日々精進なり  <武蔵野東ラグビー部>

日々精進なり <武蔵野東ラグビー部>

2012年06月23日
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カテゴリ: 先生って、、
林間学校 3泊4日

1、2年生が自然の中で新しいものを発見し、自分を見つめた。

屋外炊事を各学年2~3回行った。

一番肝心な火がつかなかった班が数班あった。

特に女子班は悪戦苦闘。

火の形に焚き付けを組むイメージがわかないらしい。

これは、ある学年の出来事。

火種になる新聞紙だけが燃え尽きて、細い木に引火しないまま40分過ぎた班。

結果的には、ご飯や野菜には芯が残り歯ごたえ充分。



「困難からは逃げる」身についている特性に勝てなかったのか。


逃げてはいけない!

失敗してなんぼだろう!

怖がっていてどうする!

わからないなら頭を下げろ!


当該の女子班班長を叱った。

でも、これは自分たちにも経験があること。いや、今の自分にも当てはまることでもある。

失敗を恐れ、怖がり、頭を下げにくくなるのは若者も私たちも同じだ。

それではいけないのだが・・・


翌日、私の隣の炉で女子班は最後のカレー作り。

煤をかぶりながら、顔を黒くして火に立ち向かう班長たち。



そして、それに加えて「ありがとうございます!」とも付け加えてきた。

それを言えと指導はしていない。自然に出た言葉。

消えかけた種火をじっくり育てて、徐々に大きな炎となり、見事にどの班も着火成功!!

嬉しそうに笑う班長。そして、鍋が火にかけられた。

グツグツ、、はじめて聞く沸騰音。



炊けている!!


結果は、大成功。


嬉しそうにカレーを食べて「おいしー!」と叫ぶ彼女たち。

笑い顔は入学以来はじめて見た屈託のない笑顔だ。


後片付けも早々に、時間内に屋外炊事終了。


すると、、去って行ったはずの班長二人が炊事場で最終点検をする私のところへ戻ってきた。

二人はモジモジしながら私の前に並ぶ。

「お?どうした?」と聞くと、

「あのぉ、、、いろいろ教えてくれて、ありがとうございました!」と大声で叫び、

深々と頭を下げた。

「はぁ、、おお、、そうだな。美味いカレー食べられてよかったな。

ほら、班長を待ってるぞ、早く行け!」と私が言うと、にっこり笑って走っていった。

清々しい一瞬。

そして、教師冥利につきる瞬間。





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最終更新日  2012年06月23日 16時40分35秒
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