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2004年12月07日
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カテゴリ: 沖縄関係
 日本本土では、88歳米寿・99歳白寿ですが、沖縄では88歳を「トーカチ」と言い、昔の民具で米をマス(一合マス・一升マス)にすくい入れたり、マス表面を均す竹を斜めに切った道具を指します。

 97歳の御祝いを「風車(カジマヤー)」と言い、親族や村をあげての長寿の御祝いをし、のりものに乗せ、かざぐるまを持たせ、村中を行列をつくって歩く「大祝事(まぎすうじ)」

    「花ぬ風車(かじまやー)」(大浦節)

1、花ぬ 風車(カジマヤー)や スリ 風(カジ)ちりてぃ 廻(ミグ)る

※、チントゥン テントゥン マンチンタン ウネタリスヌメー ウミカキレー

2、わんや どぅしちりてぃ スリ なまどぅ 廻(ミグ)る

※、チントゥン テントゥン マンチンタン ウネタリスヌメー ウミカキレー

3、垣(カチ)ぬ 葉ぬ露(チユ)や スリ あがいてぃ だまちゅい

※、チントゥン テントゥン マンチンタン ウネタリスヌメー ウミカキレー




 組踊「忠考夫人」の(大川ぬ産子)〔押風ん涼しゃ 風車と共に 押連りてィタ下に遊ぶ嬉しゃ(吹く風は涼しいし、こうしてかざぐるまを回しながら遊ぶのはなんと嬉しいことか)〕

 どちらの組踊でも、赤振袖にかざぐるまをかざして踊り唄う。

 カジマヤー 由来の民話伝説 (沖縄 具志川市)

 大神様は、天を守る神と地を守る神を創った。
天守神は、山原(ヤンバル)の森にある大木の木陰で、オオタニワタリの草の上に座り景色を眺めるのがすきだった。
 大木の落ち葉が堆肥になり、とても良い土が出来ていたので、地守神の断り無く人間を作ってしまった。
 それを知った地守神は怒るが、話し合いの結果「百年間だけ土を貸そう」でまとまり、地守神は大神様に報告した。
 97年目、地守神は「天守神よ、約束の日が来たぞ」と言った。
 天守神は「まだ、97年じゃないか、全部土に帰すのは、人間が可哀相だ。」
 地守神は「うるう年を含めると、丁度百年になる。約束じゃ。」
 天守神は「人間には子供もいる。幼くして死んだ者もいる。97年生きた者はごくわずか、あと3年生きられると思っている者もいる。生まれたばかりの赤ん坊を土に帰すことは出来ない。困った。」

「大神様に約束したのは百年間だが、一人一人に百年間と言う事で、97歳になったら風車を持たせ、子供の格好の赤い着物を着せて、大神様に見せる様に村中を廻らせよう。そうすると、大神様は約束の百年目じゃなく、まだ一歳の赤ん坊とみてくれるはず。」
 こうして人間達は、寿命が尽きるまで土に帰る事無く暮らした。
 めでたしめでたし。
【楽天ブックス】風車祭(カジマヤー) 園田エイサー





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最終更新日  2004年12月07日 16時55分59秒
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