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俺は、……鬱である。鬱っ気があるというか……。 だから仕事中も、ソファーに横たわることが、ままある。 しかし……。 同じ町内に住む親類の男性や、親友の一人は、本当の鬱病である……。 いつ会っても、ソファーかべットに辛そうな顔をして横たわっている。仕事も持たず、いい歳をして親がかりの身分であり、寝ることの他は、全く何もしない……。 親類の男性は、もう十年以上、精神科に通院しており、入院経験もある。 俺は彼に対して色々な思いがあるが、まあ、過ぎたことは忘れ、今はやりの「未来型」で考えよう。 その親類の男性は、アルコール依存症でもある。 彼には、実に色々な、壮絶な体験をさせてもらえた。 最近、その親類の男性の寝ている姿を目にする機会が多く、感慨深い……。 精神科の薬の飲みすぎで、むくんだ顔をしており、いつも辛そうにソファーに横たわっている。目覚めていたかと思ったら、いびきをかいたりしている……。部屋中、夢の島のようにゴミだらけである。 彼はもう、五十一歳であり、妻子には遠い昔に逃げられ、今は家族からシアナマイドという酒を飲めなくなる薬を毎日強制的に飲まされ、過ごしている……。 俺もソファーに横たわることが多かったが、最近、彼の姿を見ていて、考えが変わった。 こんなふうになってはいけない、グズグズでもいい、ダラダラでもいいから、人間は活動しなければならないと思った。 今、鬱病が増えている。 単なる、うつ状態の人は、もう三人か四人に一人の時代であり、こないだ聞いたところによると、現在では小学生の半数が、鬱であるとか……。 うつ状態が悪化すると、鬱病になる……。 鬱病……その姿は、あまりに悲しい……。 鬱病で生活保護を受ける方々も増えているようだが、きっと朝から晩まで、寝てばかりいるのだろう。 一時的な鬱病は比較的治りやすいと思うが、幼い頃から、性格そのものと一体化した鬱病は、難治性であり、なかなか、治らないと思う。 俺も鬱っ気があるから、本物の鬱病の人のゴミの中で寝ている姿を見ると恐怖感を覚える。 こんなふうになってはいけないな、と思う。 鬱病の人々を苦しめている根本は、何なんだろう? やはり、幼児期の体験だと思う。 両親から虐待を受け、飲んだくれの父親は毎晩、母親に暴力を振るっている。それに、極端な貧困。怯える母親に感応して、幼児期を過ごす。お前なんて馬鹿だと言われ続けて、死ぬ、お前がいるからこんな辛い目にあっているだの毎日言われ続けて、そうして大人になる……。 派手な虐待はなくても、機能不全な家庭の中でのソフトな暴力もある。 鬱病を単なる甘え病だと断じる方々がいるが、現に鬱で毎年何万人も自殺しているのだから、俺は鬱病を単なる甘え病だという方々の見識を疑う。 ともあれ、俺はダラダラでもいいから、動こうと思う。 こないだ受けたメンタルヘルスの講習会で聞いたのだが、毎日十時間以上仕事すると、人間は鬱になりやすいという。 うぬ、と思った。 今の民間企業の残業の実体……。 今時、公務員でも、毎日、夜の8時9時まで働いている。 そうして民間企業は……。 ちゃんと機能していない家族の中で、自己形成できないまま大人になった人間は、風船玉のように自我だけが肥大化してそれなりに見えるが、中身がないから、ストレスに弱い。 中身がないとは、アホだとかそういう意味ではなく、つまり、自分は当然生きる資格があるのだァッ、という、無意識の部分での自己形成ができていないという意味。 現代の日本人は、戦中戦後の国家がちゃんと機能していない状態の中で育ってきたから、まさに一億総うつだと言える。 こないだテレビで民主党の小沢代表が、人前で半べそをかきながら続投を表明している姿をみましたか。 あんな、汚い涙を、俺はみたことがない。 戦後の教育を受けた人間が年寄りになってきて、昔じゃ考えられないような言動をする年寄りが増えている。年寄りの犯罪も増えている。 ●今の日本は生き地獄 と、いつかラジオで美輪明宏が言っていたが、国家も家族も、昔のように機能しなくなっている状況では、致し方ないかもしれない。 今、国家百年の計を念頭に置いて活動している政治家は、何人いることか。 利権と保身にヤキモキしながら、暗がりを縫って飛んでいるコウモリみたいな人間達が国政を担っている。 消えたい、死にたいと思ったことはありませんか? もし、過去にそんなふうに思ったことがあったら、あなたも鬱病予備軍です。
2009.03.27
三連休は結局、寝てばかりいた。いろんな夢をみた。 夢というのは凄い! 同じセットをもし映画でつくろうとしたら何十億円もかかる夢もあった。 三連休、最後の日曜日、母の見舞いにいった。もうリハビリテーションもはじめていて、会う度に元気になってきている。 脳幹出血というのは大変な病気なのに、回復が早いことを、医者からは奇跡だ、といわれたそうである。 暇さえあれば、子供と相撲とったり、戦ったりしている。 俺の本音は、抱っこしたいから、に尽きる。 年とっても子供を抱っこしたいから、俺は息子に喧嘩をうって、取っ組み合いをするかもしれない。 子供の脱いだ服の匂いを時々、嗅ぐ。子供らしい匂い……。俺は子供にメロメロ……。 明日は、助成金の講習会に、午前中、出る予定だ。 春になったら、今年はお客さんを増やさなければならない。 助成金は、営業の武器になる。 随分と新しい助成金が出てきているようだ。明日、勉強してこよう! 暖かくなってきて、ようやく、洞穴から頭だけだしているような状況である。 なんだかんだいっても、男は仕事だ。金の稼げない男ほど、惨めなものはない。 春から頑張るぞォ! とはいえ、俺は鬱っ気があるから無理は禁物。ゆったりとスローライフで亀のように生きよう。
2009.03.23
この日記は、mixiと楽天ブログに同じ内容の文章を掲載している。 楽天ブログの方はコメントが来ないように設定しているが、mixiの方はどんどんコメントが入る。 リアルで知ってる方はさておき、見ず知らずの方から励ましのメッセージなど入ると、嬉しいながらも複雑な心境になる。何度もコメントくれる人には会いたくなる……。 そういう訳で、これまでmixiがらみで何人もの方々に会ってきた。みんな素晴らしい方々だった。 一昔前はネットでの出会いなど、相手にしていなかったのに、見ず知らずの方々との出会いは楽しい。 mixiでも、長らくお付き合いしていると、他人じゃないような気がしてくる。 その相手が若いネエちゃんだったりするともっとうれしいよ、おじさんは。 しかし、最近、性欲皆無。若いネエちゃんに限らずとも、mixiで知り合った方々とリアルで会うのは避けようかな、と思っている。きっと今、気持ちがふさぎ込んでいるから、そう思うのだろう。 とはいえ、季節は春になりつつあり、徐々に元気を回復しつつある。 会いませんか、というメッセージがたまに来る。 今は断っている。 よく、こんな俺様に会おうと思うな、と驚く。 冬場は仕事が減る為、生活がキツいし、ただ黙々と家庭と便所事務所を往復するだけの生活だった。 俺に会いたいと思ってくれる方々って、いったいどこに魅力を感じているんだろう。 時々、オフ会にも誘われるが、出たことはない。 元来が酷い出不精なのだ。 どうしても俺に会いたいと思う方は、あの破れ破屋の便所事務所まで遊びにきてください。 キリン生茶のペットボトルを二本ほど、お土産にもってきてください。歓待いたします。 ただし便所事務所のあまりの汚さに逃げ出さないように。便所事務所、一応掃除はしているのだが、何せ古いホッタテ小屋です。 話は変わるが、知人から、とある文学賞を受賞したとの報せが入った。 小説か……。 俺も負けずに頑張ってみようかな、と思う。 でもね、ちゃんとした小説かくのって、物凄い労力なんですよ。 今のふさぎ込んだ精神力では無理だ。春からに期待しよう。しかし、春から仕事が超忙しくなる予定だ。 社会人になると、ブログは書けても小説は書き難い……。そこを押して、毎日コツコツかける者が本物の作家になるのだろう。 今、ふさぎ込んでいるどころか、思考がぜんぜん働かない状態である。小説どころの騒ぎではない。 だが、こうしてブログは書いている。 mixiのマイミクの皆さんありがとう。また、楽天ブログの全国百万人の愛読者の方々、感謝しております。 道が乾いて車の運転がしやすくなったな、と思う今日このごろ。 春は、近い……。
2009.03.17
土曜日は一応、休みにしているが、きょうはどこにも行かず1日寝ていた。 外では風がびゅうびゅうと吹いていた。強風の1日……。 眠っていると、激しく夢をみる。 いろんな夢……。 夢といえば、近頃、夢というか目標というか、文字通り「夢がない」毎日である。寝るか仕事するか、仕事するか寝るかの繰り返しになっている。 ●俺は小説家志望である 小説家への夢も、毎日の生活に追われて薄れ気味だ。 ●ネット起業家になりたい という夢も、埋もれた形だが、まだある。 しかしながら、実際は何もしていない。近頃はパソコンさえ、触っていない。 ●子供が夢じゃないですか と言われる方もいるだろう。今、五歳の男の子。来月から幼稚園の年長さんだ。 子供の成長は楽しいが、それは自分の目標なり「夢」とはあまり関係ない。 はやく4月になってくれ、と思う。 どうしても冬は気持ちが滅入る……。 今年の冬は近年稀なほど、特に滅入っている。 寝ているとまた、余計なことばかり考えてしまう。 近頃は性欲も皆無だから、オナニーも一切していない。一年ちょい前までは週に八回もしていたのに……。 風俗どころかススキノにも全く足が向かなくなった。 体質が変わってきている……。 俺から性欲をとったら何ものこらない筈なのに、その性欲が無くなってしまった。 元来、欲がない。物欲も金銭欲も名誉欲もなかった。ただ性欲だけが世の中との接点だった。 その性欲が……ない……。 ブログを書いている原動力にしても、毎日面白い日記を書いてあわよくばどっかの姉ちゃんと……という思いは当然あった訳だが、原動力が無くなってしまった。 今は、人生的なことにしか興味はない。 ●人間はどこからきて、どこへ行くのか。人間とは、幸福とは何か。真実とは? 寝ていても、裸の姉ちゃんの画像に代わって、そういった人生論的なことを黙考する時間が増えた。 来月で四十五歳になる……。 時間が無いような気がする。 思えば、中学一年からついこないだまで、性欲に振り回された人生だった。 良い意味で性欲が生活の原動力になることも無かった訳ではないけれど、多くは馬鹿な行為の繰り返しだった。 ススキノでもよく、若い頃はナンパした……。俺ほど姉ちゃんに声をかけた社労士も行政書士も、まあ、あらゆる士業ひっくるめ、他にいないであろう。日本一だと思う。 ●意馬心猿~いばしんえん という言葉が中国にあるが、まさしく若い頃の俺は、馬か猿が欲情するが如く、このイバシンエンの繰り返しだった。 そうして四十四歳にして性欲の魔性から解き放たれてみると、俺という人間には、蓄積されてきたものが何も無い……。 貯金も無い。仕事も際立って出来るわけではない。修練してきた筈の文章の世界でも、こんなところで、ちまちまと日記を書いているくらいだから、大したことはない。頭は悪いし、教養は無し……。 何も残っていない……。 しいていえば、思い出だけが残っている。 俺はナンパしまくっていたわりに、二股かけるタイプではなかったから、交際した女性は全部で10人くらいしかいない。意外でしょう。勿論、一夜だけの関係は除く。 今頃、みんな、どうしているだろうかと思う。幸せになっているだろうか。 ●幸福って何だっけ? 幸福とは、嫌なこと、つらいことが起こっても、正しい信念をもって、へこたれないで生きていくこと……。 俺は死後の世界を信じているから、死後、どんな立場の生命体に自分がなるか、非常に興味をもっている。 少なくとも、これまでのような意馬心猿に支配された生き方では、いいところにはいけないな、と断じて思う。 だからこそ、正しい生き様を求めている。 ●真理とはなんだろう。 俺様は生まれつき頭は悪いが、本だけは万巻の書を読破した。そうして真理の片鱗だけは、最近少しだけ、少しだけ、ほんのちょっぴり見えてきた気はする。 そうか、性欲ないのにどうしてブログを書いているのかという疑問があったが、まだ、求道心という欲望だけは残っていたのだ。 ●求道心 残りの人生は、この求道心ゆえに生きよう。 とかなんとか言っても、毎日の生活に流されていく弱い自分がいる。 冬は気が滅入る……。 五十肩は痛むし、アトピーは痒い。 しか~し! どんなことにも意味はあるのだ。 ●外的偶然は内的必然である~小林秀雄 まだまだ、弱い弱い、未熟な中年オヤジである。 心を変えるのだ。 ●心こそ宝なれ
2009.03.14
自分が可愛い……自分のものであれば、うんこまでが香しい……。 こんなに可愛い俺なのに、幾たびかふれたように、顔が怖いらしい。そうして酔うと気持ち悪いスケベ顔になるらしい。 人相というものには、隠しても隠し切れないその人の本質がでる。 俺はいつも風呂上がりみたいなサッパリした顔でいたいのだが、そうではないらしい……。 最近ずっと、コンタクトを止めて眼鏡にしている。眼鏡にすると、顔の怖さが少しは薄れるようだ。 いつも暗いことばかり考えているから、こんな顔になっちまったのか、はたまた、持って生まれた命の傾向性なのか、分からない……。 頭の中の成熟度は、本当はまだ高校生くらいの可愛い俺様は、よい年をして空想癖があり、ロマンチストである。 可愛い。可愛い……。 きょうは暖かい。春になってきた。 春から仕事、頑張ろうと思っている。去年は春から公務員になってしまって思うように動けなかった。 日記も、どんどん書いていこう。 春となり、少し元気になってきた。 おわり!
2009.03.09
3月になった。 冬は本当に気落ちして気分が悪いが、その冬も間もなく終わる……。 例年、春になっても、冬がまだカラダの中に残っていて、抑鬱が続いたりしている。冬の打撃をカラダが忘れてはくれない。 それほど、俺の住む札幌の、この平和という土地は雪が多い。平和は手稲山の一号目にあり、本当に山の中にある。 春がきても、夏がきても、カラダの底には冬が残っていて、秋頃ようやくカラダから冬が去ったかな? とおもったらもう次の冬……。 結婚して、実家を出てから、もう八年になる……。 実家も同じく雪深い平和にある。 結婚したころは三十代半ば過ぎだったのに、今はもう、44歳。 八年……。俺は金持ちになるわけでなく、いたずらに馬年を重ね、すっかり本物の中年オヤジになってしまった。 光陰は矢の如し。歳月の流れは速い……。 老いたな……と最近おもう。 去年から、右肩が何かにつけて痛む。五十肩だろう。 あと、ひと月もすれば誕生日がきて、今度は45歳になる。あっという間に六十になる。 自分の人生を振り返ってみる。何も無かったようでいて、実にいろいろなことがあったように思うし、実にいろいろあったようでいて、本当は何も無かったようにも思う。 最近は、若干、老後のことも考えている。年金やあれこれ……。 俺はこれまでずっと、物心ついて以来、貧乏だった。これからも貧乏なのだろうなきっと。そう思うとうんざりする。うん。うん。老後の為に一財産作らねばならないな、と思う。まだ五歳の息子も、きっと大学に行くことだろうし……。 俺は……年取って、何の成長もないまま、ただカラダだけが弱ってきている。老眼も始まってきている……。 ああ、このまま老いていくのか、……そうか、人間はこうやって老いていくのか、と分かってくるにつけ、五歳の我が子に対する愛着が高まる。それは執着といってもよろしい。 まだ、44歳。もう、44歳……。そんなきわどい年齢の中にいる。 これからは、死の準備もしなければならない。これまでの生き様に間違いがあったから、正していかねばならないと思う。 つまり、俺は地獄には行きたくない。 停滞した時もあったけれど、我が人生に悔いなく死んでいきたい。 人間、明日をも知れぬ身なれば……。 だいたい六十歳も過ぎれば、いつ逝っても不自然ではない。その六十歳まで、あと十五年。はやい。本当に速い。 後悔のない毎日を送ろうと思う。 また、死後の為、人間として本当に正しい余生を送ろうと思う。
2009.03.03
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