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ミラノ・スカラ座の2005年公演R・シュトラウス:楽劇「エレクトラ」デボラ・ポラスキ(エレクトラ)フェリシティ・パーマー(クリテムネストラ)アンネ・シュヴァネヴィルムス(クリソテミス)ロバート・ブルーベイカー(エギスト)アルフレッド・ウォーカー(オレスト)演出:ルカ・コンローニ装置:ガエ・アウレンティ衣装:ジョバンナ・プッツイセミョン・ビシュコフ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団 (2005年ミラノ・アルチンボルディ劇場)ソフォクレスのギリシャ悲劇を題材にホーフマンスタールが台本化、2005年ミラノでの本公演は大胆な演出でスキャンダラスな公演と話題になったもの。エレクトラの母クリテムネストラ役のベテラン歌手パーマーが思いの他の大熱演、もちろん題名役を歌ったデボラ・ポラスキの存在感が一段と光りましたが。。。アメリカ出身のポラスキさん、メトロポリタン歌劇場は言うに及ばず、世界の歌劇場で大活躍、昨年のMET来日公演「ワルキューレ」での熱演が記憶に新しいところ。R・シュトラウスの音楽は相変わらずの官能を帯びた艶やかな旋律が満載ですが、「サロメ」よりも更に不気味さを増した「エレクトラ」と言う感じ。指揮のビシュコフさんオペラの世界でも多彩な才能を発揮しています。*********************************************先日のミューザ川崎シンフォニーホールでの「アルプス交響曲」のレビューです。アルプス交響曲
2007年07月28日
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フェスタサマーミューザと銘打った今や名物になった在京オーケストラがこの時期にミューザ川崎シンフォニーホールで集中的に繰り広げるコンサート。今晩は昨日の演奏会、このホールのレジデント・オーケストラである東京交響楽団(ルイゾッティ指揮)のコンサートに続く第二夜、読売日本交響楽団の演奏、このオケの正指揮者である下野竜也さんの指揮でR・シュトラウス作曲「アルプス交響曲」一曲のみのコンサート。実はルイゾッティさんの指揮する東響の演奏会にも非常に興味があったのですが結果的にはチケット購入しても聴きに行けなかった訳で(急な出張が入って関西・中国地方へ)結果、妙な自己満足というか、それでも聴いてみたかったという思いとが交錯しています。さて本日の「アルペン・シンフォニー」下野さん、師匠の故、朝比奈隆さんばりの雄大な表現で正に見事に壮大なアルプス登山を経験させてくれました。遅めのテンポでじっくり曲を練り上げオケも見事に応えました。読響はよくコントロールされた優秀なオケだなと特にここミューザで聴くと実感されます。ミューザのパイプ・オルガンは初めて耳にしましたが絶妙なバランスでホールに鳴り響きました。(奏者の女性にも賛辞を捧げます)16型編成に加えて5本のホルン、4本のワグチュー、同じく4本のトロンボーンなど、更にウィンド・マシーンや雷の音を模したサンダー・マシーンなど様々な楽器(!?)が登場、生演奏ならではの醍醐味を大いに堪能しました。コンサート・レビューは明日の夜にでもアップいたします。
2007年07月26日
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出張から無事帰ってきました。↑のPhotoは東寺、五重塔を携帯カメラでの撮影です。講堂・立体曼荼羅の一つ「梵天」像、いつ見ても不思議な魅力を湛えています。五重塔とともに東寺のお気に入りのひとつ。生憎撮影禁止なので画像はありませんが京都観光のPR写真によく掲載されてます。(3つの顔を持つ仏像です)
2007年07月25日
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ラッシュアワー・ミュージック セミョン・ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の来日演奏会、1999年10月5日サントリーホール 前半にブラームス交響曲第4番、そして後半はR・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」 ビシュコフさん前年にケルン放送響の首席指揮者になったばかりでの日本での初めての演奏会、気合いが入ってました。 怒涛のブラ4、そして英雄の生涯では、当時コンミスだった四方恭子さんの素晴らしいソロを含めスケール豊かな名演を披露、最後は大太鼓とシンバルの強烈なアクセントでフィナーレ。 英雄の生涯、最近の演奏では鳴り物なしで静かなフィナーレで終えるパターンが多いですけど管理人は今回のフィナーレの方がより感動を覚えます。 本日は急な出張が入り倉敷まで行って最後、京都駅前のホテル泊まりになりました。多分、明日も午前中まで京都滞在になりそうです。 明日は早起きして大好きな東寺(とうじ)へ散策しに行って来たいと思います。 特に五重の塔はいつまで見ていても何故か飽きることがありません。
2007年07月24日
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アメリカ・ニューヨーク出身の日系アメリカ人指揮者、アラン・ギルバートさんが2009年/10年のシーズンからニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団のミュージック・ディレクターに就任予定とのこと。(情報ソースはNYフィルのサポーター向けのメール文)ギルバートさん、ご両親ともNYフィルの楽員で彼は最近度々NYフィル定期に登場していましたので”さもありなん!”と言う感じですね。最近もベルリン・フィル定期でハイティンクさんの代役で登場、大評判を勝ち得たとのこと、年齢も40歳ですから益々活躍の場を広げる事でしょう。ギルバートさん、今年12月のN響定期Aプロ、Cプロに登場予定ですので今から楽しみです。加えてNYフィルにとって嬉しいニュースはミラノ・スカラ座監督を離れたリッカルド・ムーティさんがやはり2009年/10年のシーズンからNYフィル定期に頻繁に登場の予定とか。マゼール御大の辞任後の指揮者陣もどうやら安泰のご様子。その頃にまた是非NYフィルの演奏を聴いてみたいものです。**************ラッシュアワー・ミュージック**********************今年11月に来日するティーレマン指揮ミュンヘン・フィルの演奏で彼らにとっては珍しいフランス物1・ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲2・ショーソン 愛と海の詩3・ラヴェル シェエラザード(2,3 イヴォンヌ・ネフ(S))4・ドビュッシー 交響詩「海」ドイツのオケですから少し重い音になるかと思ったらこれが結構繊細な音色で感心しました。ミュンヘン・フィル、チュリビダッケさんの影響が薄れてきたのでしょうか。これは喜んでいいのか判断に迷うところです。
2007年07月19日
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16日はCS放送クラシカ・ジャパンの番組から以下の番組を聴く。(以下、番組表をそのまま掲載)[指揮]ケント・ナガノ[演奏]ベルリン・ドイツ交響楽団[収録]2005年フィルハーモニー(ベルリン) 14:001・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551『ジュピター』その素晴らしさに後世の人がローマ神話の最高神の名を冠した、モーツァルト最後の交響曲。 (約35分) 14:502・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調『英雄』ナポレオンを讃えるために作曲。その規模の大きさはそれまでの交響曲の常識を破るもの。 (約1時間) 15:503・シューマン:交響曲第3番変ホ長調『ライン』作曲家がライン地方に旅行・転居した際に、ライン川とケルン大聖堂に触発された交響曲。 (約40分) 16:354・ブラームス:交響曲第4番ホ短調バロック時代の形式を終楽章に用いた円熟味あふれるブラームス最後の交響曲。 (約50分) 17:255・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調巨大な管弦楽編成と80分を超える楽想。壮大な規模を持つ後期ロマン派の傑作。 (約1時間30分) 19:056・R・シュトラウス:アルプス交響曲作曲家が体験したアルプスの登山から下山までを、22の標題で描写した交響曲。 (約55分) 午後2時から8時過ぎまで延々6時間に及ぶケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏会。孫の奏くんが遊びに来てましたので相手をしながらなので殆どBGMみたいなもんでしたが、それでもブラ4、ブル8、アルペンSymの後半3曲はじっくり聴きました。以前に同じコンビでNHK音楽祭での「第九合唱」を実演で聴いた時には味わいはあるけど何しろ下手なオケの印象が強かったのですが今回の演奏を観る限り多少メンバーの入れ替えもあったようで管楽器は皆さん良い演奏でした、特に金管楽器ではホルン、ラッパが洗練された響きで見違えるようです。ケント・ナガノさん今はベルリン・ドイツ響を離れたので(今度はバイエルン国立歌劇場の音楽監督就任)今回の集中した録画・録音セッションは彼らのモニュメント的な意味合いがあるのでしょう。充分に価値のある演奏記録を残してくれました。実は途中から奏くんは家人と近くのトイザラスへ買い物に出かけたのでゆっくり聴けた訳なのですが彼が戦利品(トミカのTV・CM中の新型車らしい)を抱えて帰ってきてからは暫し”緊急出動”やら”放水開始”など奏(かなで)隊長の命令のもと忠義を励む管理人でありました。(笑)
2007年07月17日
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連休初日、台風の影響で生憎の雨降りのお天気です。九州地方では豪雨の影響で大変な被害が出ているようです。特に宮崎は最近ゴルフで訪問したばかりなのでその被害が気になります。いずれにしろ九州、四国地方でのこれ以上の大きな被害がなければと願います。昔の録音ノート(FM放送のエア・チェック)を引っ張り出して見ております。初の録音はオープンリール・レコーダーによるもの。最初の記録は1971年10/10 NHK-FMからカール・ベーム指揮ベルリン・フィルの演奏会でモーツァルト:Sym28、ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」でした。レコーダー・デッキはTEAC-A2300で今は残念ながら埃をかぶっております。いつかはCD-Rへ焼き直したいと考えてはいるのですが。。。小澤征爾が札響を指揮した「幻想交響曲」やインバルが読響へ初めて客演したマーラー5番(1973.6.20東京文化会館)など結構レアな記録があります。(全部でリール80本ほど)ゆくゆくブログで紹介できればと考えています。一方カセット・レコーダーによるエア・チェックの最初の記録は1973年11/16 FM-TOKYOからジークフリート・クルツ指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の来日公演でした。最初のカセット・デッキは当時の記録によればTEAC-A-20S、その後BELTEK,Technics,OPTONICA,TEACなど何台も買い換えて現在のmarantzで多分10代目?録画したカセット・テープも記録ノートによれば1241番(1241巻)までで1989年4月21日でカセット・デッキでの録音はその使命を終えたようです。もちろん、その後はVTRやMDレコーダーでのエアー・チェックに移行して現在に至っております。こうして振り返ってみると技術革新の変遷が偲ばれます。さて本日はそのカセット・テープから***VOL・1リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団1・バルトーク:二つの肖像2・ファリャ:「三角帽子」第二部3・マーラー:交響曲第1番「巨人」 (1984.5.19.ウィーン楽友協会大ホール)***VOL.2カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ウィーン・フィル1・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (1984.5.29.ウィーン楽友協会大ホール)ジュリーニのVPOとのブル8実況録音は恐らくディスクでも発売されていることと思いますが当時のジュリーニ/VPOの演奏、ゆったりめのテンポで(手元にあるヴァント/BPOとのCDの演奏時間とほぼ同じの88分程)でまず一番にウィーン・フィルの弦の美しさが光ります、管・打楽器は終始やや控え目ですが終楽章コーダを迎えて炸裂、実にスケール豊かな泰然としたフィナーレのピリオド。涙が出ました。感動の演奏です。若かりしムーティがフィラデルフィア管を指揮した「巨人」はテンポの揺らしやダイナミックな音の強弱の変化など結構やりたい放題でオケも少し破綻しかけたりと面白い演奏です。23年前の演奏ですが今のムーティさんならここまではやらないでしょう。↓のPhotoは収録したカセット・テープに収められた切り抜き写真 ・・・ムーティさん、若いっ!
2007年07月14日
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所沢ミューズ・アークホールにてニューヨーク・フィル/ブラスクインテットの演奏会。管理人のお気に入りオケであるニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団の金管楽器のトップ奏者たちで構成された本日のコンサート、普段のコンサートと違い非常にリラックスした雰囲気で楽しめました。管理人は学生時代、吹奏楽部でホルン&トロンボーンでしたのでホルンのマイヤーズさん(リトル小錦?)&トロンボーンのアレッシさんのお二人に特に注目して聴いてみたのですがマイヤーズさんはあまりソロの出番が無くて残念、がアレッシさんの方は聴かせどころ満載で技術的にはもちろんですが響きの豊かさ多彩な表現力に驚きました。今夜のコンサートもおかげ様で大いに堪能いたしました。レビューはこちら ⇒ニューヨーク・フィル/ブラス・クインテット
2007年07月13日
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今年もPMFオーケストラ聴いてきました。指揮者に「帝王」リッカルド・ムーティ様(笑)実は白状しますと永年リッカルド・ムーティさんはどちらかと言うと嫌いな指揮者でした。まずあの顔が嫌い、指揮する姿も何故か鷹揚で偉そうなど。。。と、ここまではDVDなどの映像での話。スカラ・フィルを率いての来日公演も興味が湧かず、所有CDに至っては一枚もなしで遠い昔にLPでレスピーギ「三部作」のみ。(オケはフィラデルフィア管)きっかけはフジテレビじゃなかった2005年のウィーン・フィルの来日公演でした。(ホールはミューザ川崎)オール・シューベルトプロで最初の「ロザムンデ」から虜になりました。見事にウィーンの典雅な雰囲気を奏でてびっくりしました。VPOの楽員は来日直後と言う事もあり時差ボケかミスもあったりの公演でしたが管理人の脳内にムーティの名前が強くインプットされました。そして翌2006年の東京の森の音楽祭でのヴェルディ「レクイエム」の演奏に圧倒されました。今や管理人にとってムーティは文字通り帝王様になりつつあるようです。(笑)管理人のお気に入り独裁者指揮者マゼールさんはアバドさんとともに別格扱いですけど。。。昨日の演奏会のシューベルト:交響曲第8番「グレイト」は2005年のウィーン・フィルの演奏を超えた素晴らしさです。レビュー⇒ ムーティ/PMFオーケストラ2007
2007年07月12日
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日曜のFM番組から▽兵庫芸文オケ「交響曲 第5番 ホ短調 作品64」 チャイコフスキー作曲 (50分58秒) (管弦楽)兵庫芸術文化センター管弦楽団 (指揮)佐渡 裕 ~兵庫県立芸術文化センターで収録~ <2007/4/6>去年の9月にサントリーホールにて兵庫芸文センター管の東京デビュー・コンサートを聴いて非常にすっきりとした響きのオケと感想を持ちましたが今回のチャイコフスキー:交響曲第5番での演奏を聴いても改めて佐渡さんの棒のもと良くコントロールされたオケに成長しているようです。オケ編成はやはり14型(14-12-10-8-6)のようで音の厚みには欠けるものの(コントラバスの低音のみ、やけに鳴りが太く聴こえますが)コンパクトながら非常に整った響きを奏でました、前回の実演ではさほど気にならなかったのですが木管群(特にオーボエ)の表情が単調に感じました。特に2楽章での泣かせどころなど、奏者の技術には全く問題はありませんが。佐渡さん、正攻法の解釈で堂々とした&スマートなチャイ5を楽しませていただきました。♪7月のチケット入手済みのコンサートは明日のPMFとその翌日のNYフィル・ブラスのみとなりました。9月の幕開けは4日のカサロヴァさんがタイトル・ロールの「ばらの騎士」(チューリッヒ歌劇場公演)まで空白ですが8月5日すみだトリフォニーでのグローバル・フィルのレーガー:変奏曲とフーガに少し興味が。まぁ、何れにしろ録り溜めた未聴のオペラDVDもだいぶ増えてきましたのでDVD鑑賞もいいかも知れません。しつこい夏風邪もだいぶ回復基調になってまいりました。ご心配いただきましてありがとうございます。♪
2007年07月10日
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夏風邪は長引くと言われておりますが真にそのとおりで実感しております。体調は未だ万全とは行かないのですが予定していた東京交響楽団演奏会、大友直人指揮のエルガー作品とくれば病を押してでも(大袈裟ですね)出かけねばと池袋、東京芸術劇場へ行ってまいりました。エルガーの「威風堂々」第6番(ペイン補完版)の日本初演とエルガー:交響曲第2番の魅力的なプログラム。演奏は管理人の期待した演奏とのイメージの違いがありましたけれど概ね満足です。今年はエルガー生誕150周年(1857-1934)の記念の年ですが果たして、どれだけのエルガー作品が演奏されるのでしょうか、「ゲロンティアスの夢」を始め魅力的なオラトリオや管弦楽作品群、もちろんチェロやヴァイオリン協奏曲など実演で聴きたい曲が沢山あります。レビューはこちら⇒大友/東響/エルガー
2007年07月08日
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昨年2006年のコンサート通いの回数は60回で、少しセーブした甲斐がありました。あまりに多すぎてもマンネリに陥ってしまったこともあるので(一昨年2005年は95回)60回前後が理想のような気がしています。(月間平均5回ですね)今年2007年上半期はすでに32回のコンサートを消化、下半期も偶然32回のコンサートを予定。尤も体調不良でキャンセルや学生オーケストラの演奏会に行ったりしたら逆に増える可能性もありです。(爆!)さて上半期の32回のコンサートですが1月のミョンフン/東フィル他によるメシアンの大作「ツゥーランガリラ」の壮大な演奏、同じく1月大友直人/東響定期でのシベリウス:交響曲第2番の感動的な熱演、2月は所沢ミューズでのレ・ヴァン・フランセの6人のメンバーの完璧なまでの技術力で躍動感あふれる演奏を体験、そして忘れられないのは、やはり2月のサントリーホールでのヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)のリサイタル、今まさに脂の乗り切ったベストの状態での表現力に出会えたこととオマケですがサインと握手することが出来たのが特に思い出深いです。(笑)カサロヴァさんが出演する9月のチューリッヒ歌劇場「ばらの騎士」が待ち遠しいです。2月は他にもドゥー・ビリー/ウィーン放送響、アシュケナージ/N響定期でのチャイコフスキー2番と5番のシンフォニー、ノセダ/東響定期など大変充実の2月でした。4月はバーメルト/N響定期でのトモワ・シントウさんの「4つの最後の歌」とN響首席奏者たちの名人芸が光ったブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)、日本では80年ぶりに上演されたドリーブ:歌劇「ラクメ」でのランカトーレの超絶歌唱、ボストック指揮する藝大学生オケによる若々しく躍動感に満ちたシベリウス:交響曲第1番が印象的。そして6月は一昨年9月に東響との快演を披露したラモン・ガンバが再び東響の指揮台へ、ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」の豪快で壮絶な演奏を展開、ホール(ミューザ川崎シンフォニーホール)と東響との蜜月を感じました。その中からBEST 5です。☆ミョンフン/東フィル/メシアン☆大友/東響/シベリウス☆レ・ヴァン・フランセ☆アシュケナージ/N響のチャイコフスキー☆ランカトーレの「ラクメ」となりました。然しながら今回採り上げなかった他のコンサート、期待を裏切られた演奏会は一つも無く満足のいくものばかりで嬉しい限りです。下半期はいよいよ小澤さんの後を継いでウィーン国立歌劇場の音楽監督就任が決まっているウェルザー=メスト指揮チューリッヒ歌劇場との「ばらの騎士」、バレンボイム/ベルリン歌劇場「トリスタン&イゾルデ」、準・メルクル/ドレスデン歌劇場「ばらの騎士」、オケ・コンサートではN響定期に久々の登場のアンドレ・プレヴィン、11月のティーレマン/ミュンヘンフィル、ゲルギエフが23年ぶりに東響を振る演奏会などが特に注目&大いに期待しています。
2007年07月05日
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今朝は昨日の前半部分に続きマーラー/交響曲第2番「復活」の後半部分(原光あたりから)を聴きました。指揮者のセミョン・ビシュコフさん、過去にタコ7番「レニングラード」の名演もありますが(DVD収録)映像ではあまり見ません、人一倍汗かきのビシュコフさんを映像で見るのは。。全体にオーソドックスな解釈ですが強弱のダイナミックレンジが非常にはっきりしてケルンのオーケストラも渋めの響きで堅実な演奏をみせています。ゴーヴィン、ネフの独唱、特にネフの「原光」からのソロの入りは心に沁みました。ビシュコフさん、終楽章は悠然としたテンポで壮大なフィナーレで曲を閉じましたが唯一、北ドイツとケルンの合唱団にもう一つの切れ込みと言うか冴えが欲しかったけど贅沢な要求かもしれません。「交響曲 第2番 ハ短調“復活”」 マーラー作曲 (1時間24分19秒) (ソプラノ)カリーナ・ゴーヴィン (アルト)イヴォンヌ・ネフ (合唱)北ドイツ放送合唱団 〃 ケルンWDR合唱団 (管弦楽)ケルンWDR交響楽団 (指揮)セミョーン・ビシュコフ ~ドイツ・ケルン フィルハーモニーで収録~ <2006/1/1>(西部ドイツ放送協会提供)**********************************************************本日(3日)は東京文化会館で「現代日本のオーケストラ」を予定していたのですが先日の宮崎での連日のゴルフの疲れでしょうか風邪をぶりかえしてしまい声も鼻声になってます。と言うわけで聴きに行く事を断念いたしました。残念!
2007年07月03日
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宮崎シーガイアでの二日目のゴルフはダンロップ・フェニックスオープンで有名なフェニックス・カントリーコース。お天気は昨日とはうって変わって太陽が燦燦と照り輝き大いに汗を流しました。(プレーでも。。。)スコアは今日もノーコメントです。(笑)昨日のトム・ワトソンのコースレイアウトはフェアウエーの両側に林が密集、今日のフェニックスは両側の林の密集度はさほどではないのですが、その代わりにバンカーがあっちこっちに大きく口を開けてプレーヤーのボールを待ち受けています。キャディさんの話ではタイガー・ウッズが参加するようになって急遽バンカーの数を増やしたそうです。Photoはシーガイア内のホテル「シェラトングランデ・オーシャンリゾート」の部屋から撮影したフェニックス・カントリーのコース風景とホテル内コンシェルジュ・ラウンジ風景、フェニックス・カントリーの日南コース。朝に部屋の窓から日南海岸の海が一望出来たのですがあまりの強烈な太陽光でデジカメでの撮影はピンボケになってしまったので没にしました。コンサート・レビュー若杉/読響演奏会コンサート・レビューアシュケナージ/N響演奏会
2007年07月01日
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