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Jazz の世界に入門したものの、いわゆる「Jazz評論家」の推薦するCDの多くにピンと来ないワタクシ。ひょっとして私がおかしいのか、それともJazz評論家ってのが全員馬鹿なのか、と悩んでいたところ、ついに見つけましたよ、気の合うJazz評論家を! 寺島靖国さんがその人です! 寺島さんの『辛口! Jazzノート』を読んでいたら、「あ、この人の感性、分かる!」と初めて思いましたね。 例えばちょうど一年前、昨年の4月27日のこのブログに、私は次のように書いています。「しかし、そこがジャズの困ったところなんですよね。こちらは駆け出しのジャズ・ファンですから、どうしてもまず「本」から情報を得ようとするわけですよ。で、色々なジャズ関連書を読んで、どうもこのアルバムが傑作らしい、というアタリをつけるわけ。で、実際買って、聴いてみる。すると・・・つまらん・・・。・・・ということが往々にしてあるんだよなー。たとえば日本でも人気のソニー・ロリンズの代表作『サキソフォン・コロッサス』にしても、私には下卑たキャバレーの音にしか聴こえないですし、天才ピアニストとして並び称されるセロニアス・モンクの『ヒムセルフ』やバド・パウエルの『ジャズ・ジャイアント』も、その天才たる所以が私には分かりません。オスカー・ピーターソンなんてピロピロ早弾きしてるだけですし、チック・コリアの『リターン・トゥー・フォー・エヴァー』なんて、冗談でCMソングでも作ったの? という感じ。キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』にしても、気取りが鼻について退屈してしまう。その他、ソニー・クラークだの、アート・ブレーキーだの、ホレス・シルヴァーだの、デクスター・ゴードンだのって、「買った、聴いた、退屈した」というジャズ・アルバムは数知れず。いわゆるジャズの批評家だのファンだのってのは、ほんとにこれらを聴いて「良い!」と思ったのか知らん。」 さて、次に『辛口! Jazzノート』の寺島さんの文章を見てください。「ジャズのなんたるかがわからなかったこと、名盤の名に惑わされて買ってはみたものの、あまりの名盤度にがっかりし、割りたくなったレコードが、何枚もある。バド・パウエルの『アメイジングVol.1』、マイルスの『バース・オブ・ザ・クール』、『ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン』などがそういう恨めしいレコードである」(59頁) ほらね、私とまったく同じことを書かれているじゃないですか! で、寺島さんはさらに続けて、このようにおっしゃっています。「今考えてみると、ぼくは名盤の意味を完全にとり違えていた。『名盤』に二種類あることに気がついたのは、ジャズを聴きはじめて十年くらいたってからだから、ぼくは相当お人よしでオクテのジャズ・ファンだった。 僕の考えでは、どうやら名盤は、1.いわゆる「ジャズの発展」なるものに寄与した名盤、2.ファンが目を細めて聴きいる名盤、の二種類に分かれるようだ。 前記の三枚はすべて1.に属していたというわけである。 ところが、そんなことは誰も教えてくれないから困る。」 もちろん、私も内心ではそういうことなんだろうと思ってはいましたが、こうやって年季の入ったJazzファンのお墨付きをもらうと、自信が出てきます。要するに、専門家の言うことなんか放っておいて、自分の耳と感性だけ信じろってことなんですな。 また昨年8月31日のブログで私はチェット・ベイカーというトランペッターについて次のように書いています。「ところでチェット・ベイカーという人の特徴の一つは、彼が歌う、ということなんです。彼はトランペットを吹くだけでなく、ヴォーカルもやるんです。 で、それが人気のもとでもあり、また不人気の理由でもあるんですな。事実、ジャズ関連の本の中で、チェット・ベイカーについて触れている部分を読むと、たいてい彼のヴォーカルのことが批判的に書かれています。たとえば『ジャズCDの名盤』(文春新書)で悠雅彦氏は「打ち明ければ昔から熱心なファンではない。ことに彼の歌は苦手だった」(189頁)と書いているし、『新ジャズの名演・名盤』(講談社現代新書)の著者・後藤雅洋氏は「彼の異様とも思える中性的ヴォーカルが・・・うまいんだかへたなんだかよくわからないが、とにかく個性的であることはまちがいない」(121頁)と述べています。他にも色々ありますが、とにかくジャズ通の間ではチェット・ベイカーのヴォーカルはあまり高く評価されていないんです。 しかし、「異様とも思える中性的ヴォーカル」だなんて言われると、私のような素人は逆に興味が出てくるわけですよ。ヴォーカルが「異様」ってどういうこと!? で、買ってみたわけですよ。で、聴いてみた、と。 ・・・いいじゃん、結構。ワタクシ、好きかも・・・。 ま、確かに「中性的」と言えば、そうかも知れません。こういう感じのくぐもった、アンニュイな感じの歌い方をする女性ヴォーカルって、結構いますからね。でまた、上手いか下手かと言われたら、答えに窮するところがある。しかし、そんなこと言ったら、松任谷(荒井)由美の歌は上手いか下手か、小野リサのボサノバは上手いか下手かを問うのと同じで、あんまり意味がないような気がするんですよねー。 要するに、雰囲気が出てるかどうか、その雰囲気が好きか嫌いかってことですよ。で、それを言ったら、私はかなり好きな部類ですね。特に8曲目の「You Don't Know What Love Is」なんて、歌詞・曲調とも泣かせてくれます。トランペットの方は、洗練されたウェスト・コースト系のクールな音色。」 要するに、多くのJazzの専門家と違って、私はチェット・ベイカーを高く評価したんですな。 すると、嬉しいことに寺島靖国さんもまた、チェット・ベイカーがことのほかお気に入りのようなんです。以下の文章をお読み下さい。 「ある日突然、うそのようにジャズから足を洗ったジャズ・ファンを、ぼくは何人も知っているが、彼らはすべてハードで一途なファンであった。そして申し合わせたように『チェット・ベイカー・シングズ』のようなレコードから目をそむけていた。 このレコードの特徴をひとくちでいえば、ジャズ・ボーカルにはめったに見られない淡白なリラクゼイションと、“無意識にでたジャズ意識”の絶妙なバランス感覚にある。(中略) この十四曲はすべて、ベイカーに歌われるために作られたような曲である。なにより称賛すべきは、自分の持ち味が最大限に生かされる曲を選んだ彼のセンスだろう。 歌手の価値は、歌が上手かヘタかより選曲センスで決まる。名盤か駄盤かの分かれ目になる。(中略) もし終生ジャズを聴き続けたかったら、愛すべきジャズの空気穴として大きな価値をもつ『チェット・ベイカー・シングズ』を聴くべきだろう。」(68~72頁) ほれほれ、またしても私と寺島さん、ほとんど同じことを言っているじゃないですか! ということで、今回寺島さんのこの本を読んで、私は何度も頷き、同意し、溜飲を下げました。こんなこと、Jazz関連の本を読んでいて初めてです。 その他、『辛口! Jazzノート』には面白い話題が満載。例えばJazz評論家としての大橋巨泉氏がいかに優れていたかとか、素人Jazz専門家・鍵谷幸信氏の才能と限界とか、私も大ファンである植草甚一氏のJazzの聴き方は評価できるのかどうか、とか、へえ~と思うことばかり。また、Jazz喫茶経営の苦労話も面白いですし、中古レコード屋巡りのエッセイなどは、古本屋巡りに通じるものがあり、それを唯一無二の趣味とする私には非常に興味深かった。 というわけで、この本、Jazzを聴きはじめようかな、などと思っている人、ちょっと聴いてみたけど自分には理解できないな、などと思ってしまった人にはまさにピッタリ。教授のおすすめ! です。連休後半の読書に、ぜひ!これこれ! ↓辛口!jazzノート
April 30, 2007
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めちゃくちゃ後味の悪い本、読んじゃいました・・・。ジャクリーン・スーザンという作家の『人形の谷間』(Valley of the Dolls, 1966)という大ベストセラーなんですが。 この小説、端的に言えば「芸能界に関わる3人の美女をめぐる物語」ということになりますかね。 まずはアニー。堅苦しい道徳に縛られた田舎町ローレンスヴィルでの暮らしを忌避してNYに出てきたアニーは、とある芸能プロダクションに職を得、そこで社長の片腕であり、第2次大戦から復員してきたばかりのライオン・バークと出会います。アニーはたちまち彼に惹かれるものの、何せ田舎から出てきたばかりで、まだ憧れのNYの何たるかも知らぬうちに自分の将来を決めることもためらわれ、彼女は大いに迷うことに。しかし、そうこうしているうちにアニーの美貌と上品さに惹かれた大富豪の息子アレンから強引に結婚を申し込まれた彼女は、逆に自分が本当に愛せるのはライオンだけだと確信し、アレンとの婚約を破棄してライオンを選ぶことを決意する。 ところが当のライオンは芸能プロダクションの仕事に復帰することが果たして自分のすべき仕事なのか大いに悩むところがあり、結局アニーと仕事を放棄してイギリスへ移住、そこで作家への道を目指すことに。かくして失意のアニーは、いつの日かライオンが自分のもとに戻ってくれることを夢見つつ、意に沿わぬながらも化粧品会社のモデル業を始め、有名になって行きます。 この小説に登場する二人目の女性はジェニファー・ノース。彼女はアニーとは対照的に貧しい家庭の出身。辛うじてヨーロッパへの留学を果たすも、途中で学資が尽きて、アメリカへ帰らなければならなくなるんですが、そこで同級生の富豪の娘と親しくなり、彼女の同性愛のパートナーとなることで、留学を続けることが可能となる。ま、その時点からしてジェニファーは己の美貌を切り売りすることで険しい人生を乗り切っていく術を手に入れてしまうわけ。その後、金目当てでヨーロッパ貴族と結婚するも、その貴族が既に没落していて、財産などゼロに等しいことを知り、あっさり離婚します。 その後彼女は芸能界入りするものの、演技や歌の才能はなく、ただ美貌と身体の美しさだけを売り物にする2流止まりの芸能人という立場にある。しかし、ジェニファーとしては芸能人としての名声など眼中になく、ただ結婚して母となり、安定した生活がしたいだけなんですな。で、彼女はその美貌とスタイルにものを言わせ、当時人気絶頂だった歌手トニーを捕まえて彼と結婚することに成功、ついに彼女の子供の頃からの夢を実現したかに見えた・・・。 ・・・わけなんですが、トニーのマネージャーを勤めていた実姉の巧妙なマネージメントによってごまかされていたものの、実はトニーというのは歌う才能しかない白痴だったんです。ジェニファーは絶望し、またトニーの秘密を守ろうと必死の義姉との攻防にも疲れて、二人の間にできた子供を中絶し、離婚に同意する。この頃から彼女は睡眠薬(この小説の中では「人形」と形容される)に頼るようになってしまう。 さて、三人目の女性ニーリー・オハラは、アニーやジェニファーとは異なり、抜群の歌唱センスに恵まれた天性のスター。彼女に必要だったのはほんの少しのきっかけだったのですが、たまたまNYに出てきたばかりのアニーと安アパートの隣部屋だったことが幸いし、芸能プロダクション勤務のアニーのつてでNYのミュージカルのちょっとした役をもらうことに成功、それをきっかけにスターへの道を駆け上がっていくことになります。 しかし、スターの座は彼女にとって諸刃の刃となる。スターとしてちやほやされるに従って彼女のプライドは途方もないものに膨れ上がり、世界はすべて自分のためにあると思い込んでしまうわけ。とりわけブロードウェイからハリウッドに進出し、映画スターとなったニーリーは、まだ売れない頃に結婚した献身的な夫に三行半を突きつけ、大物プロデューサー、テッドと再婚してからは、彼女の傲慢さは留まることを知らなくなる。 そして、あまりに横柄となった彼女は、ちょっと気が乗らないと撮影現場にも現れなくなるようになり、映画制作会社に損害を与えるようになってしまう。やがて映画会社は彼女の首を切り、そして夫であるプロデューサーも若いスターの卵と浮気を始める始末。ニーリーの生活はバラバラになり、ジェニファー同様、大量の人形(=睡眠薬)に頼らなければ眠れないようになってしまう。かくして、結局結婚生活は破綻、唯一の友であるアニーの下に逃げ帰ってくるのですが、そこでも生活の破綻は収まらず、ついにアニーが費用を支払う形で精神病院に長期入院することになる。 その頃アニーは、ライオンを半ば諦め、自らが看板となっている化粧品会社の社長、初老のケビン・ギリアンの愛人としての生活を始めています。自分にはついに燃えるような恋愛の果ての結婚、なんてものはないのだろうという諦めの境地に入っていたんですな。ところがそこへ、ジェニファーが嬉しい知らせをもって飛び込んでくる。アニー同様失意のジェニファーだったのですが、ついに素晴らしい恋人を捕まえたんです。しかもそのお相手は大統領の座も狙えるほどの有力上院議員というのだから素晴らしい。 が、運命はジェニファーのために更なる試練を用意していた。もうすぐ二人の結婚の予定を公表しようという時になって、ジェニファーが乳ガンであることが発覚、自慢の乳房の全摘出以外に命を救う方法がないことが判明するんです。上院議員が自分に惹かれた一番大きな理由が、自分の乳房の美しさであることを知っていたジェニファーは、このことに絶望し、人形(=睡眠薬)によって自らの命を絶ってしまう。 一方友人を失ったアニーの生活にも変化が生じます。雑誌の取材でアメリカを訪れることになったライオンが彼女の前に姿を現すんですな。アニーはこの突然のライオンの再登場に動転しますが、すぐにやはりライオンしか自分は愛せないことを確信する。そして、ケビンとの激しいやりとりが続いた後、彼を捨ててライオンをとることを選択する。 ところがライオンというのがまたどうしようもない男で、束縛されるのが何よりも嫌いなんですな。彼は「愛というのは、与えるもので、乞うものではない」などと言いつつ、結婚して安定した生活をする、というアニーの単純な願いに応えようとはしない。 そこでアニーは一計を案ずるわけ。アニーの芸能プロダクション時代の上司であるヘンリー・ベラミーが、会社を売って引退するのを利用し、ベラミーの部下であったジョージとライオンが共同でこの会社を買い取ることにしては、と提案するんですな。で、ライオンはこのアニーのアイディアに乗り、芸能プロダクションの仕事に戻ります。もちろんそれだけの資産はないので、会社を買い取る金はベラミーに借りることにして・・・。そしてこれを期にイギリスを引き払い、アメリカに定住することになったライオンはアニーと結婚して一女をもうけます。 ところが、実はベラミーがライオンに貸した金というのが、本当はアニーの金だったということが後になってバレてしまうんですな。それを知ったライオンは、アニーの策略で、結婚という罠にはめられたと思い込み、二人の結婚生活に暗雲が垂れ込めます。しかも、再出発を切ったばかりの芸能プロダクションの最初の売り物として、精神病院を退院したばかりのニーリーを使ったのですが、そのニーリーが、親友アニーの夫であるライオンに横恋慕し始め、ライオンも半ば自分からニーリーとの浮気を始めてしまう。天国から地獄へ突き落とされたアニーは、ついにこの時、例の「人形」に手を出すことになる。 その後、あまりに横柄になり、要求の多くなったニーリーを持て余すようになったライオンは、ニーリーを捨て、形の上ではアニーと元の鞘に収まることになります。しかし、もはや二人の仲は以前のようなものではなくなってしまった。ライオンは再び自分の芸能プロダクションの若手スターと浮名を流すようになるのですが、アニーの方もライオンへの愛情が減ったために、そうした夫の行動を大目に見ることができるようになっていった・・・。 おしまい。 なんじゃ、そりゃ! って感じでしょ? でも、この小説、ペーパーバック版だけで1千万部超の大ベストセラーなんですよ~。 ま、芸能界の裏側が活写されていること、テレビというものが進出したことによる芸能界再編事情の描写、薬漬け・浮気だらけの芸能人のあり方や高級精神病院の実態の描出など、素人読者には興味津々の話題が扱われていることや、1966年という時代にしては赤裸々な性描写などの話題性も手伝ったことだろうと推察されますが、それにしても、ね・・・。 ま、一番、うう~っとくるのは、ライオンという男の役どころ。アメリカの小説って、どうしてこういう「才能あって、美形で、だけど結婚したがらず、ヒロインを泣かせてばっかりの男」というのばっかりなんだろう? 前に読んだ1955年の大ベストセラー『マージョリー・モーニングスター』のヒーロー、ノエル・エアマンというのも、ちょうどこんな感じの男でしたなあ。女一人幸せにできない男なんてサイテーだと私は思うんですけど、小説のヒーローとしては、そういうのが人気あるんでしょうか・・・。 ま、とにかく先日来、暇な時間にちょこちょこと読んできた長編小説をようやく読み終わって、すっきりしたような、すっきりしないような、ヘンな感じを味わっている今日のワタクシなのでした。わけ分からん!
April 29, 2007
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さてもさて、ついに突入しましたなGW! 皆さんはいかがお過ごしですか? 昨日、金曜日は私にとってのGW初日だったのですが、前から見たいと思いながら見逃していた『リトル・ミス・サンシャイン』という映画が家の近くの映画館で再上映されていたので、見に行ってきました。 この映画、崩壊寸前の一家の物語なんですな。何せこの一家、まず家長たるリチャードに全然甲斐性がない。「勝ち組になるための9ステップ」とかいう、アメリカでよくある精神修養の本で一発ベストセラーを狙っているものの、なかなかうまく行かず、妻シェリルとの仲も怪しい雲行き。また難しい年頃で、ニーチェに心酔する息子ドウェインは、空軍に志願する時まで「沈黙の業」を続けるつもりで、家族との会話はゼロ。小さな娘のオリーヴはミス・コンテストで優勝するなどという非現実的なことを夢見がちだし、リチャードの父親であるエロ親父グランパは、最近、麻薬の常習で老人ホームを追放されてきたばかり。このバラバラ家族のところに、プルーストの研究者で最近「彼」に裏切られて自殺未遂を起したゲイの叔父フランクがやっかいになることになった、というのですから、もう一家団欒なんてあったもんじゃない。 そんなある時、本の出版の話がこじれ、その交渉のためにリチャードはアリゾナ州まで行かなければならなくなる。ところが同じタイミングで、ロス近郊で行われる「リトル・ミス・サンシャイン」のコンテストにオリーヴが参加することが決まるんですな。一家の財政事情から両方の飛行機代を出すわけにはいかないし、自殺未遂を起したばかりの叔父を一人残していくわけにもいかない。というわけで、仕方なくボロいミニバスに7人家族全員が乗り、はるばる1000キロを自動車旅行をすることになる。 で、何泊もかけて旅するうちに、色々なことが起こるわけ。プルースト学者のフランクは、ライバルのプルースト学者が大きな賞をとり、彼の元の恋人まで奪ったことを知る。空軍志望のドウェインは、色弱であるために飛行気乗りにはなれないことを知る。リチャードはリチャードで、本の出版計画が水の泡となったことを知る。 そして極めつけは、グランパおじいちゃんの死です。もう、ボロボロ。 しかし、このまま旅を中止したら、本当に一家すべてが「負け犬」になってしまう。それだけは出来ない! 一家の希望は、幼い末娘オリーヴの「リトル・ミス・サンシャイン」コンテスト優勝にかかってきます。これには、なんとしても参加しなければならない。そして勝たなければならない。もう半ばヤケになってきた一家は、病院からおじいちゃんの遺体を盗み出し、アリゾナからロスまで飛ばしてついにギリギリ、コンテストに駆け込みます。 ところが、このミスコンがくせ者。全米から選ばれたライバルたちは、幼いながらメイクばっちり、大人顔負け、プロはだしの演技で審査員たちにアピールしている。そんな中、オリーヴは田舎からポッと出の無邪気な女の子でしかない。これじゃとうてい太刀打ち出来るはずがない。一家は、せめてオリーヴに恥をかかせないために、参加の中止まで検討し始めます。 しかし、オリーヴは最後まで頑張ってミス・コンテストを乗り切るんです。そして、今は亡きおじいちゃん直伝のダンスで一発逆転を狙う。さて、オリーヴはコンテストに優勝できるのか? また彼女の勝利にかけているバラバラ家族の運命は?! というような話です。面白そうでしょ? さて、では、この映画に対する私の印象批評点はと言いますと・・・ 83点です。余裕で合格! いや、もう、オリーヴが可愛い、可愛い。めちゃくちゃ可愛い。彼女一人にやられた! って感じ。映画のクライマックスとなるコンテストのシーンもいいしね。『フルモンティ』や『リトルダンサー』クラスの傑作ではないけれど、佳作であることは確か。「ハリウッドの隠し玉」と言われ、アカデミー賞2部門ゲットしたのも頷けます。音楽もいいんだ、これが。特に、エンドロールが流れる中、最後の最後で流れる Sufjan Stevens の『No Man’s Land』という曲はいいよ。爽やかで。というわけで、この映画、教授のおすすめ!です。もうあまり上映しているところはないので、興味のある方はレンタルDVDでどうぞ! さて、映画を見終わった我らはそのまま、近所のショッピングセンターに行き、本屋に行ったり、CDショップを覗いたり、アロマショップを見たりしてブラブラし、そうこうしているうちに夜ご飯の時間になったので、そのショッピングセンターの地下のフードコートで「さぼてん」のカツサンド(←これ、馬鹿ウマ!)やら、焼きそばやら、そんなジャンクなものを食べ、そしてサーティーワン・アイスクリームで食後のデザートとしゃれ、そんな感じで3流グルメを堪能しました。久々にこういうところで食べると、結構面白いですよ。制服着た馬鹿みたいな女子高生の群れがフードコートの片隅で馬鹿騒ぎしているかと思えば、バイトが終わって、甘いもので一息入れていると思しき若いお一人様の女性あり、ダンナと子供はどうしたの? と聞きたくなるような主婦連の会合あり、と言った調子。人生、色々ですなあ・・・。 とまあ、釈迦楽家では、GW初日をこんな風に楽しんだのでした。それでは、また!
April 28, 2007
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いや~、昨日すごいもの見ちゃいました。テレビで紹介していた虫歯治療の最前線なんですが。 キーワードは「無痛治療」。今や歯科治療は無痛が当たり前になりつつあるんですな。で、まず紹介されていたのは、ドリルではなくレーザーを使った虫歯治療。ドリルと違ってレーザーは治療の際に振動を生じさせず、神経を刺激しないので痛くないんですって。しかもレーザーで虫歯を焼いてしまうと、焼いた部分が再び虫歯になることが少ないのだとか。ふーむ、いいことづくめですな・・・。 でもレーザーよりもっとすごいのは「オゾン治療」。これはオゾンの殺菌力を使って虫歯の原因菌を根絶してしまうというものなんですが、何せ気体を虫歯に吹きつけるだけですから、なーんも痛くない。それで軽微な虫歯くらいあっさり治っちゃうってんですから、夢のようでございます。 しかし、そのオゾン治療よりもっとすごいのは「3Mix-MP法」による治療です。これ、宮城県仙台市の「タクシゲ歯科医院」というところで施療しているらしいのですが、この治療法で使うのは3種類の薬品を混ぜ合わせた塗り薬のみ。で、こいつをちょちょいと虫歯に塗ると、もうそれだけで虫歯完治。重度の虫歯もこの魔法の塗り薬一発で治るというのですからオドロキです。しかも治療はその一回で済んでしまうので、何回も通う必要はなく、治療費も1800円くらいなものなので経済的負担も軽い。そのため、わざわざ東京あたりから仙台まで出向いて、この3Mix-MP法による治療を受ける人が多いんですって。もう半年くらい先まで予約が一杯らしいですけどね。 実際、テレビで取材されていた女性の方は、麻酔に対してアレルギーがあるため、通常の歯科治療が受けられず、そのため虫歯が進行してしまい、その痛みに耐えかねていたんですが、タクシゲ先生の魔法の薬をちょちょいと塗ったら、途端に痛みもピタリと止まってしまったらしく、ニコニコ顔で帰って行きました・・・。何それ、四六の蝦蟇の油? って感じでしょ? それにしても、今や虫歯って、重度のものであっても塗り薬で治るんだ・・・。ちょっとショック。何を隠そう、ワタクシ、来月半ばに全身麻酔で虫歯治療するんですけど、こんなことなら3Mix-MP法の方が簡単だったかしら・・・。 しかし、ホントなんですかねえ、塗り薬で虫歯が完治って・・・。もし、それが本当なら、その魔法の薬を市販しちゃえばいいんじゃないの? そしたら、この世から歯科医院なんてなくなっちゃうでしょうが・・・。というわけで、ワタクシはまだ半信半疑なんですけど、「タクシゲ歯科医院」でネット検索すると更なる情報が得られますので、興味のある方はどうぞ。 でも、ま、人類を苦しめる虫歯に対し、新しい治療法が種々開発されているっていうこと自体、頼もしいことでございます。医学の進歩ってのは、「よくなる一方」だからいいですよね。 というわけで、この調子で癌もメンソレータムみたいな塗り薬で一発完治! なんて時代にならないかな~、などと都合のいいことを考えているワタクシなのでした。今日も、いい日だ!
April 27, 2007
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今日、3限の講義を終えて研究室に戻ってみると、何やら廊下に怪しい人影が・・・。 と思ったら、卒業生のO君が遊びに来てくれていたのでした。ひゃー、嬉しい! O君は私がこの大学に赴任して最初に受け持った3年生。当時は私も20代でしたから、彼らとは年齢もさほど変わらず、O君をはじめその学年の連中とは公私を問わず、とことん付き合ったものでした。ですから、彼らは私にとって教え子というよりは友人という感覚です。 ところで、今日O君が遊びに来てくれた理由の一つは、転職の報告だったんです。彼もよく転職する男で、今回で4つ目の会社ということになるのかな? ついこの間まで勤めていた会社は小売り関係、今度の会社は貿易関係ですが、O君の専門は総務、特に人事関係ですから、どんな会社に転職しようが、これまで蓄積してきたノウハウを活かすことが出来る。転職しやすいキャリアなんですな。 ま、そんなこともあって、話題は会社関係のことが多かったのですが、私はそういう方面の話には疎いので、色々勉強になりました。 ちなみに、O君が前に勤めていた会社というのは、コンビニ業界に「定額商品」というアイディアでもって新規参入した会社なんですが、一時はすごい勢いで業績を伸ばしたものの、現在は逆に低迷しているようで、今や別の大手コンビニ会社に吸収されそうな気配なんだそうで・・・。小売り業界、厳しいもんですなあ。 でまた、アイディア一本で新境地を切り開いてきた会社ほど、そういう風に逆境に陥ると得意の新機軸にも行き詰まってしまうようで、O君の勤めていた会社にしても、今や苦しい息の下で捻り出した新しいアイディアを試す毎にどんどん業績悪化してしまうのだとか。 で、O君から見れば、何をやっていいか分からない今、何をやってもうまく行かない今こそ、コンビニの本業に立ち返ればいいんじゃないの、と思えるそうなんですが、トップの連中は依然として「夢よ、もう一度」と思うのか、「斬新なアイディアで一発逆転」することばかり狙っているんですって。O君がこの会社に見切りをつけたのには、そういうこともあったみたいです。 でもそれだけでなく、O君としては、この会社でやるべきことはもうやってしまった、という感じがあったらしい。地位も上がり、後は部下がルーティーン・ワークをこなすのを監督する立場になってしまったんですな。しかし、それはO君としては面白くないので、この度、新天地を求めることにした、と。独身のO君だから出来る決断ではありますけどね。 もっとも、もちろんO君にも将来へ向けてのヴィジョンはあるのであって、彼としては色々な会社で様々な経験を積んだ後、コンサルタント的な会社を設立し、企業のシステム改革の手助けが出来ればと考えているようでした。 ところで、「企業を発展させる決め手はシステムの改革だ」というO君の主張の意味がよく分からなかった私は、「しかしさあ、やっぱり、企業の飛躍の鍵は画期的なモノ造りにあるんじゃないの? たとえばアップル社が iPod を作ったことで、一気に勝ち組になったみたいに・・・」と質問をぶつけてみたんです。 すると、O君曰く、「いや、それは逆じゃないでしょうかね。例えばCDって値段が高いじゃないですか。音楽を作っている側も、音楽を聴く側も、もっとCDが安ければいいなあと思っていたはず。ただ、ほとんどの人はそこまでしか考えない。しかし、アップル社はもう一歩先のことを考えた。CDが高くて不満なら、CDというメディアを通さずに音楽を作り手側から聴き手側に送り届けられるような新しいシステムを作ればいい。そう考えた時に、iPod というモノが出てきたんじゃないでしょうか。つまり、システム再構築のアイディアがあったからこそ、画期的なモノ造りにつながったんじゃないかと思うんです」。 ふーむ! なるほど! ! こいつは一本とられたかも! 「システム改革が重要」ってのは、そういうことなわけね・・・。 まったく、負うた子に教わるとは、このことでございます。 ってなわけで、今日は卒業後13年、世の中の仕組みが分かってきたO君が大学に遊びにきてくれたおかげで、楽しく、懐かしく、また勉強になるひとときを過ごすことが出来たのでした。今日も、いい日だ!
April 26, 2007
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何だか最近、「アロマテラピー」ってものに突如として興味が出てきたワタクシ。 いや、先日訪れた蓼科のペンションに、アロマテラピーに関する雑誌が何冊か置いてありましてね。それをパラパラめくっているうちに、俄然、興味が湧いてきたんですな。 ま、結局、漢方みたいなものなわけでしょ? 長い時間を経た経験則の中から、この香りには催眠効果があるとか、鎮静効果があるとか、食欲増進効果があるとか、頭痛軽減効果があるとか、そういうことが分かってきました、みたいな。また実際、医学的にもこの種の効果は確認されているようですね。もちろんそんなこと、もともとアロマテラピーに詳しい方には、言わずもがなのことなんでしょうが。 それに考えてみれば、良い香りを嗅いで気分が悪くなろうはずがないわけで、そういうものを暮らしに取り入れるのも悪くないかな、なんて思いましてね。 で、現在、ちょっと購入を検討しているのが、「アロマコンセントランプ」なるもの。これ、コンセントに直に差す方式の電灯でして、上のところに少し窪みがあり、ここにアロマエッセンスを数滴たらしておけば、電球の熱でこれが蒸発し、部屋中に芳しい香りが行き渡るという仕組みです。例えばこんな感じ ↓ なるほど、簡単な仕組みでいいんですが、ただね。デザインや色のセンスがどうなのか・・・。いや、ワタクシも結構ネット上で探したんですけれど、欲しくなるようなデザインのものがホントにない。それゆえ、現時点ではなかなか購入というところまで行かないんですけど。 ま、アロマに詳しい方で、アロマコンセントランプ以外にもこういう選択肢があるよ、ということをご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示下さいね~。 しっかし、様々なアロマエッセンスの中で、「鎮静効果」とか「リラックス効果」とか、そういう項目ばかり探してしまうワタクシ、少々疲れているんじゃないでしょうかね・・・。ゴールデン・ウィークまであと一息、体調に気を付けようっと!
April 25, 2007
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全国一斉学力テストってのが行われたそうですが、このことを巡って、色々と問題が生じているようで・・・。 まずは愛知県犬山市の学力テスト不参加問題。同市の教育委員会によると、こういう学力テストは学校間の学力格差を露呈させ、その結果、不当な競争を煽ることになるから、とのことですが、この程度のテストのことでそれほど鼻息荒く反応する必要あるんですかね・・・。 ま、ワタクシは日頃、文部科学省のアホさ加減に辟易させられている方ですので、別に文部科学省に肩入れするわけじゃないですけど、所詮、この世の中なんてすべて競争じゃないですか。受験もそう、各種資格試験もそう、入社試験もそう。会社に入ったら入ったで出世競争あり、他社との業績競争あり。野球もそう、オリンピックもそう、スポーツ全般すべてそう。恋愛だってライバルとの競争ですわ。 だったら、小さい時からそれとなく、「世の中、厳しいよ」ってことを教えてやった方が親切というもんじゃないでしょうか・・・。大体、近頃のませたガキどもなんか、「世の中、すべて競争だよ・・・」って脅かしたところで、動じるタマじゃないでしょう。「そんなの知ってるよ、何今更言ってんだよ、オッサン」なんて言われそうじゃないですか。 それに、そもそも競争ってものがあるからこそ、自分の得手不得手が分かり、その結果自ずと自分の進むべき道も分かってくるというもんじゃないんですかねえ・・・。いいじゃないですか、別に。学校の成績が悪ければ悪かったで、「そうなんだ、俺、頭悪いんだ」と思えば。まっとうに生きる道なんて、いくらでもありますわ。 しかし、犬山市の対応よりもっと驚くのは、今回の学力テストを「違憲」だとして裁判所に訴えた生徒がいる、ということです。 今回のテストにはアンケートみたいなのがついていて、そこで「テレビはどのくらい見ますか」とか、「家の中に本は何冊くらいありますか」なんて質問項目があるんですってね。で、それが「個人情報保護法」に抵触する、という主張なんだそうですが・・・。 ほら、ね。近頃のガキは、こういう手合いなんですって。「世の中、競争だ」と知らされて泣き出すようなナイーブな奴なんて、いない、いない! ま、それはともかく。面白いじゃないですか、この生徒の主張。 じゃ、さ。あれはどうなんですか。最近、大学でやたらに実施する「授業評価アンケート」って奴。「あなたはこの授業に触発されて、どのくらい家で勉強しましたか」とかいう質問項目に堂々と「0時間」とか書かれ、その情報をもって大学側が我々教員に「学生が勉強してないって言っているぞ! ちゃんと授業改善しろ!」と迫ってくる奴。これの方がよっぽど個人情報保護法に違反してない? っていうか、この場合、改善しなきゃいけないのは、教員の側じゃなくて、勉強しなかった学生の方じゃないのかよっ!? なんだかコーフンして何が何だか分からなくなってきましたが・・・。 結論としてはですね、たかが学力テストくらいのことで、いちいち面倒臭い世の中ですなあ、という慨嘆ですね。 映画監督の小津安二郎さんでしたっけ、「何でもないことは流行に従う。 重大なことは道徳に従う。 芸術のことは自分に従う」ってなことを言ったのは。今回の学力テストなんてのは、まさに「何でもないこと」の範疇なんじゃないかと私は思うのですが、さて、読者諸賢のお考えや如何に?
April 24, 2007
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市議選の結果、出ましたね。先週このブログで触れた私のゼミ生のお父上様ですが、トップ当選寸前の好成績で無事、市議に当選なさいました。恐るべし○○学会の組織票、という感じですが、まあ、これで一安心というところでございます。 しかし、今回あらためて思いましたけれど、市議選というのは、実にそのよく分からない選挙ですよね。ほんと、誰に投票していいんだか、さっぱり分からない・・・。 これが国政選挙だと、少なくとも「所属党」によって見当がつくじゃないですか。この党には勝たせたくないなというのがあるので、誰に投票するべきか、比較的容易に腹が決まる。 また「知事選」なんかだと、候補者も事実上上位二人、「現役知事」対「有力新人」の一騎討ちということが多く、それはつまり「今の県政でいいのか、変えた方がいいのか」ということですから、これも比較的容易に腹が決まる。「市長選挙・町長選挙」もこれと同じことが言えます。 しかし、「市議選」となるとね~・・・。沢山の現職候補がいて、さらに新人もいて、しかもその大半が政党とは無関係の無所属議員だとなると、一体この中の誰に投票していいのか、ぜんぜん分からない。 もちろん広報なんかにそれぞれの議員のプロフィールだとか、マニフェストが載っていたりしますが、どれも皆「明るい街づくりを目指す」だとか、「誰もが誇れる郷土を作る」だとか、ほとんど無意味な主張の羅列でしょう? しかも全員が同じようなことを言っているのですから、こんなの参考になりませんよ。 でまた、選挙カーでの宣伝活動にしたって、相変わらず名前の連呼だけですもんね。「市議選に立候補している○○、○○でございます。地元出身、地元出身の○○、○○をどうぞよろしくお願いします」って言われたってねえ。地元出身だから何だ、って話ですわ。 たとえばどこかの市議選でトップ当選を果たしたプリティ長嶋氏のように、「AEDをさらに普及させる」という明確な政策を掲げて選挙戦を戦ってくれると、投票し易いと思うのですが、残念ながら我が選挙区には、プリティ長嶋氏のような気の利いた立候補者はいませんでしたねえ・・・。ちなみにプリティ長嶋氏は、当選後、支持者に対してだけでなく、一般の市民にお礼の挨拶をするために街頭に立っていらしたようですが、なかなか見上げた心がけなんじゃないでしょうか。 ということで、実を申しますと私も他の多くの市民と同様、立候補者の実像がよく分からないまま投票してしまったわけですが、あまり善いことではありませんね。せめて選挙ポスターに一つ、主たる政策(マニフェスト)を掲げること、というような決まりにしてもらいたいものでございます。 ・・・それにしても、色々な市の市議選の結果を見ていると、市によっては、たかだか200~300票くらいの得票数で議員になれるところもあるんですなあ・・・。そのくらいの得票、ちょいと気の利いた立会演説でもすれば簡単に得られるんじゃないのかしらん。 ワタクシも一発、老後の小遣い稼ぎに、立候補しちゃおうかな~! 今からマニフェスト考えておこうっと!
April 23, 2007
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どうせゴールデンウィークに入ったらどこも混雑してろくな旅行も出来ないだろうと思い、勝手に黄金週間を一週間早め、今週末、家内を連れて蓼科の方に1泊旅行をしてきました。 初日、10時過ぎに家を出た我らは、スバルR2を駆って中央道をひた走り、午後1時に諏訪到着。そのまま蓼科方面へ向かい、お昼を食べる予定にしていた北欧料理の店、「ガムラスタン」を目指しました。前からこの店の前を通る度に気になっていたお店だったので、ね。 で、行ってみると、やっぱりワタクシの目に狂いなし。なかなかいいお店でした。私達が注文したのは「ハロン」というコースですが、まず北欧料理の店らしく「鰊の酢漬けマスタードソース」が前菜として出てくる。で、これが実に食欲をそそる味なわけですよ。 その後、サラダ、スープ(今回は「ジャガイモと豆のスープ」でしたが実に旨かった!)、メイン(魚料理と肉料理から選べる:写真は肉料理のリブステーキ)、おいしいライ麦パン、それにデザート(チェリーのタルトにシャーベット)とコーヒーがついて1600円ですから、すごくリーズナブルで大満足。今回は店の中で食べましたが、もう少し暖かくなればテラス席も気持ち良さそうです。 かくして、北欧料理でお腹一杯になった我らは、ガムラスタンのすぐ先にある「バラクラ・イングリッシュガーデン」へ。蓼科に来たら、ここははずせません。 でも上の写真からも伺える通り、今は季節的に花が少なく、ちょっと寂しかったかな・・・。でもその分、料金も少し割引されていましたから、食後の腹ごなしのガーデン散策としてはよかったですよ。そして、さらにお隣の「ストーブハウス」にも立ち寄り、薪ストーブのカタログをごっそりもらってきたり、雑貨コーナーを楽しんだりしました。雑貨コーナーでは小さめなパン皿くらいの大きさの可愛い平皿があったので、お土産にゲット。 さて、この時点で4時前くらいの時間となったので、今日の宿である東急蓼科リゾート内にあるペンション、「ベルクコット」へと向かいました。このベルクコット、以前に泊まった時、料理がすごくおいしくて、しかもアット・ホームな感じがとてもよかったので、今回はリピーターとしてお世話になることにしたんです。 で、今回も夕食、とてもおいしかった! まず前菜の「手作りベーコン」が絶品! これ、豚肉の塊に塩・胡椒して4日程冷蔵庫で寝かせ、その後一日かけてスモークするのだそうですが、実に旨い! ワインとよく合います。そしてその後に出てくる料理もみんな旨かったですねえ。特に鶏肉のワイン煮込みは、フォークでつつくだけで身がほろりと崩れるほどで、そんなふうにほぐした鶏肉に刻んだ野菜がたっぷり入ったワイン・ソースに絡め、さらにそこにご飯を混ぜ込みながら、いわばハヤシライスみたいにして食べると、これが実においしいんだ。 そして、食後、燃え盛る薪ストーブ(写真・下)の前のソファーに陣取り、セルフサービスで好きなだけ飲めるコーヒーや紅茶を楽しみながら、雑誌を読んだり、ペンションのご一家と雑談をしたりするのがまた楽しいわけ。 で、そんな話の中から、最近、ペンションの周りに貂(テン)がよく来る、という話になり、ひょっとして今日も来るかもしれないので、庭にしつらえた餌台(小鳥用に向日葵のタネなどが乗っている)のところをたまに懐中電灯で照らしてご覧なさいと教えられたんです。 で、野生の貂なんて見たことないなあと思いながら、言われた通りに庭を照らしてみると・・・。 居た・・・。貂が・・・。まだ冬毛の残る灰色の貂が餌台の上の上に乗っかって、向日葵のタネ食ってました。ひゃー、すごい! ほんとにこんな近くで貂が見られるんだ! 感激! いやいや、それどころではありません。ペンションの方が気をつかって、その後もずっと餌台を見張っていて下さり、野生動物が来るたびに我々の部屋に電話を下さったおかげで、なんと生アナグマと生狸もバッチリ見ることができました。一晩で貂とアナグマと狸が見られるのはラッキーだそうですが、ほんとに幸運でした。 同じ頃、東京・町田では殺人犯が銃を持ったままアパートに立て籠もり、警察と一進一退のやりとりをしていたようですが、我々はまったく別天地で、野生動物との遭遇を楽しんでいたわけですなあ。 さて、一夜明けた土曜日。ペンションの庭はまさに野鳥の王国。四十雀、河原ヒワ、喉の赤いウソ、椋鳥、その他、種類の分からない無数の鳥たちのさえずりの声が聞こえてきます。もちろん、薪ストーブには赤々と火が入って、遠くからでもじんわりと身体を暖めてくれます。他に泊まり客もいないので、ダイニングは我ら夫婦二人だけ。こうしてシンプルだけどおいしい食事をいただきながら、鳥たちの声を聴いていると、これが人間の生活だよな~という気がしてきます。こういう気分が味わえるのですから、オフシーズンのベルクコット、おすすめですよ~! (以下の後半に続く・・・)
April 22, 2007
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(承前) さて、宿を後にした我らは蓼科を南下し、小淵沢を目指しました。今日は小淵沢散策です。 で、まず向かったのは前に来た時も立ち寄って感動した蕎麦屋「いち」です。小淵沢のはずれ、しかもよほどこの辺の地理に詳しくないと辿り着けないような辺鄙なところにある蕎麦屋ですが、やはり蕎麦好きの人が噂を聞きつけるのか、客が途切れることのない店。私もここの蕎麦の味が好みなものですから、ぜひ今回も昼はここで、と思い定めていたんです。 で、今回も野菜天麩羅つきのセイロを頼んだのですが、うまかったですねえ! 天麩羅にしても蓬や蕗やゴボウやそら豆といった季節の野菜がさっくさくに揚がっていて、天つゆで食べてよし、塩で食べてもまたよし、といった具合。でまた蕎麦湯がね、ほとんど重湯かと思うほどトロ~っとして甘いんだ。小淵沢の「いち」、これまたおすすめです。 そしてそこから今度はこの辺りでは名高いジャムの店「とりはた」で「ラム苺」というジャムをゲット。これ、季節ものなので、春から夏にかけてでないと味わえない逸品です。この前秋に来た時には買えなかったので、リベンジ成功。 そしてその後、これまた秋に来た時に行って感動した陶器(ご主人担当)とガラス工芸(奥様担当)の工房、「月の手」さんにお邪魔しました。そこでびっくりしたのは、工房に足を踏み入れた途端、ご主人が我々を見て、「あ、前にお見えになりましたよね」と声をかけて下さったこと。ひゃー、覚えていて下さったんですか? 嬉しいなあ! と思ったら、その時我々が買ったものまで覚えていてくれたばかりでなく、その時、私が言及したこのブログのことまで覚えていて読んで下さったのだとか。なんと、なんと、そうでしたか・・・。 と、それで嬉しくて言うわけではないですが、この「月の手」工房、陶器好き、ガラス工芸好きの方は何としても行かないと損ですよ~。まずご主人が作る陶器、これが素晴らしい。私たちも秋に来た時に買い求め、以後使い続けているので分かりますが、実に使い勝手がいい。そして形・色・デザインのセンスが抜群。ほんと、奇を衒うわけでもなく、シンプルな造形なんですが、どこか「お、いいな、これ!」と思わせるような、センスの光る作陶なんですよね。しかも、しかもですよ、値段が馬鹿安。もちろん、大量生産の陶器よりはずっと高いですが、一つ一つ一点ものの芸術作品としては、考えられないほど安い。日常遣いできるくらいの値段です。日常の食器も、どれもいいですし、私は大きな壺もいいと思いましたね。あれ、花の散りかけた桜の枝でも大きく切って無造作に活けたら、様になるんじゃないかな、と思えるような感じです。 でまた、奥様のガラス工芸、これがまた繊細でいいんだ。絵のセンス、色のセンスがすごくて、独特の世界をガラスの中に閉じ込めている感じ。今回は家内がピアスを一つ買いましたが、私もこの世界、好きですねえ。今度行く時は、何か私も買いたいなあ。 ということで、若く才能豊かな芸術家夫婦が、気持ちよく経営している工房「月の手」、これは大絶賛で教授のおすすめ! です。 さて、月の手工房を後にした我らが次に向かったのは、「夢宇(むう)谷」というギャラリー。「夢宇」自体も大きなギャラリーですが、その他にも幾つかのギャラリーが点在している地区なので、行って退屈することはありません。 で、我々は「夢宇谷」に乗り込む前に、周辺のギャラリーにも目を通して行くことに。まず行ったのは、「HANA」というお店で、ここはハナさんという若い女性が一人で経営しているちっぽけな雑貨と焼き菓子のお店。行ってみるとビーズのアクセサリーやドライフラワーのリース、そしてパウンドケーキが並んでいました。驚くのはその値段で、アクセサリーなどは500円くらいから、リースは300円くらいからと、すごく安いんです。この値段に釣られて、つい我々も300円のリースを買ってしまいましたけどね。 で、それを包んでもらっていると、ハナさんが、「そこにあるパウンドケーキ、どれでも一つ選んで下さい、サービスであげますから」と、声をかけてくれました。なんと、今年の営業はこの日が初日とのことで、今年一番最初の客である我々へのサービスだというのです。ひゃー、ラッキー! かくして遠慮なく1個100円のパウンドケーキ、いただいちゃいましたけど、後で食べたらすごくおいしかったです。ハナさん、有り難うねー! で、次に同じ敷地内にある何とかいう北欧インテリアの店に行こうとしたのですが、生憎この日はお休み。しかし、そこのお店のお嬢ちゃんなのか、2歳か3歳くらいの金髪の女の子がなぜかリンゴの入ったビニール袋をしっかり握りしめながら、小川のほとりで遊んでいて、すごく可愛かった。日本語しゃべれるのかな? と思いつつ、家内が「ハーイ」と声をかけると、ニッコリ笑って「アリサちゃん、あそんでいるの!」と日本語で答えてくれました。それにしても、外国人の子供って、どうしてこう可愛いんですかね。あれは、天使だな! さて、そんな天使との遭遇の後、肝心の「夢宇谷」内を散策。ここは陶器、漆器、家具、布、紙など、様々なものを扱ったギャラリーなんですが、何しろ広いので、ギャラリー内をまさに「散策」する感じ。ま、「月の手」工房のような「一点もの感」と比べると、多少、プロダクト感が強いですが、それでもなかなかセンスのよい品が揃っていて、好きな人には楽しめるところ。今回見た作品群の中では銀でメッキしたような陶器のインパクトがあったなあ。あの銀の抹茶茶碗で抹茶を飲んだら、銀に緑が映えて良さそうです。ま、今回は何か買うということはなく、見るだけの楽しみで満足しましたけれど、この「夢宇谷」ギャラリー、一見の価値はありますので、お好きな方はぜひ。 さて、その後、新規開拓で新しいカフェに行ってみたり、フィリア美術館を覗いてみたり(あまり好みでない展示のようだったので、今回はパス)したりした後、そろそろ夕方になってきたので、最後に八ヶ岳アウトレットで若干のショッピング(ここはブランド・ジーンズの隠れた穴場なんです)をした後、例によって鉢巻き道路上にある「カントリー・キッチン」というお店で夕食(私は「ステーキ丼」、家内は「金目鯛の定食」を食べましたが、どちらもすごくおいしかった!)をとりつつ、ジャズの生演奏を楽しみ、その後一路中央道を下って帰宅の途につきました。途中、まだ鉢巻き道路を走っている時に、野生の鹿の群れに遭遇したりして大感激でしたけどね。 とまあ、1泊2日の駆け足の旅でしたけど、蓼科・小淵沢の自然(特に野生動物)と文化と人との交流を楽しむことができました。いずれはこの地に永住、と考えている我らにとって、ますますその意志を強くした旅でした。八ヶ岳、最高!
April 22, 2007
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何だか知らないけど、突然カップヌードルが食べたくなる時ってないですか? 生麺タイプのカップ麺とか、インスタント・ラーメンにも色々ありますけど、そういうのではなくて、あの「カップヌードル」が・・・。 で、今日はそんな気分だったので、昼食に食べてしまいましたよ、カップヌードル。しかも普通のではなくて、最近出たと思しき「チリトマト」という奴を。これこれ! ↓◎インスタント麺は6箱まで送料500円◎ 日清 カップヌードル チリトマト×20個 これ、初めて食べてみたんですけど、うまい! トマト・スープの味が濃厚で、しかもあとからいい感じで辛味も効いてくる。なかなかよいではないですか! 「シーフード」味と同列で、ワタクシのお気に入りにしちゃおうかな。 でも、大学教授(しかも文系)が研究室でカップヌードルすすっているのって、絵にならんなあ・・・。ゼミ生たちには見せられん・・・。これが理系の先生ですと、「実験が忙しいんじゃ! 食い物なんかにこだわっていられるかっ!」ってな感じで、それなりに絵になるような気もするんですけどね。 ちなみに、どうして理系の先生って、いつもノーネクタイでサンダル履いているんだろう・・・? ・・・ま、それはともかく、そんな感じでカップヌードル・チリトマトでガツンと腹拵えしたあと、今日の午後は「アメリカ文化史」の授業に臨んできました。先週はイントロだったので、実際の講義は今日が最初。 ま、ワタクシもそれなりに長いこと大学で教えていますが、やはり最初の講義は緊張します。とりわけこの講義科目はワタクシの専門に一番近く、自分としても一番力が入るものなので、ね。 とりあえず1回やっちゃえばいいんです。1回やると、ペース配分をどうすべきか、バッと分かってしまって、その後の講義のやり方まですべて含めて計算が立つんです。ですからそこから先は自信がつくんですけど、最初の1回はね~。うまくペース配分出来るかどうか、すごく不安。 でも、今日はトマトチリのおかげで、ピリッとした講義が出来ました。もうこれで、前期のこの講義はバッチリ、不安なし。うちの大学で一番面白い講義したるわ! ということで、今日はなかなかいい気分で大学をあとにしたのでありました。今日も、いい日だ!
April 19, 2007
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このところ銃を使った悲劇が連続し、日米社会を騒がせておりますなあ。 まず長崎の件ですが、先日もこのブログに書いたように、たかが市議選の立候補者になっただけでも誹謗・中傷の嵐だってんですから、長年市長を勤めた方ともなれば、いわれのない非難・批判を被ることも当然あるのでしょう。残念なことでございます。亡くなられた長崎市長のご冥福をお祈りします。 で、次に海の向こうの乱射事件ですが、不思議なことにアメリカでは、10年程度の周期で時折この種の「大学・高校キャンパス内乱射事件」が発生しますね。同じく教壇に立つものとして、突然何者かに教室に入ってこられて銃を向けられたらたまらないな、という気がします。ま、日本ではまだそこまで銃が野放しになっていないので、アレですけどね。 と言うと、「じゃあアメリカでも銃規制すればいいじゃん」ということになるわけで、実際、そういうことを言う人がアメリカにも沢山いるわけですけれども、全米ライフル協会(NRA)みたいな強力なロビー集団がいるので、なかなか実現はしません。NRAの鼻息の荒さは、マイケル・ムーアの『ボーリング・フォー・コロンバイン』を見るとよく分かります。 でもね。ま、確かにNRAの言うことも一理ある。 つまり、彼らの主張するように、「民主主義」という概念の根本には、「革命権」というものがなければならないんですな。為政者が国民の意志に反する政治をしている場合、国民は革命を起してこの為政者を取り除くことができなければ、民主主義は維持できない、ということがあるわけですよ。で、そのためには、国民の側が武器を持っていなければならない。そうでないと、政府側に対抗できませんからね。 ですから、民主主義の実験を続けることを国是とするアメリカにおいては、国民から武器を奪うことが原理的にできないわけなんですな。こういうことは、秀吉の「刀狩り」以来、政府に楯突くための武器を持たない日本人には、なかなか理解しがたいところなんですが。 もちろん、現実問題として銃の購入が比較的簡単であればあるほど、それだけ銃を使った犯罪も多くなるわけで、そういう現実的な側面と、民主主義の原理原則と、どちらを重視するのかという重要な論点が出てくるわけですが、一方、上述の『コロンバイン』でも述べられていたように、アメリカ以上に銃社会であるカナダではこの種の銃犯罪がきわめて少ないのであって、「銃が世に出回れば、銃犯罪が多くなる」と単純には言えないところがある。となると、銃犯罪多発の原因は、銃の存在そのものにあるのではなく、アメリカ社会そのものの構造的欠陥にあるのかも知れません。 要するに、何がどうなのか、よく分からんわけですよ。 とはいえ、こういう銃乱射事件がアメリカで周期的に生じることは事実なわけですから、その辺の社会的病理について、解明していかんといけませんな。 亡くなられた32名の方々、その中にはホロコーストの生き残りの老教授で、犯人の教室への侵入を必死で防ごうとした方なども含まれていたそうですが、彼らのご冥福をお祈りします。---------------------------------------- ところで、以上のこととは次元の違う話を一つ。 今回、アメリカでの事件に関連して、へえ~と思ったことがあったんです。 実はこのニュースが伝えられた時点で、私の大学院時代の恩師のところにもテレビ各局からコメントを求める電話がかかってきたんですって。どうもインターネットで「銃乱射」「アメリカ」などのキーワードで検索すると、たまたまこういった関連の講義をしたことのある恩師の名前が上位に出てくるらしいんですな。 しかし、私の恩師はそういうコメントやらテレビ出演はすべて断られたそうで、その代わり、「教え子の中にこの分野に強い人がいるから、そちらに頼んでみては?」と、ある人を推薦されたのだそうで。 かくして、私もよく知る大学院時代の後輩のS君が、あちこちのテレビに出演してコメントすることになったわけですよ! 皆さん、ご覧になりました? ワタクシ、それ見逃しちゃったんですけど! ま、それはともかく、よくこういう事件が起こると、「○○大学○○教授」みたいなのがテレビに登場してきて解説したりコメントしたりしてますけど、ああいうのは結局、インターネットで検索して、そのジャンルに強そうな人を報道各局が探し出していたんですな・・・。 ということは、ひょっとしていつの日か、ブログを書き続けるワタクシのところにもテレビ出演依頼が! ないない。
April 18, 2007
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小説を読んでいると、時々、意味が分からないところが出てくることがあります。特に、専門でないジャンルの知識に関することとなると、なかなか理解が難しかったりする。ま、あまりストーリーと関係のないことであれば、読みとばしてしまえばいいのですが。 しかし、英語の授業で学生たちと小説を読むとなると、「ここは僕にもよく分からないから読みとばして」というわけにも行かず、思わぬ苦労をさせられたりする。 で、今授業で読んでいるアメリカ小説に「先物取引」の描写が出てくるんです。これが分からない。まだ存在しもしない商品を取り引きするって、一体どういうこと?? で、色々調べた結果、ようやくこいつの意味が少し分かってきました。 要するに、こういうことらしいんですな。 例えば砂糖なら砂糖を大量に消費する会社があるとする。製菓会社なんかの場合ですな。で、この会社は、来年使う分の砂糖を確保しておきたいとする。しかし、もちろん収支のバランスというものがあるわけですから、砂糖の値段があまりにもつり上がってしまえば会社としては赤字になるので、適当な値段で買わなくてはならない。 さて、そのような状況下で、先物取引市場で設定されている砂糖の値段は、まずまず安いとします。そこで、翌年使用する分の砂糖として、この会社が先物取引市場で砂糖を大量に買いつけた、と。もちろん、ここでいう「買う」というのは、実際に商品が動くというわけではなく、ま、商品抜きの架空の取り引きをするわけですな。だって、翌年収穫される砂糖なんて、その時点では存在しないんですからね。 で、ここから道は二手に別れます。まず、翌年になって砂糖の値段が跳ね上がっていた場合。 この場合、この会社は、前年に先物取引で安く買っておいた(架空の)砂糖を高い値段で売ることが出来ます。当然、安く買っておいたものを高く売るのですから、利益が出る。 で、この利益分があるものですから、いざ実際の商品、つまり高い値段で売っている砂糖を買っても、利益分だけマイナスした価格で買うようなものですから、実質、現物の砂糖を安く仕入れたのと同じことになる。つまり、実際の砂糖の値段は上ったのに、この会社は先物取引で砂糖を買っておいたために、それを安く買うことができた、ということになります。 じゃ、逆に、先物取引で買った時の値段よりも、実際の砂糖の値段が下がってしまった場合はどうでしょう? その場合、先物取引で買った砂糖を売ると、「高く買って安く売る」ことになりますから、会社としては損をすることになります。が、実際に砂糖の現物を買うとなると、砂糖の値段は安くなっていますから、少ないお金で砂糖を買いつけることが出来ます。その場合、先物取引で出た損益を、現物の砂糖を安く仕入れることが出来たことによる利益で相殺することが出来るので、会社にとってのダメージは少なくなります。 分かります? ま、要するに、先物取引をすれば、得をすることもあれば、損をすることもあるけれども、その損得の度合いをリーズナブルな程度に抑制出来る、つまり長い目で見れば、安定した価格での原材料の調達が出来る、と、まあそういうわけなんですな。 で、これが「先物取引」なるものの本来のメリットなわけですが、そうではなくて、例えば来年は○○の値段が上るだろうと予測し、先物取引でそれを安く買っておいて、予想通り値段が上れば大儲け、逆に値段が下がったら大損、という、ギャンブル的な利用もできるわけ。これが「先物取引」の投機的側面なわけですね。まさに「ハイリスク・ハイリターン」な金融商品ということができる。特に、若干の「見せ金」だけでとんでもない量の商品を先物取引したりする場合、当てたら途端に大金持ち、失敗したらその瞬間借金にまみれるわけですから、まさに天国と地獄の世界。素人には手が出せない分野ですな。 ま、ワタクシなんかのところにも、たまに「○○の先物取引しませんか」なんて怪しげな会社から電話がかかってきますが、クワバラクワバラ、そんな口車に乗ったら恐ろしいことになりそうです。 文学をやってると、経済学にも強くなりまっせ。 というわけで、今日は思わぬところで「先物取引」の意味を理解してしまったワタクシなのでした。思わず、納得!
April 17, 2007
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今日はゼミの学生を連れて、今期ゼミの「顔合わせ会」をやってきました。ま、最初の飲み会というのは、今年一年を占う上では結構重要で、今年もそれぞれのゼミ生の人柄をじっくり観察してきましたよ。 で、色々な話を新ゼミ生としてきたのですが、そこで聞いた話で一つ面白い・・・というか、驚くべき話がありまして。 なんと、我がゼミ生のご尊父様が、来るべき市議選に立候補している、というのです。ガーン! で、彼女も昨日の日曜日はお父上様のためにひと肌脱ぎ、ウグイス嬢となって市内を車で走り回っていたのだとか。ほ、ほう! って感じでしょ? で、「じゃ、お父上様はそういう政治的野心というのを前々からお持ちだったの?」と尋ねたところ、ぜーんぜんそんなことはなく、政治にはまったく興味がなかったんですって。しかし、ま、とある宗教団体との絡みで、そこの上層部の方たちから「あんたに出てもらうしかないんだから・・・」と懇願され、人からそこまで頼まれて断ることの出来ない性質のお父上様としては、仕方なく出馬することになってしまったというわけ。 けれど、「仕方なく」と言ったって、市議選に出馬する以上、それまで勤めていらした会社を退職して臨むわけですから、いわば人生崖っぷちです。当選すればよし、当選しなかったら、私のゼミ生を含め、彼女の一家の生活が非常に苦しくなるわけですよ。えらいこっちゃ! しかし・・・、それにしても地方の政治って、すごくいい加減なもんですよね。もちろん彼女のご尊父様が、蓋を開けてみたらすばらしい理想と政治的手腕の持ち主だった、ということはあり得ます。あり得ますが、とりあえず現時点で言えば、政治的なノウハウも、理想も、野望も、実績も、手腕も、ヴィジョンも、なーんもない一介のおじさん(失礼!)が、「嫌」と言えない性格だったがゆえに、人に担がれて市の政治の中枢に入る(かも知れない)、というわけでしょう・・・。 そういうのと比べると、甚だしい比較で申し訳ありませんが、例えばアメリカ大統領選に立候補しているオバマ氏のように、学生時代から飛び切りの切れ者として知られ、40代までに国政レベルで十分な実績を積み、世界最強の国家の舵取りのための準備万端、野心とヴィジョンを持って熾烈を極める大統領選に乗り込んでいることなどと比べると、日本の地方政治、大丈夫かいな・・・という気がしてきますなあ・・・。 こう言っちゃなんですが、結局、そういう素人集団が地方政治をやっているために、「箱もの行政」やら、その結果としての財政破綻なんてことが、あちこちで生じてしまうんじゃないでしょうかねえ。 とはいえ、そうは言っても市議選ともなるとそれなりに厳しいところはあるらしく、立候補した直後から、いや、その噂が漏れ出した直後から、私のゼミ生の家には様々な種類の電話がかかってくるんですって。 要するに「陳情」と「誹謗・中傷」です。 ま、「陳情」はまだいいです。市議になるかも知れない人に頼みごとをする、注文を出す、というのは、一応筋が通ってますから。しかし、「誹謗・中傷」はねぇ・・・。「お前、調子に乗ってるんじゃねえぞ!」と言ってくるような直接的なものもあれば、陰でこそこそやっかみ半分の変な噂を立てられるというようなこともあるそうですが、そういう話を聞くと、嫌な気がしますね。立候補するというのは、そういうのもひっくるめて耐えること、なんですな。 しかし、そんなことがあるものですから、最初のうちはご尊父様の立候補に反対だったご家族も次第に団結し、今では一家総出で応援に駆け回っているのだとか。うーん、何だかいい話だ・・・。 彼女が住んでいるのは、私の住んでいる市とは違うので、残念ながら私が清き・・・じゃなくて義理の一票を投じるわけには行きませんが、彼女のご尊父様にはどうにか当選してもらいたいです。 さて、投票日は今週末の日曜日。というわけで、自分とは無関係の市の市議選の結果が、今から気になって仕方がないワタクシなのでした。頑張れ、お父さーん!
April 16, 2007
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日曜日、若い友人たちと久方ぶりに「ボーリング」なるものをやってしまいました。 ボーリング。ワタクシの子供の頃には中山律子さんとかがプロとして花々しく活躍しており、ボーリング中継なんかもゴールデンタイム枠でやっていたりしたもんです。あれは1970年代初頭でしたか。 その頃のボーリング場は、一大プレイランドでしたからね。いつ行っても大混雑。日曜日に行こうものなら2時間待ち、3時間待ちは当たり前という感じでしたなあ。電車に乗って外を見ていると、それこそあちこちにボーリングのピンを乗せたビルを見かけたものでございます。 その後、レジャーの花形の座を追われ、各地でボーリング場の倒産があったようですが、その後若干持ち直し、現在は細々とながら日本の生活に定着した観があります。ワタクシもたま~に行きます。 とはいえ、今回は8年ぶりくらいかなあ。最近全然やってなかったですもんね。 で、久々にボーリングをやったわけですが、やっぱり全然ダメ。恥ずかしながらスコアを発表しますと、1回目が128点、2回目は90点。上が128、下が90なんて、「血圧か!」って感じですね。 ボーリングって、球技としてはかなり単純なものだと思いますが、それでもなかなか上手く行かないものですなあ。ワタクシの癖として、どうもボールが右へ曲がりがちなので、今度はちょっと左に寄って投げてみよう、なんて思うじゃないですか。すると、そういう時に限ってボールが左に曲がりやがって、あえなくガターになっちゃったりする。 でまたどうせ失敗するなら華々しくガターで散ればいいんですが、中途半端に端っこの方の2、3本を倒して終わる、なんてのが一番嫌なんですよね~。 で、そんなに嫌なら、上手い人に習えば? ということになるわけですけど、たかがボーリング、何も人に習ってまで上達したくない、という思いもある。ほんと、ボーリングって、メンタルな意味で面倒くさいスポーツですよね・・・。 でも、今度やるときは、せめて2連続ストライクくらい決めてみたい・・・(結局、色気たっぷりなんじゃん!)。 で、たまたま名古屋の北西、一宮で遊んでいたものですから、夕食はこの地方で有名なラーメン屋さん、「第一旭」でラーメンを食べたところ、これが結構うまかった! 醤油ラーメンなんですけど、それなりにこってりしていて、それでいて案外さっぱりしていて(形容矛盾ですが)、しかもチャーシューも沢山乗っていて、なかなかよろしい。ボーリングの後にラーメンなんて何だかベタな感じですが、ま、たまにはそういうのもいいですよね。 ということで、週末はそんな風に過ごしていたワタクシだったのでした。一夜明けた今日はまだ大丈夫ですが、明日か明後日あたり、筋肉痛に襲われるかも、ね!
April 15, 2007
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今朝起きて何か食べようとしたら、朝食になるようなものがない・・・。ま、我が家の場合、もともと朝食にそんなに力が入っているわけではないので、こういうことは時々生じることなんですが。 でも、やっぱり何かお腹に入れといた方がいいよな、ということになり、家内はリンゴを食べることに。 しかし、ワタクシ、実はリンゴという奴が苦手でして・・・。いや、味は好きなんですが、なんか食感がね、堅い発砲スチロールみたいでしょ? で、ワタクシが「リンゴか~」ってな感じで若干躊躇していると、家内が「じゃ、ジュースにしちゃえば?」とアドバイスしてくれました。なるほど、そういえば我が家にはジューサーがあるじゃないですか! それだ! 朝からリンゴの生ジュース! 健康的だ! というわけで、愛用の(って言っても、最近ではコーヒーミルの代わりとして使っているだけですが・・・)ジューサーを取り出すと、適当な大きさに刻んだリンゴを投入、そしてスイッチ・オン! れれれ・・・、ダメだ。ブレードが空回りしちゃって、ぜんぜんジュースにならない・・・。 あ、そうか! 水をちょっと入れないとダメなんだ! しかし、水っぽいリンゴ・ジュースってのもアレなので、ここは一つ野菜ジュースなんかを入れてみちゃったりして。そうしたら、うーん、あんまりうまく回らないなあ。もう少しジュースを足してみるか・・・。 ってな感じで試行錯誤の末、なんかオレンジ色の変なモノ、完成。 で、飲んでみると・・・うーむ、生ぬるいスムージーみたい・・・。旨いかって言われると・・・うーん・・・どうなんですか・・・? おかしいなあ。リンゴ・ジュースってこんなんだったっけ? あの澄んだ黄金色の液体、あれはどうやって作っているんだ?・・・と思った瞬間、ワタクシはハタ、と気づいたのでありました。 我が家にあるのは、「ジューサー」ではなく、「ミキサー」だった・・・。 あははは・・・。ミキサーでジュースが作れるわけ、ないじゃん。(これをお読みの皆さん、最初からお気づきでした?) ミキサーで作るんだったら、アレですね、バナナを入れて、そこへミルクをたっぷり注いで、ほいでもってバナナ・ジュースを作ればいいんじゃないかな。で、甘味が足りなければ蜂蜜入れて。あるいは、バニラアイスクリームなんかも入れちゃったら冷たくておいしいバナナ・シェークができるのではないだろうか。 って、カロリー高! ぜんぜんヘルシーじゃないじゃん! というわけで、私の思い描くリンゴ・ジュースはミキサーでは作れないんだ、ミキサーとヘルシーは案外縁遠いんだ、ということを思い知った土曜の朝だったのでありました。今日も、いい日だ!
April 14, 2007
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以前、ちょっとブログでも言及しましたが、ミネルヴァ書房から刊行される予定だった『英語文学事典』(本体価格4500円)がついに世に出ることとなり、先程、私の手元にも1冊、寄贈されました~! ま、何せ事典ですから、私の執筆分なんて全体からすれば微々たるものですけど、それでも自分の書いた文章が活字になるというのはいい気分なものでありまして、さっきから寄贈本を撫で回してはニンマリしております。本当はここに書影を出したいのですが、楽天ではまだ扱っていないようですね。多分、実際に書店に出回るにはあと10日くらいかかるのではないでしょうか。楽天でも扱うようになったら、またご紹介しますね~。 ところで、こういう場合、必ずあることなんですが、寄贈本と共に出版社から「寄贈先リストを提出せよ」という問い合わせが来ます。つまり、「著者謹呈」として恩師・友人・知人・親兄弟に本を配るだろうから、その送付先を知らせろ、ということなんですな。もちろん「著者謹呈」にする本の代金については著者負担となります。大体定価の8掛けくらいの値段で著者の印税ないし原稿料からさっ引かれるわけ。 しかし、ここが問題でして・・・。 ま、売れっ子作家さんの場合はいいですよ。すごく沢山本が売れて、印税がっぽり儲かるなら、寄贈本の代金くらい、喜んで負担するでしょう。 しかし、我々が書くような本なんて、ろくに売れやしないので、もらえる印税・原稿料なんて微々たるもの。ですから調子に乗って人にバンバン本を寄贈しちゃったりすると、その代金が印税・原稿料の大半を食っちゃったりするんです。いやいや、場合によってはもらえるお金より、著者が出版社に支払うお金の方が多かったりする。 特に今回は「辞書」ですから、執筆者も沢山おり、当然一人一人の著者がいただける原稿料なんて雀の涙。しかも一冊の値段が高いので、数冊寄贈したら、もう原稿料を越えてしまうでしょう。悲しいかな、それが現実というものでして。 逆に言えば、「寄贈」のシステムは、出版社にとってはとっても都合がいいんですな。印税・原稿料を支払う代わりに、「本」の物納で済ませられるんですもん。 でも、私としては、寄贈本を沢山注文し過ぎて、原稿料がいただけなくなるという事態だけは何としても避けたい。 何故なら、私はプロの物書きでありたいからでーす! 少なくとも、意識の上では、ね。 もちろん、大学の紀要であるとか、あるいはこのブログであるとか、自分で納得した上で、タダで文章を書くことはあります。しかし、値段のついた本を出版する以上、収支計算については、たとえ1円であろうと「プラス」にしたい。 つまり自分の書いた文章には、ちゃんと値段がつくんだ、ということを確認したいんです。また自分として、人がお金を出しても読みたいと思うような文章を書かなくてはならないと思っているんです。だから、印税・原稿料というのは、その志の証なんですな。だから、私はたとえ微々たるものでも、原稿料がいただきたい。 ですからね~、今回の事典、どの程度寄贈すべきか、考えものなんですな~。とりあえず原稿料いただいてから考えようかな・・・。 ま、そんなこともありますけど、とにかく今日はまた1冊、自分の文章が活字になったわけですから、我が釈迦楽家ではささやかにお祝いでもするといたしましょう。今日も、いい日だ!追伸: 今朝の新聞に『スローターハウス5』『猫のゆりかご』などで知られるアメリカの(SF)作家、カート・ヴォネガット氏の訃報が載っていましたね。日本にもファンの多い、いい作家だったので、残念なことでございます。我が『英語文学事典』としても、第2刷の時にでも、この作家の項目に没年を書き込まなくてはならないでしょう。
April 13, 2007
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人間、「捨てられる人」と「捨てられない人」に分かれると思いますが、ワタクシは明らかに後者。「とりあえず捨てずに置いておく」というのが好きなんです。 その性癖は昔からそうで、子供の時はキャラメルの包み紙一つ捨てられませんでした。何故なら可哀想だったからです。キャラメル君に「ええっ! せっかく釈迦楽ちゃんに食べてもらえたと思って喜んでいたのに、僕の包み紙、すぐ捨てちゃうの?」と責められているような気がしたもので・・・。 でも、捨てずにとって置けば、いずれ無駄なモノがどんどん溜まっていくわけですよ。で、そうやって限界点に到達した時に、さすがのワタクシも決意を固めて一気に捨てまくるわけ。もう、そうなったら捨てて捨てて捨てまくる。 で、今日がその日だったんです。 ただでさえ狭い大学の研究室に、要らない書類やなんかが溜まりに溜まってきたので、ついに奮起して捨てることにしたわけ。 ところで、私が溜め込んでいた様々なモノの中で、捨てるとなるとやっかいなのは期末試験やなんかの解答用紙、そして学生に提出させたレポートの類。実はこれ、本来、過去数年分くらいはとって置かなくてはならない決まりになっているんです。成績を出して何年かしてから文句を言いに来る学生がごくたまにいたりするので、その学年が完全に卒業するまでは、とりあえず成績関連のものは一切捨てられないんですな。 でも、ワタクシの場合、数年分どころか、もう10年くらい前の解答用紙やレポートまで溜め込んでいたりするんだ、これが・・・。 ということで、今日はその種の保管義務期間を越した紙類を捨てた、捨てた。もちろん、そのまま捨てると問題があるので、学生の名前や学籍番号や点数の付いている部分をビリビリ引き裂きながら捨てるわけ。ほとんど午後一杯、釈迦楽研究室に紙を引き裂く音が響き渡りましたよ。 でもねー、時々、古い解答用紙に懐かしい昔の学生の名前を見つけたりするんですよね。そういう時は一瞬、紙を引き裂く手が止まります。しかし、そんなこと言ったって、こんなものいつまでも取っておけるものでもなし、心を鬼にしてビリビリッとやりましたよ。 4月は最も残酷な月。出会いがあれば、別れもあるのでございます。 で、結局どの位捨てたかしら。段ボールで4箱分くらいの紙類を捨てたかな。かくして、我が研究室もスッキリ~! そういうものを押し込んでいたロッカーにも、大分余剰スペースが生まれました。 これでまた、当分、溜められるな・・・。 ・・・なーんて、そう思っているワタクシに、「捨てられる人間」への変貌の望みはないのでした。今日も、いい日だ!
April 12, 2007
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いや~。面倒臭い世の中になってきましたね。 実は今年度からある学会の「資料室」というのを任されることになったのですが、これには予算がつくので、そのための口座を開設しなければならないのですな。 で、そんなの簡単だろうと思ってまず郵便局に行ったのですが、これがそう簡単なものでもなかった・・・。 だって学会のハンコも持っているし、当面預けるお金も預かっているし、それだけでいいのかと思ってたんですもん。そしたらいきなり「学会が実在することを証明する『規約』みたいなのを持ってきて下さい」って言われちゃうわけ。ああ、なるほど。そう来るわけね・・・。 で、ここはもう一度出直して、次の時にちゃんと規約を持っていくと、それを精査していた郵便局の担当者曰く、「この規約には学会の発足年が書いてないですね・・・」。それがないとダメなんですと・・・。えー、そうなんすか? でも規約にも書いてない学会の発足年って、どこに書いてあるんだろう・・・。 しかし、インターネットで学会のHPみたら、「沿革」のところにそれが載っていたので、それをコピーして再度郵便局へ。ところが、もうこれで大丈夫だよなあ、と思いつつ、ようやくうまく行きそうになったとき、今度は私が大ポカをやってまった。貯金通帳への学会・資料室の所在地の記入の仕方の例として、私の前任者が持っている貯金通帳のコピーをうっかり郵便局の担当者に見せてしまったんです。すると・・・ 「あ、同じ学会で二つの口座は作れないんです。この貯金通帳をお持ちの方に解約してもらってから、あらためてお出で下さい」ですって・・・。あー、もう、ダメだ! 我慢の限界! というわけで、郵便局を諦めたワタクシは、今度は大手銀行へ。もう郵便局で慣れていますから、規約も発足年もバッチリ持参です。しかし・・・ 「あの~、お客様がこの学会に所属しているという証拠になるようなものは・・・」 名簿かよ! 「それから、お客様が学会の資料室を引き継がれたということを示すような文書は・・・」 そんなのあったっけ!? というわけで、やっぱり私は銀行でもお百度を踏まされたのでした。 でも、しゃーない、私は何とか書類を揃えて再び銀行へ行きましたよ。 で、書類に必要事項を書き込んでいたワタクシ。いよいよ学会の発足年を書くところに来たので、「ここに学会の発足年を書けばいいんですよね?」と元気良く尋ねたところ、意外な答えが・・・ 「あ、そこはお客様の生年月日を書いて下さい」 え? そうなの? 学会の発足年を書く欄なのに、私の生年月日書いちゃっていいの? ちなみに私、一昨日が誕生日だったんですけど? 「それが決まりですから」 はあ。そうですか・・・。 で、そうこうしながら苦労して書き上げた書類を点検していた担当者の女性が、今度はおもむろに私に尋ねるんです。 「ところで、お客様の肩書きは?」 肩書き? 学会での肩書き? んーと、ですから「○×学会本部資料室幹事」ということになりますかね・・・。 「それはどういう肩書きですか?」 「どういうって?」 「つまり、その・・・、お客様は学会の幹事なのか、本部の幹事なのか、資料室の幹事なのか・・」 「・・・。あのねえ、簡単なことですよ。ここに○×学会というのがあるわけ。で、その学会には資料室ってのがあるのよ。で、その資料室を預かっているのが私。その場合、私の肩書きが何になるかなんて、そっちで適当に判断してよ!」 「上司に聞いてきます」 はあ・・・。 というわけで、トータル何度足を運んだか、数え切れないくらい郵便局と銀行を行き来し、それぞれの担当者と禅問答のようなことを繰り返しながら、ようやく私は学会の口座を開設することができたのでした。 昔はねー、口座開設するなんて簡単だった気がしますけどねー。だって、よく旅先で郵便局に飛び込み、旅の思い出として100円だけ入金した口座を開設するのを趣味にしている人とか、いたじゃないですか。その頃は一人で貯金通帳を何十冊持っていても、別に問題なかったわけですよ。 それが今では、「一人一通帳」制になっちゃった。多分、「オレオレ詐欺」なんかで悪用されるのを防ぐためなんでしょうけど、何だか世知辛い世の中ですなあ。 とまあ、口座開設という作業を通じて、世の中の荒波をあらためて味わったワタクシだったのでありました。もう、わけ分からん!
April 11, 2007
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昨夜の「ジャズ喫茶初見参」の興奮醒めやらぬうちに今日を迎えた私。で、「何故にジャズ喫茶はワタクシをかくも興奮させるのか」ということについてつらつら考えるうち、思いつくことがありましたので一筆。 ジャズを聴き始めて以来、CDを集めることには興味があるものの、本場アメリカに行って本物のジャズ・セッションを聴きたい! とか、せめて日本にあるブルーノートにでも行って、大物ジャズマンたちの演奏を聴こう! という発想が私にはまるでないんですが、この思考回路は、おそらく、私という人間の本質にかかわるものではないかと思うのであります。 要するに、私は本質的に「コピー」ってものが好きなんです。ガーン! だって、ほれ、ジャズのCDっていうのは、つまるところ生演奏のコピーですからね。 そもそもジャズなんて定まった楽譜がないのであって、演奏の度に一回きり生じる偶然性こそが命なわけです。だから「ジャズのCD」というのは、本来、ジャズの本質に反しているんですな。「一回きりの偶然を、好きな時に何度でも繰り返せる」なんて、言葉遣いからしておかしいですもん。「太った痩せ猫」と言うようなもんだ。 しかし、私はそういうのが好きなんだな~。 同じことは他の方面についても言えます。 例えば私は本を読むことが好きで、文学を研究して食っているわけですが、それにもかかわらず、たとえそれが自分の好きな作家のものであろうと、「自筆原稿」というものにまるで興味がない。けれど、その作家の「初版本」は古本として集めたいと思うんです。 つまり、個々の作家の自筆原稿こそオリジナルの文学であるとすれば、私はそれよりもむしろ、そのコピーである「本」の方に興味がある、ということになる。 また絵画方面の嗜好に関して言えば、私の「版画好き」もまた、コピー好きという性癖の一面かも知れません。版画は、いわば「複製(コピー)芸術」ですからね。 ってな具合にあれこれ考えてみると、自分がいかにコピー好きな人間か、ということがよく分かります。 でまた、そう考えると、どうして私が「出版」というものに異常に興味を持つのか、ということもよく理解できる。出版って言うのは、「コピー」をいかに世間に撒き散らすか、という商売ですから。 ですから、結局、私は何であれ、コピーが好きなんじゃないかと思うんです。それが良いか悪いかは別ですよ。ジャズに関して言えば、ひょっとして単に本物のジャズを聴きに行くだけのバイタリティーに欠けているだけなのかも知れない。でも、そんなこと言ったって、アメリカにジャズ聴きに行くより、ジャズのCD沢山買った方がいいと思っている自分がいるんだから仕方がない。 それに、ジャズをCDで聴くということにはもう一つ、大きな魅力があります。 例えばジャズの生演奏を聴いている場面を想定した場合、私は聴衆としてそこにいるだけで、音楽自体には何ら本質的な参加をしていないことになります。そりゃ、そうですよね。その場合、私は演奏に関して蚊帳の外ですわ。しかし、ジャズのCDを聴くというシチュエーションについて言えば、私はその演奏に参加することが出来る。 というのも、どんな素晴らしいジャズCDだって、安いラジカセで聴いたら安っぽい音にしかならないんですもん。しかし、私が頑張ってお金を稼ぎ、いいプレーヤー、いいアンプ、いいスピーカーを買い揃え、さらにいい音響ルームを用意すれば、ジャズCDは素晴らしい音を聴かせてくれるわけですよ。そうなってくると、ジャズのCDがいい音を鳴らすかどうかは、私の頑張りにかかってくるわけです。 「ジャズ」と「出版」とのアナロジで言えば、そこに「編集者」としての腕が関与してくる、みたいな感じですな。 で、またそう考えると、「ジャズ喫茶」ってのは、ジャズCDからいい音を引き出したいと夢見るワタクシにとって、恰好の手本となるわけですよ。「なるほど、このスピーカーだとこういう音がでるのか・・・」ってな感じで、ね。それに沢山のCDを所蔵しているジャズ喫茶は、自分にとっての手近な理想の体現でもある。 だから、私はジャズ喫茶に興奮するんでしょう、きっと。 ま、私が昨日からつらつら考えていたことってのは、そういうことです。どうもつまらない話でスミマセン。 でも、私は自分自身がどういう人間であるか、ということについて、今回また一つ知識を得たので、とても満足しております。やっぱ、昨夜、ジャズ喫茶に立ち寄ったのは正解だったなあ。いい勉強になりました。 ということで、以上、教授の戯言でした。それでは~。
April 10, 2007
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今日は私の誕生日だったのですが、それにふさわしく、というべきか、なかなか盛り沢山な一日でした。 まず新学年最初の日として3コマの授業をこなしたこと。その中にはゼミも含まれていたので、今年度の釈迦楽ゼミのメンツとの顔合わせも果たしました。ま、まだこいつらの実力がいかばかりのものかは分かりませんが、これから一年、苦労を共にする連中ですから興味津々です。 しかし、通常であればエンドレスのゼミも、今日ばかりは早めに打ち切って、私は速攻帰宅することに。今日はこの先、イベントが目白押しだったものでね。というのも、私の家内のアメリカ人の友人・ジェニファーさんが近々帰国することになったので、彼女のご主人のトムさんと私を加え、4人で食事会でもやろうということになっていたんです。で、彼らのリクエストで名古屋・栄にあるロフトの近くのお好み焼き屋さんでお好み焼きパーティーとあいなった次第。 ちなみに、アメリカ人にとって「お好み焼き」なるものがどう映るのかと思って一応聞いてみたところ、「これはジャパニーズ・オムレツだ」と言っていました。私は「ジャパニーズ・ピザ」と言うかな、と思っていたのですが。でも、すっごく好きなんですって、お好み焼き。ただ同じようなものでも「もんじゃ焼きは嫌い」と言っていましたね。彼らの目から見ても、「あれは、何かに似ている」そうです。あまり食事中に言及したくない「何か」に、ね。 で、その好物のお好み焼きを食べながら、1年少々の日本滞在の感想などを聞いていたのですが、彼ら曰く、「日本はこんなに狭い国なのに、地方毎の文化が確立していて素晴らしい」とのこと。アメリカでは、何らかの交通手段で2時間移動しても、やはりそこは相も変わらぬアメリカですが、日本の場合、2時間移動すると別な文化のある別な場所になる、と言うわけ。ま、たしかに名古屋から西に2時間移動した大阪、東に2時間移動した東京、北に2時間移動した高山、それぞれぜんぜん違いますよね。食べ物も違うし、気質も違う。風景も違う。なるほど。 それから、人々が皆親切で、しかも安全である、ということも印象的だったと言っていました。そのため、日本にいる時はウォーキングや自転車での散歩が楽しく、ほんとによく出歩いたそうです。彼らの故郷はアメリカ・デトロイトなんですが、そこは治安の点で色々問題があるし、また寒いところなので、住民は用がなければ出歩いたりしないのだとか。 ふーん。そうですかねえ。私なんか、日本で散歩して何が面白いの? と思いますが、外国の人から見ると面白いんですかね。 ちなみにトムさんは法律関係の堅いお仕事を日本でしていたのですが、その傍ら、半ばプロのシンガーとして名古屋にある某アイリッシュ・バーで定期的に歌う仕事もしていて、そちらの方もなかなか愉快にやっていたようです。さすが、アメリカ人ってのは、バイタリティーがありますな・・・。 ま、そんなこんなで楽しいお好み焼きパーティーとなりました。今週末アメリカに帰国する彼らとは、多分これが最初で最後の出会いになるのでしょう。もう少し早く仲良くなっていれば、私もトムさんの歌を聴くことが出来たのですが。 さて、かくして彼らと別れた後、まだ宵のうちという感じだったので、今日は私の誕生日ということもあるし、もういっちょ遊んでやろうということになり、私と家内は藤ヶ丘にある「JAZZ茶房 青猫」というジャズ喫茶に向かいました。 いやー。実は私、「ジャズ喫茶」なるところに行くのはこれが初めて。その意味でも興味津々です。 で、店に入ってみると、コンクリート打ちっぱなしのモダンなカフェで、そこに一家言ありそうなマスターと、きちんと制服を着たバリスタのお姉さんが居て、客もちらほら入っているという感じでした。早速「青猫ブレンド」とケーキを注文したのですが、これがね、どちらも旨いんだ。器も凝っていましたし、なかなかセンスがよろしい。 しかし、何せここは「ジャズ喫茶」ですから。問題はジャズです。 で、それもよかったんですなあ。スイスの高級オーディオ・メーカー・Goldmund のプレーヤーとアンプ、それにおそらくJBLと思しき大型スピーカーでかき鳴らすジャズは、私がいつも聴いている貧弱なオーディオとは大違いの臨場感。しかも、その世界に浸れるよう座り心地のいい椅子がスピーカーに向けてセッティングしてあるので、寛ぎながらしっかり音楽を鑑賞できるようになっています。 でまた、マスターが客の様子を見ながら次から次へCDを替えてくれるので、短時間で色々な種類のジャズを聴くことができる。これが何といっても一番よかったですね。私のように、まだまだ駆け出しのジャズ・ファンとしては、とりあえず色々なタイプのジャズを聴くことが勉強になりますから。今日は特にECM系の洗練されたジャズを中心にかけてくれましたが、これは買ってもいいかな、と思えるようなアルバムが幾つもありました。あと、パット・メセニーのギターで、ちょっと面白いものがあったかな。 で、周りを見渡すと、もちろん普通の喫茶店のようにジャズそっちのけで会話を楽しみに来ている客もいましたが、大半はたった一人で来店してしばしジャズの世界に浸り、またふらっと去っていくサラリーマン風の客が多かったように思います。会社帰りにジャズ喫茶、なかなか洒落ているじゃないですか! なんか大人~な雰囲気でしたね。 ということで、11時ちょっと前までここでじっくりとジャズを楽しみ、長かった一日を終わらせることに。 とまあ、今日は色々ありましたけれど、ジャズ喫茶初見参も含め、印象的な誕生日となりました。いい一日でした。
April 9, 2007
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明日9日は私のうん十うん歳の誕生日。今日はそのイブですが、なかなか忙しい日となりました。というのも、今日はブログのオフ会でマイクさんご夫妻、ロックさんご夫妻を拙宅に招いてのハウス・パーティーがあったため。 もっとも、こちらとしてはあまり大した準備もしていないんですけどね。と言うのも、この組み合わせでパーティーをする時は、暗黙のうちに「持ち寄りパーティー」ときまっているので、料理上手なマイクさんの奥様、ロックさんの奥様がおいしい料理を持ってきて下さるものですから、こちらとしてはちょこちょこっとつまみを用意すればいいからなんですな。それにマイクさんもロックさんもワイン通ですから、私が心配することもなく、すごい銘柄のワインがやってくるという具合。 というわけで、皆さんの到着と同時にテーブルの上はご馳走とワインの山となり、パーティーが始まりました。 今日も話題は様々出ましたが、ロックさんご夫妻の馴れ初めの話とか、マイクさんが働き過ぎで躁状態になってしまった時の話、ジェーンさんのテニス・トーク、マイクさんご夫妻がセカンドハウスを購入された経緯などなど、爆笑の連続。 それにしても、ブログの縁で色々な方とお付き合いが生じる、というのも面白いもんですなあ。 というわけで、今日は誕生日の前夜祭にふさわしき賑やかな夜となったのでした。 しかし、今日の楽しみはもう一つ。もうすぐF1・マレーシアグランプリの放送が始まります。明日からの本格始業の最後の楽しみ。さて、フェラーリの2連勝はなるのか、それともマクラーレンの反撃があるのか。しばしテレビの前に釘付けになってきます。 それでは、皆さん、お休みなさーい!
April 8, 2007
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今日は夕食後、ご近所のギャラリーのオーナーであるMさんご夫妻と夜の茶会と洒落ることにしました。ギャラリーを開いていらっしゃるのは奥様の方で、そのギャラリーで絵を買ったことから、お付き合いが始まったのですが。 ところで、喫茶店王国である名古屋といえども、深夜までやっている喫茶店となると、結構限られます。そんな中、今日行ったのは「明楽時運」というお店。これ、読めますか? 「アラジン」って読むんですけどね。フランチャイズ店なので、あちこちにあるようですが。 ま、名古屋地元の喫茶店チェーンって、例えば「コメダ」なんかもそうですが、非常に不思議なところです。コーヒー専門店なのに、コーヒーが旨いかというと、そうでもないんですな。じゃ、ケーキとかそういうものが旨いのかというと、これまたそうでもない。「アラジン」なんてケーキ自体を置いてませんからね。 なのに、そこそこ人気があって、客が入る。郊外にあって、駐車場が広いという、ただそれだけが取り柄みたいなものなのに、何故か客が入る。不思議ですなあ。 ま、それはさておき。 Mさんご夫妻とはもうかれこれ10年来のお付き合いですが、ご主人の方が最近、1年半ほど行っていらした中国勤務から戻られたということもあって、久々にお話でも、ということになったんです。ご主人は私より一回り以上年上ですが、私は年上の方の話を伺うのが好きなので、こういう機会は逃しません。 で、話は中国のこと、日本に帰ってこられての感想、この4月から建築家としてのスタートを切られたご子息のこと、来るべきゴールデンウィークの過ごし方、はたまた私の研究や今後の計画のことなど、多岐にわたりました。 そんな中、Mさんご夫妻が最近、沖縄は西表島にご旅行に行かれたこともあって、西表島の話題が出たのですが、これがなかなか面白かった。 で、お話を伺うと、やっぱり西表島というのは、本土とはもちろんのこと、沖縄本当とも随分違う気候風土なんですってね。 大体棲んでいる動物からしてすごいらしいですよ。例えばコウモリにしても、とんでもなくでかい奴が普通に飛んでいるんですって。あとトカゲも、本土では見られないような、40センチくらいもある奴がちょろちょろ這っているのだとか。 でも、今回の旅行で一番感動的だったのはホタルだそうで、何万というホタルの群れが山から降りてくる様は圧巻だったそうです。もう西表島はホタルの季節なんですな。 あと楽しいのは、島の人との交流。旅行者として訪れているだけなのに、ちょっと考えられないようなことに巻き込まれるんだそうです。 例えば、B&B形式で朝食のみついているペンションに泊まっているのに、宿の人が自宅の夕食に招いてくれて、一緒に御飯を食べることになってしまったり、そういう機会に「海がきれいですね」なんて言おうものなら、「じゃあ、友達がダイビング用の船持っているから、話つけて乗せてあげる」なんてことになり、あれよあれよという間にサンセット・クルーズに連れて行かれちゃったりするんですって。要するに、島の人が親切すぎるくらい親切なんですな。もちろん、そういうのが煩わしいという人もいるでしょうが、その親切に遠慮なく乗ってしまうと、色々な面白い体験ができるのだそうです。 また生活のリズムも南国的で、とにかく「今やれることは先に延ばす」というような方針らしく、万事がノーンビリしているんですって。そのリズムが合う人には、それこそパラダイスですから、この島に遊びに来たまま居ついてしまう人も多いのだとか。なるほどねえ。 私は沖縄というところには行ったことがないんですが、Mさんご夫妻の話を聞いていたら、一度くらい、行ってみても面白そうだなと思いましたね。ま、多分私はそこまでノンビリ屋ではないので、そこに居つく心配はないですが。 ま、そんな話を色々聞かせていただいているうちに、楽しい茶話会は和やかに進み、いつのまにか時間は夜中の12時近くになってしまいました。しかし、その時間でも「アラジン」にはまだまだお客さんがいましたねえ。 Mさんは、最近通過して来られた中国体験や沖縄体験、その他、様々な心境の変化から、今は「残りの人生に悔いの残らないように、今までやらなかったようなことをやってみる」ことにされたそうです。特に、「五感を使った生活」ということを心がけていらっしゃるとのこと。今までは理詰めでやってきて、なんでも理論的に物事に取り組まれてきたのですが、これからは自分の触覚・嗅覚・味覚・視覚・・・そういうものを信じて、取捨選択をして行こうとされているのだそうです。なるほど、私なんかも「まず理論、まず参考書」という方ですから、Mさんの新方針の話は興味深く伺いました。 ちなみにその「五感生活」の一環として、自家用車に関しても今まで手を出さなかった外車を買うことにされたそうで、今日は「アラジン」からの帰り道、Mさんが最近入手されたその「ボルボS80」というスウェーデン製の高級車に乗せてもらいましたけど、なかなかいい乗り心地でした。ボルボのある「五感生活」、いいなあ! とまあ、今日はMさんご夫妻との深夜の茶会で色々と面白い話を聞き、様々な考えるヒントをもらったのでした。今日も、いい日だ!
April 7, 2007
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大学までの通勤途中、中央分離帯のある片側2車線の道路をしばらく走るところがあるのですが、この中央分離帯の生け垣が最近、オブジェみたいになっているんです。 丁度右折レーンがあるところなんですが、おそらく右折待ちをしているドライバーたちが、ビニール袋に入れた車内のゴミを、中央分離帯の生け垣の上に乗せていくんでしょうな。そのため、その付近の50メートルばかり、山茶花と思しき灌木のきれいに切り揃えられた頭の上に、色とりどりのごみ袋がズラリと乗っかっている。 それだけではありません。こういうゴミの山を見て、「これはいい具合だ」と思う奴がいるんでしょう。悪しき前例にならって空き缶・空きビンを茂みに突き刺して行くらしく、もうこれ以上刺す場所がないというくらい、枝の間にそういうものが刺さっている。でまた、枝が支えきれなかったゴミは木の根元に落ちるので、生け垣が植わっている地面もゴミの山。 ですから、もうこれは生け垣なんてもんじゃない。遠目に見ると、ほとんどオブジェですよ。人々のモラルの低下をそのまま反映したオブジェ。現代日本を抽象的に描くと、こういう形になるんでしょう。 昔、アメリカに「奇妙な果実」っていうタイトルのブルースがありました。「アメリカ南部の木には奇妙な果実が実る。風に揺れ、カラスがつつき、やがて腐ってボトリと落ちる。鼻を突く異臭のする奇妙な果実が・・・」というような歌。もちろん、この「奇妙な果実」というのは、リンチされて木に吊るされ、首を括られた黒人のことなんですが。 その伝で行けば、日本の山茶花にも「奇妙な果実」が実るってことになりそうですな。鉄やガラスや紙やビニールでできた色とりどりの果実。 悲しくなるね。 シンガポールでしたっけ、路上にゴミを捨てたりしたら、鞭打ちの刑に処するところ。日本にもそういう刑罰を導入してはいかが? 石原都知事とか、そういうの提唱しないかしら。あの人ならやりかねない、という気がするんですが。 さてさて、今日は我が大学で各種ガイダンスがあり、それに駆り出されてきました。いよいよ新学年の始まりです。来週からはもう授業も始まるし、ノンビリもしていられません。 ひゃー。ゴールデンウィークが待ち遠しい! (って、いきなりかよ!) ま、そうも言っていられませんので、明日は予習に精を出しますか。それでは、それでは。
April 6, 2007
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はあ~、終わった~。先日来、取り組んできた原稿書きが終了~。 原稿と言ったって、原稿用紙10枚に満たないほどの短いものなんですけど、雑誌に載れば多くの人の目に触れることになるので、あまりしょーもないものは書きたくないですし。 自分としては、自分にとって興味のあることを書きたいと思うし、それがあまり一般的な話題でないとなれば、予備知識のない人にも面白く読んで貰いたいとも思うわけですよ。つまり自分が知っている情報はできるだけ沢山盛り込みたいが、それでいてそれが知識の見せびらかしにならないようにしなくてはならない。しかも私の性分として、私に原稿を依頼して下さった方の要望に出来るだけ添いたいという気持ちもある。 となると、「自分にとって面白く、他の人にとって面白く、依頼者にとって納得の原稿」ということになります。これが結構難しい。 というわけで、このところずっとこの仕事に掛かりきりだったのですが、今日でようやく脱稿です。ま、字数制限と私の能力からしたら、この辺りでお許しを、というところまでは行ったかな・・・。 締め切りのある仕事を抱えると、どうしてもそれに掛かりきりになり、他の仕事と並行して書き進めることができない不器用なワタクシ。これでようやく他の仕事に手が出せるというものですわ。ウレシ~。 次、何しようかな。ま、色々計画はあるんですけど、とりあえず短期決戦でできるベーシック・イングリッシュ教則本の出版計画を片づけちゃおうかしらん。そいつを4月・5月で片づけちゃって、6月から夏休みにかけて本業の本の執筆に力を入れますか。 なーんて思っていたところ、ついさっき、私に件の原稿を依頼して下さった方からベーシック・イングリッシュについての情報をいただいたのですが、これがなかなか面白いんです。それによるとカレル・チャペックの『山椒魚戦争』(1930) に、山椒魚の国の公用語をベーシック・イングリッシュにするか、ピジン・クレオールにするかで対立が生じる、というエピソードが出てくる、というのですな。こういうのは、国際語としての「エスペラント語」の問題などとの関わりも含めた上での考察の対象になるわけですが、それはつまりベーシック・イングリッシュを、単に言語習得のための一方策としてではなく、20世紀前半の国際文化論として論じる道筋もある、ということになります。これはこれで面白そうですよね・・・。 でも、そんなことまで盛り込むとなると、今私が念頭に置いている「50~60ページのシンプルな教則本」のレベルで終わらなくなっちゃうじゃん! どうしよう・・・。 なーんて言いつつ、一つの仕事が終わって、次、何しようかあれこれ考える瞬間が、一番楽しいね! ってなわけで、今日この瞬間だけは、ちょっと肩の力が抜けているワタクシなのでした。今日も、いい日だ!
April 5, 2007
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東京の実家から名古屋に戻ってきました。 今日は姉の一家も仙台に戻っていったので、実家では急に人がいなくなって寂しくなってしまったことでしょう。ま、騒がしい1週間が過ぎてホッとしているかな? しかし、今日はまた一日中、変な天気でしたなあ。晴れたかと思うと、一天にわかにかき曇り、激しい突風と雷。と、思う間にまた晴れるというような感じ。後でニュースを見たら雪が降ったところもあったのだそうですが、東名を走っていても、雨が降ったり止んだりで忙しかったです。 でも最近は家内の運転も上達、我が愛車のハンドルを託しても大丈夫、という感じになり、東京・名古屋間の半分くらいを運転してくれるので、その分、私は楽になったかな・・・。以前は走行車線でノンビリと、という感じでしたが、最近の家内は果敢に追い越し車線に出て、遅い車をパスしています。もともと運転は嫌いじゃないみたいで。・・・そのうち「オラ、オラ!」ってな感じで、前の車にプレッシャーかけるようになったらどうしよう・・・。 ま、それはともかく、今日の東名は蒲郡インターから豊田インターにかけて10キロほど渋滞しているとのことだったので、そのちょっと手前、浜名湖SAで早めに夕食をとってしまうことに。家内は「味噌カツ定食」、私は「やらまいか丼」という、ビビンバみたいな丼ものを食べました。こういうサービス・エリア内のレストランって、別に特別おいしいわけではないんですけど、なんか「旅」をしているなあという実感があるので、つい寄りたくなるんですよね~。ちなみに、今日食べたのはどちらも結構おいしかったかな。特に「やらまいか丼」は、ちょっとおすすめですよ。 そして食後、最近できたと思しきSA内のスターバックスで食後のコーヒーを楽しみました。私は「ポピーシード・マーブル」、家内は「ラズベリー&ホワイトチョコ・チーズケーキバー」みたいなのをつまみましたが、どちらもグッド! しかし、高速道路上でスターバックスのコーヒーが飲めるようになったのですから、最近のSAは随分よくなりましたね。トイレもきれいになってきたし。いいことです。 で、そんな感じで時間を潰しているうちに渋滞も自然解消したらしく、どこにもひっかからずに無事帰宅できました。やれやれ。 でも、私の春休みもこれでほぼ終了です。明後日からはまた新学年のスタート。また一年間の奮闘が始まるのかと思うと、いささかゲンナリですが、それでおまんま食っているんだと思って頑張ることにいたしましょう。 それでは、皆様、また明日。お休みなさーい!
April 4, 2007
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今日は私の姪の成人を祝って、釈迦楽家揃って食事会をすることになりました。 が、その前に今日の主役の姪は、着物を着付けてもらった上で記念写真撮影。で、その着物姿のまま、京王プラザホテル内の中国料理店「南園」に部屋をとって待つ我々に合流したという次第。 今日、姪が着ていた着物は、茶色のような紺のような色のもので、若い子には地味かと思いきや、明るい色の帯と合せるとそれなりに派手やかになり、なかなか似合っていました。 しかし、着物姿というのは相当目立つらしく、ちょっと通りを歩くだけでも人が注目するもんですね。私はそういうのは苦手ですが、姪は注目されても結構楽しそうでした。やっぱり女の子ですなあ・・・。 で、「南園」での楽しい会食の後、先程姪が撮影してもらった写真館に赴いて、沢山撮ったコマのうち、どれを現像するかを決めることに。 こういう作業は、今でも「ネガ確認」というようですが、実際にはもちろんプロ仕様のデジカメで撮影しているので、ネガなんてあるわけなく、ただコンピュータ画面上で写真を確認しながら、どれとどれとどれ、というように決めていくんですね。簡単なもんです。 しかし、我々がそうやって現像する写真を選んでいる間にも、次から次へと予約のお客さんがやってきて、写真撮影が始まるわけ。面白いので脇で見ていると、カメラマンさんが言葉巧みに客にポーズをさせてガンガン撮影していくわけですよ。特にがんぜない子供が相手の場合だと、嫌がって泣きべそをかいている子供の笑顔を撮るのに、おだてたり、すかしたり、はたまた人形を使ったりと、まあ、大変です。カメラマンというのは、半ばエンターテイナーでないと勤まりませんね。 しかし、ああいう仕事も、疲れそうですなあ・・・。一日中あんなことをやっていたら、クタクタになるんじゃないかしらん。 実は私のゼミの卒業生にもカメラマンになった奴がいるのですが、もちろん芸術写真だけで食えるわけはなく、結婚式場や写真館でバイトをしながら生計を立てているんです。あいつも毎日こんな仕事をしているのかなあなんて思うと、一層、大変だなあ、という気がしてきます。 もっとも記念撮影をしてもらった姪にしたって、彼女が二十歳になるまでには親の苦労というものもあるわけで、これはこれで大変です。本人だって、二十歳なりの悩みというのがあるのでしょうし。 つまり、写真を撮る方も、撮られる方も大変なんだ・・・。大変じゃないことなんてないんだ・・・。 なーんてことを思いましたね。 ま、そういうこともありますが、しかしとにかく、今日は我が釈迦楽家にとって、おめでたい一日となったのでした。今日も、いい日だ!
April 3, 2007
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何だか最近、節操なく食べたいだけ食べているワタクシ。そのせいか、会う人毎に「太った?」と聞かれる始末。そろそろヤバイかも。 いや~。昔はどんなに食べても太らない質だったのに・・・。っていうか、それで力士(or プロレスラー)になるのを断念したというのに・・・。 ま、それはともかく、ダイエットしなくちゃ。いつもの「リセット・ダイエット」(=炭水化物をカットするダイエット法)だけでなく、少し運動もしなくちゃなぁ。 なーんてことを思っていたら、高校2年生の甥ッコが面白い話をしてくれました。それによると、この頃巷では「ビリーズ・ブートキャンプ」ってものが流行っているのだそうで。 ま、アメリカのテレビ・ショッピング番組でやっていたらしいのですが、元軍人の「ビリー」という人が、軍隊時代に身につけた身体の鍛練法をすべて組み合わせ、独自のエクササイズを編み出したんですってね。で、それを解説したDVDを売っているんだそうで。 で、それはわずか1週間で身体を絞り込み、あっと驚くムキムキ・ボディになれるとのことで、「そんな鍛え方があったのか!」と思わず言ってしまうような意表を突く運動法なんだとか。しかも甥ッコによれば、「解説しているビリーの身体がヤバイ」そうで、それだけに説得力がすごいのだそうです。 そんな話を聞かされて、へえ~と感心していると、大学時代の親友の家に遊びに行っていた私の家内が、「まさに今日、そのビリーズ・ブートキャンプの話題が出た!」と言ってました。ムムム、ということは、それだけ評判になっているということだよなあ。 で、半ばマジで「じゃ、二人でお小遣い出し合ってそのDVD買うか!」なんて甥ッコに言ったんですけど、我が家には既に様々なダイエット系運動機器があるんだよなあ、使われずに・・・。 しかし、実際、腰回りに余計な肉がつき始めちゃっているワタクシ。もう限界です。名古屋に戻ったら絶対始めよう、ダイエット&エクササイズ。 と言いながら、今日の夕食もたらふく食べてしまったワタクシなのでした。ビリー、助けて!これこれ! ↓Billy Blanks Billy's Bootcamp Elite ビリーブランクス ビリーズブートキャンプエリート D...
April 2, 2007
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私はネット上の銀行である「イーバンク銀行」というところに口座を持っているのですが、ここが時々メールを送ってくるんです。ま、新しいサービスを開始しましたとか、株のトレード用に口座を作りませんかとか、そういった類の連絡やらお誘いやらですな。 で、そういったメールの冒頭に、イーバンク銀行の担当スタッフの方がちょっと一言、小話を添えてくるんですが、これがなかなか面白いんです。銀行からのお便りとはとても思えないほどくだけているんですよ。つい2、3日前も以下のようなメールが届いたんですけどね・・・-------------------------------------------こんにちは。イーバンク銀行です。『今週のとっさの一言 褒め言葉を捜して。。。』 同僚(女性)の髪型がかわっていたので、褒めようと思って出たとっさの一言がこれ。「木曽川みたいな髪型だね!」髪のウエーブを川の流れに見立て、中部出身者への配慮とあわせて表現したつもりでしたが、配慮するポイントが完全に間違っていることに気がついたときはあとのまつり・・・。とっさの一言に弱い私です。-------------------------------------------- これ、とても銀行からのメールとは思えないじゃないですか。こんな感じのメールが「お堅い」銀行から届くのですから、インパクトがありますよね。私も面白いので、ついつい読んでしまう。 しかもイーバンク銀行って、支店名がすごく変わっていて、「ロック支店」とか「クラシック支店」とか「ジャズ支店」といったように、音楽用語が使われていたりする。ネット上の銀行ですから、何も地名をつける必要はないんですな。それも面白いでしょ? 万事こんな調子ですから、銀行のイメージが変わります。 ま、そんなこんなで私はイーバンク銀行を贔屓にしているのですが、銀行がこれだけ工夫しているのですから、例えば大学のホームページなんかも、もう少し考えたらどうなのかな、って思ったりもします。 うちの大学にも一応ホームページはあるんですけど、見ても別に面白くも何ともないもんな・・・。それだったら、イーバンク銀行並みに工夫し、例えば受験生が一度アクセスして「定期的に情報を送る」というボタンをクリックしたら、月に一度くらい大学情報を面白い小話付きで届ける、ってな具合にしておけば、大学に対して親近感もわき、少しは受験生確保に役立つのではないかと思うのですが。 ま、話は逸れてしまいましたが、イーバンク銀行に口座持っていると、自宅に居ながらにして送金出来たりしますし、思いの外便利なもんですよ。イーバンク銀行、そのギャグのセンスも含め、「教授のおすすめ!」です!
April 1, 2007
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