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2007年01月11日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
(06・5・10から連載中)

☆子さんは、以前●鷹君が勤めていたホスト・クラブで男達に囲まれサービスされていました。

☆子「実はねぇ。私、●鷹から此処を聞いたのよ」

ホスト達「そうですか!!それは、ありがとうございます」

☆子「でもさー。こーゆーお店って、ブスばかり来て疲れるでしょ。何かで、発散してるの?」

ホスト達「さぁ。俺等は、それぞれが好きでやってるシゴトですしねー」

☆子「ねぇ。あれとか、持ってない?気持ち良くなる“薬”」

ホスト「嫌だなー。俺等、まだ現役ですよ!!バイアグラなんか、飲まないっす」

☆子「違うわよー。そこら辺じゃ、売ってない奴よ!!」

ホスト達は、曖昧な微笑を浮かべて顔を見合わせると全員ぱらぱらと席を立ちました。

暫くすると、かなり体格が大柄な店のオーナーが来ました。

オーナー「えっとぉ。此処は、ウチの奴等と皆さんで楽しく飲んで貰う店でしてねー」

☆子「はぁ!!どうせ、小便臭いオンナどものケツを舐めて金をせびっている癖に今更奇麗事なんか言ってるんじゃ無いわよ!!私は、●鷹から聞いたの!!早く、あの“薬”をお出しなさいなー」

彼女は、相手を威嚇する為にソファを足で蹴りました。

※“オドモ”の特徴の一つは、気分次第で突然“粗暴さ”が牙を剥く所です。

azareaは、マスコミが大々的に広め続けている"心の闇"なんて無意味な言葉だと考えています。

オーナー「俺も、長い事この商売をして来ました。でも、お宅様の様な方は初めてですよ。まぁ、言い掛かりを付ける様な方はお客ではありませんねー」

☆子さんは、お店から摘み出されました。

オーナー「何のドラマを見てか知りませんが、ウチの奴等は全員身体が資本ですよ!!健康には、人一倍気を使っていますよ。皆、プロですからね」

店外にまで出ると、彼はふいに語調を変えました。

オーナー「それと、“●鷹、●鷹”って気安く呼ぶんじゃ無ぇ!!あのヒトは、俺の先輩だよ。確かに薬物依存症だったが、死に物狂いでやっと攀じ登ったんだ!!」

そう言うと、☆子さんの胸倉を片手で掴みました。

彼女は、ホスト・クラブの裏口から排水溝へ突き落とされました。

☆子「・・・こんなとこ、触るなんてあなた私に気があるんでしょー」

※“オドモ”の思考回路は、常軌を逸しています。
“会話”自体が成り立たないのも、しばしばなのです。

ご参考に、azareaの06・9・13の日記をご参照下さい。

扉は、頑丈に閉められました。

本来は怠惰でものぐさな彼女が“薬”が欲しい一心で、目ばかりぎらぎらさせながら当て所無しに繁華街の裏通りや公園を徘徊しました。

気が付くと、とっくに翌日の未明を回っていました。

☆子「今までの私なら、さっきのホスト・クラブでオトコ達から持て囃されていたのにー。ああ、それもこれもあの“薬”が無いと始まらないわー」

その時、とんとんと彼女の肩を叩く女の子がいました。

☆子「何よ!!お金なんか、持っていないからね!!」

女の子「私、売人やってるけど」

☆子「あら、そぉ。ありがとう!!じゃ、とりあえず、500錠位は頂戴!!」

お金が無いと言ったはずなのに、☆子さんはにこやかに万札が詰まったお財布を出しました。

女の子は、苦笑いしながらブランドのトートバックを開けて“取り引き”が成立しました。

☆子「ねぇ。あなた、このバッグって幾らすると思ってんの?私も持ってるけど、あなたみたいな薄汚い売人風情が持ってるなんて品位が下がって本当に迷惑だわー」

女の子は、☆子さんの暴言には無反応に連絡用に携帯番号だけが書かれた名刺をくれました。

☆子さんは、ホテルのロビーで“薬”を飲むと早速○浪さんへメールしました。

※短絡的な“オドモ”の彼女は、“薬”の何一つ把握もせず体内に服用しました。

すると、その折り返しに“非通知着信”で電話がかかって来ました。

☆子「あ、●豹(←○浪さんの架空名)私よぉ。☆子」

○浪「あー。どうしたの?●鷹に、また逢いたい?」

☆子「彼は、もう結構よぉ。あんなに、何回も何回もせがまれちゃちょっとしつっこいわー。まぁ●鷹は若いから、私に燃えちゃっても仕方が無いけどぉ」

○浪「そう。残念だけど、俺はまだインポが治らないんだー」

※○浪さん本人は、「呼び水」役なので当初しかSEXはしません。

☆子「世界を股に駆ける実業家(←○浪さんの詐称)じゃあ、ストレスも溜まるわよねー。でも、外人のオンナはやっぱりイイんでしょー」

※“オドモ”は、何故か他人の性生活を神経質なまでに気にし続けます。

○浪「☆ちゃんの身体を知ったオトコは、他のオンナなんか満足出来ませんよー」(←嘘)

☆子「ごめんね。私って、皆からそう言われちゃう。さっきも、ホスト・クラブで大勢の若いコにクドかれてたら嫉妬したそこのオーナーが私に色目を使っ来てこの胸を鷲掴みにしたのよ!!☆子のカラダって、本当に罪作りなの。痛かった・・・痛かった・・・」

彼女は、嗚咽を漏らし始めました。

※◆衣さん編で、前述しましたが★ちゃんの様な「正統派ぶりっ子」と“オドモ”独特の幼稚な話し言葉は全くの“別物”なのです。

「正統派ぶりっ子=ソフトに、相手を守る」
「“オドモ”=幼児性を隠れ蓑に、自らの攻撃的なエゴイズムを押し通す」

一部のお笑い芸人さんやマスコミは、この違いが判らないのでしょう。

○浪「へ、へぇぇー!!」(←相槌も、面倒臭くなって来た)

☆子「でも、☆子はいつも恋愛がしたい。●豹は、今度ちゃんと抱いてあげるから誰か紹介して」

○浪「イイよ。悔しいけど、俺はまた毎晩☆ちゃんが抱かれてるとこでも思い浮かべているから」

○浪さんは、☆子さんの馬鹿さ加減に呆れ果てながら“次のBF”役を紹介しました。

勿論、名前も経歴も嘘八百です。

○浪「そうだなー。●虎はアーティストでちょっとお金に困っているんだ。優しくしてやって」

☆子「じゃあ、●ホテルの5階ね!!きゃっきゃっ!!」

☆君は、それから時間が許す限り■君の部屋に座っていました。

医師は、打撲や擦り傷の他は大した怪我は無い代わり相変わらず食事を受け付けず不眠の☆君を制限を設けて見守りました。

※■君の家族は、婚約者の○美さんに■君に対する“全権”を譲渡していました。
何故なら、■君が選んだ○美さんは彼に最も近しい唯一の存在である“妻”となる女性です。

その彼女が、本人と医師の懇願を聞き入れ息子をこの様な状態にした“加害者”とも言える☆君を病室に入れる事を許したのです。

■母「まぁ、お茶でも飲んでみなさいな」

※“似非フェミニズム”に染まっていない■君のお母さんは、○美さんを■君の看病の中心に置き普段は控えています。

☆「すみません。ある日から、ずっと戻してしまうんです」

■母「いつか、飲める日が来るわ。そうじゃなきゃ、あなたは助からなかったはずだもの」

☆「はい」

■君のお母さんは、ふと厳しい表情に鳴りました。

■母「☆君。もう、泣かないでよ。あなたは、泣いてばかりいる権利は無いの」

☆「判りました」

その時、弱々しいけれど、喜ばしい声が響いたのです。

○美「お、お義母さん!!■の目が・・・」

室内にいた看護婦さん・☆君・■君のお母さんが同時に、ベッドに張り付きました。

○美・■母・看護婦「■!!■!!」「判る!!」「□村さん!!判りますかー」

酸素吸入器を付けたまま、■君はゆっくりと瞳を開けました。

その顔の側に、☆君の無言の涙がぽたぽたと落ちています。

■「・・・」

■君は、何かにやっとした表情で皆の方にごく微かに指先を動かしました。

医師「良かったですね!!やっぱり、意識が戻られると希望が持てます!!」

朝日の中で、小さな一歩が大きな幸福を生み出しました。






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最終更新日  2007年01月11日 22時43分46秒
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