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今回は、他人や外側のせいにしてしまうことについて考えていきたいと思います。
「○○のせい」と考えてしまうことは、誰にでも起こることかもしれません。私も「なんでそのタイミングでそれをしてしまうかな……」と全体的な失敗を、ある一カ所のミスのせいにしてしまうこともありました。
いき過ぎた「犯人捜し」は、良い結果を生まないと思います。しかし、「○○のせい」にしてしまうのが人間の特徴だとも言えます。今回は、そんな「○○のせい」という考え方について見ていきたいと思います。
「年齢のせい」
「性別のせい」
「生まれた環境のせい」
「親のせい」
「他人のせい」
など、人は「○○のせい」と考えてしまうことがあります。それは「○○のせい」と考えた方が、人間は楽だからです。
「○○のせい」と考えていると、大きなデメリットがあります。それは「やりたいことはやれない」と考えてしまうことです。
「○○のせい」にしてあきらめることを繰り返すと、「やりたいことはない」「やれることはない」という固定観念になってしまいます。けれども本当は「○○のせい」にして、「失敗するのが怖い」「チャレンジするのが怖い」と怖れているだけなのです。
「自分の人生で体験するものが、どのように自分の人生に来ているのかという仕組み」。この仕組みを理解していないため、「○○のせい」にしてしまうという側面もあります。
「どうしてこうなるのか?」と自暴自棄になってしまうのは、「自分が手にしているものがどうやって来たのか」を理解していないからです。それは惰性で人生を作ることになります。
惰性は変化をやめることや怖れることになってしまいます。しかし、仕組みを理解していれば、選択の自由が生まれてきます。
ゲームのルールも知らずにゲームをしていれば、訳がわからなくなるのも当然です。なぜポジティブな感情が出てくるのか、なぜネガティブな感情が生まれてくるのか、それらを理解していれば、その感情を選ぶか選ばないかという選択ができるのです。
「○○のせい」にしない大切な心構えは、「変えられないことを受け入れる姿勢」です。
人生に完璧なことはありません。この世界は完璧ではないことが完璧なのです。
「変えられないこと」「コントロールできないこと」は必ずあります。「変えられないこと」は受け入れ、いい加減を許してあげることも必要なのです。
普通のことであれば、 8 割の力でこなす方がいい場合もあります。それは、他人から与えられたものが、あなたにとって必ずしも必要なものとはかぎらないからです。
自分の情熱やポジティブは自分のハートで選ぶものです。自分で選択する、ということが大切なのです。
いかがでしたでしょうか? 今回は「○○のせい」という考え方についてまとめてきました。
たしかに、「○○のせい」と外側に責任を押しつければ、自分は楽になるかもしれません。けれどもそれは、他人や外側に主導権を完全に手渡しているようなものです。人のせいにすれば、その人があなたの現実や人生を作っていることになってしまいます。
でも本当はあなたの人生は、あなたが作っているものです。というより、あなたにしか作れないものです。ですから、「変えられないこと」は受け入れ、ポジティブにフォーカスすることが大事なのですね。自分自身を客観的に見ることができれば、余力も生まれてくるのではないでしょうか。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・『強運ワクワク伝』その③ ~「ワクワクの再設定」のタイミングとは?~(2021年10月25日記事) 「人は他のエネルギーから影響を受けてし… 2023/04/24
凸と凹がかちっとはまるから夢が叶う~人… 2023/01/15
あなたにとって家族の存在とは? 2022.12… 2022/12/17