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他人と比較をしてしまえば、人の目も気になるものです。今回は「人の目が気になる」という悩みをテーマにして、このブログ記事をお届けしていきます。
人の目が気になったり、他人の反応ばかりが気になるのは、それだけ自意識過剰になっている状態です。自分軸ではなく他人軸で生きているのです。
また、同調圧力が強い日本社会では「みんなが同じように行動しなければいけない」という傾向が顕著です。
「空気を読む」
「出る杭は打たれる」
「他人と違ってはダメ」
こういったことも、日本の伝統や教育から生まれる「勝手に自粛してしまう行為」です。そこから周りを気にするようになってしまいます。
人の反応を気にしているとき、「自分の本当にやりたいことをやれていない」「自分に自信が持てていない」「心が満たされていない」などが理由として考えられます。それはつまり、自分軸で生きていないことなのです。
それでは、「人の目が気になる」という悩みに対して、どうすればいいのでしょうか。ここでは 3 つの対処法を見てみましょう。
①常識をよく見てみる
②コストを考えてみる
③少しずつ変えていく
①常識をよく見てみる
まず今の世間の常識を、しっかりとよく見てみることです。その常識は、どのような根拠なのかを、歴史的な視点から疑ってみることです。従順に生きるのではなく、素直におかしいと思うことは疑い、それを調べ、そしてそれが自分には必要ないと思うのであれば、手放すことも必要なのです。
②コストを考えてみる
人の目が気になるとき、自分の好きで楽しいことが「できていないコスト」を考えてみることです。「今日は残りの人生の最初の日である」という言葉があるように、私たちには“限り”があります。それを考えると、自分が本当にやりたいことをやり、伝えたいことを伝える、ということが大事だと思えてくるのではないでしょうか。
③少しずつ変えていく
自分を表現することが、あなたを解放していくことに繋がります。ですから、自分の能力や魅力を、可能なかぎり自由に発揮できるように、身近なところから常識を変える勇気を持つことです。
人には「他人から見られてどう思われるか」という意識があります。そしてそこには「人の目を気にする労力」というバランスが生まれます。年齢によって他人と自分との境界線ができてきますが、この 2 つのバランスが年齢などの理由で見合わなくなると「人の目なんてどうでもいい」と、何かを捨てるような気持ちになってしまいます。
自分が本当にやりたいことに熱中すれば、他人の反応は気にならなくなります。自分のやりたいことを 100 %やっていれば、自分の心が満たされていくでしょう。本当にやりたいことの情熱が高まれば、いい意味で「人の目が気にならなくなる」のです。
自分の心が満たされていれば、それだけエネルギーが溢れ出ます。反対に自分の心が満たされていないと、「人の目なんてどうでもいい」と他人からの見られ方を捨てたような考え方になり、それはマナーやエチケットの低下になるのです。
いかがだったでしょうか? 今回は「人の目が気になる」という悩みをテーマにしてまとめてきました。
人間は社会的動物です。なので、「人に見られてどう思われるか」という意識があるのは当たり前だと言えるでしょう。そして、「人の目を気にする労力」というのは自然に備わるものなのです。
一人ひとりが「人の目」を気にして生きていると言えますが、その中では「意識と労力のバランス」が大事なんのではないでしょうか。
「世間の常識」であっても、「自分の情熱」であっても、「それは自分の幸せにとって必要か」ということが大切な自問になるかもしれませんね。人の目が気になったとき、それを考えてみるといいのかもしれません。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・「悩み」を「哲学」で解決できるのか? その⑤ ~【その他編】~(2021年10月7日記事) 「人は他のエネルギーから影響を受けてし… 2023/04/24
凸と凹がかちっとはまるから夢が叶う~人… 2023/01/15
あなたにとって家族の存在とは? 2022.12… 2022/12/17