日々精進なり  <武蔵野東ラグビー部>

日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

2007年01月29日
XML
カテゴリ: 負け組からの脱却
新人戦は四連敗。

誰が悪いと矢印を向けたいわけではない。

確かに、日常生活が思い切りグランドで出ていた。

無責任。他人に厳しく、自分に甘い。

声を出さない。

一生懸命やっている?

そりゃ試合で手抜きはしない。問題は試合前に100%に近づくように努力をしたか。

食生活。睡眠。自主トレ。


保護者にはこういった。



二年たつと強靱な肉体と精神にかわっている。始発で学校に来てトレーニング。

帰りは終電で変えることもある。センス不足の部員は筋トレに明け暮れる。

それが、、本当の究極の、、努力です。」

でも、環境は違う。ナイター設備はない。

県立高校なのでお金の使い道も違う。

話ながら、自分は何が言いたいのか、、、、

矢印をどこかに向けたいのか、、、、

久しぶりに悩んだ。




試合後、車で自宅に直行した。

シャワーを浴びた。涙が出てきた。

そして、直後に床についた。時間は午後三時。



食事をして、酒を飲んだ。たくさん飲んだ。

眠れなくなった。

気がついたら、テレビは砂嵐。

シャーッと音を立てて、放送が終了していた。

午前三時だった。



そう、、

やり直すしかない。

そうだよ!!3人の頃から比べれば!!

そこから、一気に顧問向けのプリントを作った。



<↓以下プリント内容>

1、新人戦四連敗を考える
敗戦から原因を探り出し、その改善に努めるのが指導者の役割であり責務である。しかし、改善点が多種多様の場合には、その整理と系統立ても必要となる。
よって、それを分解解析してみる。

(1)基礎プレーが擦り込まれていない
1・ゲットコール
複数のアタッカーがいる際に、ノミネートをした互いのタックラーを確認するために、タックル射程距離でロックオンしたときにゲットコールを言う約束にした。責任の転嫁をする生徒の日常生活から考えて、2005年からこれを考案し採用している。
2・ギャングタックル
旧用語になるが、一人が膝付近にロータックルに入り、それでも倒れないアタッカーに対して、下半身を固定してタイミング良く上半身にもバランスを狂わすための衝撃を与える胸元にタックルをする。このことをギャングタックルと称し、上半身へのタックラーは方向と倒れるタイミングによっては、そのままシール、ジャッカルへと移行もできる。
3・逆ヘッド
タックル練習の際に逆ヘッドで入っている選手が多く、なぜ逆ヘッドがだめなのかという解説を行ったが、その理由に関してわかっていた生徒が少ない。
4・タックルの際の体軸
体の軸をよせることができない傾向が多く見られ、スロータックルでもそれが可能ではない。また、顔を下げる傾向も見られるので、スクラム姿勢やタックルフォームの確認を行わないといけない。
5・パス
パスを思った位置に投げることのできる選手が非常に少ない。また、そのフォームなどを見ると自己流の生徒も多い。他校であれば投げる方法が様々でも、自然淘汰され結果的には上達するが、本校生徒の特性を考えると基本フォームを擦り込むことが必要と思われるために指導強化している。
6・ランニングフォーム
肘が伸びてしまう。腿があがらない。手が横に振れてしまう。

(2)ラグビーに対する意識
1・日常生活の改善
食生活など指導者の目が届かない場面で、向上心の継続がなされていない。持病のある生徒に関しても、最上限の努力をしていないという現状もあり。
2・ラグビーに対する姿勢
ラグビーに対する基本的な知識がない。セオリープレーもルールも明確になっていない部員がいる。この事と、真面目さの欠如からフォロープレーの遅れや、アライビングプレーヤーの遅れが発生している。
3・準レギュラーの意識不足
中心選手以外の準レギュラー選手の危機感が不足している。これは、トレーニングに対してもルール理解に関しても、家庭生活に関しても全ての面において波及している。

(3)上記事象から改善を考える
1・基礎反復
現状理解できていない練習内容を繰り返し反復させる。
基本動作の繰り返しによって、自動化が可能になるまで繰り返す。
2・選手間のコミュニケーション
練習や練習後にラグビーに関して雑談をする時間を意図的に作る。
これによって、教えた事項が継承される可能性が高くなる。
3・技能小目標を作成しグループ化する
全体技能として、習得させたい技能に関しての小目標を設定する。また、技量によってグループ分けをして、その技量に合致した練習を行う。
4・身体状況によってのグループ分けをする
筋肉量増加を前提に体重増加目標を置くグループと、全身持久力向上を目標とするグループに分けて練習を行う。

2、指導者のスタンス
指導とは見守るものではない。そして、新しい知識教授だけが指導ではない。
知識教授を受けたくなるような気持ちの持って行き方。
練習をやらざるを得ないような気持ちの持って行き方。
頑張っていこうと思えるような気持ちの持って行き方。
すなわち上記の行為を「コーチング」というものだと感じる。
大学や社会人でも、有能なコーチと呼ばれるコーチは、オーバーリアクションで喜怒哀楽の表現が派手で解りやすく、的確な弱点指摘とその直後のモチベーションアップを可能にしている。また、各コーチ間の連携も見事で、起承転結をそれぞれ役回りとして指導できればより望ましい。
単人数の指導者の場合には、一人何役かをこなすことにより連携ミスは起こらないが、大人数の管理が不可能である。しかし、多人数の指導者の場合は大人数の管理は可能でパートに分けられるが、綿密な連携をとらないと指導基準が不明確になり、指導の旬を逃すなどのデメリットもある。
いずれにしても、指導者から技能に対しての直接指導を「1」とすれば、選手に考えさせ選手の中から生まれてくる技能に対してのアイディアは、選手を成長させ「10」の効果を生むことになる。問いかけ、考えさせることの重要性。簡単に教えることではなく、うまく導くことの大切さがこれでわかる。

5、最後に、、
指導者としても創部以来の低迷期を迎え、非常に消化不良の状況となるが、創部当初と同様のラグビー技能だと仮想し、指導にあたる必要がある。
選手に問う。
「勝ちたいのか?それならどうするのか。」
では、顧問にも問う。
「勝たせたいのか?それならどうしようか。」



プリントができあがったら、すっきりした。

創部から6年。この6年間を1単位として、

徐々に教えてきて、積み重なってきたと勘違いしていたのだ。

年々代々受け継がれていると思いこんでいた基本技能に欠落があったのだ。

そこを認めてしまえばいい。そう、、、一から出直しだと思うのだ。


でも、これで終わりじゃない。

本日、指導者ミーティング。

計画を実行することが必要。


さて、、

仕切り直せるか!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月29日 16時55分04秒
コメント(3) | コメントを書く
[負け組からの脱却] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

バックナンバー

・2026年10月
・2026年09月
・2026年08月
・2026年07月
・2026年06月
・2026年05月
・2026年04月
・2026年03月
・2026年02月
・2026年01月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: