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京都で京菓子を買うのは当然で、またそうあるべきなのですが・・・。一人暮らしの人へのお土産に好評だったインスタントみそ汁を買い求めます。一見、懐中汁粉のようなのですが中身は餡ではなくおつゆの具なのです。この‘皮だね’というか、もなかの皮のようなのが麩でできているので、お吸い物やお味噌汁にはモチモチとちょうどいい具合に浮かびます。お汁粉は毎日いただけないけど、おつゆは毎日ほしいもの。紅葉やはまぐりや梅花の形が雅な麩のお吸い物は、こちらのサイトから。一種類ずつ詰め合わせて、離れて住む子供らへ発送します。ふやき御汁 宝の麩
2013.01.22
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唐菓子で思い出しました。「ぶと」は春日大社で供えられる神饌のひとつ。神職が一つひとつ、手作りされますので微妙な違いがあります。餃子の‘大きい版’みたいな感じなのですが、味はありません。餅を揚げているだけのものなので「お菓子」とは言えません、いえ、おいしいものではありません。中国の唐のものなので、やはりフチの波型が見事です。神職さんたちはお下がりに頂いたものを、おでんの具などにされるようです。私はそのまま頂きました。手のひらサイズなので、10センチほど。ふくらんでいますが具は入っていません。全部、お餅です。この神饌に似たお菓子が、やはり亀屋清永さんから。甘くておいしそうですが、京都本店か高島屋の一部のみの取り扱いです。京男さんのブログで、‘ぶと’を発見!
2013.01.21
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地階食料品売り場では、清浄歓喜団を買い求めます。「お口の中に広がる仏壇の香り・・・」という名キャッチを産み出した某ブロガーには参りましたが、これは仏事で供えられる奈良時代以来の由緒ある揚げ菓子です。1コ500円もするので、折りとして箱買いはできないのですが、お土産にいくつか。亀屋清永(かめやきよなが)シナモンや丁子など七種の香料の利いた餡が詰った見事な形の唐菓子七種と言われてもニッキぐらいしかわかりません。巾着袋形で、上の8つの結びは「八葉蓮華」を表しているそう六根清浄の「しょうじょう」ではなく「せいじょうかんきだん」が正式名称名前がスゴイ(笑)(上の美しい画像は三丁目文庫さんのブログから)
2013.01.20
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JR京都駅のほうには昔から用はなかったのですが、阪急線は大学時代から愛用の路線。四条河原町あたりは、今でも違和感のない街です。最近は烏丸(からすま)にある神祇装束のお店に出入りさせて頂くことが多く、駅に直結した大丸に立ち寄ることもたびたびです。ただ、私がおもむろに突入する階は、地下の和洋菓子売り場と、美術のフロア6Fのみ。大丸に限らず、どこの百貨店に行ってもそうなんですけど。 「美術と呉服のフロア 6階でございます・・・」
2013.01.19
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中学生の娘が、学校から1.17の阪神淡路大震災の祈念行事でカンパンをもらってきました。「ママ、あげる~」ちょうどおやつに何か食べたかったところ。「これ、食べられない子、多かった。みんな残してた!」ほんのり甘くて、ほんのり塩味が利いて、しかも時折、大臼歯との出会いを果たす黒ゴマの香ばしさがなんともいえないカンパン。スナック菓子のように濃い味ではないので、いくらでも軽食代わりに食べられます。でもその物足りなさが子供たちには不満なのでしょう。君らの‘非常食’って何よ!(涙)
2013.01.17
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このような大文字と小文字の漢字ばかりの書き方を、宣命体(せんみょうたい)の文章と言いますが、漢字は訓読みになり、随所に枕詞が散りばめられ修飾によるレトリックが古典らしい雅な心地よい響きを奏でます。たとえば「白幣」は「しらにぎて」、「斎場」は「ゆにわ」と読みます。また「栄える」は「五十橿八桑枝の如くたち栄え(いかしやぐわえのごとくたちさかえ)」となり、「夜も昼も守りたまえ…」は「ぬばたまの夜の守り、ひさかたの日の守りに…」といったさまです。普通文に比べるとトータルで長くなるので、いかにも、時間に追われない昔らしさが滲み出ているともいえるのです。 最新祝詞選集 付録 「祝詞・祭司用語集」戎光祥出版おすすめです。
2013.01.14
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出来上がった祝詞に宮司が目を通されると、お祭りのリハーサルならぬ祝詞の読み上げ練習が始まります。私は低頭して拝聴役に与りますが、朗々と祝詞が響き渡るのは得も言われぬ役得と思えます。「ちょっと、ここの言い廻しが読みにくいわねぇ」「もう一回、聴いて頂戴」という感じなのです。「どう?」宮司が納得されるとこのように微笑んでおっしゃいますので「たいへん素晴らしゅうございます。お祝詞を何度も聴かせて頂き、たいそう畏れ多いことでございます」とかなんとか申し上げるんです(笑)。まあ、チェンバロ演奏だって、聴き手がいる場合の練習には身が入るというもの。おんなじ、なんですねぇ。
2013.01.13
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それで、この祝詞というのはすべて漢字で書かれています。送り仮名はやや小さめの万葉仮名で右下に書きます。たいてい「かけまくもかしこき~」から始まるので「掛介麻久母畏伎」と書きますが、この7文字では「掛」と「畏」だけが大文字です。なんとなく写経のようでもありますが、「~の為に」といった思いや願いを入れていませんので、レタリング職人のような、あるいは中世の修道院で写本でもしているような錯覚に陥ります。朱印帳のように書き直しが出来ないわけではなく、納得いくまで書き直しつつも、時を忘れてひたすら単純作業に没頭できるのは、ありがたいことです。七つ折り半の祝詞。一折に二行、入れています。
2013.01.11
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そのようにしてきれいに七つ半に折れた奉書紙を広げ、祝詞をしたためます。墨はねっとりした真っ黒のものが祝詞には似合うようで、祝詞用墨汁(塔婆墨汁という名称)を墨で磨り、さらに水分をいくらか蒸発させると、いい感じの墨が出来上がります。筆は、これまた気に入ったものでないと絶対うまく書けません。筆の選択はいちばん難しいように思います。宮司愛用の小筆は2000円ほどするものなので、私もそれに倣い、ややランクを遠慮して1500円の筆を年賀状用とも兼ねて揃えましたが、これが失敗。なんと、くだんの禰宜の700円の小筆がもっとも使いやすく、祝詞清書用に私が独占してずっとお借りしています。宮司所有の墨壷(墨池)祝詞を清書する時は、これを貸して下さいます。
2013.01.10
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書道の級を持っているわけではないのですが、私の隷書体風の楷書を気に入って下さって祝詞の清書係を仰せつかりました。祝詞文を一から考えるわけでもなく、単なる清書なので大した仕事ではありません。なのに、とても楽しいんです。用紙は厚手の奉書紙を七つ折り半に折りますが、まず、そこからが問題でした。端から七つ半に折ると、どうもうまく行かないのです。悪戦苦闘していると禰宜が来て、クルクルと筒状にして向こうを覗いたかと思うと、グシャ!
2013.01.09
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上司は思いつきの人である。今日もいきなりであった。「明日のお神楽で、太鼓をお願いできる?」舞ならともかく、雅楽の方はさっぱりである。「太鼓はやったことがありませんが・・・」「かんたん。かんたん。」簡単なわけがない。即座に巫女らを引き連れて神楽殿に走る。「淡路神楽は見たことがあるだけで知らないの。ちょっと教えて」とん、とてとん、とてとんとんとん。とてとん。とてとん。とて、とんとんとん。とて・・・このリズムが延々と続くと、「とん」からか「とて」からか、一拍目がわからなくなる。バチなど握ったこともなかったけど、一心不乱に集中していると心地が良く、いつしか無我の境地にいるのだった。浪速神楽の流れを受け継ぐ淡路神楽「鈴扇の舞」
2013.01.08
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チョロギではなくて、チョイチョイ着。お宮でご奉仕を始めた頃に耳にした言葉です。装束関係は大方わかるのですが、こればかりは悩みました。宮司から「ちょいちょい着、持ってきて~」と容赦なく言われます。「こ、これでしょうか?」なんなのよ、いったい! ついに若い禰宜に聞くと…正式名称ではないことが発覚。「宮司さんが勝手につけた名前みたいで、ここの神社ではそれがまかり通っているよ」。あー、そういうわけ!しかし格衣がちょいちょい着とは、あまりにも素晴らしいネーミングに泣けてきました。神職の普段着「格衣(かくえ)」巫女装束の千早、あるいは直垂とも仕立ては酷似。
2013.01.07
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紙垂(しで)は、和紙を飾り切りにしたもので玉串やしめ縄にあしらわれます。境内に紙垂がちらちらと揺れるだけで、あたりは清浄感が溢れ、清々しい気に満ち溢れるのは本当に素晴らしく、また不思議なものです。紙手は簡単に作れます。神社ではメーカーで切り込みが入った和紙で1000枚ほど、ひたすら折って行きます。こういう単純作業も「無」になれて、私は好き。禰宜が「イナヅマみたいに折るから通称、イナヅマ折り。切り込みのない和紙から作る時はたいへん。」と教えて下さいました。〈紙垂の折り方〉まず二つ折りにし、切り込み部分を手前に手前に…と、折って行きます。先端は、しめなわなどに挟み込みやすいように少し細く折ります。(右回りで。右上→右下 二つに折った状態→左→先端を折った状態→左端 出来上がりはきれいに重ねる)
2013.01.06
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おみくじというのは「大吉」「中吉」・・・といったおおまかな運勢が表記されるほか、短歌などで教訓が述べられたりしています。神社のおみくじでは万葉集からの引用に限らず、もっぱら短歌が多いのですが、お寺では漢詩によって‘神託’が述べられているのもおもしろいものです。仏教が中国を経由してきたことにも因むのでしょう。(挿し絵 入江しげる)五言絶句月桂将相満追鹿映山渓貴人乗遠箭好事始相宜月桂まさに相い満たんとす鹿を追うて山渓に映ず貴人遠箭に乗ず好事始めて相い宜し月のまさしく望月なりて山あいに鹿追えばその姿あり貴人、矢に乗りて来たりなば吉事いよいよよく始まらん(訳は自信ありません・・・誰か添削してください)
2013.01.05
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‘万葉みくじ’というものにお目にかかりました。さすが奈良。万葉集からの一首。大輪神社にて。霜上(しものえ)にあられたばしり弥増(いやまし)に安礼(あれ)はまゐ込む年緒(としのお)ながく(霜の上に霰が飛び散るとき、これまでにも増して私は家持殿のところに参ります、何年も。)天平勝宝6年1月4日 大伴千室大伴家持(当時36歳 軍部のリーダー格)邸での正月の宴で左兵衛督(さひやうゑのかみ)・大伴千室(ちむろ)、民部少丞(みんぶのしやうじょう)・大伴村上(むらかみ)、左京少進(さきやうのせうしん)・大伴池主(いけぬし)が集まりました。家持は越中国主を無事終え、少納言に昇進。政治は橘諸兄の力が陰り始め、藤原仲麻呂の台頭が著しい時期、仲麻呂は大伴氏をはじめとする諸兄派を衰退させようと策略を駆使してきます。そんな折り、大伴氏の各部署(軍部,民部,京職)にいる中堅官僚たちが年始に家持邸に集まり、千室の詠んだ短歌がこれです。その際の家持の返歌は、残念ながら伝わっていません。
2013.01.04
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普段は白い作務衣で入力したり祝詞をしたためたりしているのですが、三が日は白袴と白の丈長(髪飾り)でキリリと決め、お守りを授与させて頂きました。女子高生の巫女さんたちの引率や指示など、なるべく表には出ないように、表は若い子たちに任せようと控えていたのですが、こう参拝客が多いとそうも行かないのです。それで授与所で対応しておりましたら「勝負事、勝つ。やった! え?! ただし、うらまれるってぇ~」というおみくじを引いた方の声が聞こえてきたではありませんか。おみくじライターって・・・まったく、書きたい放題なんですから。授与所横の桜の枝におみくじが結びつけられて行く
2013.01.03
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こちらでのおみくじは一般的な総合運をみるような‘おみくじ’のほか、‘恋みくじ’と‘子供みくじ’があります。ご祭神がイザナギ・イザナミであることから恋愛成就には霊験あらたかと言われるためですが、やはり若い女性の参拝が圧倒的に多く、しかし、悩みを抱えた男性が‘恋みくじ’を引く姿を拝見すると、いじらしくもあります。恋の苦悩は・・・男女平等のよう。恋みくじカルタのような子供みくじ「あまてらす おおみかみさまの おめぐみに みんな たのしい よいにほん」あれ、このおみくじは字足らず・・・では、手直しさせて頂きます(笑)↓「あまてらす すめおおかみの めぐみうく ちよにやちよに とよあきつしま」
2013.01.02
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初詣で圧倒的に人気なのは、破魔矢、熊手に続き、手軽な‘おみくじ’。新春は期間限定の干支のお守りの中におみくじが埋まっている‘干支みくじ’も好評なのですが、やはり昔からの筮竹(ぜいちく)を引くようなタイプである‘みくじ棒’に人気が集中します。
2013.01.01
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