みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 6, 2017
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カテゴリ: 株式投資全般
​​​​​​​​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト61位






ウォール街のモメンタムウォーカー個別銘柄編 (ウェスリー・R・グレイ、ジョン・R・ボーゲル著、パンローリング社)









 の第7弾です。








今日は素晴らしい出来である第3章 モメンタム投資は成長株投資ではない を見ていきましょう。















​ 私も以前から強く感じていたのですが、  モメンタム投資と成長(グロース)株投資は同じもの、もしくは非常に似たものとして一般に混同されている  ように思います。​例えば、マーク・ミネルヴィニの傑作書籍、Momentum Masters は邦題が 





​成長株投資の神​





となっていますが、これは完全に間違った使い方の一例です。何故なら、この本は徹頭徹尾モメンタム投資の哲人達がモメンタム投資について激アツで語る本であり、成長(グロース)株投資について語っている本では全くないからです。




 パンローリング社は素晴らしい投資本を多く邦訳してくれている素敵な出版社ですが、以前からその「邦題の付け方」には(恐らく確信犯でしょうが)大きな問題があります。この本の正しい邦題は「モメンタム投資の神様たち」くらいが適当であると個人的には考えています。






すいません、またもや脱線してしまいました。













それではいよいよ本文を見ていきましょう。










​ まず、はっきりさせておかなければならないことは、モメンタム投資は成長株投資ではないということである。  成長株投資は、、、過去のファンダメンタルズ(例えばPER)に対して株価の高い証券を買う戦略  だ。​



​  モメンタム投資は、ファンダメンタルズとは無関係に、ほかの証券とのクロスセクションでの相対パフォーマンスが高い証券を買う戦略  だ。​




​ 例えば、モメンタム戦略では、ほかの株式に対する過去12か月の累積リターンを見るが、収益やそのほかのファンダメンタルズ統計量は分析には含めない。  モメンタム投資では価格が全て  なのだ。​













成長株投資とモメンタム投資が同じであると考えないようにするためには、モメンタム投資を特徴づけるシグナル(つまり、価格のみ)と成長株投資を特徴づけるシグナル(ファンダメンタルズに対する株価)の違いを理解することが極めて重要だ。



​​  高モメンタムポートフォリオの銘柄と成長株ポートフォリオの銘柄とではオーバーラップしているのは21%  しかない。  つまり、モメンタム株の多くは成長株ではないということであり、成長株の多くはモメンタム株ではないということ  である。​​










​ この第3章のモメンタム株と成長株の違いについての説明は非常に分かりやすかったですね。私も良く覚えておこうと思います。





 そして私が同時にハッとしたのは、





​モ​メンタム株であると同時にバリュー株であるということはあり得る​​





 んだ、ということでした。一例を挙げると私が主力の一角で戦っている​ 3228三栄建築設計 ​ は過去1年で見て対TOPIXで見てより強いモメンタムを発揮しているわけですが、指標的には十分に割安株の範疇に入ります。(PBR1.56×PER7.71=12.03 なのでグレアムのミックス係数で見てもほぼ合格範囲内)






 そして私はこれからも「モメンタム+バリューな銘柄」を一生懸命探し続けていこう、と改めて決意しました。



(続く)​



​​​​​​​​





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Last updated  Nov 6, 2017 08:05:03 PM
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