日々精進なり  <武蔵野東ラグビー部>

日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

2011年11月09日
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ある講演にて。


A「子どもが話したがっていたら時間を惜しまず聞いてあげましょう」

B「そうですよね。思わず急かしたりしますが、それはダメですよね。1分でも3分でも大切です。」

※確かにその通りだなぁ。ゆっくり聞く時間は必要だよね。

A「そうなんです。とくに子どもは本題は後で言ってきますからねぇ。」

B「なるほど、、ただ先生、もし3分で終わらず、1時間になったらどうしますか?」

A「もちろん、一時間でも聞くんです。子どものために時間を取りましょう。」

B「なるほど、、では1時間話しても子どもの話が続いたら?」

A「はい。1時間でも2時間でも気が済むまで聞いてあげると、子どものストレスが減るんです。」


 というか、子どもがストレス解消が一番の目的なのかぁ?

B「そりゃ難しいですよ!先生!!ここで聞かれている親御さんだって、生活のために働いているんですよ。パートもあるだろうしシフトだってある。子どもが話をしたいから、遅刻します。って一度ならいいけど、それでも終わらなかったら更に電話して、やっぱりもう1時間遅れます。ってなったらクビですよ!!そうなったら別日を設けて、『お母さんもお仕事があるから、明日の○時から1時間お話ししようね』の方がいいのではないですか?1時間も2時間もは現実的に難しいですよ!」

A「その場合には、市が行っている”電話相談センター”に電話をしなさいってお子さんに言ってもらえれば大丈夫で、、、」

B「はぁ!?何ですか!?1時間話し聞いてから、『お母さん時間がないから、続きは市の電話相談センターに電話しなさい』って言うんですか?そんなぁ!おかし~よ!!子どもが捨てられた気分になりますよ。」


Aは、カウンセラーのベテラン女史

Bは、講演が終わった後に司会をしていた私。

前半部分はいざ知らず、後半部分は耳を疑った。

市の相談センターに電話しろって、、そんな。

会場もざわついていた。

子どもの話を聞くのは大事なことだが、なんでも子どもペースでいいのだろうか。

大人にだって事情がある。子どもにだって事情がある。



フィッティングできない人間が誕生するのではないだろうか。

この日の講演とシンポジウムは、それ以外にも話題があるのだが、

これだけにする。

もう一つはディープだから。





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最終更新日  2011年11月15日 16時28分13秒
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