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子供の頃、毎週日曜日の午前中に耳にしていた曲がある。FM-NHKのクラッシックの番組のエンディングテーマ(たぶん)になっていた「パッフェルベルのカノン」である。両親が音楽を生業にしていたため、両親が日曜日の朝はこの番組を愛聴していて、私も自然とと耳で覚えてしまった曲である。当時は「パッフェルベル」も「カノン」も知らず、ただ日曜の朝、いつも耳にする曲という認識だったと思う。それが、大学時代、クラブの合宿で毎朝この曲をラジカセで聴いている先輩がいた。夏の高原で、まだラジオ体操の放送が始まる前に起き出して、一人でこの曲をかけているのだ。高原の朝の空気とこの曲が実に清々しい目覚めを誘ってくれたことを覚えている。しかも子供の頃から耳に馴染んでいた曲なので、懐かしい感覚もある。その先輩から「パッフェルベルのカノン」という曲名を教えてもらった。バロックの名曲である「パッフェルベルのカノン」は、本来ならチェンバロ曲なのだが、「パイヤール」による弦楽器のピッチカート奏法のものが有名になっている。それは映画「普通の人々」の挿入曲で有名になったことが大きいのだろうが、子供の頃にFM-NHKで聴いたのも、大学の夏合宿で聴いたのも「パイヤール」のものだった。その後、「カノン」が収録されているレコードなどを買い漁ったこともあり、「イムヂチ」のチェンバロのものなど、色々と聴いてみたが、やはり「パイヤール」のピッチカートのものが一番心地良い。最近、「いつもここから」というお笑いグループがひそかに好きなのだ。「なんでだろ~~♪」と踊りまくる「テツ&トモ」が大ブレークしている中、日常の些細な事柄を取り上げるという方向性ではあまり変わりはないはずなのに、その芸風が全く異なる「いつもここから」は、実は私の心の奥底の何かをくすぐるのだ。空手のファイティングポーズをとりながら「悲しいときーー」と叫ぶとき、そのバックで物静かな「パッフェルベルのカノン」が流れている。そのアンバランスな危うさが好きなのかも知れない。
2003年06月30日
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東京新聞の日曜版に「界隈・記者ルポ TOKYOどんぶらこ」というコーナーがある。毎週、東京のどこかの町にスポットを当てて、その町の名所や名店などを紹介するものである。今日の朝刊のこのコーナーに「水元公園」が紹介されていた。奇しくも先週「公園散策」してきたばかりの場所である。このルポ記事がもう少し早く掲載されていれば良かったのに・・・公園の情報は案外身近な所に転がっていたりする。新聞の文化欄もその一つである。そのほかにも、例えば営団地下鉄の各駅で無料配布している「帝都高速度交通営団 沿線だより」という月刊の小冊子。これは営団地下鉄沿線の様々な情報が載っている。この小冊子の裏面に「四季暦さんぽ」というコーナーがあり、毎月その季節ならではのテーマの情報が掲載されている。6月号では「花菖蒲が綺麗な公園」が4箇所紹介されていた。あいにく「水元公園」は最寄駅が営団地下鉄沿線ではないので、この4つの公園には入っていなかったが、他にもこんなところで菖蒲の花が見られるのだと分かった。7月号では「花火大会ガイド」ということで、4箇所の花火大会が紹介されている。営団地下鉄は都内にくまなく張り巡らされているので、「沿線」といっても都内のほとんどの場所が網羅されているようなものだ。都営地下鉄の駅にも「大江戸リビング」という新聞が置かれている。こちらは季刊誌のようだ。また、都立公園で催されるイベントなどは、都営地下鉄や都バスの中吊り広告で告知されていたりもする。身の回りに気をつけていると、結構色々なところで公園の情報を入手することができるものだ。
2003年06月29日
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先週の本格バングラディシュ・カリーを参考に、今日はカレーを作ってみた。ホク氏が使っていた香辛料を全部教えてもらっていなかったし、たぶん、それらを全部そろえるのは大変なので、S&Bの「すぱいすぴーぷる・手作り用ケララカレー」というのを買った。これは「香りのスパイス」「辛味スパイス」「炒め用スパイス」「煮込み用スパイス」というのがそれぞれ別の袋に小分けで入っている。「香りのスパイス」はクミン、シナモン、コリアンダー、カルダモンのパウダーがミックスされたもの。「辛味スパイス」はブラックペッパー、レッドチリなどのパウダーミックス。「炒め用スパイス」はクミンシールド。「煮込み用スパイス」はシナモンスティック、鷹の爪、ローリエ、粒ブラックペッパー」が入っている。「ケララカレー」のパッケージにはこの他に「ケララカレールウ」と「ブイヨン」が入っている。これのおかげで欧風カレーのテイストが少し加わってしまうような気がするが、付いているのだから使うことにしよう。パッケージに書かれている「おいしい作り方」の手順は、先週のホク氏のそれとはずいぶん違う。ここは「おいしい作り方」は無視して、自分の勘とセンスをたよりに作ってみることにする。ちなみに、この「ケララカレー」1箱は4~5人分である。自宅で両親や弟に食べてもらえるときでなければ作れない。鶏の手羽元をメイン食材にして、玉ねぎ、おろししょうが、おろしにんにく、ホールトマトなどを使用。家にあったターメリックとシナモンパウダーも追加。できあがったカレーは、先週のホク氏のチキンカレーとは似て非なるものではあったが、それなりに美味しかった。両親にも好評。ただ、同じものをもう一回作れといわれても無理かも。今度はちゃんとホク氏にレシピを教えてもらい、香辛料もそろえよう。
2003年06月28日
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昨日、今日の朝のワイドショー番組で、大阪の府立高校の数学教師が、学力不足で解任されたというニュースを耳にした。この教師、高校で数学の教鞭をとっていながら、高校入試の数学の問題を解かせたところ、80点満点で28点しか取れなかったという。本人の弁解では「抜き打ちだったので実力を発揮できなかった」ということだが、実は21回テストにチャレンジして、1度も合格点に達しなかったということだから、この弁解は通用しない。教え子たちにインタビューしてみると、「何を言っているのか分からない」とか「質問を受け付けず、一人で勝手に授業を進める」といった声が聞かれた。さもありなん。本人が分かっていないことを教えられるはずもなく、何を言っているのか分からないのは当然、質問されても答えられないだろう。どうやら教科書に載っている演習問題すら解けなかったようだ。今まで、「指導力不足」という点で問題にされた教師はいた。これは、知識はあっても生徒たちを導く能力に欠けているということで、いくら適正検査などを行っても、実際に教壇に立ってみなければ、この資質に関しては分からない部分もあるだろう。しかし、「学力不足」とはいったいどういうことだ。フジテレビ「とくダネ!」の小倉智昭は「高校生になれなくても、高校教師にはなれるらしい」と皮肉を言っていたが、誰しもそれは思うだろう。この教師が教職に就いたのは1983年というから、今年で丸20年教壇に立っているわけだ。現在の私は、高校や大学で学んだはずの数学や物理、電磁気学などをほとんど覚えていない。今、高校の受験問題に取り組んでも、4分の1も解けないのではないかと思う。しかし、その代わりに、大学を卒業して以降仕事として携わってきたコンピュータの知識、プログラミングの知識、インターネットに関する情報など、専門分野に関する知識は蓄積されている。この教師にとって、高校数学は専門分野ではないのか?こいつは20年間何をやってきたんだ?「先生」と呼ばれる職業は教師以外にも数多く存在する。しかし、これらは総じて「特別な資格を必要とする」代わりに「特別な待遇が保障されている」職業である。俗っぽい言い方をすれば、一般の職業では金を払う立場の人(客)に対して「ありがとうございます」というのが常識だが、「先生」と呼ばれる職業は、金を貰いながら「ありがとうございました」と敬われる職業だ。今となっては死語に近いが、一昔前なら「聖職」などと呼ばれていた。教師、医者、代議士、弁護士などがそれだ。一般人は無条件で信頼するしかない職業である。(少なくとも昔はそうだった) しかし、昨今、この「先生」と呼ばれる人たちの質が著しく低下しているように思う。昨日は、「集団レイプする連中の方が元気があって良い」などという暴言を吐いた「先生」もいたようだし・・・
2003年06月27日
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今年のプロ野球はセリーグが面白い。それは阪神タイガースの躍進によるものが大きい。金にものを言わせて各球団の4番打者を独り占めしてきたジャイアンツが強くても、それはあたりまえのことで、ちっとも面白くないのだが、前回の優勝以降、10数年間低迷し続けたタイガースが、首位を独走しているのはなんとも気持ちよい。そう、私はタイガースファンなのだ。昨年の片岡に続き、今年は金本、伊良部、下柳、野口などを獲得し、バランスよい戦力補強をしたので、今シーズンこそある程度やってくれるだろうと期待していたが、予想を上回る快進撃だ。気の早い関西の阪神ファンは、4月、5月の時点でマジック100だの80だのと大騒ぎだったが、ここへ来てあながち先走りでもない様相を呈してきた。昨日の時点で、阪神が勝って巨人が負けると、巨人の自力優勝がなくなるということだ。昨日、阪神は危なげない勝ち方をし、巨人の自力優勝は風前の灯となったが、巨人も何とかサヨナラ勝ちを収め、辛くも首の皮をつないだ。今日は今日で、阪神が負けたのに巨人も負けている。依然、巨人の自力優勝消滅の危機は続いているのだ。今日は巨人が負け、中日が勝ったため、巨人と中日は同率2位になったが、昨日時点では巨人が単独2位だったわけで、常識的に考えると、首位阪神の次に優勝の可能性が高いのは巨人だったはずだ。その巨人の自力優勝が消滅するとしたら、それは阪神にマジックが点灯することに限りなく近いように思える。実際には、ゲームの消化数や阪神との直接対決カードがどれだけ残っているかで、巨人以外のチームには自力優勝が充分あるわけだが・・・それにしても、オールスター前からこんな計算ができるなんて、今年の阪神ファンは幸せだ。ある調査にによると、阪神が優勝した場合の経済効果は1133億円ということだ。また、太田房江大阪府知事は、阪神優勝を見据えて、道頓堀川の清掃を考えているようだ。って、飛び込むこと前提かよ!
2003年06月26日
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昨年、酪農業界、食肉業界に大きな影響を及ぼしたBSE(狂牛病)騒ぎ。農水省の対応のずさんさと、それを逆手に取った雪印食品や日本ハムの偽装牛肉事件など、食肉の信用は地に落ちた。そんな状況で、一番ワリを食ったのは、焼肉屋などの牛肉を主力商品にした飲食店だったわけだ。しかし、やっと焼肉店などに客が戻ってきた今年、またしても昨年の狂牛病騒動に起因する事態が、飲食店などに影を落すことになる。政府が国内の産業を保護するため、特定の輸入品目に特別関税を課す「セーフガード」。今年、輸入牛肉に対してそのセーフガードが発動されることになる。昨年までより遥かに高い関税がかけられることになるのだ。セーフガードは、特定の品目の輸入量が前年よりも17%以上増加すると発動される。急激な輸入量の増加に、国内産業が立ち遅れることを防ぐための措置なのである。ところが、牛肉の場合は、昨年、狂牛病に端を発した食肉不信のために大幅に輸入が減少し、やっと今年、その警戒感が解けて、輸入量が一昨年レベルに回復しつつある。しかし、その一昨年レベルへの回復が、昨年と比べると17%以上の増加になってしまうのだ。デフレによる過当競争と、狂牛病による客離れを、安い輸入牛肉によって価格を抑えることでしのいできた飲食店としては、頼りの輸入牛肉の値段が上がることは、「弱り目にたたり目」なはずだ。それにしても「前年より17%増ならセーフガード発動」という仕組み、ちょっと単純過ぎやしないか?
2003年06月25日
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この週末は、アウトドア・カレーパーティーと水元公園散策で、土日をフルに遊んでしまった。梅雨の中休みで蒸し暑いこの時期、2日続けてのアウトドア・イベントは、少々身体に堪えたようだ。しかも、昨日よりも1日置いた今日の方がダルイというのは「よるとしなみ・・・」という奴だろうか。楽しく充実した週末の代償なのだから仕方ないというところだが。
2003年06月24日
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昨日22日は夏至だった。1年で1番昼が長く、夜が短い日である。これからは徐々に日の出時刻が遅くなっていく。ところが、日の入りに関しては、実は6月末までまだ若干遅くなる。今日6月23日の東京の日没時刻は19時丁度。それが6月30日では19時1分なのだ。ちょっと不思議な感もある。今日現在の日の出時刻は4時26分。私が出勤のために家を出る4時30分が日の出前になってしまうのは、7月6日のことだ。その後は見る見るうちに日の出が遅くなり、8月半ば頃からは1日1分ペースで日の出時刻が遅くなるのである。話は変わって、今日から東京電力がテレビやラジオ、インターネットで「電気予報」なる情報を発信する。この夏の電力不足を、利用者に警告して節電を呼びかけるのが目的だが。しかし、テレビで電力消費のピークがどうだとか言われても、暑ければ冷房を点けるよな。
2003年06月23日
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昨日の「21世紀の森 カレーパーティー」に続き、今日は「水元公園 公園散策ツアー」。連日の日帰りアウトドアということだ。水元公園は江戸川と中川に挟まれた小合溜の西岸に広がる水郷公園である。小合溜と江戸川を境に東京都葛飾区、埼玉県三郷市、千葉県松戸市が入り組む東京の北東のはずれに位置している。23区の南端に住んでいる私としては、なかなか訪れる機会がない場所である。私がこの公園を知ったのは、堀切菖蒲園と並び都内有数の花菖蒲の名所であることからである。6月のこの時期、水元公園と堀切菖蒲園では「葛飾菖蒲まつり」が開催されている。せっかく水元公園を訪れるなら「菖蒲の季節」ということで、今回の公園散策ツアーの運びとなった。今回ものり平さんにご同行いただき、1時に金町の駅で待ち合わせ。京成バスで水元公園に向かう。「水元公園」バス停から釣堀に沿って歩くと公園の中央入り口に出る。釣堀では多くの人が思い思いの場所で釣り糸を垂れていて、すでに水郷の風情をかもし出していた。中央入り口のゲートをくぐると、カエルなどのオブジェの口から水が噴き出す面白い噴水の広場があり、その向こうには小合溜の水辺が見える。右手の水元大橋を渡ると「菖蒲まつり」のメイン会場のようだ。青いつり橋を渡って、目的の菖蒲園を目指す。「まつり」というだけあって、色々な出店が出ていて、特設ステージの上では誰かが演歌など歌っている。無名の演歌歌手なのか唄が上手な素人なのかは分からないが、こういった俗っぽいイベントには用はない。咲き誇る菖蒲にはそれぞれ品種が表示されていて、前回の「旧古河庭園」のバラと同様、こんなにも多くの種類があるのかと驚かされた。また、「あやめ」と「かきつばた」の違いを解説しているボードなどもあり興味深い。ひとわたり菖蒲園を見て周り、その他のエリアを散策するために公園のマップをゲットすることにする。都立公園ではたいていの場合、公園管理事務所に公園のパンフレットが用意されていて、公園の全体マップや歴史、見どころなどが案内されている。地元の人で、公園に頻繁に足を運んでいる人でも、このことは結構知らないのだが、公園ごとのこのパンフレットを集めるのも、公園散策の楽しみの一つである。水元公園の管理事務所は中央入り口の左手にひっそりと建っていて、案の定パンフレットが置いてあった。ここからは、公園マップを参考に、「菖蒲まつり」とは関係ないエリアを散策することにする。まずはポプラ並木に沿って北に向かって歩く。「菖蒲まつり」とは別に「陶器まつり」という催しが開かれていて、並木沿いに陶器を売る出店が並んでいた。色々な食器類に混ざって、「アイフル」のCMに出てくる「モーニングを着たクーちゃん」の置物が売られていたのにはビックリ。公園内を流れる小川では、小学生ぐらいの子供達が虫取り網や魚採り網、棒切れの先の糸にサキイカを結びつけたものなどを持って、ザリガニ採りなどに興じている。遥か昔に忘れかけていた夏休みの風景が広がっていた。森、原っぱ、小川で生き生きと遊ぶ子供達。今となってはジブリ・アニメの中でしか出会えないと思っていた光景が、ここには今も存在していたことにちょっと感動した。メタセコイヤなどの森の中を歩き、ビックリするほど広い原っぱ「中央広場」へ。この公園、ヤバイ。素敵過ぎる。都会育ちの私が、子供の頃、夏休みに遊びたかったのはこんな場所だよ。続いて、蓮の葉が広がる「水生植物園」。ここで、のり平さんが蓮好きであることを知る。次は、水辺の野鳥を観察できる「バードサンクチュアリー」。ここでは、野鳥を驚かせないための観察舎の覗き窓から鳥達の生態を覗き見ることができる。この公園、あまりにも盛り沢山な内容で、1日(午後からの半日)では全然味わい尽くせない。優に3時間以上歩いたのだが、まだまだ歩きたい場所が残っているような気がする。期待していたものを遥かに上回る公園だった。このレポート(日記)にしても、単に散策したコースを羅列しただけでこれだけの内容になってしまうのだから・・「水元公園、恐るべし」といった感じだ。この公園には何度も足を運ばなければなるまい。
2003年06月22日
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昨年の花見で知り合ったakiさんやなおニンさんたち。それを機に彼らの遊び仲間と次々にお知り合いになることができ、この1年で新しい交友範囲が広がった。この年齢になると一般的には交友範囲が徐々に狭まっていくものだが、私の場合、日々拡大していくことがなんとも嬉しい。しかも、同世代ということがまたありがたい。そんな中に、なおニンさんが行きつけだった新宿のバーで初めて会い、その後2回ほどキャンプでもご一緒したバングラディシュ出身のホク(Hoq)氏がいる。今日はそのホク氏が作る本場のカリーをアウトドアで味わおうという企画に参加させてもらった。松戸の先にある「21世紀の森」のバーベキュー広場が会場である。この企画、食いしん坊の私が、「ホクに本場のカリーの作り方を教えてもらいたい」と言っていたことを受けて、行動力抜群のなおニンさんがお骨折りくださったものである。企画を聞いたときから楽しみにしていた。梅雨真っ只中のアウトドア企画ということで、天気が心配だったが、「晴れ女」を自認するなおニンさんの威力は予想を上回るもので、梅雨明けを思わせる天候に恵まれた。東京で33度の「真夏日」となり、今年1番の気温だったようだ。ちょっと暑すぎるがカリーにはもってこいか。ホク氏は、昨日から食材の調達などの準備をしてくれていて、チキンとビーフ、2種類のカリーを作ってくれた。それぞれ、香辛料の配分や投入順番が違うようで、たっぷりの油で玉ねぎとおろししょうがを炒めた中に、レッドチリ、ターメリック、クミン、カルダモン、シナモンなどが投入されていく。様々な香辛料と塩で味のベースが決まったところでメインの食材であるチキンやビーフを入れるようである。どちらのカリーもスパイスの風味と肉がよくなじんで、ご飯が進んでしまう。また、なおニンさんが自家製ヨーグルトに漬け込んできたタンドリーチキンもなかなかのものだ。アウトドアの定番料理はカレーとバーベキュー(焼肉)と考えている人が結構いるが、この2種類のカリーとタンドリーチキンは、そんな安直なアウトドアー料理の定番とは次元が全然違う。なんと贅沢なことか。 ところで、アジア諸国の料理を英語(米語)で「エスニック・フード」と言うが、日本ではアジアの料理をこう呼ばない方が良いと思うのである。「エスニック」とは「異民族の」「異教徒の」「少数民族の」といった意味であり、アメリカ人にとって、アジア諸国の民族は「異民族」だったり、多民族国家のアメリカ国内でもアジア人は「少数民族」なわけだ。アジアの一員である日本では、アジア諸国の料理を「エスニック料理」と呼ぶのはいかがなものだろう。
2003年06月21日
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新宿ソフマップの向かいにあった喫茶店が、いつの間にか讃岐うどんの店に変わっていた。以前あった喫茶店は、会社勤め時代、出勤前にモーニングセットを食べたりと結構利用していた店だった。それが、今日新宿に買い物に出てみたら、ここ数年はやっている「讃岐うどん」の店に変わっていた。試しに入っみた。セルフサービスで棚に並んでいる天ぷらやきつね(油揚げ)など、お好みのトッピングをチョイスし、最後にうどんを選んでお会計をするシステム。うどんは「かけ」が小;100円、中:200円、大:300円というお値段である。トッピング無しで「小」ならば100円(税込み105円)で1食ということである。うどんはコシがあって、駅の立ち食いうどんのぐにょぐにょしたものとは雲泥の差だし、ツユは出汁が利いた澄んだもの。ちょっと小腹がすいたときなど、カップラーメンなどを食べるよりはるかに気が利いている。以前あった喫茶店はブレンドコーヒー400円、私のお気に入りのマンデリンなどのストレートコーヒーは500円だったように記憶している。とりたてて高い店というわけではないし、どちらかというとちゃんとしたコーヒーを飲ませてくれる店だったのに、ドトールにはじまり、スタバなどの新しいタイプのコーヒーショップの流れに押されて閉店となったのだろう。昨今のデフレ・価格破壊の状況下では昼食1食を500円前後で抑えようとするサラリーマンも多い中、1杯400~500円のコーヒーは需要がなくなってしまったということなのだろうか。確かに、味の善し悪しは別にして、最近のコーヒースタンドなら1杯なら200円以内でコーヒーは飲めてしまうのだから、500円のコーヒーは流行らない時代なのかも知れない。しかし、私が学生時代から利用している喫茶店とは、「空間」と「時間」に対価を支払うものという認識だった。コーヒー1杯の値段で友人との楽しい会話の時間を持ったり、好きな本を心行くまで読んだりと。 自分の家とは違う自分だけの時間を、そこに求めていたような気がする。 そう考えてみると、お金と時間に対する価値観が変わってきたのだろう。最近流行のコーヒースタンドは、ほとんどがセルフサービスである。前もって商品を購入し、それから席に着くわけだ。昔の喫茶店であれば、まず席に着いてから店員に飲み物を注文する。注文したものが出てくるのを待つ時間も自分だけの時間なのだが・・・こんなことを考えていたら、「ガロ」の「学生街の喫茶店」が頭に浮かんでしまった。
2003年06月20日
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この4月から6月の四半期、私のお気に入りのTVドラマは、火曜10時からの「マルサ」だ。江角マキ子がお堅い国税査察官に扮して、悪質な脱税を暴くというもの。脱税の動かぬ証拠を掴んだときの決め台詞「ガッポリ儲けた人からは、ガッポリ税金いただきます!」という江角の大見得が、なんとも気持ちいい。毎回、開業医やら人気占い師やら高級クラブのオーナーなどが、悪どい手段で儲けた金をあの手この手で隠しているのを、江角たちの査察チームが「スパイ大作戦」よろしく潜入捜査で暴いていく、一話完結のドラマだ。ところが、今日の回では完結しなかった。来週が最終回ということで、今回は最終回前編という位置づけだ。今回の相手はかなり手強い国会議員。国税の内部に内通者がいるらしく、潜入捜査のミッションの裏をかかれたのである。そういえば、ドラマの脱税犯に「超大物演歌歌手」っていうのは出てこなかったが、今日は紅白のトリを務めるような「演歌の大御所」のそんなニュースも飛び込んできた。
2003年06月17日
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今日もいつもの店で飲んだ後、御徒町駅に向かう途中、ちょっとだけ寿司がつまみたくなって回転寿司に寄った。1皿120円均一の店だ。3皿くらいつまんで帰るつもりで立ち寄ったのだ。私が席に着き、2皿目を食べていた頃、私の隣の席にかなりご高齢な男性が着いた。年のころなら70代後半か、もしかすると80を越えているだろうか。回転寿司は初めてなのか、お茶も醤油皿も出てこないことに戸惑っている様子。周りの客が流れている皿を適当に取って食べているの見て、「これを取って食べていいの?」などと店員に訪ねている。しかし、こういった店では、たいていホール従業員はアジア系外国人である。ご老体が何に戸惑い、何を訊ねているのか理解していないのだ。カウンターの中で寿司を握っている職人に再び同じ質問をすると、「流れてないものは言ってください」という返事が返ってきて、質問の意図とはずれてはいるが、ようやく流れている皿を勝手に取って食べるのだと理解したようだ。しかし、まだ醤油皿のありかや湯呑みとお茶のシステムはわかっていない。とりあえず甘海老を1皿取って、直接醤油をかけてみるが、ネタのショボさにがっかりした様子で箸もつけずにそのまま放置。カウンターの中に向かって「トロをちょうだい」と声をかける。「中トロだけどいいですか」という店員に「ああ」と答える。トロが握られるの待っている間に、ようやく隣の客の前に積まれている醤油用の小皿に気付いたようだが、頭上に伏せて並べてある湯飲みとカウンターから突き出している給湯用のノズルには気付くはずもない。ホール係りに「お茶をもらえるかな」と訊くと、店員は湯呑みのありかを教えるがそこまで。私は見かねて、粉末茶と給湯ノズルの使い方を教えた。頼んだ中トロは皿に1貫だけ載って出てきた。120円均一のこの店では高級ネタは1皿1貫なのだ。また、回転寿司では客により多くの皿を食べさせるために、シャリがかなり少なく、ネタとのバランスが悪い。そのこともご老体をがっかりさせたようだ。中トロをもう1皿食べたが、どうにも納得できない様子。続いて、流れてきたイクラの軍艦を取るが、こちらもイクラの粒の隙間からシャリが見えてしまうネタの貧弱さに、食べる気が失せてしまったようだ。私の方を見て「一度取っちゃったから返すわけにいかないよね」とつぶやく。結局、最初に取った甘海老とイクラの軍艦には箸をつけづ、私の方に「いやじゃなかったら食べてください」と差し出し、私の空の皿を2枚、代わりに引き取って、会計をして帰って行った。あのご老人は、もう少しまともな寿司を期待してこの店に入ったのだろう。どうやら120円均一ということも知らずに入ってしまったようで、会計の際にはたった4皿なのに1万円札を用意していた。選択した店が間違っていたと言えばそれまでだが、寿司屋側もこれで良いのかと思わせる情景だった。初めて回転寿司に入ったときにお茶の入れ方など、回転寿司特有のシステムに戸惑ったことがある人は少なくないだろう。これが回転寿司がブームになり始めた10数年前なら、店員が丁寧に説明してくれただろうが、最近では知っていて当たり前のような対応である。来日して日が浅い外国人従業員は、昔ながらの寿司屋の常識や作法などは知らずに、回転寿司のシステムが日本の寿司文化だと思って接客しているのではなかろうか。回転寿司が寿司という日本の食文化の敷居を、価格面でも作法についても低くし、一般庶民が気軽に寿司を食べられるようになったわけだが、もしかすると、昔ながらの寿司屋に馴染んでいた人にとっては、回転寿司は敷居の高い店なのかも知れない。
2003年06月16日
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昨日は、昔勤めていた会社の同僚 川又と会った。飯田橋の駅で待ち合わせて、神楽坂の「五十番」という中華料理屋へ。このお店、神楽坂の中ほど、毘沙門天の斜め前に位置する。1階は、通りに面したガラスケースに肉まんやシュウマイを並べて売っている、まるで肉屋か総菜屋のような店構えである。奥は厨房で、1階に客席はなく、知らない人は中華の惣菜屋と間違えるだろう。しかし、この「五十番」、知る人ぞ知る中華の名店なのである。1階で売っているボリューム満天の肉まんも1度試してみる価値はある一品で、私の妹などは、お遣物としてわざわざ買いに来るほどである。2階、3階が客席になっているのだが、入り口がよくわからない。肉まんを売っている店員に訊くと、従業員通用口のような階段を指して「上へどうぞ」ということだ。お世辞にもきれいと言いづらい店内で、一時代前の「中華飯店」といった趣である。棒棒鶏、水餃子、八宝菜、中国の芹のような野菜(名前は忘れた)と塩漬け豚バラの炒め物などを肴に、生ビールを煽った。器や盛り付け方なども全然垢抜けないのだが、味は本格的だ。「五十番」という店は目黒にもあり、こちらも肉まんが有名で、芸能人がお気に入り店としてTVなどで紹介していたりもするのだが、帰りがけ、お会計のときに訊ねてみると、別系列だということだった。
2003年06月15日
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昨年、商品の全貌が公開され、一般発売された不思議な乗り物「セグウェイ」。体の重心を移動するだけで、進む方向や速度を変えることができるというもので、操縦はいたって簡単らしい。昨日、ブッシュ一族がそのセグウェイに挑戦したらしい。バーバラ婦人や、かなりご高齢の父ブッシュが、いとも簡単に乗りこなしている中で、ブッシュ大統領だけは上手く乗りこなすことができず、前のめり転んでいたようだ。この映像は、今日、日本のTVでも流されたが、婦人や父親が楽しげにセグウェイを操っている映像が動画なのに対して、ブッシュが転んでいる映像はたった2コマだけ静止画像で放送された。これはいったいどういうことなのだろうか。ブッシュといえば、以前、アメリカンフットボールのTV中継を見ているとき、食べていたビスケットを喉に詰まらせて、瀕死状態になったことがある。なんかドン臭いおっさんだ。
2003年06月14日
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この歳になって「目から鱗」ということが結構あるものだ。まあ、単に私が無知なだけなのかも知れないが・・・日本独特の流通システムである「卸売り問屋」。昨今のデフレ経済では、「メーカー直」とか「産地直」などの工夫で、流通中間コストの削減を図っている。一般的には、流通に中間業者が多く絡めば、それだけ小売価格が高くなる。すると、中間卸をすべて排除してしまうのが究極の小売価格なのではないか? 例えば、テレビショッピングなど、通信販売は中間業者を排除し、さらに小売店舗も持たない形態で、小売価格を大幅にダウンさせているわけだ。 では、卸問屋は何のために存在するのか? 今までそんなことを深く考えたことがなかったことに気付いた。「卸問屋」といえば、「小売店よりは安いが小分け売りはしないところ」といった程度の稚拙な認識しか持っていなかった。昨日、今日と、テレビ東京の朝の経済番組で「卸問屋」を特集していた。その中で、流通における卸問屋の役割について、わかりやすく解説していて、卸問屋が提供するサービスがメーカーの経費節減や、小売店で扱える商品の多様化に寄与していることを理解した。まさに「目から鱗が落ちた」感じである。ところで「そうは問屋が卸さない」って、昨今、あまり日常会話でお目にかからない(お耳にかからない?→耳にしない)フレーズだ。「いの一番」に匹敵するかも・・・
2003年06月13日
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今日の昼飯は、事務所で炒飯を作った。ご飯は今朝4時に炊き上がるように、昨夜タイマーをセットしたもの。「あきたこまち」の無洗米を1合半、朝食に半分食べた残りだ。具は基本の卵とネギ、そして今日の炒飯には、瓶詰めの「手ほぐし紅鮭」とジャコを入れた。瓶詰め鮭の原材料は鮭と塩だけで、余計な添加物は使っていないもの。そして、炒飯の味付けは塩、コショウのみである。自分で言うのも何なのだが、これが旨かったのだ。卵とご飯の絡み具合、ご飯のパラパラ感、塩・コショウの加減、どれも絶妙だ。一人で食べてるのがもったいない、誰かに食べさせて褒めてもらいたいと思ってしまう。
2003年06月12日
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昨日の夜の天気予報で、「気象庁が関東甲信地方と東海地方が10日梅雨入りした(とみられる)と発表した」と言っていた。これは平年より2日遅く、昨年より1日早いということだから、まあ、ほぼ例年通りってことだ。予報では、早速今日は雨ということだったので、今朝4時半の時点ではまだ降っていなかったものの、自転車での通勤はやめてタクシーを使ったのだが、昼前に仕事を終えてTV局を出てみると、結構いい天気だった。しかも気温や湿度も清々しい気候だ。こんなことなら自転車通勤だったな、と悔しい思いをした。梅雨のこの時期は、紫陽花や菖蒲の季節でもある。葛飾区の水元公園と堀切菖蒲園では先週木曜日の5日から25日までの3週間、葛飾菖蒲まつりが開かれている。「旧古河庭園」のバラ同様、水元公園に行くならこの期間は外せない。
2003年06月11日
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昨日、新宿にパソコンを物色に行った。Windows Xpの環境が必要になったからだ。以前勤めていた会社が新宿西口方面だったので、家電製品やパソコン関連商品を購入する際も、秋葉原より新宿の方が多いのである。ヨドバシカメラなどのポイントカードもあるし。仕事上必要なものなので、当然、必要経費で計上するわけだが、経理上、予算は10万以内でと考えていた。OSだけを買って、現在使用している環境にインストールする方法もあるし、ソフマップで中古の出物があればそれでも良いと、選択肢をいくつか考えながらヨドバシカメラのOA館とソフマップを見て廻った。すると、ソフマップの中古パソコンフロアで「バーガーパソコン」なるものを発見。ソフマップのオリジナルパソコン、いわゆるショップブランドだ。(新品だがメーカーものではないので中古売り場で扱っている) CPUはCeleronの2GHz、HDDは40GB、メモリは256MB、CD-RW搭載、OSはWindowsXp Home Editionというスペックで54999円というものだ。上位スペックに「チーズバーガーパソコン」79999円とか「フライドフィッシュバーガーパソコン」99999円なんていうのもある。どれもスペックから考えれば、かなり安い感じだ。また、私としては、OS以外余分なソフトは一切入っていないのも逆にありがたい。「バーガー」とは別に、OSも無しでさらに安い「牛丼パソコン」というのもあって、こちらもスペックによって「並盛」「大盛」「特盛」があるが、私の目的はWindowsXpなので、今回は選択対象外だ。最低ランクの「バーガーパソコン」でも、現在私が使っている2年物のIBMパソコンより遥かに高性能である。メモリなどを増設しても十分予算の範囲内なので、「バーガーパソコン」を購入することにした。奇しくも、昨日はマクドナルドが59円バーガーを7月1日から80円に戻すと発表した日である。激安バーガーはパソコンだけの話になってしまうのか。
2003年06月10日
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今日の昼の国会周辺は、金曜日に増して物々しい厳戒態勢だった。内掘通りの桜田門の前では、大勢の警察官がバリケードを置いて車線規制までしていた。何事かと思いながら、その警官たち脇を通ってきた。皇居前では、いつも東京駅の写真を撮っているあたりの、普段は車道と皇居前広場を分離している柵が移動してあった。皇室の公用車が通るのであろうと想像できる。しかし、そんなことはお構いなしに、いつもの位置で自転車を降りて写真を撮ろうとしたら、背後からピ・ピーッと笛の音がした。皇居前広場の詰め所にいる警察官が吹いたものだった。いつも同じ場所で自転車を降りて写真を撮っているので、はじめは自分が注意されたことに気付かなかったのだが、笛の後から「ダメダメ」と叫ぶ声が聞こえるので振り向くと、どうやら私が注意されているようだ。続いて、別の方から男が2人駆け寄ってくる。どうやら私服警官らしい。ひとりが「何してるの」と詰問調で訊く。デジカメを持っている私に気付いたもうひとりが「写真とるだけ? だったらいいから早くして。 天皇陛下がお帰りになるから」と言う。とりあえず写真を1枚撮って、最初に笛を吹いた制服警官に「天皇陛下、どこからお帰りになるんですか?」と訊ねると、「毎年恒例の学習院関係の行事」ということだった。事務所に帰ってからテレビのニュースで分かったことだが、国会周辺の厳戒態勢は、天皇陛下のためのものではなく、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がお昼から国会で演説するせいだったようだ。そういえば、今日は皇太子さまと雅子さまのご成婚10年目の記念日でもある。日本の中心はやけに賑やかな一日だったわけだ。
2003年06月09日
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昨夜の「愛のエプロン2」、テーマは極上の芝海老を使った「海老シュウマイ」と「海老のチリソース」だった。ゲストは山崎邦正。そして、今回もエプロンガールには「梨香」がいた。梨香といえば、この番組を盛り上げる最大の立役者といっても良いぐらい、毎度毎度とんでもない料理を作ってくれるわけだが、ここ2回ほど様子が違う。前々回、リアクションタレントの第一人者、出川哲郎がリアクションに困って「普通にウマイ」と、なんともつまらないリコメントをし、「特エプ」に輝いたのに続き、前回も「上エプ」だった。今回、「まぐれが3回続くはずがない」という周囲の期待をの中、出来上がった「海老シュウマイ」は山崎に言わせると「無味無臭」ということで、旨くはないが食べられなくはないというものだった。梨香曰く、「守りに入った」ということで、塩、コショウを入れすぎないようにビクビクしながら味付けしたら、結果的に全然足りていなかったようだ。しかし「海老チリ」に関しては、他の2人のエプロンガールが服部先生も顔をしかめる激辛、激マズのものだったのに対して、梨香のものは結構旨かったらしい。服部先生によると「イタリア料理みたいだ」ということで、見た目も、海老の頭まで入っていてブイヤベースのようだったが、味付けはまともだったらしい。本人も「そんなはずない」と驚いていて、こちらは「守り」ではなく「攻め」の姿勢で料理したということだった。山崎邦正のジャッジはまたしても「上エプ」。これで3回連続で「上エプ」以上だ。本人が過去の所業に恥じて一念発起したということも考えられるが、どうも番組制作の作為を感じてしまうのだ。
2003年06月08日
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今日は一日自宅でPS2のゲームとパソコンでのインターネットに興じていた。夕食後、戸外は宵闇に包まれた頃、窓際にあるパソコンに向かっていると、窓ガラスに動く影が・・・今年も現れた、「ヤモリ」である。毎年、梅雨入り前後から9月末か10月頃まで、夜になると私の部屋の東側の窓に現れるのである。「ヤモリ」という呼び名は「屋守」から来ていて、「ヤモリ」が住みついた家は災難から護られるいうことらしいから、喜ばしいことである。似たような形状の水生動物に「イモリ」というのがいるが、こちらも綺麗な水に住むということで、イモリが住みついた井戸は水質が安全であるという、「井守」からその名がついたということだ。私が我が家のヤモリの存在に気付いたのは、もう10年以上も前のことで、その後、毎年、夏になると同じ窓に現れるのだ。夜、窓にヤモリが張り付くのには理由がある。ヤモリは肉食であり、昆虫などを食べるのだが、夜、戸外が暗くなると、夏場のこの時期は部屋の灯りに誘われて、蛾や蚊などが窓の外の寄ってくる。ヤモリの狙いはそれなのだ。部屋の中からガラスに張り付いているヤモリを観察していると、時々、その外見とは不釣合いな機敏な動きを見せることがある。獲物を見つけた時なのだ。ヤモリが家を護るといわれる理由に、害虫を駆除してくれるということもあるのだろう。
2003年06月07日
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今日は早朝から国会議事堂周辺(永田町)は、やけに警察官が多かった。仕事帰りのお昼ごろ、再び国会裏を通ってその理由が判った。韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が今日午後、来日するのだ。そして、もう一つ、有事関連法案が今日、参議院本会議に提出される。昼にはその有事法案に反対する各種団体が、国会周辺に集結していて、シュプレヒコールを揚げていたりした。それに対応するように、大勢の警察官が動員されていたのだ。さらに、周辺の道路では、右翼団体の街宣車がやたらと目に付いた。韓国の大統領が来日するその日に、北朝鮮を睨んだ有事関連法案を国会にかけるのにはどんな意図があるのだろう。少なくとも総理や大統領の警護に当たっている警察官にとっては、迷惑な話なのではないだろうか。
2003年06月06日
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先日の日曜日、のり平さんと公園散策ツアーで「旧古河庭園」と「六義園」を廻ったおり、ひょんなことから「五色不動」の話をした。江戸の町は様々な風水で護られている。その一つが「五色不動」である。家康、家光の命を受けた天海が、江戸の町を護るために配した風水、「鬼門」である丑寅の方角に上野寛永寺、日光東照宮を置いたことはあまりにも有名であるが、そのほかにも、江戸城を取り巻くように五色不動を配置している。現在、地名として、山手線の駅名としても知られているのは「目黒不動」と「目白不動」であるが、他に「目青不動」「目赤不動」「目黄不動」があるのだ。「青・赤・黄・白・黒」は、古代中国の思想で万物の構成要素を表す五行説「木・火・土・金・水」を指している。近いうちにこの「五色不動」を全部廻ってみたいと思っている、という話をしたのだった。今日、何気なく立ち寄った本屋に「江戸開府400年」を記念したコーナーがあった。そこに「歴史で読み解く東京の地理」というタイトルがあったので、手に取ってみると「五色不動」のことも載っていた。その本によると、「目黄不動」はなぜか3箇所あり、「五色不動」といっても、7箇所存在していた。目青不動 世田谷区太子堂 天台宗教学院目赤不動 文京区本駒込 天台宗南谷寺目白不動 豊島区高田 真言宗金乗院目黒不動 目黒区下目黒 天台宗瀧泉時目黄不動 台東区三ノ輪 天台宗永久寺目黄不動 江戸川区平井 天台宗最勝寺目黄不動 渋谷区神宮前 臨済宗竜厳寺
2003年06月05日
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昨日、厚生労働省が発表したところによると、キンメダイ、メカジキに含まれる水銀が胎児に悪影響を及ぼす恐れがあるという理由で、妊娠中の女性がこれらを食べるのは週2回以下にするように、ということである。今から40年以上前に熊本県で発生した水俣病問題。これは新日本窒素が水俣湾に垂れ流していたメチル水銀が海を汚染し、魚介類の体内に蓄積され、その魚を食べた水俣の人たちが有機水銀による中毒症状、いわゆる水俣病になったというものである。水俣病は脳や中枢神経が破壊される恐ろしい中毒症状である。また、それまでの、母体の中の胎児は、母体が毒素に侵されても胎盤によって守られているという常識を覆し、胎児性水俣病も発生した。自然界に存在する通常の水銀は無機水銀である。体温計の中に入っているのもこの無機水銀であり、これは人体に有害なものではない。。ところが、この無機水銀が微生物によってメチル水銀に変化すると、人体に有害な有機水銀となり、海の中の食物連鎖によって魚介類に蓄積されることになる。こういった水俣病に関する知識を聞きかじっていると、今回の厚生労働省の発表は聞き捨てならない。「妊婦以外では危害を及ぼすレベルではない」としているが、厚生労働省が発表している対象の魚や、食事の回数というのは、いかにも曖昧で、不安を払拭できるものではない。そもそも、こういう中毒症状の発症は、摂取回数ではなく摂取量が問題になるはずだ。週2回というのはどれくらいの量を指すのかが分からない。また、実は今回の調査では、インドマグロ、クロマグロ、メバチマグロの方が、キンメダイよりも水銀濃度が高かったという。厚生労働省の調査部会では「マグロは平均摂取量が少ない」というこてで注意喚起の対象外としたということだが、その摂取量とはあくまでも日本人の平均の話であって、キンメダイよりマグロの方をはるかに沢山食べる人だっているだろう。また、厚生労働省はこの情報を同省のホームページなどに掲載して、国民に注意を喚起するとしているが、それも違うだろう。テレビやラジオのような受け取り側が受動的なメディアと違って、ホームページというメディアは、何らかの目的を持って能動的に情報を取りに行かなければならないものである。誰が厚生労働省のホームページにアクセスすると思っているのであろうか?一昨年のBSE問題のときと同様、漁業団体を保護したい農水省との微妙な駆け引きも見え隠れするのだろう・・・
2003年06月04日
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手前味噌な話で恐縮だが、私は結構お箸の扱いには自信がある。小学校低学年の頃までは、箸がバッテンになった状態で手首を捻ったような箸使いをしていたのだが、母親に徹底的に矯正され、その後は他人に自慢できるまでに、ちゃんと使えるようになった。今では、大人なのに箸の使い方がなっていない人を見ると、なんとなくイライラするのだから現金なものである。さて、この箸の使い方、「ちゃんとできないと恥ずかしい」というだけではないことがある。(恥ずかしくない人もいるかも)まず、箸が使いこなせない人に真のグルメはありえない、ということである。例えば、日本料理の焼き魚、煮魚の場合などでは、身のほぐし方、骨のはずし方が、その味にまで大きな影響を与える。箸使いが下手な人がつついた魚料理は、見るも無残な状態になっていることが多い。あれでは魚料理の本当の味を堪能できていないだろうと思うのである。もう一つ、箸使いを含め、食事の作法をちゃんと守って食事をすると、消化にも良く、生活習慣病の改善にもつながるといわれている。箸の使い方が下手な人にありがちなのが、茶碗などの器を口元へ持っていって、箸でかっ込む食べ方。器を睨んでいるいるように見えることから、俗に「睨み箸」という食べ方だ。この食べ方は、一度に口に入れる食べ物が自然と多くなり、早飯食いになりやすいのである。早食いは、満腹中枢が満たされる前に食事が進んでしまうため、適量以上のカロリーを摂取してしまうことは一般に良く知られている。(要は食べ過ぎるってことだ) 正しい箸使いで料理を一品々々味わうことで、満腹感とともに満足感を得よということだ。昨今流行の「スローフード」は正しい箸使いからということか。また、食事中にお酒を飲んだり、会話を楽しむときには、箸は箸置きに戻すことを心がけるだけで、よりゆっくりと食事を進めることができる。ちなみに、箸置きから箸を取る場合は、まず右手(利き手)で上から箸を持ち上げ、左手を上から箸に添えて持ち替える、そして右手を箸の下に回して(手の平を上にして)持ち直す、というのが正しい作法だ。
2003年06月03日
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突然だが、「海千山千」という言葉、不思議な言葉だと思ったことはないだろうか。意味としては「したたかであなどれない奴 手ごわい奴」といったところだが、それがなぜ「海千山千」なのか。「海彦山彦」(海幸彦山幸彦)なら日本神話の神様だし、「トニセン・カミセン」ならV6なんだけど。実はこの「海千山千」は中国から伝わったもので、「蛇も海に千年、山に千年住むと龍に成長する」という言伝えに由来している。龍といえば超能力を身につけた最強の獣(架空)であり、「手ごわい相手」を表すわけだが、元が蛇ということで、他人を欺く狡猾さを表すネガティブな意味で使われることが多い。と、この知識は先日、本屋で立ち読みした本に載っていた情報である。色々な言葉の語源を説明している本だった。かなり興味を引かれたのだが、そのときには持ち合わせがなく、次の機会に買おうと思っていた。今日、その本屋に行ってみたら、お目当ての本はなくなっていた。タイトルなども覚えていないので、店員に問い合わせることもできず、残念な思いをした。
2003年06月02日
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雨天順延となった公園散策ツアー第2弾。今回ものり平さんにお付き合いいただき「旧古河庭園」を訪れた。「旧古河庭園」は元々は陸奥宗光の別邸だったが、古河財閥との縁組から古河家の所有となったもの。英国風洋館と、その前に整然と造られたバラの花壇が有名な庭園である。各種のバラが咲き乱れるこの季節に是非行ってみたかった庭園である。1時に上中里の駅でのり平さんと待ち合わせ。心配していた雨はどうやら大丈夫そうだ。上中里という駅、京浜東北線が山手線と田端で分かれた最初の駅なのだが、日暮里、西日暮里、田端と比べて、途端にローカル色が強くなる。駅前に何もない駅なのだ。目的の「旧古河庭園」は駅から歩いて6~7分で、本郷通り沿いにある。門を入り、管理事務所で入園料を払うと、いきなり右手の英国風洋館が目に入る。もうそれだけで非日常の異空間にいざなってくれる。この洋館、事前に往復はがきで予約すれば、入館料500円で中を見学することもできるらしい。今日は結婚披露宴が行われていた。そして、お目当てのバラであるが、これが実に見事に「咲き誇っている」という表現がぴったりくる。一株々々に品種名が表示されていて、「プリンセス・オブ・ウェールズ ダイアナ」とか「クィーン エリザベス」とか「マサコ」など、日英のトップレディーの名前がついた品種や「カトリーヌ・ドヌーヴ」なんていうのもあった。また、これらのバラが植えられている花壇が、幾何学的で洒落ている。次に、奥の日本庭園へ足を運ぶ。こちらは回遊式泉水庭園である。「心字池」を中心に、枯山水の手法を用いた「枯滝」や、「雪見灯篭」、国内最大という「奥の院型灯篭」など様々な灯篭が配置されている。ここで、のり平さんが発見! 「灯篭」は英語で「ガーデン ランタン」ということが、各灯篭の解説板からわかった。どうやら今回のツアーで、のり平さんは灯篭探求に目覚めてしまったようだ。しめしめ。これでまた一歩、「公園の魅力」に足を踏み込んでくれたわけだ。西洋式花壇、日本庭園と一回りして、洋館の前に戻ってみると、人力車が2台止まっていて、車引き姿の若者達が客引をしていた。どこかの学生グループがボランティアでやっているようで、「無料ですから、記念にどうぞ」などと、通りかかる人に手当たりしだい声をかけている。学生達のノリは、この庭園には不釣合いなハイテンションだ。乗っている客は、圧倒され気味で居心地悪そうだったので、我々は遠慮させていただいた。さて、庭園内をほぼ一周して、小1時間。時刻はまだ2時前である。ここでのり平さんから「六義園に行ってみませんか」という提案があり、庭園をはしごする運びとなった。「六義園」は、ここからだと1キロと離れていない。駒込駅の近くである。昔ながらの商店街が建ち並ぶ本郷通りを10分ほど歩いて「六義園」へ。「六義園」は徳川五代将軍・綱吉の腹心、川越藩主・柳沢吉保が造園した典型的な大名庭園で、都内では「小石川後楽園」と並び賞される「名園中の名園」である。表門を入り入園料を払うと内庭大門がある。これを入ると、まず正面に絶対的存在感のしだれ桜が現れる。ここからさらに左手の小さな門をくぐると、右は芝生、左は苔の鮮やかな緑の中を小道が走り、正面には大泉水が広がっている。「六義園」と「小石川後楽園」では、日曜・祝日の午前11時と午後2時に、ボランティアが無料で園内を説明案内してくれるサービスがある。我々が入園したのは2時10分ぐらいだったが、目の前にそのガイドの説明に耳を傾けている一団がいた。後ろについて、その解説を盗み聞き?しながら「雪見灯篭」や「中の島」の「妹山」「背山」を眺めると、ちょっと得した気分。しかし、あまりにも説明が懇切丁寧なので、その一団を追い越して先へ進む。この庭園も、「旧古河庭園」の日本庭園と同じ回遊式泉水庭園であるが、泉水の規模はこちらの方が断然大きい。そして、こちらの方が圧倒的に手入れが行き届いているのだ。綺麗に刈り込まれたつつじが池畔に程よく配置され、その鮮やかなピンクが水面にも映っている。また松、桜、楓など四季を彩る木々は、皆、永い歴史を感じさせる巨木で、その枝ぶりも完璧なまでに庭園の表情を作っているのである。私が特に気に入ったのは「吹上茶屋」周辺と、庭園全体を見下ろせるように作られた見晴らし台「藤代峠」からの景観である。泉水の周りを一回りして、最後に馬場跡「千里場」へ向かった。大名庭園の場合、綺麗に造園された庭園のほかに、馬術の訓練のための馬場がある場合が多い。元々は松平家の別邸だった浜離宮にも馬場跡が残っている。馬場は真っ直ぐな土の道で、馬を全速力で走らせるために、だいたい200メートルほどは直線コースが確保されている。「六義園」の馬場跡は、両側の木々の枝が覆いかぶさり、深い森の中の小道を思わせる風情である。「昼なお暗し」という面持ちだ。この風景にはのり平さんも痛く感動してくれた様子で、私も非常に嬉しかった。馬場跡を奥に向かって少し歩きかけたときに、空を覆う木の枝からザワザワと音がした。風かと思ったら、雨が降り始めたものだった。今日の散策はここまで、ということか。もっと先まで歩いてみたいという、腹八分目の感覚で引き返すことになったが、「また来てみたい」と思わせる、天のにくい演出のようだ。今回もお付き合いくださったのり平さん、ありがとうございました。(写真は近日中のアップします)
2003年06月01日
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