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さあ!いよいよクリスマス。そう言えば子育ての頃がなつかしい!!。一人娘が小さい頃は、クリスマスのプレゼントを毎年子供が寝るのを待って枕元に置いてやったり、靴下の中に入れてやったりしたもので、それがまた親の楽しみのひとつでもあった。ある時、子供がなかなか寝てくれない!、どうしたのかと聞くと「サンタさんが来るまで待っている」のだという。これには困ってしまったが、子供のこと11時も過ぎると眠くなってくる。とうとう諦めて何やら書いて、それを大事そうに靴下の中に入れて眠った。それからが親の悪智恵。子供がすっかり寝静まるのを待って、そおっと封筒を開けてみると「サンタさんいつもありがとう。きたらここにはんをおしてください」と書いてあった。いじらしかった!!。夫と相談して実印を押して封筒を元のままに戻しておいた、どきどきしながら…。朝になって「あら!良かったねえー。やっぱりサンタさんは来てくれたんだね!」と娘と一緒になって喜んだ。その後に友達から「そんなの親がやっているんだよ!」と、笑われたそうで、それ以来親子の夢物語は終わってしまったが、そんな娘も嫁ぎやがて30歳になる。 裏町の泥かがやけりクリスマス 桂信子(新版・俳句歳時記)所収
2006年12月22日
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高齢化社会となって久しいが、今では何処の病院でもほぼ「老人病棟」がある。治療も安静を主とするものから→リハビリを主とする方法へと変わってきて、リハビリの効果は目を見張るものがある。つい半年前までは寝たきりだった患者さんが杖歩行まで出来るようになって、うれしいかぎりである。リハビリの方法も多岐にわたるようだが、どの部門でも新しい勉強をしてきた若者が活き活きと患者さんに声を掛けている。PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)などなど。ここは各病棟と違って笑顔の患者さんが多いところ。冬日の入る5FのOT室のドアに見事な「貼り絵、ちぎり絵」が掛かっていた。患者さん達約10名による作品だとのこと。病状(麻痺の状態)に合わせてプログラムを組み、ちぎる、貼る、塗るなどの作業に分けて指導をしているのだという。「出来るだけ共同作業をしてもらう、みんなで出来上がったことを喜んでもらえるように…、なるべく季節の物を…」などと、いろいろ工夫をされているようだ。早速了解をもらってパチリ。室内では、もう次の作品に向かって懸命に麻痺の手を動かしている人もいる。さあ!次はどんな大作を貼りだしてもらえるだろうか、今からとても楽しみ!。
2006年12月13日
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談話室での食事が終わったら、患者さん1人ひとりを車椅子で病室に戻すのだが、A子さんはベットに移動しても横になろうとしない。「どうしたの?」と私。「あのね!赤ん坊が背中にいる、潰すから駄目!ここ、ここ」と背中を指さす。「あら!ごめんね。気が付かなかった…。もう大丈夫よ!隣のベットに寝かしたから」と私。「そうかい、そうかい、ありがとね」とようやく横になった。我が子を虐待する親の報道を聞くにつけ、物の無い頃に自分は食べなくとも子供に与え、一生懸命に働き、子育てをしたであろう「母達」のあり方を思う。彼女は86歳、脳梗塞後遺症で両下肢が真っ直ぐに硬直している。会話は成立しないのだが、底抜けに明るい。常に独語をしていて「…そんなことがあったのかねえー。あははははー。まあ!可愛そうに、良かったね!あははははー」などと大声で笑う。詰所まで聞こえるのでお昼の弁当を広げながら「まあ!こっちまで楽しくなるわよね!」とみんなで顔を合わせて笑った。ところが、これが眠いときにおむつ交換などしようものなら「なにすんのよー。泥棒ー、たすけてー」と、大声で叫ぶ。気に入らない処置をしようものなら「やめてー、いじわる!お母さんに言いつけてやるから…」と怒るや、叫ぶや。そのくせ終わると「わるいねー。ありがとね!どうも。」と、くったくなく笑う。この笑顔には思わず引き込まれて、師走の気ぜわしさも忘れてしまう。
2006年12月06日
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