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ボックス!■内 容 大阪の高校ボクシング部が舞台。 ボクシング初心者で校内でも5本の指に成績を続ける木樽。 天才肌でトリッキーなボクシングをする鏑矢。 ひょんなコトからボクシング部顧問になった英語教師・耀子。 そしてライバル高の強豪選手。 彼らが織りなす、青春「ボクシング」小説。■感想など 大阪の朝日放送で「探偵ナイトスクープ」の構成作家だった百田尚樹が書いたこの作品は、抜群に面白い。 素人時代からテレビに出演してめっぽう可笑しかった”百田尚樹”ではあるけど、「笑い」のカテゴリではなく、これ程「爽やかな青春小説」を書くって、少し驚き・・・。-◆- 小生が大阪生まれだから、大阪の高校が舞台のこの作品から伝わってくる大阪の匂いも心地よい。 そして、秀才・木樽が「強くなりたい」と願ってボクシングを始め、愚直なまでに努力を重ねるうちに、中学時代からの友人で天才的なボクサーである鏑矢に肩を並べる成長物語は凄く爽快。-◆- ボクシングの練習や試合の描写も精緻で、本を手にしながら、木樽や鏑矢の動きにつられて身体が動きそうになる。 高校生と一緒に汗をかいたような気になってしまう。 百田尚樹の筆が走る!! 上手い!! とにかく抜群のリーダビリティと、爽快さと、ほんの少しの切なさと・・・。 なんて気持ちの良い読後感・・・・。永遠の0(ゼロ)
2009.06.21
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CVTVで観た映画版『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』の感想です。ぼくたちと駐在さんの700日戦争 ~1979年、こんな曲に夢中だった~ ブログ小説が原作の映画。 映画館で観るほどの映画じゃないけど、家で観る分には面白くって、爽快で、イイ感じでした。【 概要 】 映画版は栃木が舞台。 ママチャリ(市原隼人)たち、やんちゃな高校生がイタズラを仕掛けて駐在さん(佐々木蔵之介)を挑発し、駐在さんも大人げなく高校生に逆襲する。 田舎町でのイタズラ攻防戦が描かれた映画。【 悪ガキたち 】 こっそり駐在所にエロ本を置いて、駐在さんが一般市民からの顰蹙を買うようにしようとしたり、ひたすらたわいのないイタズラを仕掛ける高校生がとても可笑しい。 都会的な陰湿さが全くない悪ガキたちは可愛らしい。 市原隼人を筆頭に、お姉キャラのジェミー(冨浦智嗣)とは、肥満キャラの千葉くん(脇知弘)とか、個性的で罪のないキャラクターが揃っていて面白いんです。 高校時代の男子(子ども以上、大人未満)ってのは、こんなバカな日々を送るぐらいな方が良いですよ。 せっかくの青春時代も、あっと言う間に過ぎちゃって、社会に放り出されるんだから・・・・。【 佐々木蔵之介 】 駐在さんを演じる佐々木蔵之介は、情が厚いのか薄いのか掴み所の無さがとってもイイ。 悪ガキたちを騙して、パトカーで山中に連れ出して置き去りにしたり、酷く大人げないのだけど、憎めない不思議なキャラを巧く演じておられます。【 市原隼人 】 市原隼人って、笑顔が可愛らしいですよねぇ。 で、やんちゃな高校生を暗示させたら「当代一」ですよ。 青春の巨匠を自認する”森田健作”も政治の世界で手垢が付いちゃってイメージ良くないから、21世紀の青春の巨匠は市原隼人ですよ。【 面白かった 】 病気で入院している女の子に花火(空に打ち上がるでっかいヤツ)を見せるために、市原隼人たちが悪巧み(?)をするエピソードは、それなりにペーソスもあって爽やか。 アホらしいイタズラはベタに面白くてクスクス笑えたし、なかなか楽しめる佳作でした。虹の女神 Rainbow Song(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!市原隼人/綾瀬はるか/あいくるしい 第1巻
2009.06.11
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2009年公開映画原作「重力ピエロ」やっぱり伊坂幸太郎は良い!! 重力ピエロ■内 容 兄・泉水と弟の春。 二人の周りで起きる連続放火。 火事と関連がありそうな落書き=グラフィティアート。 兄妹は連続放火犯を求め、グラフィティアートの謎解きを試みるのだが・・・。■感想など 「連続放火事件」と「落書き」を巡る本作は、不思議な読後感の残る作品で、伊坂幸太郎らしさが良く出ています。 スマートで鮮やかで精緻に紡がれたストーリー・・・上手い。-◆- 伊坂幸太郎は、ガンジーの平和主義をも喝破してしまう。 『ガンジーの思想は駄目なわけじゃない。ただ、あれは残念なことに、人間にはあるレベルの善が生まれながらに備わっているのが前提なんだ。前提が違うんだから、ただの幻想でしかない」』 性善説を悲しみながら否定するこの一文は、著者が『魔王』で描かれている「悪」と表裏一体なんだと思う。-◆- とにかく、ポップだけど深みのある伊坂作品には駄作がない。 02年刊行の『ラッシュライフ』 03年に発表した本作『重力ピエロ』(直木賞候補) 04年『アヒルと鴨のコインロッカー』(吉川英治文学新人賞受賞) 05年『グラスホッパー』 06年『死神の精度』(直木賞候補) ・・・その後の活躍も周知のとおりで、映画化される作品も多い。 本作を含め、どの作品にも映画にしたくなる「深い物語」が描かれているからだと思う。 ■DVD=アヒルと鴨のコインロッカー◆小説=アヒルと鴨のコインロッカー■DVD=Sweet Rain 死神の精度◆小説=死神の精度
2009.06.01
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