だっこちてチュッ
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★戦わない子育て あれやこれやとやってみたが、一向に光太は親の言う通りには動かない。宿題してから遊ぼうというのも、なんだかんだと言い訳つけてから先に遊びに行ってしまうし、漢検も近いから勉強しないとと言ってるのだけどなかなかエンジンがかからない。もう20日の試験まで時間がないからこちらも焦ってきて一生懸命サポートしようとするが当の本人がのんびりしているものだから拍子抜けする 学校から帰ってからすぐ宿題したくないのなら、すぐ遊んでもいいが朝早起きしてやろうとしてみたが、やっぱりギャーギャー朝から騒いで無理 もうパパとも話あって光太にあれこれ言うのはやめようと言うことになった。きっと本人は自分で気がついてやるだろうと。そうでないと毎日戦う私達はへとへとだ このところ毎朝毎晩光太と戦い続けて出た結論は「光太と戦わない」ということだ。子供にこうさせようとあれこれ言ってみたところで、本人にやる気がないと無理だし、かえってうるさく言うことで勉強嫌いになりそうだ。 光太は小さい頃から自分というものをしっかり持っている子だから、親が指図するとそれが自分の不本意なことだとすごく抵抗する。好き嫌いもはっきりしているし、とにかく従順で素直なタイプではない はっきり言って支配的な親だと非常に疲れる子育てになる。私達も今まで7年と少し自分達のよかれと思うやり方で育ててきたがこのやり方では行き詰まりを感じ始めてきた。 きっと自分で気づき、自分で考え、自分で目覚めないことには親がなんべん口酸っぱく言ってもできないことってあるのだろう。 思えば、私は中学の時遅刻の常習犯だった。すごく仲の良い友達と二人で学校に行っていたのだが、その子と通学途中に何かに夢中になると学校行くのを後回しにしてしまうようなタイプだった 後々まで言われたのがおたまじゃくし事件。中学1年の時、担任は生物の先生で優しく大らかな先生だった。私とその仲良しの友達とで学校行く前にふと田んぼの側溝におたまじゃくしが(確かこの6月頃)無数に泳いでいるのを発見。気がつけば、私達は裸足になってその側溝にはまっておたまじゃくしをたくさん袋に入れるのに興じていた。たくさんとったものを先生に(もちろん大遅刻)持っていくと先生も怒るのも通り抜けて唖然としていたのを思い出す その後の三者面談の時に母にもそのことを先生から告げられて母は真っ赤になって「まぁすみません・・・」なんて感じで苦笑していたが、先生は私達の無邪気な姿を見て半ばあきれながらも叱らずにおいてくれたことを今思うと感謝する。 この間この時のことを母に言うと「N先生は、まぁこんな子達も今時珍しいなと気に入ってくれてたのよ。」なんて言っていた。「お母さん、思えば私っていつも遅刻していたし(母は知ってたか?知らなかったか?)学校の帰りに柿山に登って柿をもいで食べてて叱られたりいちじくを友達をいっしょにとってはまた叱られたりと散々なことしていたのに、なんであまり叱らなかったの?」と聞いたら笑っていたが、よその柿をとって二階で一人食べていた時はさすがにすごく怒られたが、それ以外でガミガミ叱られた記憶はあまりない。 マンガをよく借りてきては勉強もせずにこっそり読んでいるとよく叱られた記憶はあるが、とにかく叱られたって読みたいのだから何度叱られてもきかなかった。 思えば、光太が私の言うことをきかないのは仕方ないかもしれない。人に迷惑をかけていたりしたら言わねばならないが、私だって勉強せずにマンガばかり読んでいたのはある程度は母なりに戦っていたがそれ以外のことについてはうるさい母ではなかったと思う。 子供はあることに夢中になると他が見えないものなのだその悪友とはその後テニスクラブに入り練習に明け暮れ、絶対市の大会で頑張ろうと誓いあってかなりいいところまで行ったことも懐かしい記憶だ。 その後、その友達と受験のために塾も行き出したがお互い励ましあってお互いの志望校に無事合格した。私はこの塾の時代に大好きな英語の先生と出会ったことで英語の勉強に燃えて英語が得意になった。辞書をめくって新しい単語の意味を知るのが楽しくて仕方ない時代だった 光太も今は友達と遊ぶのが楽しくて仕方ないのならそれを好きなだけさせてやるのが一番なのだろう。先に宿題やって遊ぶなんて理性的に計画的に物事をすることなんて無理。 これが周りの友達も塾に行き出したりして遊び相手が少なくなり、自分の周りの環境が変われば自分も変わるかもしれない。ただ、今はやりたいことを思いっきりさせておけばのびのびとやるのではないかと思えてきたのだ 朝も親が決めて早起きしようとやってみても無理だったが、自分から7時になればムクっと起きて支度をのろいがやっている。それでなんとか間に合うからそれでいいのだろう。もっと余裕を持って支度してなんて思うけれどそれは出来ないのだから望んでもこちらのストレスになるだけだ。 ストレスをお互い(子供も親も)感じないためには相手に求めないこと。これは親子関係だけでなくて夫婦関係についても、職場の上司との関係についても言えることだろう。とにかく余計な期待を相手にしないこと期待は自分にさえしておけばいいのだ。相手に求め、それが自分の思うようにならないとこちらもストレスを感じるのだから、最初から求めなければいい。 親子といっても相手は他人。だから自分の思うようには動かない。相手にも相手の意思があるのだから。子供だから親の言うことを聞きなさいと思ってきたけれど、そういうのはここぞという時のためにとっておいた方がよさそうだ。 このところお互いにとてもストレスのたまる関係だったが、求めない、戦わないを基本に相手を尊重する関係でいようと心がければずいぶん楽になってきたように思うまだまだ完全にそうなりきれない時もあるかもしれないが、意識して子供を支配しないように心がけたい。 親がいつも前に立って歩くのではなくて、子供が先に歩いて行くのを半歩後ろぐらいでそっと見守る(しかも口はチャックして)ぐらいが自立心旺盛な光太にはちょうどいいのだろう。 頼られたり、褒められたりしたらどこまでも頑張るタイプにはガミガミくどくどのお説教は全くきかない。それどころか逆効果。もしもっとこうすればいいのにと思うことを子供がやっていても自分で気づいて行動できるまで待つ。数日や数ケ月で結果が出なくてもいつか出来ると『信じて待つ』。これが一番難しいことだけれど、一番親として必要なことなのかもしれない
June 5, 2010
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