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娘の結婚式までは生きていたいと言う言葉を残してかみさんは他界した。その娘も息子も、はや社会人。今年も孫を連れてかみさんの故郷に集った。長女をなくした祖父母の心を癒やすために。かみさんが抱きたかった孫たち。その幼い手に花火が灯ると、暗い庭の木陰を人影が走った。ひそかに私をかくれんぼに誘ったのは亡くなったかみさんのようだった。君の優しい笑顔は誰もこわがらないから、隠れてないでいいよ。頼むから出ておいで。 とても逢いたい。油絵 「もうすぐ母親になる日」
2011/08/15
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示現会の夏期講習の最後の日は、日比谷公園で野外スケッチ会だった。どこを描こうかと迷ってたら園内に花がいっぱいのレストランが。描き始めたら、示現会のトップ、札幌の街並みを描く日展の画家樋口先生が、見回りにこられた。白い号キャンバスがなかったので、人形を描いた絵を、つぶそうとしていたら、「その人形の絵、良く描けているのに潰すの?もったいないね。」と。日展の偉い先生に潰そうとする絵をほめられたので、びっくり。気をよくして2時間で描きあげた一枚です。今にも雨が降りそうな曇り空だったので太陽の光が描けなかったけど、10年ぶりに心地よく描いた油絵の風景。「花のレストラン」 10年前より素早く描けたのは、たぶん、その間に、たくさんの絵を見て描き方を学んでいたのかもしれない。失敗すると取り返しがきかないので慎重になる水彩画よりやっぱり油絵が伸び伸びと自在に描けるなと思った。世界堂に100号までのキャンバスをたくさん注文しました。いま、油絵を描くのが楽しくてしかたがない毎日です。デザイン・アート部門のプログランキング。ブログが気にったら、クリックしてください。
2011/08/08
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5日間、油絵で、裸婦と着衣を同時に描いた。示現会の夏期講座。午前中は裸婦、午後は着衣を選んだ。参加者は、圧倒的に着衣が多くイーゼルを立てる隙間がわずか。なぜなら裸婦だと、人体の狂いが一目瞭然でわかってしまう。それに裸婦は肌の色だけで結果をださないといけない。着衣は服の色や形で多様に表現できる余地がある。これは、前回の日記の前に描いた作品。こちらが裸婦の作品。私の裸婦は、いつも豊満になってしまう。小さい頃、私は今と違ってモヤシと言われるほどほっそりしていた。そのせいか、今でも八頭身美人より、ふっくらした平安朝美人に憧れるよう。デザイン・アート部門のプログランキング。気に入ったらクリックしてください。
2011/08/05
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先週は、6日間、油絵三昧。午前も午後も油絵を描いていた。これほど、絵画に没頭したのも久しぶり。楽しかった。きっかけは示現会の油絵夏期講習で場所は池袋の示現会絵画研究所。指導は、示現会のトップの理事クラス、日展会員の画家も総動員。毎日、入れ替わり立ち代りで、直接指導してくれた。これほど親切に油絵をおしえてくれる絵画会は珍しい。午前中は裸婦、午後は着衣、土曜日は日比谷公園で風景画と通常3枚。だけどもったいないので、私は合計5枚描いた。40名の参加者の中には九州から来た人もあって大盛況。いろんな人の描き方が参考になった。また、いろんなプロの画家の視点からの講評は、かなり自分が気付かないことがあって、参考になった。この絵、気に入っていたけど。。。。講評では、顔や人体は良く描けている。だけどこれだけ描けているのに、背景の色が服と同じで人物を浮かび上がらせていないと。言われてみれば、確かに!日展などの入選作品を見直してみると、背景を人物と同じくらい描きこんでいた。これが一番の収穫。いま、いろんな絵を見てこの課題に取り組んでいます。10数年、パステルや水彩画に熱中して遠ざかっていた油絵。やっぱり油絵を描かなければと再び意欲が湧いてきました。デザイン・アート部門のプログランキング。ブログが気にったら、クリックしてくださいね。
2011/08/02
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