スタジオ・アルバムの発表は2014年の『...The Stories We Could Tell』以来。通算9枚目。新作は結成初期の作品に携わっていたプロデューサーのケヴィン・エルソンを再び迎えて制作を行っています。レコーディングはロサンゼルスで行われており、ドラマーのパット・トーピーはパーキンソン病を患っているため、曲の一部を演奏することはできませんでしたが、その部分はバンドのツアーにも同行したマット・スター(Matt Starr)が補っています。アルバム・タイトルの『Defying Gravity』について、エリック・マーティンは以下のようにコメントしています。
Defying Gravityに込めた意味は、生きていく中で「それはダメ、そんなの無理」と言う人々を無視して自分が好きなことをやろう、と言っているんだ。誰かに君がなりたいミュージシャンだろうと画家だろうとダンサーだろうと何だろうと、そんな夢は諦めて、もっと普通で安全な仕事に就け、と言われることもあるだろう?エリック・マーティン / MR. BIG