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毎月1回恒例のミニ吟行は今月は「東京タワー」となった。JR浜松町で集合し、旧芝離宮恩賜庭園→芝の増上寺→そして東京タワーという行程。そのタワーは、子育ての頃行ったままだったから、随分と久しぶりのこと。懐かしい一分間の説明付きのエレベーターを降りると地上150メートルの展望台となる。天気が良ければ富士山まで見渡せるというがあいにくの曇り日。それでもそこから見下ろす辺り一面はまるで広大な箱庭のよう。その景のどこかに住んでいる筈の自分は、あたかも「塵」のようなものだ!と再確認をしてしまう。さて、その東京タワーで俳句など出来るはずはない!と高をくくっていたが、我が句友は難なく作ってしまった。流石である。 憂国忌東京タワーにおろおろと 古川塔子憂国忌は三島由紀夫の忌日である。これに「東京タワー」と打ち出されると、市ヶ谷の駐屯地の建物の屋上に立ち「諸君は武士だろう、武士ならば、自分を否定する憲法をどうして守るんだ!」などと絶叫し、割腹自殺を遂げた三島由紀夫の「余りにも謎めいた」衝撃的な一場面が思い出される。この句の下五「おろおろと」が、全てを掌握している。
2006年11月26日
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木枯らし一号も吹いていよいよ冬の佇まい。今日は久しぶりに家にて過ごしたが、風もなく温かい冬日和に恵まれた。近くに宅急便の会社があって、沢山のトラックが出入りをしている。宅急便といえば今日出した荷物は「明日の○○時頃」と指定をすれば、その日にきちんと届けてくれる。今では田舎もすっかり近くなった。うれしい限りである。今日も田舎へ荷物を頼んで帰ろうとしたら、庭に5,6人の男の方が丸くなっていて「これ○丁目だからこっち」、「これは○○さんだから僕だ!」とメール便を分けていた。「あら!全部機械でやっているのかと思ったら、こうしてひとつずつ仕分けして頂いていたんですか?」と私のお邪魔虫に、「そうですよ!最後は全部人の手ですよ!」と笑顔で答えてくれた。有り難う。ご苦労様ですと感謝。さあ!これからは、どんどん寒くなってくる。 海に出て木枯らし帰るところなし 山口誓子 冬すみれを植えました。明日の朝がたのしみ。↓
2006年11月18日
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富士山に登って来ましたー。なあんて言えば格好はいいけど、実は俳句の吟行で山梨県道志村→忍野八海→そして→富士スバルラインと、つまりバスで登った次第。紅葉は今が真っ盛りで車窓から堪能しながら登る。「あれ!富士山が見えないよ!」と誰かが言った。「だって今富士山に来て、そこに登っているんだよ!」とすかさずいわれる。う~ん。そう言えば納得。3合目が過ぎる頃になると雲が下に見えてきた。「ノンちゃん雲に載る」な~んちゃって!そんないい気分。あら、いつの間にか辺り一面が唐松ばかりの世界となってしまった。「唐松の林を出でて唐松の…」と、島崎藤村の詩のそのところだけを思い出す。5合目の駐車場に車が止まり外にでると、一気に冷たい空気に包まれた。富士5合目銀座は大変な人だかり。目の当たりの富士山を見上げては「岩肌が見えるね。やっぱり遠くから見た方が素敵だよね!」などと勝手なことを言い合う。時々、さあっと霧が流れて掴み取れそうな思いがする。 トイレが50円也。まあ!! 昨日の景今日にかさなる秋思かな 柳田芽衣(句集・カルテの面)所収 証拠写真でーす。(しかも携帯のカメラ)↓↓
2006年11月07日
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