みきまるの優待バリュー株日誌

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Apr 11, 2019
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト86位




ティリングハストの株式投資の原則 (ジョエル・ティリングハスト著、パンローリング社)










 の第8弾です。​​














 ​
​  マイナスのフリーキャッシュフローと売掛金と在庫と無形資産の急増は、利益の改ざんに共通してみられる兆候である。


 危険を避けるために、会計の謎を解明する必要などない。ただ、警告を見出しさえすればよい。
​​







 確かに「ヤバそうだな。何か会計的なトリックを使ってそうだな。」という企業というのは財務3表に「隠しきれない何らかの痕跡」が現れることが多く、その実態ははっきりとは分からないにせよ、少なくとも危険性は事前に察知できることが多いです。9963江守グループホールディングスなんかは典型例でしたね。







 ​
​  マジシャンたちは、「調整済みEBITDA」のような呪文を繰り返すことで、自らの都合の良い点に注意をそらすことができることを知っている。


 EBITDAは操作できないと言う者もいるが、インチキ会社のワールドコムはEBITDAと利益の双方を水増ししていた。








 最近は日本でも最終利益は全然出ていないのに、「​
調整済みEBITDAでは大幅プラス」などと過度に強調する企業が出てきています。私も非常に注意しなくてはならないと気を引き締めています。








 ​
​  不正会計の最も邪悪な種が簿外債務。


 サーキット・シティは脚注で、40億ドルのオペレーションリースの支払いを含めた56億ドルに上る将来の支払い義務を公表していた。











 ​
​​​  人生はあまりに短く、苦悩にかまけている暇はない。選択対象となる銘柄は何千とあるのだ。



 情報開示は素晴らしいことであるが、  大量の情報を必要とする複雑な構造を持つ企業で幸運に恵まれたことはない。 複雑な構造を持つ企業やあいまいな情報開示を行う企業が何かを隠そうとしている  ことは珍しくない。



脚注があまりにも多すぎる場合、投資家はその企業から離れるべき  である。



 脚注に多くのページが割かれており、私自身、株式を保有していないのであれば、私はその企業は何かを隠そうとしていると結論付け、その場を離れる。​​









 悪い情報を「脚注」に押し込めて投資家を欺こうとする企業は多いですね。私も過去に主力で投資していた銘柄で、自分の実力と経験不足で脚注トリックを見抜くことが出来ずに爆死したことがありました。それ以来、「脚注にごにょごにょと変なことが書いてある」場合は、極力大きな投資を避けるようにしています。(続く)





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Last updated  Apr 11, 2019 08:13:57 PM
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