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「信念」という言葉に、どんなイメージを思いうかべますか?
私たち人間にとって、信念とは大切なことです。それは、その信念が、あなたの人生をつくっているからです。
今回は、この「信念」について考察し、まとめていきたいと思います。
「信念」とは、そもそも何でしょうか? 信念とは、何かについて「確信」を持つことです。
その人の考えが、「経験」を通して、信念となります。つまり、経験から得られた具体的な根拠、証拠がある場合は、信念となり、ない場合は、一つの考えとなるのです。
信念には、 3 つの注意点があります。
①何を信じるかを「意識的に判断」することは、ほとんどない
②信念は「間違った解釈」に基づいていることが多い
③いったん信念が形成されてしまうと、それが「一つの解釈」にすぎないことを忘れてしまう
「何を信じるか」ということが、信念です。この“何を信じているか”ということが、人生を自動的に誘導していきます。
言い換えると、人生を自分の力で変えていきたいのなら、「何を信じるか」を意識してコントロールすることが必要です。
信念を構築していくためには、「根拠となる経験」が必要です。つまり、考えを支える多くの経験と、確信できる出来事があれば、信念を築いていけるのです。
そして、信念の判断基準は、「何が真実か」ではなく、「どちらが自分に元気とやる気を与えてくれるか」という基準で選んでいきます。
逆に、否定的な信念(バシャールでは観念と呼ばれていた)は、捨てていきます。自分の可能性を制限する否定的な考え方は、微量のヒ素を毎日飲み続けるようなものです。微量でも体内に蓄積していけば、いつか必ず致死量に達する時がきます。
ですから、否定的な信念は、早く手放したほうがいいのです。
自分の中にある「やる気の出る信念」と「やる気のなくなる信念」を全部書き出すことで、どんな信念があるかを把握できるでしょう。やる気のなくなる信念を、持っていても意味がないことがわかれば、捨てることができます。そして、やる気の出る信念に置き換えればいいのです。
それでは、人生で一番大切な信念とは、何だと思いますか? それは、「成功して幸福になるには、常に人生の質を高め、成長し続けること」という信念です。
常に人生の質を高め、成長することで、「成功」と「幸福」にたどりつけるのです。そして、この信念こそが、一番大切な信念だと言われています。
そして、日本人はこの一番大切な信念を昔から持っていたといえます。それは、「常若の精神」というものです。
日本の最高神を祀る伊勢神宮は、 20 年に一度、式年遷宮というお宮を新たに建て替え大御神にお遷りいただくというお祭りがおこなわれます。
伊勢神宮は、日本が昔から持つ「命は常に新しく美しく」という日本の知恵と美学によって長い間保たれているのです。
また、「改善」という言葉は、英語で当てはまる言葉が存在しません。「常に質を高め続ける」という心も日本人独特の考え方だったのです。
この「常若の精神」と「改善」という言葉からもわかるように、日本人は人生で一番大切な信念である「常に人生の質を高め、成長し続けること」を昔から持っていました。日本が長い歴史を保ってこれたのも、この一番大切な信念が、人々の中に常にあったからです。
いかがでしょうか? 今回は、「信念」についてまとめてきました。
驚きなのは、“改善”という言葉が英語では存在しないということです。良くしていこうという気持ちは、日本人が遺伝子レベルで持っている感覚なのかもしれませんね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
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