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今日、所用で名古屋の地下鉄を使ったのですが、ぼんやりとホームの壁にあった注意書きを見ていて、思わずぎょっとしてしまいました。まあ、下の写真をご覧下さい。これこれ! ↓ これ、地下鉄に乗せてはいけないものが列挙されているのですが、冒頭の「危険物」は、まあ分かるとして、二番目に「死体」とあるではないですか! そうか~、地下鉄に「死体」は乗せてはいけないんだ・・・って、おいおい。 それにしても「地下鉄に乗せてはいけないものリスト」の二番目が「死体」ってのはスゴイですね。っていうか、地下鉄がどうのこうのというより、死体そのものを持ち歩いている段階でまずいじゃないですか・・・。 さて、今日の私ですが、今日と明日は心臓の精密検査なんです~。ということで今日は24時間ホルター心電図の取り付けをやってきました。身につけた小型の機械が、心臓の動きを24時間チェックし続けるんですけどね。 ところでこの機械には「イベント・ボタン」というのがありまして、たとえば動悸が激しくなったと感じたり、不整脈を自覚した時に押すわけなんですが。 で、今我が家では「イベント・ボタン・ギャグ」というのが流行っていまして。 たとえば「え、今日の晩御飯のおかず、牡蠣入りのキムチ鍋? わーい、イベント・ボタン押さなきゃ!」という風に使うわけですよ。 ま、本人は面白がっているのですが、何か? しかし問題は明日です。明日は「トレッド・ミル」という検査をはじめ、あれこれ本格的な検査をする予定。さて、どうなりますことやら・・・。 その辺のリポートは、また明日のココロだ~!
November 30, 2007
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先日、同僚で「兄貴」ことK教授がコートを着ていらしたので、「お、先生、もうコートですか。私は12月の声を聞くまでは我慢しているんですが」と声をかけると、兄貴すかさず答えて曰く、「だからお前はダメなんだ!」。そんな~・・・。 K教授によれば、12月に入って冬の厳しい寒さが定着すれば、身体の方もその寒さに馴れるので、そう簡単には風邪をひかないんですと。だから、むしろ寒い日があったり、時々小春日和になったりする11月のあたりでしっかり寒さ対策をする。これが体調管理の基本なのだそうです。 なるほどね~。さすが兄貴、よく考えていらっしゃる。舎弟のワタクシ、兄貴にどこまでもついていきますよ~! ということで、私もK教授にならい、コートを羽織って出勤する今日この頃なのであります。 ところで、寒さ対策・風邪対策として最近私が気に入っているのが「ネック・ウォーマー」。先日ユニクロでフリースのネック・ウォーマーを買ったのですが、これがなかなか暖かくて重宝しているんです。ま、一見「鞭打ち症?」っぽいんですけど、でもそんなの関係ねえ! で、こいつを私は外出時ではなく、夜寝る時に身につけているんです。というのも私、この時期寝ている間に身体を冷やして風邪をひくことが多いので、それを防ごうというわけ。 でね、やっぱり首の回りが暖かいというのはいいんですよ。ここを温めることで、身体全体が温まる感じ。 聞くところによると、今年は温故知新で「湯たんぽ」が流行っているようですが、それよりももっと手軽な就寝時ホット・アイテムとして、ネック・ウォーマー、教授のおすすめ!です。 じゃ、そろそろこいつを首に巻いて、寝ますかね・・・。ぐーぐー。こんな感じ? ↓防寒・防風・暖かフリースマスク【382】T’s ネックウォーマー/TSN-160
November 29, 2007
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先程なんとなくテレビを見ていたら、『メデューサの瞳』という番組をやってまして。どうも「人を見るプロ」が、何人かの中からある背景を持っている人を推理し特定するという番組らしいんです。 で、今日のテーマは4人の現役タクシー運転手さんの中から「元年収30億円の社長さん」はどの方かを見抜くという趣向で、若手ヘッドハンターの女性と元国税局の調査員の人が「メデューサ」役を務めていました。 で、この二人が4人のタクシー運転手さんを見て、第一印象で「おそらくこの人が元社長さん」と判断し、結局彼らの推理は当たっていたんですが、では一体、二人の「人を見るプロ」が、どこに目をつけて4人の中から「元社長さん」をあぶりだしたか・・・。 どこだと思います? 足元です。そう、靴ですよ、靴。 4人の中で、取り立ててデザインが目立つというわけではないけれど、ピカピカに磨いてある靴を履いていた人を、推理者二人は「この人!」とすぐに見当をつけたんです。ほ、ほう、って感じでしょ? うーん、やっぱり「身だしなみの基本は靴から」ってことなんですかねえ! しかし、この観点からいうと、私なんか全然ダメだ。靴に無頓着だし、第一ピカピカの靴なんて、むしろ苦手なんだもーん! でも、この番組見てたら、「(見識のある)人は、相手の靴を見るんだ」ということがよーく分かったので、ちょっと心構えを入れ換えないとまずいかしら、なんて思えてきました。 おーし、ワタクシも頑張って、靴、磨くぞ~! ま、明日、ね。(その「先延ばし癖」がいかんのだって!)
November 28, 2007
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香川・坂出市の事件、急展開でしたね・・・。 それにしても、この事件が発覚してからのマスコミの報道ぶり。あれはちょっとよろしくなかったんじゃないでしょうか。取材記者たちの「彼」に対する質問の浴びせ方なんか、まるで容疑者扱いでしたもんね。秋田・連続児童殺人事件における「鈴○被告」の時みたいに、「あとで使える」と思ってカメラを回していたのがミエミエじゃないですか。 ところが、多分警察の捜査状況なんかを見て、途中から「あれ? ひょっとして違うのかな?」と思ったのでしょう、途中からややトーン・ダウンしてきて、今では「彼」のことを悲劇の主人公扱いですわ。ああいうのを「手のひらを返したような」というんでしょう。 ま、別に言質をとられるようなことは言ってないかも知れませんけど、当初誰が見ても礼を失した取材の仕方をしていたマスコミ関係者諸君は、非公式だろうが何だろうが、「彼」に対して謝罪をした方がいいんじゃありませんかしら。自分の良心のためにも、ね。 いずれにせよ、被害にあわれたご家族はお気の毒なことでございます。 さて、今日の私は朝一番から3コマの授業をこなし、その他雑用もこなして疲れ切ってしまったので、夕食後、久々にジャズ喫茶にでも行くかと、名古屋郊外・藤ヶ丘というところにあるジャズ茶房・青猫へ向かいました。 が、残念なことに今日はジャズのライブがあったようで、チケットのない我々は入店を断念。仕方なく、近くにある「KUDETA Cafe」というところでお茶をすることに。 このカフェ、私も家内も初めて行ったのですが、モダンなちょっと洒落た複合ビルの中にあり、それなりにセンスもよく、店内に音楽を流しているスピーカーもバング&オルフセンを奢っており、ケーキもコーヒーもそれなりにおいしく、ソファーもくつろげるもので、急ごしらえの「プランB」としてはまあまあよかったです。雑誌も豊富でしたしね。 ただ、タバコの匂いがきつかったかな・・・。一応分煙はしているんですけどね。 ということで、お気に入りのジャズ喫茶でジャズが聴けなかったのは残念でしたけど、新たなカフェ探検をして、ちょっと面白い夜となったのでした。
November 27, 2007
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前にもちょっと書きましたが、パソコンを新調することにしたんです。が、これがまたなかなか難しくて、ね・・・。 で、やっぱりNECのLacie L (アドバンスト)にしようかなと思ってはいるんですが、もう一度実物を確かめてみようと思って大学からの帰路、大型家電店に立ち寄ったところ、LaVie シリーズのお隣にマックのコーナーがありまして・・・。つい出来心で新型のiMac に触っちゃったわけですよ。すると・・・ ひゃー、なんかとってもいい! これがMac OS X(レパード)か・・・。もう、ウィンドウズの「スタートボタン」に相当する部分のグラフィックスからして、恐ろしく魅力的なんだよなあ・・・。ウィンドウズ・ヴィスタの「エアロ」機能なんてまるで目じゃない感じ。 いやいやいやいやいや。いかん、いかん。ウィンドウズとマックの両刀使いをしてきたために、今まで色々苦労をしてきたじゃないか。それをさらに延長するつもりじゃないだろうな! しかし・・・こっちの MacBook のデザインも相当いいぞ・・・。 いやいやいやいやいや。いかん、いかん。そんなこと考えちゃいかん! 今までマックのデザインに溺れて、マックの魔の手から逃れられなかったのじゃないか。またそれを繰り返すつもりか! ・・・とまあ、そんなことの繰り返しですわ。もう、なんでこの世に美しくて賢くて少数派のマックと、ダサくて馬鹿で多数派のウィンドウズがあるの~! しかし、ま、今回は涙を飲んで、やっぱりウィンドウズ・マシンを買うことにしましょう・・・。 でもね、それはそれで問題があるわけ。つまり、今までマックを使って書いてきた膨大な量の文章、あれをどうするか・・・。 もちろん、「Word for mac」を使って一応ワード文書に変換することはできますが、そのソフトが入ったマックが絶不調。ですから、そう簡単に書き換えることができないんです。 仕方がないから、一応すべて紙に打ち出して、紙媒体として保存するか・・・。でもその場合、将来その文章を使いたいと思っても、全部ワードで打ち直さないとダメということになるわけだよなー・・・。 あーん、どうすりゃいいんでしょう、ワタクシ。 ということで、たかが「パソコンを新調する」という簡単なことをするために、やたらに頭を悩ませているワタクシなのでした。どなたか、この問題を解決するすごくいい方法、知りませんか~。知ってたら教えてくださーい!
November 26, 2007
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昨夜、夕食でちょっと面白いものを食べました。それは何かと言いますと・・・ 「スパム」でーす! ガーン! なーんだ、珍しくも何ともないじゃん、と思われるかも知れませんが、実はワタクシ、この有名なアメリカ生まれの缶詰食品を食べたことがなかったという・・・。いや、ひょっとすると子供の頃に食べたことがあるかも知れないものの、「これがスパムだ」と意識して食べたことはなかったんです。コーンビーフは昔、よく食べさせられましたけどね。 で、家内がネット上のレシピ集「クックパッド」でスパムを使った料理を検索し、これはと思うものを探し出して作ってくれたんですが、スパムとジャガイモとタマネギを炒めたような感じでした。家内曰く、缶詰から出したばかりの状態の時はそんなにおいしそうなものではなかったけれど、炒め始めたらいい匂いがしてきて、これは結構いけるかも知れないと思ったとのこと。で、その実際のお味は・・・ ぴゃ~! うま~い! なーんだ、「スパム」ってうまいんじゃん! そんなにジャンクっぽいものでもないですよ。沖縄あたりでそれなりに市民権を得ているのも頷けます。ま、かつての米軍兵士たちみたいに毎日毎日、三度三度こいつを食べさせられたら嫌になるかも知れませんけど、たまに食べるなら結構行けますよ。 ということで、「ホットドッグ」「アップルパイ」と並んで「アメリカ3大国民食」に数えられるホーメル社の「スパム」、教授のおすすめ!です。炒める時にカレー粉か何かをちょいと加えてもいいかも、ですよ~!
November 25, 2007
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先日、ゼミ生たちに薦められた『ジョンQ』という映画を見て、まったく感心できなかった私は、次のゼミの時間にその旨を伝え、この程度の映画に感動していてどうするんだ! と若干小言めいたことを言ったんです。 すると、彼女たちからの逆襲が・・・。 つまり、父親が病気の子供のために奮闘する姿はそれだけで十分感動的であり、この映画に対する世評を見ても非常に感動的な物語であると言っている。そういう誰しもが「素晴らしい」と言っている映画を見て感動できない釈迦楽先生は、斜に構えているというか、単に物事を素直に見られないだけなのではないか、と。 あら~、そう来ますか・・・。 ま、私が言うことに対してとりあえず反論してくるというのは、悪いことじゃないんです。元気がいいゼミ生が集まっている世代ですと、そういうことはままある。しかし、今回の彼女たちの言い分を聞いていると、ちょっと心配になってきますなあ。 まず、「世間の誰もがいいと言っているものは、多分いいものなんだろう」という漠然とした考え方をしているところ。これ、要するに「物事の判断を他人任せにしている」ということじゃございませぬか。しかも、彼女たちはそんなに沢山の映画を見ているわけではないですから、比較対照するものもない。ですから、ますます限られた狭い範囲の経験をもとに、しかも他人の判断基準を鵜呑みにして、物事の善し悪しを決めていることになる。 でまた、拠って立つところはそんなふうに他人任せであるくせに、そのことを批判されると急に「自我」が頭をもたげてくるのか、批判者に対しとりあえず盲目的な反論だけはするんですな。 で、そういう短絡的な攻撃性がある一方、「誰もがいいと言っているものを否定してはいけない」という変な協調性というか、事なかれ主義に対しては何の疑問も持っていないという・・・。 なーんか、いかにも最近の若い人、って感じでしょ? ま、もちろんワタクシ、彼女たちの幼稚な反論に再反論してぼこぼこにしてやりましたけど、きっと「なんか批判された」ということだけ残って、本質的には変わらないんだろうな・・・。 でも、ゼミ生たちのこういう傾向を見ていると、彼女たちの不幸な恋愛経験の理由も分かってきます。 だって恋愛みたいに個人的な事柄に対してすら、自分で判断しないんですもん。判断は他人任せなので、とりあえず「付き合ってくれ」と言い寄ってくる男がいれば、相当な醜男でもない限り、また自分の女友達が「あんな男やめなよ~」とでも言わない限り、「とりあえず付き合ってみる」というんです。「付き合ってみなければ、相手がどんな人か分かりませんから」なんて、聞いたようなことを言ってね。 そんなふうですから、「付き合って2~3カ月で別れました」なんてことを繰り返しているんですわ。はたで聞いていると「そもそもどうしてそんな奴と付き合い始めたんだ!?」と言いたくなるようなのと平気で付き合った挙げ句、ですよ・・・。 でも今日日の若い子たちは、2~3カ月も付き合えば、それなりにするだけのことはしますからね、一通り。親の心配が尽きないわけだ・・・。ま、そのように育ててしまったのは親の責任なので、自業自得ではあるんですけど。 ってなわけで、若い人たちと付き合っていると、色々驚かされたり考えさせられることが多いのですけど、とにかく私が預かっているゼミ生たちには、「比較対照すべきものを色々見て、自分の頭でよく考えて、自分なりの価値判断の基準を高める」ことを指導していかないといけないなと思います。 それにしても、年々歳々、若い連中とのジェネレーション・ギャップを感じることが多くなったにゃー・・・。
November 24, 2007
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今日、外出先から帰り、車を駐車場に止めようとしたら、なにやら巨大な緑色の物体を発見。 よく見たら大きなカマキリでした。それにしても久し振りに見たなあ、こんなでかいカマキリ。そういえば、二、三日前に家内もどこかで大きなカマキリを見たとか言っていましたから、ひょっとして今頃、彼らの活動期なのかも知れません。産卵でもするのかな? げっ! じゃ、ひょっとしてあの豊満なお腹の中で消化されているのは、ご主人? ま、それはともかく、そのカマキリさん、私の愛車が近づいているのに一向にどいてくれそうもなく、そのまま車を駐車場に入れると彼女のことを轢いてしまいそうだったので、一旦車から降り、申し訳ないけれど強制退去させることに。靴の先でそうっと彼女を脇へ押しやったのですが、気の強い彼女は何度も振り向きざま私のことをきつい目つきで睨んでいましたっけ。ごめんよ、でもお互いの平和共存のために今回はそっちの方で折れてくれよ! でも、久し振りに子供の時の友達に会ったようで、巨大カマキリとの遭遇は何だか楽しかったですよ。子供の頃はよく飽きもせず、バッタやカマキリと遊んだものなあ。そうそう、なかでもカマキリは冬が始まる一番最後まで付き合ってくれた友達で、彼らが草原からいなくなり、背の高い枯れ草にカマキリの卵を見かけるようになると、ああ外遊びもこれで終わりだなと思ったものでございます。 実際、このところ寒くなりましたもんね。今日はもう勤労感謝の日、アメリカではサンクス・ギビングだ。きっとロスあたりでも町中から車通りが絶え、一年で一番静かな日となったことでしょう。 さて、明日は三連休の中日。何をして過ごしましょうか。それでは皆様、お休みなさーい。
November 23, 2007
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今日はばっちり3コマの授業をやってきたんですが、もうそれだけで疲れちゃったので、息抜きに夕食後、家内と『ボーン・アルティメイタム』を見てきました。 いや~・・・。最初から最後まで手に汗握る展開で、良かったですよー。マット・デイモンも相変わらずカッコよかったし。カー・アクションも素晴らしいの一語。手持ちカメラで撮影しているせいか、すべてのアクションのリアリティがスゴイ! 「ボーン・シリーズ」のリアルさと比べちゃうと、たとえば『ダイ・ハード4.0』だとか、あるいはちょっと前の『MI:3』なんか作り物っぽく感じられて、見ちゃいられないという感じです。前作『スプレマシー』との結合の見事さも驚くほどでしたよ。点数としては90点くらいあげちゃおうかな! 少なくともアクション映画として最高水準の出来じゃないでしょうか。とにかく、これはお金を払って見る価値十分。まだご覧になってない方はぜひぜひ。文句なしで教授のおすすめ!です。 ただ、「息抜き」にはならなかったですけどね・・・。逆に「息詰まる」展開ばかりで、見終わった時は運動した後みたいにヘトヘトでした。ニトロを常時携帯する身としては、身体に良くない映画だったかも。 さて、明日からは3連休。とはいえ、そろそろクリスマス・カードやら年賀状の準備も始めないといけないし、卒論指導で首が回らなくなる前に少しは自分の勉強もやっておきたいし、忙しくなりそうです。それでは、皆さんもよい週末を! お休みなさーい!
November 22, 2007
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先日受けた人間ドックの結果を聞きに行ったんですが・・・。 最・・・悪。 ま、予想はしておりましたが、満身創痍。 腎臓は悪いわ、肝臓は悪いわ・・・。ですが、やっぱり一番気がかりだった心臓は相当悪かったようで。当然、要精密検査。しかも単に「24時間ホルター心電図」なんてのじゃ済まないらしく。 で、当然のように渡されたのが、例の奴。そう・・・ ニ・ト・ロ・・・。 常備せよとのお達しでした。 かくして、ワタクシ、文字通り「心臓に爆弾を抱える男」となったのでございます。もう、あれだね。先行き、長くないね。 かくして、こりゃ、オチオチしてられん、人生、楽しまなきゃ! ということで、もう午後は大学なんか放り出して、家内を連れて愛知県芸術文化センターで開催中の「ロートレック展」へ向かうことにしたのであります! 文句あっか! こちとら明日をも知らぬ身なんだぞ! で、その「ロートレック展」なんですが、ま、様々な機会に目にすることのあるロートレックの各種ポスターを総まとめで見られる他、スケッチあり、油彩あり。はたまた当時のパリの様子や彼が活躍したムーラン・ルージュなどの盛り場を写した写真、そして彼が親しくしていた踊り子や女優、あるいは娼婦らの写真なども合わせて展示してあるといった調子で、なるほどロートレックが生きた時代とはこんな感じだったか、というのがよく分かるものでありました。 ま、一つ分かったのは、ロートレックが描いた踊り子や女優たちの実物は、彼の絵やポスターよりも遙に美しいということですな。もちろん、誇張や構図により、ダイナミックには描かれていますが。だから、中にはロートレックに描かれることを嫌ったモデルもいたんですって。そりゃ、そうですよね。でも、そこはそれロートレックの人柄なんでしょう、彼はパリの下町のショービジネスに携わる女たちに愛されもしたらしい。その辺が面白いところで。 ということで、なかなか面白い展覧会でした。ロートレックがお好きな方、ベルエポックのパリの雰囲気に興味のある方にはおすすめです。ま、私はロートレックの絵が死ぬほど好き、というほどではないですけどね。 さて、めったに名古屋の都心に出ることのないワタクシだけに、せっかく出たからには美術館一つ見ただけで帰るわけにもいかず。次にテレビ塔脇にあるジャズ喫茶「YURI」に向かいました。ここは名古屋の中では老舗のジャズ喫茶でございます。 入ってみると、こじんまりとした店で、しかしなかなかコージーな雰囲気。7つほどあるテーブル席はほぼ一杯だったので、私と家内はカウンター席の端っこの奥まったところに座り、コーヒーとケーキを注文。ケーキはパンプキン・ケーキとラムチョコ・ケーキでしたが、特に後者がおすすめです。 で、肝心のジャズですが、ここもCDではなくLPで聴かせてくれます。ウェイターを兼ねる若人が、慣れた手つきでおもむろにLPのストックの中から一枚を選び出し、丁寧に拭き上げたあと針を落とすんですが、その選曲はオーソドックスかつ王道を行くもので、今日もエラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)やレッド・ガーランド(ピアノ)などをかけていました。2曲か3曲ごとにLPを変えてくれますから、結構な頻度で色々なものが聴けます。 ここ、平日は夜24時までオープンしているようですし、食事メニューも豊富でおいしそうでしたから、今度はここで食事をしてもいいかな。「タコライス」が売りみたいでしたけど、なかなかおいしそうでしたよ。 さて、「YURI」でコーヒー・ブレイクしたあと、今度は繁華街を南に下り、パルコまで行ってタワーレコードを見たり、リブロ書店を見たり。リブロでは今、東京の古書店「海月(くらげ)書林」が出店していると聞いて楽しみにしていたのですが、ほんの20冊ほどが展示しているだけで、それはちょっとガックリでしたけどね。タワレコではセロニアス・モンクの『モンクス・ミュージック』とエリック・ドルフィーの『ラスト・デイト』を購入。どちらも演奏者の肉声が入ることで有名な作品ですが、前者の2曲目あたりでモンクが若き日のジョン・コルトレーンを呼ぶ「コルトレーン、コルトレーン!」という声がステキです。 で、その後「無印」などで少し買い物をしてから帰宅ー。 それにしても、狭心症の発作に備えてニトロが手放せなくなってしまったワタクシ。ちょっと剣呑でございます。こうなったら、このニトロの錠剤を錦の御旗にも、葵のご紋のついた印籠にもして、大学での雑用逃れの口実にしてやろうっと! 「何! ワタクシに学内委員会のメンバーになれと? たわけ! おぬしら、このニトロの錠剤が目に入らぬか! 控えおろ~!」とな。
November 21, 2007
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「アメリカ映画論」なんて題目の授業を担当していると、授業の時に学生に見せなきゃいかんビデオってのがあるわけですよ。そういう時、DVDってのはまるでダメ。映画をまるごと見せるならいいですけど、その一部分を見せるとなると、あらかじめ「頭出し」しておけるビデオじゃないと授業にならないんです。 というわけで、必要なビデオはアマゾンなどを通じてあちこちから中古で購入していたわけですが、そういう場合、ビデオ自体はものすごく安いものの、送料の関係でそれなりの値段になってしまうことも多いわけ。 でも、他に「中古ビデオ」の買い方が分からなかったので、そうするしかなかった、と。 しかし、最近になってようやく気付いたのでした。なーんだ、その辺のレンタルDVD屋に、中古ビデオの放出品がタダみたいな値段で売っているんじゃん! 灯台下暗し! かくして、このところ、あちこちのレンタルDVDの店に出没しては、中古ビデオのコーナーに飛んで行き、授業で使えそうな映画や見そびれていた映画なんかを掘り出しては、ウホウホ喜んでいるわけ。つい最近も『ジョー・ブラックをよろしく』『ギルバート・グレイプ』『ザ・ファーム』『サタデーナイト・フィーバー』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『いちご白書』などのレンタル落ちビデオを買ってしまったという・・・。こんなに買ったって、1本50円ですからね、50円。安いもんですわ。うわーい、お得、お得! ・・・が・・・。 冷静になって考えてみると、ビデオってかさばるんですよね、本以上に・・・。 しかも、「ビデオ」っていうメディアが果たしていつまで存続できるのか・・・。聞くところによると、大手家電販売店なんかでも、もはや「ビデオデッキ」なんてほとんど売ってないって言いますし・・・。 ひょっとして、ワタクシはすごく愚かなことをしているのだろうか・・・? ・・・などという疑念を抱きつつ、ここしばらくは中古ビデオを買うためにレンタルDVD店に通い詰めそうなワタクシなのでありました。だって、たった50円で映画見れたら嬉しいじゃなーい!
November 20, 2007
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よく書店などで配っている新刊案内『これから出る本』の最新号に目を通していたら、とある外人さんが、宮澤賢治の『注文の多い料理店』を英語に翻訳した時の苦労話を書いておりまして。 で、そこに『注文の多い料理店』の粗筋が書いてあったんですけど、それ読んでいたく感心してしまったワタクシ・・・。思わずこの作品を探し出して全文読んでしまいました。 そう、実は何を隠そう、今の今までこの有名な童話(?)を読んだことがなかったんです。 ま、職業柄、私の読書量は平均的な日本人男性の遙か上を行っていると思いますが、時々こういうことがあるんですよね。誰でも知っているような、常識に属する事柄についての知識がスッコーンと抜けていたりする。 ということで、男四十代にして今更ながら『注文の多い料理店』の「注文の多い」という部分が、「客の注文が多い(=はやっている)」という意味ではなく、「客に対する注文が多い」という意味なんだということが分かったのでございます。 それにしても、山猫軒の山猫の親方が、山に迷い込んだ旅人(客)を食べるために洋食レストランを作り、その客に次々と注文を出して食べ易くしようとしていたという趣向の斬新さたるや、素晴らしいですね! それにレストランの主が「狼」とかではなく、「山猫」というところがまた何ともステキ。でまた、危ういところを助かった二人の客が、恐怖のあまり「くしゃくしゃになった紙屑」みたいな顔になり、助かった後もその「くしゃくしゃ」がとれなかった、という最後のくだりなんか最高ではないですか! 宮澤賢治はすごい! ・・・って、今頃私が言っても仕方ないか。皆さんはそんなこと、とっくにご存じなんですもんね。 だけど、宮澤賢治の「立ち位置」って、いいと思いませんか? 確かに大上段に構えた大作家ではないかも知れない。だから夏目漱石だの森鴎外だの、はたまた志賀直哉だの谷崎潤一郎だのと同列に論ぜられる人ではない。しかしその反面、毀誉褒貶の「毀・貶」にも無縁で、誰からも悪く言われないし、流行によって持ち上げられたり貶められたりすることもない。大人にも読まれ、子供にも親しまれ、『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『よだかの星』『雨ニモ負ケズ』などの作者として常に親しみを込めて思い出されるんですから。 ま、いわば『星の王子様』のサン・テグジュペリの立ち位置に近いような感じ? サン・テグジュペリの方に『戦う操縦士』みたいな硬派な作品があるように、宮澤賢治にも『春の修羅』みたいな難解な詩集があったりしますしね。私がもし作家だったら、案外、宮澤賢治みたいな立ち位置を狙うかも知れません。 それなら、もっと勉強しておけって話なんですが。 ところで、なんで子供時代の私が宮澤賢治をさほど読んでいなかったか、その理由を思い出しました。 小学校の時、F君という友達がいて、とても優等生だったんですが、5年生くらいの時、国語の時間に宮澤賢治の「よだかの星」かなんかを学ぶ単元があって、F君はそれにいたく感動したらしく、ついに家族の人に頼んで岩手県まで連れて行ってもらい、当時まだ存命だった宮澤賢治の実弟の方に面会したりして、独自の宮澤賢治研究を行ったんですな。で、それがすごく褒められて、学内外で話題になったりした、と。 で、私、子供心に、「なんだい、ずるいじゃないか、親に頼んで岩手まで行っちゃったりして」と思ったんですな。つまり、同じ土俵で相撲をとれ、と。で、どうも宮澤賢治というと、そのことが心に引っ掛かって、「僕は読まん」と思ったわけですよ。 ね、この事例でも分かりますでしょ。この世でもっとも恐ろしいものは「嫉妬」ナリと。私のように賢明な(?)人間にすら、かくも愚かなる行動をとらせるというのですから! ということで、今日は宮澤賢治の『注文の多い料理店』にいたく感心したり、子供時代の愚行を思い出したりして、なかなか有意義な日となったのでありました。今日も、いい日だ!追伸: ちなみに冒頭で述べた外人さんは、日本語の「食べられる」という言葉づかいが、「食べることができる」と「食べられてしまう」の両義であることを、英訳した時に読者に伝わるようにするのに苦労した、と述べているのですが、なるほどと思わせるなかなか面白いエッセイでした。
November 19, 2007
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今日の名古屋地方は雨が降ったり晴れたり、忙しい一日となりました。しかも、大分寒くなってきましたね。 で、週末、特にどこにも出なかったので、今日くらいは外に出ようと、悪天候をついて東名・名古屋インター近く、「地アミ」というところにある「フレイバー」というカフェに家内を連れて行ってきました。というのも、今シーズンの「ピカンパイ」の販売が今日までだったもので、ね。 「ピカン」ってご存じでしょうか? アメリカ南部でとれるナッツですが、クルミに似ていて、それよりもサクサク感の強い、おいしいものですよ。南部出身の作家、トルーマン・カポーティの短編小説なんか読んでいると、時々登場します。 で、フレイバーでは毎年この時期ピカンパイを売り出すので、ぜひ食べようと思ったわけですよ。ところが・・・ 12時焼き上がりということだったのに、2時に到着した時にはもう売り切れ! あーん、結局ピカンパイ食べられなかったよ~ん。グスッ。 仕方がないので、メープル・シフォンケーキにピカンナッツをトッピングした「ピカンケーキ」を注文し、これはこれでおいしかったですが、やっぱりピカンナッツがぎっしりつまったピカンパイ食べたかったにゃー・・・。また来年まで待たなきゃ食べられないとなると、一層惜しい気がしますね。 さて、フレイバーでお茶とケーキをいただいた後、すぐそばにある「旬楽膳」というレストランへ。いや、食事をしようというのではなく、併設されているスーパーで買い物をしようというわけ。 この旬楽膳、ちょっと他のスーパーでは売っていないような自然派食品を売っていて面白いのですが、今日は大豆で出来たハンバーグのレトルトとか、カップ入りの「五穀ぜんざい」(おすすめ!)、フランス産有機シリアルなどなど、色々買い込んでしまいました。そしてさらに、様々なお惣菜も買ってしまいました。「おから入りクリームコロッケ」「サロマ湖産牡蠣のフライ」「地鶏のつくね&レバー串」などなど。今日はこれらのお惣菜で簡単に夕食を済ませようというわけです。もちろん、サラダや汁物は家内が手作りしますけどね! そしてこの後、中古&インポート家具の店を冷やかしたり、本屋やレンタルDVD店に立ち寄ったりして帰宅。 ま、そんなわけで、今日は特に何をしたということもないのですが、なんとなくのんびりした一日となったのでした。ほよよ。
November 18, 2007
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研究室で使っている超旧型のiMacがさすがに時代に対応できなくなってきたので、ついにマックを諦め、ウィンドウズ・マシンをもう一台買おうかと思っています。本当は今でも心の中ではマック・ファンなんですけどね。 しかし、パソコン選びというのがまた大変でね・・・。どれがいいのやら、さっぱり分かりゃしない。これが車選びだったら、まったく悩まないんだけどな~! ま、最近のパソコンは皆同じようなスペックなのだから、どんなものでもいいような気がしますが、実際には必ずしもそうでもないんですよね。たとえば今年の春、父に買ってあげた富○通のノートパソコンは、CPUの性能がヴィスタの重さに追いついていなかったのか、ワードの変換一つとっても信じがたいほど遅く、本当に買って損したと思わされましたし・・・。もっとも最新のパソコンはCPUが進化し、いわゆる「Core 2 Duo」になったので、ヴィスタでもそんなに遅くないという話を聞きますけどね。 で、雑誌などの情報から3機種くらいに絞り、今日、大型家電店に行ってちょっと実物を触ってきたのですが、一番期待していたNEC・LaVie系のノートパソコンのキータッチがペシャペシャであることを発見。うーん、どうも気に入らないですなあ。また東芝のDynabook系のもキータッチがいま一つというところ。 それらに比べると、ソニーのVaio系のキータッチの方がまだマシな感じがしましたけど、それにしても現在使っているIBM・ThinkPad系の絶妙のキータッチと比べるとちょっと硬質かつストロークが浅い感じがして、これも100%気に入るほどではありません。全体的なデザインで言うと、Vaioは決して悪くはないですけどね。 じゃ、もう一度IBM(現lenovo)を買えばいいようなもんですが、ワタクシ、あの赤いポインター・スティックが嫌いなんです。長時間使っていると指が痛くなってくるもので。 かくして、果たしてどのメーカーのどのパソコンを買えばいいのか、ますます分からなくなってきたという・・・。私がパソコンに求めるものは、ただ単に故障しないこと、安定していること、ワードがさくさく動くこと、インターネットが快適に使えること、くらいなものなんですけどね。 このブログをお読みの皆さんは、どのようなパソコンをお使いですか? 現在使っているマシンに大満足という方、悩める教授によきアドバイスをお願いいたしまーす。
November 16, 2007
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我が家(マンション)のお向かいに定年後と思しき老夫婦の方がお住まいなんですが、もう10年以上も隣同士で住んでいるというのに、私たちと彼らの間にはほとんど交流がありません。 ま、引っ越した当初からお互い何の挨拶もしてませんしね。私としては、若干ながら私の方が先に越してきたんだから、後から来たお隣さんから先に挨拶に来てもいいだろうと思っていましたし、向こうは向こうで「若造の方から挨拶に来い」とでも思っていたのかも知れません。 そんなわけで、そもそも最初から挨拶をしそびれたのを引きずって今日に至る、みたいな・・・。もちろん、だからといって別に積極的に仲が悪いとか、そういうのではないのですけどね。でも、いずれにせよ、お向かいさんが私たち以上に愛想が悪いのは確かかな・・・。 たとえばどこかへ外出する時など、たまたま向こうも外出するところだったりして、双方同時にドアを開けてしまうというようなことがあるじゃないですか。そんな時、私や家内と同じエレベーターに乗り合わせることになるのが嫌なのか、お隣さんと来たら露骨に家に引っ込んで、私たちをやり過ごそうとするんですよね・・・。あれ、感じ悪いなあ! もっとも私だって、お隣さんがエレベーターを待っている気配がする時は、敢えて乗り合わせるのを避けるべく、靴を履いたまま玄関で息を殺して時間を潰したりするのですから、どっちもどっちなんですけどね! とはいえ、そんなふうになんとなく互いに避けあっているにもかかわらず、マンションの同じ階に住んでいるわけですから、どうしてもエレベーターで乗り合わせてしまうこともあるわけ。でまた、そんな時に限って、タイミングがいつも最悪なんだ、これが。 たとえば私は普通のサラリーマンと違って、平日に休みがあることも多いのですが、そういう平日に家内を連れてどこかに遊びに行こうとしている時にエレベーターに乗り合わせてしまったりする。そんな時、互いに黙りこくっていながら、「こいつら、こんな平日に何やっているんだ?」という向こうの視線を感じるわけですよ。 あるいは、つい先日もそうだったのですが、昼からの授業に出るためにお昼過ぎに家を出た時、お隣のご主人とエレベーターに乗り合わせることになり、しばしの沈黙の後、「今からご出勤ですか?」なんて問われたりしてね。私としては「ええ、まあ」なんて曖昧な返事しか出来ませんでしたけど、「こいつ、どういう商売してんだ」という胡散臭げな視線を感じましたねえ・・・。 ま、確かに「文学部教授」なんて、ある意味、胡散臭い商売ではあるんですけどね。 とにかく、あまり友好的でないお隣さんを持つと剣呑ですなあ。そんなこともあるものだから、私なんぞはもうマンションはこりごり、次に家を建てる時はどこか辺鄙な森の中の一軒家にするんだ、という決意を抱いているわけですわ。 は~。それにしても、こんなマンションでもご近所づきあいってのは難しいもんですな! 早く宝クジでも当てて、マンション生活から脱出しようっと!
November 15, 2007
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私、大学で食べる昼食を時々通勤途中に買っていくんですけど、最近のヒットはコーヒー・ショップ「ドトール」で売っているベーグル。たまたま私が立ち寄るドトールは某ガソリン・スタンドに併設されている店のせいか、いつ行ってもガラガラで、その「私だけが知っている穴場の店」という感じも気に入っているんです。 で、特にお気に入りなのは「ハム&チーズベーグル」なんですが、最近のメニュー改定で新たに仲間入りした「ベーコン&エッグベーグル」もおすすめです。なにせベーグルは冷めていてもおいしいですからね。「朝買って昼食べる」というのでも、それほど味のレベルダウンはありません。それになんとなくベーグルって、健康的な感じがするじゃないですか。私の場合、マックに立ち寄って「マック・グリドル」を買っていくこともあるのですが、グリドルと比べるとドトールのベーグルの方が「ジャンク度」が低い(=健康的な)感じがします。 大体、ドトール自体も、昔と比べると随分グレード・アップしましたよね! ドトールが最初に出来始めた頃は、妙に歯ごたえのあるホット・ドックしかメニューになく、コーヒーだってさほどおいしいとも思えず、私はあまり評価していなかったんですけど、最近はコーヒーの味にしても、メニューの質にしても、まあ納得のレベルなんじゃないでしょうか? それにしてもベーグルの、あのモチモチした食感って独特ですなあ。パン生地を一度茹でてから焼いて作るのだそうですが、その「茹でる」というプロセスにあの食感の秘密があるのでしょう。 ところで、ドトールのような全国展開のコーヒー・ショップで扱っているぐらいですから、今日びベーグルを売っている店なんて珍しくもありませんが、日本で売られるようになったのはこの十年くらいなもんですよね。 しかし、ちょいと自慢させていただきますと、ワタクシのベーグル体験はそれよりちょっとだけ早く、1991年の夏のこと。その夏、シカゴに2ヶ月滞在したワタクシは、そこで初めてベーグルなるものを食べたのでした。が、その時は初めてのシカゴ体験で、何しろどっちを見ても珍しいものばかりでしたから、ベーグルもまたその数多い新奇な体験の数々の中に紛れて看過してしまったという・・・。情報キャッチはやたらに早いけれど、実質が伴わない。そこがワタクシのダメなところでして。 ま、それはともかく、ドトールのベーグルのおかげでワタクシのランチの選択肢の幅が少し増え、ちょっと幸せなワタクシなのでした。おいしいもの、好き!
November 14, 2007
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アメリカ映画論を講じていて、1920年代の話になったので、この時代のサイレント映画の傑作でも一つ見せてやるかと思い、チャップリンの『キッド』(1921年)を学生たちに見せたところ、めちゃくちゃ受けました。っていうか、そもそもチャップリンの何たるかをまるで知らないので、相当新鮮だったようです。 ま、私なんかが子供の頃は、「チャップリン」というのは誰もが知っている偶像でしたから、漫画家の加藤芳郎をはじめ、チャップリンの扮装をするのを得意とする芸能人やら何やらが沢山いましたけど、今、そういうのを見かけることも少なくなりましたもんね。若い人たちが彼のことをまるで知らないというのも、仕方のないことなのかも知れません。 で、私自身もかなり久し振りにこの映画を見たのですけど、チャップリンの演技の見事さもさることながら、子役の少年の演技の素晴らしいこと! ああいうのをこそ「天才子役」というのでしょうな! 何度も見ているにもかかわらず、チャップリン演ずる父親と離ればなれになりそうになる時の少年の切ない表情には泣かされます。 それにしても「映画論」の授業ってのは、楽なもんです。歴史やら背景なんかをちょこちょこっと解説し、あとはここぞというところでどんぴしゃの映画を見せさえすればいいんですもん。ま、解説の部分では、それこそ「活弁」的な才能が必要ですが、そこは私の得意とするところですからね。 さて、今日はサイレント映画の何たるかを語りましたけど、次はどうしますか。トーキーの時代の到来をミュージカル映画の誕生と発展を絡めてしゃべるか・・・。となると、あの映画のあの場面を見せて・・・。あるいはその線をもう少し延長し、現代まで近づけて『サタデーナイト・フィーバー』におけるトラボルタのダンス・シーンあたりも見せておくか・・・。 ・・・なーんて次の講義の構想を練りながら、結構自分でも楽しんでいるのでした。今日も、いい日だ!
November 13, 2007
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勤務先の大学の図書館で、昔の日本の理科の「教科書」の展示があったので見に行ったんですけど、色々感心することがありました。 例えば1871年に福澤諭吉が書いたという『訓蒙窮理図解』という本があって、下等小学(6歳から10歳が対象)の物理の教科書として使われたらしいのですが、これ子供が読めるの? というような漢字仮名まじりの本で、内容もすごく高度。ちょっと前まで江戸時代というような時代の子供たちが、こんなすごい本で物理を学んでいたのかと思うと、当時の日本の文化レベルの高さがいかばかりであったか、想像ができるというものです。ほんと、現代の教科書の「これ、マンガか?」と思えるほどの幼稚さと比べると、文化のレベルの低下ぶりを思い知って目眩がするほどですよ。 その他、普及版の『解体新書』の実物を手に取って見ることも出来たりして、ほほう、これがあの前野良沢や杉田玄白が訳した『ターヘル・アナトミア』か! という感慨がありましたねえ。 それから、明治時代の学制の変遷の展示もあったのですが、これがまたなかなか面白いんですよ。 ちなみに明治時代の学制に共通するのは、進路のヴァラエティーの豊富さです。もちろん年少の時は「尋常小学校」一本ですが、そこから先の進路が実に多様なわけ。 例えば、一番のエリートコースは「尋常小学校→中学校→高等学校→大学」でしょう。しかしこの他にも「尋常小学校→中学校→専門学校」という道もあるし、「尋常小学校→中学校→高等師範学校」というコースもある。 また「尋常小学校→高等小学校」という進路もあり、さらに高等小学校を終えた後、「師範学校」へ進む道もある。加えて尋常小学校から「甲種実業学校」ないし「乙種実業学校」へ進学する道もあり、はたまた「尋常小学校→徒弟学校」という道もある。 女子の場合、尋常小学校から高等女学校への進学が可能で、さらに「女子高等師範」へ進むコースもある。でまたこれらすべてに加えて東京と京都に「盲唖院」というのがあったというのですから、もう完璧じゃないですか! 要するに、各人は自分の能力、および「向き・不向き」によって、あるいはそれぞれの家庭の経済状況などによって、多種多様な進学コースがあったということですな。こんなステキな学制を、「小学校→中学校→高等学校→大学」という単純な一本道に変えたのは、一体どのような議論を踏まえてのことなのか、今、私の知るところではありませんが、それにしても当時と今と比べてみてどちらが優れた学制か、なんて、考えるまでもないですよね! まったく高校進学率97~98%、大学進学率50%なんて今の日本の状況、あり得ないですよ。これはつまり、人間の「向き・不向き」というものをまったく考慮せず、個々の生徒・学生にとってふさわしくない環境に押し込めているということを意味するわけですから、そりゃ学校が荒れたり、学習意欲のない大学生を生み出したりするはずですわ。 ということで、明治時代の日本の「学校」を取りまく環境に思いを馳せるにつけても、例によって例のごとく、「昔の日本(人)はすごかった」という感を強くせざるを得なかったワタクシだったのでした。
November 12, 2007
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ある必要に迫られて、今年の4月頃から週に一度、「天声人語」ほどの分量の新聞・雑誌記事を英訳する作業を続けています。 ま、週一度のことなので、それほどの負担でもないですが、それでも最初のうちは面倒臭くて、締め切りギリギリになるまで放っておき、「もう間に合わない!」という頃になって一気にやっつけ仕事をしていたわけ。 ところがですね、この作業を半年ほども続けているうちに段々和文英訳の作業そのものが面白くなってきて、単に文法的に間違いのない英語を書くというだけでなく、それをいかに「名文」と言えるところまで持っていくか、ということに興味が移ってきたわけ。 で、最近では我ながら「これ、ひょっとしてすごい名文じゃない?!」というような英文になる確率が高くなってきたような気がして、ますます面白くなってきたんです。もちろん、そこまでにするには、相当な時間をかけているんですけどね。辞書も引きまくりますし。まだまだ右から左へそらで英訳するような技量は、残念ながら私にはありません。 ところで、ネイティヴ並みのいい英文を書こうとする時に、全然役に立たないのがアレですね。そう、「電子辞書」。やはり英語を書く時に一番参考になるのは「例文」ですが、多くの英語例文にざっと目を通すというようなことをしようとなると、作業効率の点で「電子辞書」は「紙の辞書」の足元にも及びません。 ということで、ちょっと前まで机の端っこで埃を被っていた「紙の辞書」君たちが、最近、私の机上の「勉強7つ道具」の中で再び重要な位置を占めるようになってきたのでございます。 で、そんな折も折、昨夜言語学をやっている友人と話をしている中で耳寄りな情報をキャッチ! 彼によると、今年の春頃にいい英和辞典が出た、というのです。それは桐原書店というところが出している『ロングマン英和辞典』(3465円)という奴なんですけどね。規模から言うと中型の辞典で、おそらくは大修館が出している『ジーニアス英和辞典』あたりと競合するものなんだろうと思います。 で、池上嘉彦さんという著名な言語学の大家が編集に当たったこの英和辞典、最新のコーパスを用いて使用頻度の高い言葉・表現を採用した上で、従来の英和辞典にありがちな「おかしな例文」を可能な限り排除し、さらにその英文の訳文にはこれまた翻訳の大家・柴田元幸氏を煩わせたというだけあって、全体として非常に優れた英和辞典になっているのだとか。 ちなみにもともとイギリスの名門出版社・ロングマンには『Longman Dictionary of Contemporary English』(通称「LDCE」)という中規模の英英辞典があり、これも言葉の定義の仕方が非常に優れた辞典なんですが、その伝統ある「ロングマン」の名を冠した最新の英和辞典となれば、私も興味津々。何しろ今の私は「紙の辞書ブーム」の真っ只中にあるわけですしね。 というわけで、ワタクシ、この辞書を早速注文することにしました。このブログをお読みの皆さんの中で、英語に興味のある方! これホントにいい辞書らしいですので、まだ実物を見ていないながらも、この辞書、教授のおすすめ!です。これこれ! ↓ロングマン英和辞典
November 11, 2007
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今日は北海道に住む友人が学会がらみで名古屋にやってきたので、家内と私とで彼を名古屋B級グルメで饗応することとなりました。その方が名古屋らしくて面白いのでね。 ということで私たちが選んだ店は「世界の山ちゃん」。名古屋名物・鶏の手羽先のから揚げで知られる居酒屋ですが、実は私も山ちゃんの手羽先は初体験なんです。噂に聞くスパイスの効いた手羽先とは如何なるものか? で、店に着いて早速手羽先を注文すると、おお、来た、来た、皿に山盛りの手羽先が! で、割り箸の袋に書かれた流儀に従いつつ手羽先を頬張ると・・・ うま~い! 胡椒のばっちり効いたスパイシーな手羽先は、肉離れもよく、実にうまいじゃないですか! なるほど、「世界の山ちゃん」の手羽先ってこういう味か! これはクセになりそうですな・・・。 で、この他に名古屋を代表する味として「どて煮」「海老フリャー」「みそ串カツ」「海老天むす」「コーチン団子スープ」などを次々と注文してみましたが、なかでも「どて煮」と「コーチン団子スープ」はなかなかいける味でしたね。値段もリーズナブルだし、このチェーン店の人気も納得です。 ところで、今日のゲストたる友人のN君は、私の高校時代の大親友。私は文学、彼は言語学と研究分野は異なり、私は遊び人、彼は大学者で、研究者としての格も全然違うのですが、そこはそれお互い青春時代を共にした親友ですから、会えば昔と変わらぬ気の置けない間柄です。 で、今日も高校時代の思い出などを語っていたのですが、しゃべっているうちに、私と彼の記憶に色々と齟齬があることが判明。 中でも一番驚いたのは、高2の時の冬のスキー合宿で二人が取っ組み合いの大喧嘩をしたことを彼が完璧に忘れていたこと。彼と私が喧嘩をしたほとんど唯一のケース、それもホテルの廊下で組んずほぐれつの大立ち回りだったのに、それを忘れるかね~?! で、N君は私の語る大喧嘩の顛末を興味深げに聞いた挙げ句、「いや~。いい話を聞いた。自分にもそんな取っ組み合いの大喧嘩をした経験があったと知って、嬉しいよ!」ですって。でまた彼の記憶の欠落に呆れる私に向かって「そもそも人間は外部記憶によって自らの記憶を構築するのだ」なんて偉そうに・・・。ま、そういう常人離れしたところこそが、N君のN君たる所以なんですけどね! そして、「世界の山ちゃん」を堪能した我らは、これまた名古屋を代表する喫茶店「コメダ」に移動、謎のデザート「シロノワール」を食べて名古屋B級グルメツアーの〆としたのでありました。 というわけで、今日は久し振りに旧友と会い、名古屋の味を紹介しつつ、飲みかつ喰らって大いに楽しんだワタクシだったのでございます。 北海道と名古屋では、そう頻繁に会うこともできませんが、それぞれがそれぞれの分野で頑張って、たまにこうして学会がらみで会って旧交を温めるような、そういう付き合いが今後も長く続けばいいですな! N君、今日はお疲れさまでした!
November 10, 2007
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大学ラグビー界の強豪、関東学院大学ラグビー部の部員が部の宿泊所で大麻を栽培していた問題が世間を騒がせておりますね。 ま、ワタクシといたしましては、そのこと自体に言及するつもりはないし、二人の部員のためにチーム全体が責任をとって大会への出場を辞退すべきかどうか、なんてことにもコメントする気もないんです。 しかしちょっと思うのは、ある特定の嗜好を社会が容認するかしないかということが、歴史的経緯を踏まえてはいるのだろうけれど、かなり恣意的なのではないかということです。 要するにね、どうして大麻がダメで、酒はいいのか、ということなんですが。 もちろんワタクシ、大麻を吸うとどうなるのかなんて知りませんけど、ま、おそらく吸った人はいい気分になったり、あるいは幻影かなにかを見たりして、通常とは異なる行動をとったりするのでしょう。そしてある程度の習慣性もあって、それが禁止の対象になる理由なんでしょう。 しかし、それを言ったらアルコールの摂取だって同じですよね・・・。ハイな気分になったり、幻影を見たり。べろんべろんに酔った人なんて、たいてい通常とは異なる行動をとるでしょ。たまに公共の場で「オエ~!」なんてやって迷惑もかけるし。場合によっては酔った勢いで犯罪行為をする人もいるでしょう。酒酔い運転はその最たるものだし、習慣性があるから酒で身上潰す人なんて小原庄助さんの時代から沢山いる。 だけど、酒は社会的に容認されているわけですよ。ラグビー部の部員が、宿泊所の押し入れに酒を隠していても、問題ないわけです。 その辺がね・・・。「酒はいいけど大麻はダメ」ということの合理的な説明っていうのはあるのかしら。 さらに、もう一点。 よく殺人事件の裁判で「殺人を犯した時、被告は通常の心理状態ではなかったので減刑」ということがあるじゃないですか。 人が人を殺す時ってのは、通常の心理状態じゃない方が普通であって、それをもって減刑の理由にするのはいかがなものかとワタクシは個人的に思うのですが、とにかく日本の司法のシステムからいうと、「通常の状態でなかった」ことが刑の軽減につながるわけですな。 じゃ、その同じ司法が、人を通常の状態でなくする大麻などの麻薬に対してあれほど厳しいのは何故なのか。 もし司法に一貫性を持たせるならば、「心理的におかしな状態の時に殺人を犯したなら、(酒酔い運転での事故が通常の事故よりも重罪であるように)刑を重くする」というふうにしないとまずいのでありませぬか? ま、ワタクシには腑に落ちないことの多い世の中でございます。
November 9, 2007
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大学で英語なんて教えていると、この時期、郵便物がすごいことになります。というのも、日本中の教科書会社という教科書会社がこぞってテキストのサンプルを送ってくるからです。 ま、来年4月からの授業に採用して欲しいということなんでしょうけど、それにしても毎日のように数冊のテキスト・サンプルが小包で送られて来ると、いちいち開けて中身を見る暇もないという感じです。第一、送られてきた何十冊という新刊テキストの中で、実際に採用するのは1冊あるかないかというレベルなんですもん。 ですから、1シーズンに私の元に送られてくる「無駄玉」の量たるや膨大なもんですよ。仮に数十冊としても、1冊の値段は大抵千円以上しますから、末端価格で数万円だ。もったいない! 中にはCD付の立派な教科書もありますしね。そのまま打ち捨てて置くのも気が引けるし、うちのマンションの中庭で売ってみようかなあ(ウソ)。 でまた、こういうサンプルって日本中の大学の英語科の先生のところに送られているのでしょうから、トータルでどのくらいの無駄玉が使われているのやら・・・。いずれにしても壮大な無駄ですよね。そんな無駄を承知で宣伝にこれ努めないと、教科書会社ってのはやっていけないのかしら。それとも、それだけ無駄なことをしても、うまく採用されれば儲かるのかしら? ま、ひょっとすると、案外儲かっているのかも知れませんな。というのも、私の大学院時代の先輩が先頃教科書会社に依頼されて大学の教養英語用のテキストを作ってみたところ、これが案外売れたらしく、それなりに印税が入ってきたとおっしゃってましたから。先輩によると、某教科書会社と先輩が勤めていらっしゃる大学には提携があって、その大学の英語科の教員は順繰りに教科書を作る役が回ってくるのだそうですけどね。 でも、その一方で「大学用教科書が全然売れず、そのため教科書会社の多くは自費出版事業で辛うじて経営を成り立たせている」なんて話もよく耳にします。自費出版なら出版経費を支払うのは著者ですから、出版社が損することは絶対にないんです。事実、私のように学会の資料室を預かったりしていると、明らかに自費出版によるものと思われる同業者の著書もやたらに送られてきます。 ま、とにかく私が採用しようとしまいと、出来立てのホヤホヤ、パリッパリの教科書が洪水のように押し寄せてくるのは事実。その中で何が売れて何が売れていないのか、教科書出版業界が全体として儲かっているのかいないのか、部外者の私にはまったく分かりません。 かくして、毎日のように送られてくる大量の教科書サンプルを手に、「虞や虞や汝を如何にせん」の心境になっている私なのでした。いやはや、どうしたものか・・・。
November 8, 2007
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インターネット・ブラウザを変えてみました。今まではご多分に漏れずごく普通に「インターネット・エクスプローラー」を使っていたんですけど、ウェブをテーマに修論を書いている院生のI君が、「Firefox 2」というブラウザがものすごくいいですよ! と教えてくれたので、ものは試しで変えてみたというわけ。何しろI君によれば「まるでパソコンの性能が2段階くらい上ったかと思えるほど、サクサク動きます」と言うので・・・。 で、実際に今、そのファイヤーフォックスを使っているわけですけど、うーん、どうですかね。確かに、インターネット・エクスプローラーよりは反応が早いかな・・・。使い始めたばかりの印象ですと、そんな格段の差でもないような気もしますが、でも、もう少し使い込んでみたらその差が明らかになるかも。ということで、興味のある方は「firefox」で検索してみて下さい。無料ダウンロードのサイトがすぐ見つかります。設定もウソみたいに簡単ですから、重いブラウザに悩んでいる方は一度お試しあれ。 ところで、今日私が皆さんにおすすめしたいのは、ファイヤーフォックスよりもむしろこちら、「金のつぶ」が出している納豆の「とろっ豆」でございます。 これはね、すごいですよ。食べたら、仰天すること請け合い。 というか、食べる前、つまりタレや芥子を入れてかき混ぜている時からして既に「ムム! おぬし、やるな!」という感じがひしひしと伝わってきますから。 じゃ、普通の納豆とどこが違うかと言いますと、とにかく「柔らかい」ところに尽きます。それもただ柔らかいのではなく、何だか頬ずりしたくなってくるような、独特の心地よい柔らかさなわけ。もう、すりすり。 で、もちろん食べてみても、この独特の柔らかさが実にいいんですわ。今まで味わったことのない食感と申しましょうか。もちろん、味もいいです。家内によれば、普通の納豆よりもかなりお高めの値段なんだそうですけど、それにしても一度食べてみる価値はありますよ~! で、私が「とろっ豆」の柔らかい食感に感激し、「もうこの歳になると『柔らかい=旨い』という公式が成り立つねっ!」と元気よく感想を漏らしたら、「そんな年寄りじみたこと言わないの!」と家内に怒られてしまいました・・・。 ま、それはともかく、日本全国の納豆ファンの皆さーん、「金のつぶ」が出している「とろっ豆」、教授の熱烈おすすめ! です。
November 7, 2007
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私、しばらく前から探している本がありまして。いや、別に希少な古書とか、そういうのではなく、現在も売っているごく一般的な文庫本なんですが。 その本とは、森下雨村著『猿猴 川に死す』で、小学館文庫に納められているものです。「現代によみがえった幻の釣りエッセイ」にして「釣り文学の傑作」なんだそうで、新聞や雑誌に載った書評がこぞって激賞していたため、そんなにいい本なら一度読んでみたいと思ったわけ。著者の森下雨村が雑誌『新青年』の初代編集長だったということも、もちろん私の興味を引くには十分でした。 ところが、これがなかなか見つからない。新刊の文庫本ですから、書店に行けば売っている・・・はずなんですが、小学館文庫というのは妙に在庫が乏しくて、割と大きな書店に行っても、この本がなかなか見つからないんです。 で、何軒も書店を回って失望させられたため、ついに送料のことも省みず、ネット上の書店で買ってみた、と。 で、読んでみた、と。 ・・・と、これまた意外や意外、全然面白くないわけ。 ちなみに本書の表題作は、著者の親類で「猿猴(えんこう=カワウソ)」と呼ばれた釣り名人のある男が、ある時川で溺れそうになっていた少年を助けようとして川に飛び込んだ拍子に、運悪く岩に頭を打ちつけ、あっさり死んでしまったという事故のてんまつを綴ったわずか10ページほどの短編なんですけど、もちろん事故自体の持つ悲劇性ゆえにある程度の趣はあるものの、いわばそれだけの話でして、それ以上のものではない。これをもって「釣り文学の傑作」だなんて言われたら、ちょっと違うんじゃないのと異議申し立てしたくなるようなもんなんですな。 というわけで、大河鳴動してカワウソ一匹。書評なんて、あてにならんもんだなあと思ったのでございます。随分期待してたのに、表題作読んだらすっかり熱が冷めちゃった・・・。 さてさて、今日の私ですが、今日は人間ドックに行って来ました。今回は、いつも行っている名古屋市医師会の健診センターとは違うところに行って来たんですが、ところ変わればなんとやらで、同じ人間ドックでも担当する病院によってやり方が随分違うんですわ。 ま、結論から言いますと、今回行った「東山内科」は正解でしたね。 実は以前このブログにも書いたように、事前の手続きに色々ミスがあったので、これは失敗したかなと思ったのですが、実際にはすごく良かった。 たとえば血圧測定するにも、ここは3回測りますからね。それに心電図とる時も、平常時と負荷をかけた時の2種類をとってくれますし。その他、何をやるにしても、いちいち親切な感じがしました。それに結果の通知にしたって、名古屋市医師会と違って単なる郵送ではなく、ちゃんと病院に出向いて、お医者さんの口から伝えてもらう方式なんです。ま、ちょっと面倒臭くはありますが、自分の身体のことなんですから、その方がいいに決まってるじゃないですか! でも一番びっくりしたのは、料金かな・・・。 これはうろ覚えなんですが、私、昨年まで人間ドックに行くたびに2万円くらい支払っていたような気がするんですよ。ところがね、今回請求されたのはたったの5千円。しかもこれは私がオプションで選択した腫瘍マーカー2種を含んだ料金で、それがなければたったの2千円だったんですよ。何なんですか、この料金の違いは? ということで、今日は『猿猴 川に死す』にガッカリしたり、人間ドックで得した気になったり、出入りの激しい一日となったのでした。何でも実際に体験してみないと、本当のところは分からん、ということですな!
November 6, 2007
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それにしても、小沢さんというのは相変わらずですなあ・・・。昔からあんな調子じゃない? なんか身内から文句が出ると、売り言葉に買い言葉ですぐに「おお? じゃ、辞めてやるよ」と言い出す。それがあんまり無鉄砲なので、当然政界は大騒ぎ。それがあたかも彼がそうなるのを最初から狙っていたかのように解釈され、「すごい策士」みたいなイメージを生み出し、「小沢さんの次の一手は?」などと世間の人は思うわけですけれど、そんなのあるわけない、ない・・・。 さて、今日はゼミがありまして、ゼミ生の一人が卒論に基づいた発表をやってくれたのですが、そのテーマが「アメリカにおける尊厳死」ですから、聞いているだけで結構考えさせられました。 でね、現在、アメリカで尊厳死を法律で認めているのはオレゴン州だけなんですが、この手続きというのがなかなか厳しくて、医師からの合法的な自殺幇助を受けるためにはかなり厳密な手続きが必要なんだそうです。まずオレゴン州の住民であること、余命6ヶ月以内であることが二人の医師(担当医と専門医)によって確認されること、精神的に動揺していないことが精神科医によって確認されること、15日以上の待機期間が設けられ、何度もカウンセリングが行われること、親族以外の人間を含めた二人の証人の前で文書と口頭による意志の確認が行われること、などなど。いよいよ致死量の薬物(バルビツール系睡眠薬)が処方された後でも、自殺を止めたくなったらいつでも止めていいことを言い渡すこと、といった諸要件があって、これらをすべてクリアした場合、最短で言い出してから17日間後に、薬物による自殺が可能となるのだそうです。 しかもその薬物の摂取の仕方にもアドバイスがあって、「まずは軽くトーストと紅茶をいただく」(空腹時に薬物を飲むと、胸が悪くなるため)、「しばらく時間を置いてから、投与する薬物の何割かをお酒と一緒に飲む」「残りの薬物は、プリン(!?)に混ぜて飲むとよい」「あるいは果物などと一緒にミキサーにかけて、ジュースとして飲むのもよい」のだとか。結果、25分ほどで安らかな死が訪れると・・・。 ところで、オレゴン州でこういった尊厳死の合法化がなされてからまだ10年足らずなんですけど、この間、どのくらいの人が尊厳死を選んだと思います? 意外なことに、案外少ないんです。毎年20人から40人くらいで、余命いくばくもないと診断された人のうち、尊厳死を選ぶ人のパーセンテージなんて微々たるものなんですな。ちなみに尊厳死を選ぶ人の病気の大半は癌。また尊厳死を選ぶ人の大半が70歳以上で、高学歴なのだとか。 ま、こんな話を聞くと、自分がその立場になったら、果たして尊厳死を選ぶかどうか、なんてことを考えてしまって、息苦しくなってきますね。ま、どっちにしろ半年後には苦しんで死ぬ立場なのだから、いっその事・・・と思わないでもないけれど、いざ薬物を飲む段となると、その勇気が出るかどうか・・・。プリンは好きだけど、薬物入りの「死のプリン」、果たしてスプーンを持つ手が震えずに食べられるかしら?? それに日本の場合、そもそも「余命の告知」が患者より先に親族に対してなされるという風習が根強く残っていますからね。オレゴン州のように、親族に一切知らせることなく、尊厳死の道を選ぶことのできるところとは随分状況が異なるわけですよ。その辺は、彼我の違いというものが色濃く出ますなあ。 それにしても自分がどういう形で死ぬかという問題は、話題としては避けたいものの、いつかは考えなくてはならない問題でもありますからね。私も今日はゼミを進めながら、色々考えさせられたのでした。 ちなみにワタクシ、卒論の指導をする際、いつもゼミ生たちに「論文というのは、一つのエンターテインメントである。がゆえに、論文の中で、必ず何度か読者を笑わせる工夫をしろ」と言っているのですが、こと「尊厳死」となると、人を笑わせる要素が少ないわけですよ。で、「さすがにこのテーマだと、笑いはとれないかなあ・・・」とコメントすると、当該のゼミ生、すかさず「『プリン』の話題で笑いをとります!」ですって! さすが我がゼミ生、分かってきたようですな!
November 5, 2007
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以前このブログにも書きましたが、ワタクシ、カナダの某テレビ・ドキュメンタリーに出ることになっておりまして、今日、その撮影クルー3人が自宅に来ました。 もちろん、テレビ撮影されるなんて経験、私にとっても初めてですので、さすがに緊張します。何しろ相手はプロですから、何だか山のように機材を持ってきますしね。で、マイクなんかも身体につけられたりして。本体を腰につけ、ワイヤーは服の下を通し、先端のマイク部分を襟元に留める、あれです。で、ライティングなんかもあーでもない、こーでもないとやっていました。 で、いよいよ撮影開始! 私とテーブル越しに向かい合わせに座ったインタビュアーが質問し、私がそれに答えるという形で撮影が進行します。カメラの上にある赤いポッチが光っている時はカメラが実際に回っているという、アレを身をもって体験したわけですよ! ちなみに、インタビューの内容というのは、私が以前体験した「金縛り」について、なんですが。 前にも書きましたが、「金縛り」というのは世界各地で普遍的に見られる現象でありながら、そのもの自体を扱った文献などは案外少ないのだそうですね。オバケの話はもちろん、超常現象を扱った本は数多あれど、不思議と金縛りだけは現代ですら口承によってしか伝えられていないところがあるんですって。第一、あの身体拘束現象を指す言葉があるのは日本くらいなもので、他の国では基本的にないのだそうです。カナダでも、ニューファンドランド地方の一部で金縛りのことを「old hag」と呼ぶらしいですが、一般的な名称ではないのだとか。ちなみに「old hag」とは「年老いたばあさん」の意で「魔女」を指す言葉ですね。要するに、あの身体拘束を魔女の仕業と見なしているのでしょう。とにかく彼らとしては金縛りの割と盛ん(?)な日本において、日本人があれをどう捉えているのか、興味津々なわけですよ。 で、インタビューですが、どのくらい続いたでしょうか。10分、いや15分くらいだったかな? 何しろ、私の金縛り体験のことだけでなく、その体験を経た後、超自然のものに対する認識が変わったか? とか、宗教的な面で何か変化があったか? といったような質問までされるので、そういう質問への答えをとっさに考え、英語で答えるのですから、私にとってはなかなかしんどいインタビューでした。 でも、まあ、無事撮影が終わり、向こうも満足したようでしたので、良かった、良かった! ちなみにこのドキュメンタリー番組は、同じインタビューを受けた他の人たちの分と合わせて編集され、最終的に来年3月に完成するそうですが、どうせ放送はカナダでなされるわけですから、私にしてみれば「恥のかき捨て」でございます。ま、仮に完成したものを見せられたとしても、私自身は恥ずかしくて自分が映っている部分は直視できないと思いますが・・・。 それにしても、やり付けないことをやったもので、今日は疲れました~! でもいい経験にはなりました。ま、何でも経験です。少なくとも、話のネタにはなりますからね。 かくして「11月4日はテレビ撮影記念日」ということで、今日もいい日だ!
November 4, 2007
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昨夜遅く、ブログを更新しようとしたのですが、どういうわけかうまくいかず、せっかく書いたものもすべて無に帰してしまいました・・・。癌と戦う老教授についての、感動的な文章だったのに~! ま、力を入れて書いたものが消えてしまったあと、すぐに同じものを書き直す気力が出なかったので、この話はいつかまた別な機会においおいと。 ところで、今日は「文化の日」。ということは・・・ 私と家内の「結婚披露宴記念日」どえ~す! ガーン! もうあれから8年経ったのか・・・。早いなあ。 ところで「結婚記念日」と書かず「結婚披露宴記念日」と書いたのにはわけがありまして。 というのも、私、葬式は仏教式でやるのかも知れませんが、じゃあ結婚式も仏式でやるか、という気にもならず。 神道にはまったく無知な我々が神道式で三三九度をやるのもちょっと・・・と疑問に思い。 心情的にはキリスト教を一番理解していると思うものの、正式にはクリスチャンでもない私がキリスト教式で式を挙げるのも冒涜と思い。 さらに最近流行りの「人前式」とやらもどうも気の進まない我らとしては、結局、今の日本において、我らにふさわしい結婚の儀式というのは存在しないと若気の至りで結論づけ、しかし、親戚・友人に結婚の報告をするのは必要だろうと思い、披露宴だけ挙げたのでありました。かくして今日、文化の日は、我ら夫婦にとって「披露宴記念日」なのでございます。 で、親がかりの式は挙げるまいと思い、双方の親の援助はまったく受けなかったので、結果として質素な披露宴となり、今から思えば、遠方からのお客様に対して失礼な面も多々あったのではないかと思うところもあり・・・。 それでもレストランを借り切っての披露宴はなかなかアットホームな雰囲気で楽しかったですなあ。友人の中には、今でも「あれは楽しかった」と言ってくれる人もいますしね。 あれから8年。神仏、あるいは他人の前で誓いを立てたどのカップルよりも仲良く、というコンセプト通り、いまだに新婚に間違われるのですから、まあ、合格というところでしょうかね。 ということで、今日の夜は家内と二人で小体なフレンチ・レストランで食事と洒落ることになっております。それでは皆さんも、よい休日をお過ごし下さいませ。
November 3, 2007
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最近ニュースを賑わす問題で、私が思わず「なるほど・・・」と思ったことが二つありまして・・・。 まず一つは防衛省との癒着が云々される「山田洋行」という会社の名前。 何だか「やまだ・ひろゆき」君、みたいだなあ、会社の名前としては変な名前だなあ、と思っていたのですが、モノの本によると「行」というのは「○○を扱う仕事」というような意味なんですってね。だから、お金のことを扱う仕事が「銀行」で、外国の品物を扱う仕事が「洋行」である、と。 なるほどね~。 二つ目。昨日、離陸に失敗して墜落・炎上した戦闘機の値段のことなんですが。あれ、1機・120億円なんでしょ? で、もちろん高い値段なんでしょうけど、あんまり高すぎるからか、それがどのくらい高い値段なのか、直感的に見当がつかないところもある。 でも、ワタクシ、ふと考えてみた。 120億円って、「日本人全員が、赤ちゃんもじいさんばあさんも含めて全員が100円ずつ出し合って、ようやく買える」って価格ってことですよね・・・。 じゃ、高いじゃん! すっごく高いじゃん! なるほどね~。 だったら、三菱重工だか防衛省だかの会見の際、「日本中の皆様の貴重な100円、落っことしてしまいました~。下手こいた~。ごめんなさーい!」って、まず謝らなきゃダメですよね・・・。 以上、ワタクシが最近感じた「なるほど」2連発でした。それでは、さようなら~!
November 1, 2007
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