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2004年10月16日
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カテゴリ: 沖縄関係
 稲の種子を蒔く行事であるが、新城・黒島・竹富などには、粟の種子を蒔く(アータニドゥリ)と言う行事もあって、二回種取り(タニドゥリ)する事になる。

 沖縄以南では、二度田植えが出来、日本内地での二期作にあたる。一度目の刈り取りで、米や粟が取れ、その後の作付け(種まき)なので、大いに感謝し、新米でお祝いする。

 「沢山取れたら、甘酒・辛酒を造り・・・」の唄もある。

 タニドゥリは、旧暦十月の壬(みずのえ)か戊(つちのえ)に各部落が適当に行なっていた。

 「タニドゥリ見舞い」と言う風習があって、田を持っていない部落(下の部落)から、(上の部落)農民部落への田作り見舞いとして、塩(マース)・昆布・素麺・酒・豆腐などを上部落の親戚・知人の家に配る。

 「イパッチ」 タニドゥリには、うるち米(白米)や、もち米(赤米)で、円錐形の握り飯を作る。

 贈り物は、白イパッチ(一個7~8勺)・赤イパッチ(一個一合5勺)の大きさ。
 重箱に「白3個に赤二個」或いは「赤一個に白二個」を入れて親戚・知人に贈る。

 子供達が、喜ぶのは「イパッチ拾い」と言う行事で、秋の訪れを知らせる 新北風(ミーニシ)が吹き始めて、北の国から南下してゆく鷹(たか・サシバ)がこの島上空群れをなして渡る頃、子供達は、「オーフ、オーフダガ、マイマイ、チガチガ」(鷹よ、大鷹よ、舞え舞え、チガチガ)と謡い、鷹の落し物の「イパッチ」が無いか楽しみに待つ風習があった。



 子供達は、この日の為に、新しく作ったカゴ(ティンナー)に拾い集める。
 真新しいカゴに、赤白の「イバッチ」が沢山並ぶ。
 「アンダギ マツダル アカイバッチ、アンダギ マツダル シッスイバッチ、オーリッテ オーリヨー、シッスイバッチ、オーリッテ オーリヨー、アカイバッチ」(あれほど待っていた白イバッチ、あれほど待っていた赤イバッチ、又おいでよ白イバッチ、又おいでよ赤イバッチ)

 30年位前は、お米は貴重品。冠婚葬祭に米を、祝いや香典返しに使うほど。

 漁村では特に、魚と交換するのは、貴重な米より芋(甘藷)に替え、毎日三食すべて甘藷。

 八重山諸島の離島は、特に米ならず電気が来る事や水の供給が、30年位前までは無く、当時の中学生は、学校から帰ると、ランプのガラス拭きをしてから、海に獲物を突きに出かけた。

 そんな生活の中の一大行事で、ご馳走の握り飯が、空の鷹が運んでくれる(お土産)として、子供達を楽しませる親の気持ちは有り難い。

 この慣わしは、現在の生活では、有り得なくなった。

 何も無い時代を、楽しく生きる事、いろんな物を食べてきた事。
海亀・山羊・犬・猫・サメ・うつぼ・(タバコの上の葉を、苦い茶として飲み、下葉はタバコにする。)

日本緑茶より安い、中国茶(ジャスミン茶を、さんぴん茶)として、常飲する。



 腹持ちがいい様に、天ぷらの衣をドーナツぐらい厚くしたり、工夫の山。
石垣島特産コショウヒバーチ(24g) さんぴん茶ティーパック





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最終更新日  2004年10月16日 09時48分14秒
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