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男がキッチンに立つ姿は・・・なんともかわいい
ちょっと照れたような、それでいて得意げな顔をして、包丁を握っている。
「きゃー、すごいいい匂い!!」
って待てずにキッチンにちょろちょろ行くと、
「おーらい、おーらい、ていきっといーじー」
と私を追い出す。
そのくせ、たまに、
「べいぶ、オーブン用のプレート、どこにある?」
などと聞いてくる。
私は答えるのをいいことに、答え終わっても近くをうろうろし、オージェイの後ろからハグをした。
なのに、彼はまた、すぐに追い出す。
「とーくおんざふぉん、どりんくさむわいん」
と照れ隠しの顔をしてワインを注いでくれた。
だから、私は、カウチでねっころがり、ワインを飲みつつ電話で友達と延々話ながら、何度も何度もちらっとオージェイのキッチン姿を盗み見た。
大きい手で握る包丁は、私が握る包丁とは全く別のものみたい。
私がいつも椅子を使って取る高いところにおいてあるお皿を、彼は背伸びもせず取る。
なんとも言えないほど、セクシー
オージェイはラザニア、サラダそしてガーリックトーストを作ってくれた。
おまけに、ものすごく素敵に盛り付けてくれた。
キャンドルを灯し、ワインを飲みながら、ご飯を食べた。
たまに目が合うと、二人とも照れたような笑顔がとまらなかった。
私達は将来一緒にやりたいことなど、たくさん話した。
あれやこれや、二人の将来。
すっかりいい気分になった私達は食卓に1時間くらいいた。
でも、オージェイは少し仕事をしないといけないから、ちょっとだけ待ってて、終わったらデザート食べよう、と言って、私のことを長い間ハグした後、頭にキスをして、パソコンをやりに行ってしまった。
だから、その間に、私は食器を洗ってしまった。
でも、オージェイはまだパソコンをしていたので、パソコンの横のベッドで、寝転んだ。
あー、幸せ
すると、あまりに気持ちが良くって、にくったらしい睡魔がじわじわと襲ってきて、私はついに眠ってしまったの・・・。
は~
実は彼が用意していたデザートは、イチゴのチョコレートディップだったのに・・・。
チョコレートからしっかり溶かして、イチゴの葉っぱもしっかり取ってくれていたのに・・・。
ホイップクリームも用意して、なんともセクシーなデザートだったのに・・・。
寝てしまった・・・
私の馬鹿馬鹿!
大慌てで起きて、カウチに横になりながらテレビを見ているオージェイのところへ行った。
おはよう。
とオージェイは優しい声で迎えてくれた。
そして、「今日は長いこと散歩に行ったから疲れたんだね」と言ってくれた。
慌ててカウチにもぐりこみ、オージェイの腕の中に収まった。
オージェイは優しく体をマッサージしてくれた。
なのに、あまりに気持ちが良くて、
また寝てしまった・・・
オージェイは、「べいびー、もうベッドで寝ようよ」といい、私はコンタクトを外すのがやっとでベッドにもぐりこんだ。
そして、二人でベッドでぐーすか寝たよ
あ~。
せっかく、ロマンチックな夜だったのに、最後でこけるなんて、私っぽい。
くやしー、もったいなーい!!
だけど、また、ロマンチックナイトを実行して、今度こそはデザートまで起きてようっと!!
ちなみに、オージェイが作ったラザニアは、私が今まで食べてきたどのラザニアよりおいしかったよ
ありがと、オージェイ