
皮膚糸状菌症
糸状菌(カビの一種)に感染して脱毛や皮膚炎を起こす病気です。数種類の糸状菌がこの病気の原因になりますが、猫の皮膚糸状菌症のほとんどはイヌ小胞子菌(Microsporum canis)によるものです。このカビは名前こそ「イヌ」とついていますが、実は猫が本来の宿主(自然宿主)なのです。カビは自然宿主以外の生き物にも伝染します。そして環境にもはびこります。ただし、自然宿主(猫)以外の生き物に感染した場合に重たい症状が出やすいです。もちろん猫でも重症化する場合もありますが、猫自身は無症状で、人を含めそのほかの動物の感染源になる場合が多いことも問題です。
このカビはケラチン(被毛や爪、フケの主成分)を栄養に繁殖します。この病気の猫から直接伝染することもありますが、感染したフケや被毛は折れたり抜け落ちたりして環境を汚染し、そのほかの猫などの感染源にもなるため注意が必要です。
(「アクサダイレクトのペット保険」HP参照)