうシステムなのか全く分からなかった。ただ参加者が泥だらけになってゲームに挑戦し、ほとんどが水たまりや池に落ちていくというだけ。夜8時40分頃から9時半まで2回にわたって放送するので、食後ののんびりした時、思い出して観るようになった。泥だらけになったり、橋から落ちたり、石を踏み外してずぶ濡れになったりするのだがとにかく参加者の個性が出ていて観ていて面白い。着ているものも、駅員さんの制服だったり、どう見ても土方だったり、浴衣やセーラー服を着てゲームに参加する人もいるので驚いてしまう。ゲームの中にはちょっと危ないなぁ・・・と思ってしまうものあるのだが、こっちはソファに座って観ているだけ。そして気の毒ではあるけれど、参加者がスッテンコロリンしたりサーフボードからドブ池に落ちていく様子がかなり面白い。このチャンネルでは何故か毎日のように 「たけし城」 を放送していたのでちょっと笑いたくなったら、晩ごはんの後これを観るようになってしまった。笑う事は健康にいい事だとどこかで聞いたので、これからも時々観るようにしようかな。(●^o^●)
Jan 10, 2010
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このリンク先の画像、10枚を見て欲しい。移民労働者たち戦争から逃げてきた難民のキャンプ?ホームレスの住む所?そんなことを想像させるこの画像。イタリアの南部、カラブリア州にあるロザルノという市内にある閉鎖された工場内の様子である。ここにはアフリカからの移民たちが寝泊りしている。トイレ、水、電気など生活に必要なものは一切なし。毎朝夜明けになると、菜園や果樹園から雇い主がトラックでやってくる。そして身体の頑丈そうな男達を選び、日雇い労働者としてトラックに乗せて行く。ここでは丁度みかんの収穫時である。1日12~14時間労働。夜明けから日が暮れるまでの労働。日給は18~20ユーロだという。イタリアの家庭の食卓に、今の時期毎日登場するミカンも彼らの手によって収穫されたものである。彼らは 「移動労働者」 と呼ばれる。オリーブの収穫時にはプーリア州へ、オレンジの収穫時にはシチリア州へ春先になると各州の菜園へと日雇い労働に出る。彼らの大半が正式な労働許可のない不法移民である。そして果樹園や菜園のオーナーの影にはマフィアがいる。マフィア達は不法移民の弱みにつけこんで、1日20ユーロという違法な低賃金で移民たちを搾取する。祖国には帰れない、かといってイタリア政府にこの搾取を訴える事もできない、(現在の法律では、不法移民はすぐに祖国に送り返される)正式な労働許可証がないから住む所もみつからない。こんな状況の中で、それでも生きていくために働く。まるで奴隷のような生活。そして木曜日の夕方、仕事を終えてこの古い工場に帰ってきた男達に3人のイタリア人が車で近つ゛き、エアガンを発砲したという。この3人は目撃者によると、「今日は仕事には行かないのかい?」と、からかうように接近したという。そして発砲後も笑っていたという。2人の移民が怪我をし、それに気がついた他の移民たちが騒ぎ始めた。そして事情を知り、今までの我慢や不満などが爆発した。何百人もの移民たちが街に出る。そして路上に駐車してある車、店先のウインドーなどを破壊する。マンションの柵を取り外したり、公共のゴミ捨て用のコンテナに火をつける。自宅のまわりに移民たちがあふれているのを見て、慌てたのだろうかイタリア人男性が空に向けて発砲する。それが引き金になったかのように、騒ぎは暴動と化する。警察が出動し、騒ぎは少し収まった。しかし移民たちの怒りはおさまらない。そして被害を受けた街に住む市民たちも、この破壊行動に苛立つ。金曜日の夜、これからの暴動を防ぐために移民たちのほとんどが警察の用意したバスで移動させられた。現在のイタリア政府は、移民をできるだけ排除しようと試みているのだが、イタリアから移民労働者を排除してしまったら、一体どうなるのだろうか。イタリア人が嫌がる、いわゆる3Kの仕事は移民たちがしているというのが実情。不況になって失業者が増えた現在、仕事ならなんでもいいというイタリア人ももちろんいるが、だからといって、今まで3Kの仕事をしてきた移民たちをポイっと捨てるわけにもいかないだろう。散々働かせておいて、賃金はスズメの涙。人間らしく暮らせる住居もなく、動物のように地面にダンボールを敷いて眠る生活。極限の生活を何ヶ月も続けていた人たちの我慢が、暴力となって現れたのを非難するのは簡単だが、理解しようという気持ちも大切だと思う。インタビューに答えていたアフリカ人男性の1人の言葉、「私達は動物じゃないんだ。」と何度も繰り返していたのが印象的だった。
Jan 9, 2010
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昨日は仕事始めだった。午後から出勤だったのだが、夕方から予報どおり雪が降り始めた。予報では5cmくらいって言っていたので帰宅する頃はまだ大丈夫だろう、問題は明日の朝だな・・・・・と思う。そして今朝、起床して外を見る。まだ降ってる・・・・駐車場の様子 積雪40cmくらいのようだ。気温は1℃。いつもは朝6時過ぎに出勤する近所のおじさん、朝早くから除雪をしていたようだが自分の家の前は除雪したものの大通りに出るまでの小さな通りはまだ除雪車が来なくて車で出られなかったようだ。除雪車がが来たのは7時半頃。 マンションの前に積もった雪はきれいに除雪された。毎年の事なのだが、これくらい雪が降るたびに恐れている事がある。断水と停電である。特にこういうベタ雪が降ったときは木の枝が折れたりとかその他の理由で停電になることが多い。我が家の暖房はヒーターがガスで温められるのだが停電になると動かない。過去に何度か大雪のせいで寒い経験をしたことがある。去年の冬は例年にない大雪の年で、停電や断水が何度もあった。今年の冬は不自由なく過ごせるだろうか、ちょっと心配である。っとここまで下書きして出勤したら、山の方に住んでいる同僚達が「昨日はいつもは25分の道のりが1時間半かかった。除雪があまりされていなくて大変だった。」と嘆いていた。どうやら平野に住む私たちの倍、80cmの積雪だったらしい・・・・・・
Jan 8, 2010
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9月から決心して運動を中心に減量に挑んでいる私。ワークアウト DVD をいろいろ試してはどんな感じかアップしているのだが、今日は12月中旬に仕入れた、「キックボックス」のDVD について報告してみよう。 この雑誌に、4,90ユーロ追加して払ってゲットしたこの DVD、クリスマスの午後、早速トライしてみる。大きく2部に分かれていて、第1部はパンチが中心のワークアウト。第2部はキックを中心にしたワークアウトである。第1部は25分くらいなのだが、最初はゆっくりなのでどうにかついていける。しかし途中からスピードアップになり、どうも私は上半身の動きがニブイ。慣れていない動きだからと思い、その後4回くらいこのパンチワークアウトをしてみたが、まだまだノロい。そしてこの運動をした翌日は、必ずと言っていいほど背中と肩の筋肉痛。続ければ効き目はあるかもしれない。ちょっと気になるのは、インストラクターの女性。DVD のカバーの女性と同じ人なのだが、かなりの頑丈な体つき、というよりイタリア人のレベルからいっても 「太めさん」 である。ダンスミックスやシンディの DVD はインストラクターもスリムな体型だったのでこのキックボックスの女性の体型をみて何となく心配になる。この DVD を続けたら、私もこんな風になるんだろうか・・・・・ただやせたいだけなのに・・・あと気になることがある。このインストラクター、励ますようなトークが多い。動きの説明は細かでいいけれど、「もっと強くなるには100%努力しなきゃだめよ。」「あなたの目標を思い出して、毎回100%頑張ってね。」みたいな感じの言葉を何度も言う。それがね、しつこくてウザイ。こういう風にインストラクターに 「尻叩かれ」 ながら運動するのが好きな人もいるんだろうな。でも私はダメだ。体調のいい日はいちいち言われなくてもガンガン運動したいし、ちょっと疲れ気味な時は、それでも運動するかぁ~~っていう気分なのでそれなりに制限する。だからこういうインストラクターからの 「喝」 は私にはマイナスである。パンチに慣れて来たので、第2部のキックを試してみた。うーーーん、ヒザを使う。これはヒザが弱い人には向いていないな。それからバランスをしっかり取れないとよろけてしまう。キックにもいろいろあるのだが、右キックして定位置に戻り、次は左に後ろキックという動作を2回繰り返したら、よろけてしまった。キックをマスターするにはかなり時間がかかりそうである。キックをマスターするまでこのDVD を愛用するか・・・・それも何となくビミョーである。
Jan 7, 2010
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今日はクリスマス休暇最後の日だった。散々食べて、飲んで、寝坊して・・・・こんなに楽しくていいんだろうか?なんて思っていたお休みもとうとうおしまいである。今日6日はイタリアではエピファニアといって、ほうきに乗ったおばあさんが煙突から家の中に入り、暖炉に飾ってある長靴下にプレゼントを入れてくれる日だ。良い子にはおもちゃやお菓子、悪い子には石炭を入れていくというのが昔から伝わるお話である。というわけで、クリスマスで散々プレゼントをもらった子供達が「また」 プレゼントにありつけるというわけだ。学校も今日までお休みで明日から再開となる。元旦が過ぎてから、同僚のマーラちゃんが遊びに来て、こんなプレゼントをくれた。 フェルトで作ったベファーナ(ほうきに乗ったおばあさん)。このベファーナはかわいらしい。これでまたクリスマスの飾り物が増えた(●^o^●)昨日は知り合いのニーノさんのお宅に呼ばれて、新年のご挨拶をしてきた。私たちは赤ワイン1本を手土産に持参する。夕方4時半だったので、ちょっとしたおつまみとスプマンテが出たのでまた調子にのって飲んでしまった。この日で本当に飲み収めにしようと決める。そしてニーノさんの奥さんが、銀色の小さな包みを渡してくれた。クリスマスとイースターには、ニーノさん夫妻はいつも私たちに何かプレゼントしてくれる。ほとんどがお菓子だとか上等ワインなのだが、今年は手のひらにすっぽり入る小さな封筒。なんだろう・・・・・と開けてみると 市内の本屋さんのギフト券である。それも、100ユーロ分♪私もイタオヤも本が好きなので飛び上がるくらいうれしかった。ニーノさん夫妻も読書家なので、この後最近読んだ本の話になり私たちがまだ読んでいない本を数冊貸してくれた。いつもならギフト券というと、なんとなく味気ない気がしたけれど、本屋のギフト券だなんて、お菓子やワインの100倍もうれしい。そしてクリスマスの朝に開くプレゼントは確かにうれしいけれどエピファニアの前にもらうこういうプレゼントも、かなりうれしいものだと実感した。
Jan 6, 2010
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ネットニュースでこんなの見つけました。 英首相、ださい服装1位に 北朝鮮総書記を抑えるブラウン英首相が、ファッション誌「GQ」英国版の2010年版「服装が最もださかった男性」の1位に選ばれた。昨年はワースト3位だった。英メディアによると、北朝鮮の金正日総書記(8位)らを抑えてトップに選出した理由について、同誌はブラウン首相のダークスーツ姿が「典型的な英国スタイル以外の何ものでもない」と説明した。ワーストランキングにはこのほか、フランスのサルコジ大統領が「(ヒールの高い靴を履いて)身長を心配するよりも服装を心配するべきだ」との理由から3位に入賞。英首相のライバルである野党保守党のキャメロン党首は、ベストドレッサーで8位に入り、9位だったサッカーのスーパースター、ベッカム選手を上回った。「いけてる服装」の1位は、映画「トワイライト」シリーズで吸血鬼役を演じ人気の英俳優ロバート・パティンソンさん。GQ といえば、かなりファッショナブルな男性雑誌だけれど、この記事を読んでとても複雑な気持ちになった。ブラウン首相、なんとなく地味で、ブレアー前首相のような魅力はあまり感じられないけれど、 あの北の金さんよりダサいだなんて酷いんじゃない???北の金さん、私が見る画像では99%同じスタイル。それも土建屋のオヤジとでもいうか、お祭りになると出てくるテキヤのオヤジといういでたちではないか。あの北の金さんよりブラウン首相がダサいだなんて、やっぱり自分の国の首相だからおちょくってるんだろうか・・・・・うむむむむ・・・・納得がいかん。見てやっておくんなせい。まずは一番ダサいと選ばれたブラウン首相。 うん、確かに地味だで、北の金さんはいつものスタイル。 このジャンパースーツ、色といい、スタイルといい一体どこで調達してくるのか、私は知りたい!ちなみにブラウン首相の画像なら検索で沢山出てくるのに北の金さんは事情が事情で画像はあまりなかったです。
Jan 5, 2010
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土曜日の朝、10時半頃ドアのブザーが鳴った。郵便屋のマリンおじさんが来るには早い時刻だったけれど郵便物を待っていたので、バルコニーに出てみる。すると、マンションの入り口には、若い男性が2人立っていた。2人ともおそろいの、制服のような赤いジャンパーを着ている。この日のこの時間は8℃くらいまで気温が上がって暖かかった。「僕たち xx電力会社のものです。わが社と契約すると、電気代が30%今の会社よりも安くなるんですが、世帯主の方はいらっしゃいますか?」ああ、また電力会社の勧誘か・・・・丁度イタオヤがシャワー中だったし、私の出る幕ではないので「世帯主は風邪で寝込んでいるので、対応できません。でもパンフレットを置いていってくれたら、それを後で見せますけど。」と対応する。「もし世帯主が対応できないなら、電力会社の請求書を見せてくれませんか?場合によってはあなたが署名しても良いかもしれません。」むむむ・・・・・なんだかどうしても契約にこぎつけたいというオーラがこっちまで漂ってくる。嫌な予感。こういう時はやっぱりイタオヤに対応させた方がいいと思ったので「来週あたりなら風邪もよくなると思うので、それからにして下さいね。」といって部屋に戻る事にした。この2人の男性も了解したようなので、クルリと回って部屋に戻ろうとした時に1人の男性のつぶやきが聞こえた。「ねぇ、世の中には優しい人もいるんだよ。みんなが冷たいっていうわけじゃないよ。」な、なんだこれ?ギクっとしたけど知らん振りして部屋に戻ってドアを閉める。バルコニーに面する窓付きドアから、この2人の男性が去っていくのが見えた。その後イタオヤにこの訪問について説明し、「来週くるから、おまえさん頼んだよ。」と押し付ける。「電力会社の勧誘かぁ・・・・ 問題が多いんだよ。去年からイタリアの一部では Enel(イタリアの最大電力会社) の他にも電力会社がいくつかできて、その会社と契約をかわすとEnel の電気代よりもちょっと割引になるという話みたいだ。でも消費者の味方をするテレビ番組を観ると、この件でかなりのクレームがついている。契約はしたものの、実際にあまり割引がないようだから契約を破棄したくても、無料電話の番号はいつも話し中で、電力会社のカスタマーサービスにつながらない。請求書が届いたけれど、疑問があるので無料電話をかけたけれど、つながらない。Enel なら市内に事務所があるから、いざとなれば駆け込んで話もできるがローマの住民がミラノの事務所まで駆け込む事はそう簡単には出来ない。やっぱり電話会社と同様、今までモノポリーだった会社がこういう風になると、確かに料金は下がるけれど、肝心のカスタマーサービスが追いつかないんだな。まだ時期が早いんだろう。下手な契約はしないほうがいいよ。」そういえば、去年9月にスーパーに行った時も別の電力会社が勧誘をしていた。新しい会社だから顧客を他社から引き抜かなくてはならないんだろう。他の州はともかく、頑固あたまで疑い深いピエモンテの人を勧誘するのはかなりのワザが必要なのは目に見えている。そこでまたさっきの男性の言葉を思い出す。多分こういう風に訪問してブザーを鳴らし、相手にされなかったりウザがられたりしたんだろうなぁ・・・・気の毒だけれど、こういうタイプの訪問をされるとはっきり言ってウザイ。暖かい日だったからバルコニーに出たけど、今日のように昼でも0℃なら絶対ドアも開けずにインターフォンで断ってしまうだろう。アメリカにいた時は0%に近かった訪問勧誘、訪問販売。イタリアでは今でも根強く残っている。ある意味では平和だからかもしれないけれど、今の時代かなり面倒なことである。
Jan 5, 2010
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今朝は天気予報がはずれて、朝-10℃のはずが-2℃だった。良かったよ・・・・とホッとしながら朝食を食べていると、外からなんだか怪しい明かりが入ってくる。窓を覗いてビックリした。 朝7時50分の様子。雲が空一面に広がっているのだが、昇ってきた朝日が下から照りつけているのだろう、なんだか焼けるようで恐ろしかった。「地獄」 をイメージしてしまうのは私だけだろうか?今日は晴れるだろうな~~そう思っていたら、太陽がもっと昇っていったのだろう、この広がった雲にかくれてしまって、午前中は曇りの天気だった。本当に朝日って数分のわずかなひと時なんだなぁ・・・・ところで、昨日こんなん食べました。 直径16cmくらい。周りの白いのはメレンゲを小さく切ったもの。上には3つのマロングラッセ。中は生クリームと栗のクリーム、メレンゲが入っていた。むむむ・・・・・甘い・・・・・メレンゲは酸っぱいフルーツとのコンビなら 「甘酸っぱい~~」でおいしいのに、今回のケーキは 「甘、甘、甘」 である。スポンジケーキが入ってなくて、薄いメレンゲがスポンジの代わりになっている。どうりで甘いはずだ。イタオヤは一切れ食べて、「もういらない、キミが食べて。 いやなら捨てて。」と冷たく言い放った。というわけで2日連続でケーキを食べている。うううううううぅぅぅぅぅ・・・・・・もういや~~~~ と言いながら、実は ほんのり シアワセ~~~~(^◇^)
Jan 4, 2010
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最近天気予報が面白いくらいはずれている。例えば12月31日から元旦にかけて雪が降るはずだったのに元旦に小雨が2時間くらい降っただけ。そしてその後晴れた。2日も曇りのハズだった。しかし朝から雲ひとつない真っ青な空。気温も朝の10時には8℃まであがり、もしかしたら春っぽい陽気になるかも・・・なんて期待もした。こんな日は午後からもちろん田舎道の散歩に出かけたい。そう思ってランチを食べていたら、やけに風が出てきた。干してあった洗濯物がハタハタと飛んでいきそうなくらいの強風になってきた。そして8℃以上あった気温も、5℃に下がる。「こんな強風の日はやっぱり田舎の散歩はやめておいた方がいいな。」そう決めて街にでかけたのだが、寒いのなんのって・・・しかし曇る様子もない。強風で雲が流れてきて、それも吹き飛ばされたようだった。曇るはずがこんな天気になったので、明日の予報はどうなんだ・・・とやっぱり気になる。えっ?明日の朝7時、気温は-10℃だって???!!!うそだろう~~~これもはずれて欲しい~~~さて、こんなん見つけました 女性: 「テーブルからおリなさい!!」ネコさん: 「ふん、あたちの本当のかーちゃんじゃないでしょっ!!」困っちゃうわね~~~
Jan 3, 2010
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クリスマス休暇もあと1週間。新年を無事に迎えて、雨の降る元旦を迎えたとなればやっぱり今日は DVD 鑑賞するしかないな。毎年というわけではないけど、何年かに1度どうしても観たくなる映画がある。大抵は大作で、ある年は 「風と共に去りぬ」 だったりするのだが今年は 「ドクトルジバゴ」 がやけに観たくなった。 年末年始になると、イタリアのテレビでも放映するのだが、数年前、ある雑誌を買うと割引でこの DVD が買えたので私の数少ないコレクションの仲間入りをした。あらすじロシア革命前夜、医師ユーリー・ジバゴ(オマー・シャリフ)はトーニャ(ジェラルディン・チャップリン)と結婚するが、クリスマスパーティの会場で好色な弁護士(ロッド・スタイガー)を撃ち殺そうとした薄幸の女性ラーラ(ジュリー・クリスティ)に心ひかれていく。 旧ソ連時代には本国発禁とされていたロシアの文豪ボリス・パステルナークの同名小説を原作に、ふたりの女性をめぐるひとりの男の愛の遍歴を壮大なスケールで描いた名匠デイヴィッド・リーン監督の一大叙事詩。楽器バラライカを世代交替のアイテムとし、義兄(アレック・ギネス)の回想で進むロバート・ボルトの名脚色。「ラーラのテーマ」など音楽モーリス・ジャールによる名曲の数々や、フレディ・A・ヤングの雄大な撮影など、堂々3時間以上もの大河ドラマをひとときも飽きさせず魅了させる、名作中の名作である。アカデミー賞では脚色、撮影、作曲、衣装デザイン、美術監督賞の5部門を制覇。 アマゾンより拝借。1965年の作品。古い映画なんだけれど、忘れられないくらい素晴らしい。まずロシアの厳寒。そしてトロイカというソリ。ロシア革命と赤軍だとか、ボルシェビキだとか、白軍だとかはっきり言ってこんがらかるくらい複雑な政治状況。そしてラーラの美しさ。夫を最後まで理解しようとするトーニャ。ワガママだけれど、自分の心に従って愛を貫くユーリ。ラーラのテーマもなんとなくおとぎ話の世界のような響き・・・・180分は長いけれど、何年かに1度は必ず観たくなる映画である。こういう映画を観て1年をスタートするのは、なんとも言えなく、シアワセ~~
Jan 2, 2010
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あけましておめでとうございます。2010年がみなさんにとって健康で、充実した年でありますように。 去年6月、イタオヤの耳の手術の2日前に出かけたアルプスの山。標高1900m。
Jan 1, 2010
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