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自分の強みの上に行動を積み上げることが、運を強くしていく大事なポイントです。自分の得意なことや、自分の好きなことをやっていないと、そもそも運は集められないのです。
ですから、仕事をしている人の運を高め方には、ある意味やり方があります。今回は、「仕事と運」について、「仕事を続けること・継続すること」にフォーカスしていきたいと思います。
仕事を継続している中で、成長曲線の仕組みを理解していると運気を逃がしてしまうことを防げるでしょう。その成長曲線の仕組みというのは、成長するタイミング(上達のスパート)は、人によって早い遅いがあるということです。
これは、創意工夫や、改善の数が人によって違うからです。なかなか成長しない、結果が出ないと焦ることもあるでしょう。けれども、成長のタイミングは人ぞれぞれということを知っておくと、気持ちを安定させることができます。
それが、無駄に運気を下げることを防げるのです。強みの上に努力を積み上げるのも、なかなかそんなにうまくいきません。成長・成功するまでは、ある程度時間がかかるのです。
成長曲線の特徴は、成長のタイミングが「急にくる」ことです。これが待てない人、理解していない人はうまくいかないのです。「成長していない」が続くわけではありません。そうではなく、「突然伸びる」ということなので、「そこまで続ける」ということが大事なのです。
1 つのことを一生懸命にやっていると、次のチャレンジが出てきます。 1 つの部屋でがんばっていると、次の部屋の扉がでてくるのです。この仕組みが、強運につながっていくポイントでもあります。
ではここで、昔の人が商売を続けるためにしていた工夫を見ていきたいと思います。
「春夏冬 一升五合」
商売をしている人は、この字をいつでも見えるところに貼って、商売の心得を託されていたようです。もっと丁寧にしている人は、「春夏冬」の前に、「心気腹」と書いていたそうです。それも、ただ心気腹と書いたのではありません。
まず「心」は丸い字で書きます。次に、細長く「気」を書き、その下に「腹」を横に寝かせて書きます。それで、以下「春夏冬~」と続きます。
これで、「心は丸く、気は長く、腹を立てずに、商い益々繁盛」と読むそうです。「春夏冬」は、四季の中で秋がないから「商い(秋ない)」。一升は五合マスで二つだから「益々(ますます)」。五合は半升で、「繁盛」の語呂合わせです。
「飽きずにやるから商い(飽きない)だ」。こんなふうに、日本人は大切なことを語呂合わせで忘れないようにしてきたのですね。何事も続けていれば、飽きることもあるし、嫌になることもあるでしょう。泣かずに、腐らずに、「継続は力なり」です。
運がいいこととは、幸運をキャッチできることです。運をつかむためには、それだけのグリップ力(実力)が必要であり、それだけ継続していなければなりません。
続けていれば、泣きたいことや、辛いこともあります。そんなとき、「飽きずにやるから商いだ。腐らずに気長におやんなさい」と、励まされたら、きっと心がホッとするのではないでしょうか。
苦労話を、明るく話せる人が、運をつかんでいく人です。「好きの道に辛労なし」といいます。本当に好きなことをしていたら、辛いとか、苦労しているということは、二の次になるのです。やっていることに負荷がかかっても、楽しんで乗り越えていける仕事でありたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
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